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雪で作ったカクテルは 実らぬ想いの味がする 恋の名残りが凍りつき あたしの吐息が 未練を溶かす 雪のカクテル 飲み干せば 酔って振られて 雪が舞う あたしは 破れた恋の雪だるま 流す涙で 自ら溶ける だからお願い 雪のカクテル もう一杯…
2012.01.27
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刑務所や収容所を舞台とした映画は数多くあるが、それは映画を作る上で刑務所そのものがモチーフになり易い場所であるからだろう。 古い作品では『大脱走』『アルカトラズからの脱出』『ミッドナイト・エクスプレス』などが印象深いが、割と最近の映画では、『グリーンマイル』『ショー シャンクの空に』『シャッター・アイランド』『完全なる報復』『スリーデイズ』等など数え上げたら限がないほどであるが、私的に言えば最高傑作は何と言っ ても1974年に公開された『パピヨン』である。 これは実話を元にして作られており、無実の罪で終身刑となった主人公が脱走不可能と呼ばれる小さな孤島から脱獄に成功するまでの過程を描いた作品であるが、囚人である男同志の熱い友情や固い絆が観る者の心を熱く揺さぶるヒューマンドラマでもある。 陽も射さないような独房で「ゴキブリ」や「ムカデ」さえも食べてしまうシーンでは、脱獄(生きる)の為にはあらゆる行為も惜しまない極限の執念をリアルに 表現しており、そしてまた、いよいよ脱獄を決行する時の場面では、主人公扮するスティーブ・マックイーンが相棒のダスティン・ホフマンに一緒に来るよう何 度も促すのであるが、相棒はその声に全く耳を傾けようとしないのである。 ヤシの実を詰めた袋を絶壁から海へと落とし、押し寄せる波のタイミングを見計らって数十メートル下の海面へと飛び込む主人公。 ヤシの実で作った袋が浮き輪となり、それに掴まる事に成功した主人公が絶壁から自分を見守る相棒に手を振るラストシーンでは、相棒であるダスティン・ホフマンが何度も小さく頷きながら彼を見送る哀愁漂う笑顔が涙を誘うのである。 刑務所から脱走するというのは『リアルプリズン・ブレイク』のように海外だけの話かと思いきや、なんと広島刑務所からいとも簡単に脱走し、13日に逃亡容疑で逮捕された李国林容疑者が世間の話題をさらったばかりである。 この中国人が過去に何度も凶悪事件を犯している事実もあり、そのような男が数日間に渡り広島市民を脅かした事は刑務所内の管理・監視・初動態勢の不備が招いた結果でもあり、日本の治安を守り切れていない警察の防犯に対する姿勢そのものが問われる事件である。 李容疑者の逃走ルートなど脱走した後の行動から察すると、脱獄そのものは計画的犯行ではなく、一か八かの場当たり的な犯行であったようであるが、彼が『怒 羅権(ドラゴン)』のメンバーであり、中国マフィアとの繋がりも背景にある事など、窃盗団のリーダー的存在という立場から察するに、メンバーの一味が脱走 を支援した可能性も捨て切れない。 民家に押し入り、中国に電話を数回かけるなど本国に逃走する手助けを依頼したという情報もあり、広島県警はその割り出しも急いでいるようだ。 事の成り行きによっては、追い詰められた李容疑者が一般市民(特に子ども)を人質に取り籠城すると言う最悪のシナリオも想定出来た訳であるが、幸運にもそれだけは回避出来た事に警察関係者は胸を撫で下ろしているのではないだろうか。 現在の日本にはあらゆる国から外国人が訪れ滞在するようになり、国際色豊かな国になった一方で、外国人による犯罪も急増している。 日本国内の刑務所はおそらく囚人一人ひとりの監視にも手を焼くほど満杯状態になっているのではないだろうか。 今回の脱走劇を海外メディアがどのように扱っているかは知らないが、日本の刑務所は監視が甘いという噂が広まってしまうような事があれば、外国人による犯罪は今後益々増加の一途を辿るという危うい状況が発生する可能性は高い。 領土の狭い国内に新たな刑務所を建てなければ対処出来ない状況も生まれて来るだろうし、広大な敷地を必要とする刑務所の建設場所が見当たらないとするなら ば、いっその事、大昔のような『島流し』でも復活させるか、父島や八丈島といった場所に刑務所を建てるという方法も考慮すべきではないだろうか。 島民から見れば余り有難くない話かも知れないが、刑務所が新たな経済を生む可能性もある訳で、国に貢献するという意味では価値のある方法論と思えるのだが皆さんの考えはどうだろうか…。
2012.01.18
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もし、自分の愛する人物が犯罪者だったとしたら、あなたならどのような行動を取るだろうか。選択肢は大きく分けて4つある。 1.自首するよう促す 2.一緒に逃げる(援助) 3.諦めて別れる 4.心中する これらのどれを選んだとしても間違いではない。 『愛』にはこれと言った形があるものではなく、それらの全ての行動が必然的に『愛する』事へと結び付いているのである。 地下鉄サリンなど一連のオウム裁判は、16年という長い時を経て189人が起訴、その内13人に死刑が宣告され事実上幕を閉じたが、事件の核心部分では依然として謎の部分も多く、その動機に至っては解明されぬままであった。 時の流れは急流の川の如く事件そのものを風化させ、わたしたちの記憶の片隅にも留めようとはしない。置き去りにされた被害者たちの憂いと悲しみだけが時を止め、一歩も動く事はなかったかに見えた。 年明け早々に連日トップニュースで伝えられたのは、平田信(まこと)容疑者の顔顔顔…。日本中の誰もが一度は眼にしたであろう、平田容疑者指名手配のポスターも色褪せて長い年月を物語っていた。 彼の出頭により、記憶の奥深くに眠っていたあの忌まわしい事件が長い時を手繰り寄せ動き始めたのである。 元オウム真理教幹部、平田信容疑者は目黒公証役場事務長であった仮谷清志さん監禁致死事件で、警察庁から特別手配されていた重要人物である。 彼が逮捕された事により、一旦幕を閉じたオウム関連の捜査に再び注目が集まり、新たな事実などが判明すれば事件の全容解明に大きく前進する事もあり得るだろう。 約17年に及ぶその逃亡生活には多くの謎があり、誰もがその一部始終に興味を抱いている。平田一人の力でそれほど長く逃げ切れる訳もなく、当然の事ながら 平田の影に逃亡を手助けした人物の姿が少なからず見え隠れしていたが、先日1月10日、平田の後を追う様に大崎警察署に姿を現したのは、元教団看護師の斎 藤明美(さいとうあけみ)であった。 本名を隠し、吉川祥子(よしかわしょうこ)と言う偽名を使い続け、己自身を偽って半ば世捨て人にも似た生活を平田自身の為に捧げていたのであろう。 「尊敬から芽生えた愛」によって斎藤自身もその呪縛に苦しんでいたに違いない。それにしても偽名で健康保険証などの公的証書が簡単に作成出来てしまうとい うこの国の杜撰な管理には呆れてしまったが、平田容疑者逮捕についても出頭が相手にされず警察官から門前払いを受けるなど、警察署を3件回るという「たら い回し」には開いた口が塞がらない。 台湾人留学生殺害で指名手配されていた張容疑者の自殺についても、手錠の意味を殆ど理解していない署員の行動には疑問が残る。 手錠は犯人逮捕に欠かせないアイテムであるが、犯人の逃走を防ぐ為だけではなく、容疑者の安全確保も含まれているのである。 広島の刑務所では中国人受刑者が脱走し、いまだに手掛かりもなく捕まっていない…。立て続けに続く警察関係者の不祥事に前途多難な2012年が見え隠れしているのだが…。
2012.01.13
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新年のご挨拶がすっかり遅くなってしまい、誠に申し訳ありません。改めまして、皆さま新年明けましておめでとうございます。 1月2日に息子が新潟へ帰った後、父と子の適度な緊張感から解放され、気が緩んでしまった為か風邪を引いてしまい、それが要因となって心不全を起こし数日寝込んでおりました。 正月早々にこのような状況になり、これからの一年もまた昨年と同様に病に悩まされる事は想像が付きます。わたしの心臓病はどんな名医の手に掛ったとしても、そしてまた現代医学の粋を集め、出来る限りの薬を使おうと治るものではありません。 心不全と不整脈がセットとなって襲って来るし、心拍数は安静時でも100を軽く超えてしまうほどに頻脈である。 この状態の時に『サチュレーション(SpO2)血液中に溶解している酸素量』を計ればおそらく95%を切っているだろう。当然ながらこの数値では緊急入院して然るべき治療を行わなければならず、酸素吸入が必要になってくる。 心不全を改善する為に新しく追加された薬『セララ』は、予想以上の効果を発揮してくれたが、これもまたラシックスと同様に諸刃の剣であった。 この『セララ』を使うに当たり主治医は腎臓への負担を考慮して、最低量の25mmを投与し一ヶ月間様子を見る事にした。 そして昨年12月28日の循環器外来にて血液検査をしたところ、BNP(心不全の診断基準値)11月30日の時点で25.8だったのものが、19.9へと大きく改善されていた。 駅の階段を上ってもさほど息切れを感じる事がなかったのは、この薬の効果である事は理解出来たのだが、主治医が懸念していた通り、腎臓への負担が増大していた。 数値を見る前に「セララの量を増やして欲しい」と主治医に頼んでみたのだが、CREAT(クレアチニン)が前回の1.41から1.78へと増え、更にUA(尿酸値)は7.7から10.5に跳ね上がっていた。 BUN(尿素窒素)も23から26へと若干ではあるが増加。心不全は改善し、心臓も楽になり肩で息をする事もなくなって喜んでいたのだが、この腎機能の数値では薬を増やすどころか、減らさなくてはならない…。 然し一つだけ救いだったのは、K(カリウム)が4.1と前回とほぼ同じで正常の範囲に収まっていた事である。更にもう一つ付け加えるとするならば、血圧が人工弁置換術のオペを施した時から殆ど変っておらず正常値であることだった。 セララの量は現状のまま、もう暫く様子を見る事にしたのだが、やはり普段の生活の中で最も注意しなければならないのが食事と水分摂取。 塩分の多い外食は出来るだけ避ける事、水分は一日1リットルまで(夏場は1.5)という内容さえ守って生活してさえいれば、苦しい心不全に悩まされずに済 むのであるが、『収縮性心膜炎』と言う、これまで何度か話して来たこの心臓疾患が進行性であり、完治させる唯一の方法は手術しかないと言う事。 然し3回目の手術には大きなリスクが伴う事や、確実によくなる保障は無いという現実、そして再発する確率も高い事など総合的に判断して、手術はするべきではないという結論に達している。 『収縮性心膜炎』の主な症状が『右心不全』である。つまり常に慢性的に心不全状態だと言う事なのである。 食事をして胃が膨張するだけでも心臓が胃に圧迫されて苦しくなる…。お腹はまるで妊婦さんのように膨れて苦しくて仕方がない。身体中の内臓に水が溜まり浮 腫んで来る。全身に血液が十分に行き渡らないから手足の指先はいつも氷のように冷たく青紫色(チアノーゼ)、まるで死人の指先である。 当然のようにここ一年は普通に便が出たためしがない。つまり腸が浮腫んで動きが悪い事に加えて、安静が必要な為、身体を動かす事が殆ど無くなってしまった。それらが重なって重度の便秘になってしまった事。 そして体重増加という悪循環に陥り、一年で6キロも増えてしまいそれも心臓への負担となっている。一年前の体重に戻したいのだが、1、2キロは許容範囲であるが、それ以上になると腎機能に大きく影響するので止めておいた方が良いと主治医は言う。 マグミットなどの便秘薬は殆ど効果がなく、下剤のラキソベロンを週に2回、30滴ほど使用して漸く排便(殆ど下痢状態)となる。 あちらを立てればこちらが立たずという医療のジレンマに陥っている。こんな病気の父親を子どもたちはどのように思っているのだろうか…。 「ラーメンや蕎麦など麺類を食べる時スープは全部残すんだ…」と息子に話しかけると「そんなの当たり前だろ」と逆に諭すような言葉が返って来た。 それが何とも言えず嬉しくて、子どもなりにわたしの身体の事を案じているんだなぁと、眼に見えぬ温かい『絆』を感じ取っているわたしであった。
2012.01.07
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