ハーブのある庭

ハーブのある庭

2006/01/15
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カテゴリ: 療法士への道!
今日は予告通り、数回に分けて2006年1月15日に京都で行なわれた、園芸福祉活動実践事例発表会のレポートをしたいと思います!


以前、このブログでも園芸・作業療法の事例として オリジナルクリスマスツリーとフォトフレーム作りを取り上げ 、療法と趣味の差について述べました。
要するに、このような事例を聞きに行ったわけです。


さて、園芸の活動の仕方は色々とあると思います。
農業、園芸作業、園芸福祉、園芸療法など複数。


園芸作業というのが、いわゆるガーデニングですね。
前回の話題でも書きましたが、植物を育てる人は基本的には、 「花が見たい、収穫をしたいという気持ち・目的」 でガーデニングをすることでしょう。

完全に私的な理由で、個人レベルで楽しむものです。


一方、園芸療法は作業療法と同じように 「植物を育てるという作業によって、身体、精神、知能、社会的に良い状態を求めたり、損なわれた機能を回復することを目指すもの」 です。

植物を上手に育てたり、収穫したりすることを目標にしていないところがポイント です!
結果的に植物を育てるという点が一緒ですが、上記の趣味的なガーデニングとは、特にリハビリ的な要素の差など目的が全然違うんですね。

リハビリ的な理由で、複数の人数で活動するものです。


そして、今回の園芸福祉はガーデニングと園芸療法の中間‥‥‥と言えばいいのだろうか??
これも目的が他の2つとは少し違うのです。

「園芸を通じて、人々の幸福度を上げること」 というものですね。
私的というより社会的な活動で、目的は 楽しい余暇活動、地域の活性化という側面が強い です。


つまり園芸療法の方が、園芸福祉より医学的で、それ故に専門性がより強いものなのです。


ちょっとややこしいかもしれませんが‥
植物を植えたり、それを収穫・活用したりと、園芸療法と福祉の基本的な活動はほぼ一緒です。
園芸をするんですから、当たり前ですね(笑)


理由もお年寄りの場合なら、生きがい作りや健康維持、盛んな交流の確保などの点は一緒ですから。

対象は療法も福祉も、各種の障害を持っている人、また何の問題のない一般市民も含んでいますし、ここは個別に解説しないと難しいです‥


まあ、 目的に「治療」の色合いが強いのが園芸療法、「楽しさ」の色合いが強いのが園芸福祉、「楽しさ」が圧倒的に一番なのが園芸作業だと思ってください (^_^;)


ちょっと解説には時間がかかるので、第一回はこの辺で~
明日は完全オフなので、のんびりと勉強でもしてます☆


作業療法については、詳しくは こちら をお読みください。
あと、前日の日記は追記もしているので、一度読んだ方もぜひもう一度ご覧ください☆





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最終更新日  2006/01/15 09:59:48 PM
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