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私の過去猫達(くろ、しろ、りむ)は、みんな飼い主孝行な死に方をしてくれました。どの仔も私に、もしもの時を覚悟する充分な時間をくれて、しっかりと看取らせてくれたのです。そしてくっきーはその中でも一番沢山の時間をくれました。重度な糖尿病と宣告され、失明しながらも1年7ヶ月頑張ってくれていたくっきーですが、6日の午前2時半に息をひきとりました。底なしのようだった食欲が急になくなってからは、あっという間に力つきてしまったくっきーの最期の3日間の様子はくっきーのページに、UPしました。食欲があって動ける間は、いろいろしてあげる事もありましたけど、最後はもう、なでたり、話しかけたりする以外、何もありません。最後にしてあげたことは、棺作りでした。眠っているように見えるベッドのようなのがいいなと思ったのです。死に行くくっきーの傍らでミシンを踏んでいる私は非情な飼い主かもしれないと思いながら・・・。亡くなった時には棺は仕上がっていましたから、安らかに見えるよう、硬直するまえに、その中に寝かせました。朝になったら花を買いに行こうと思いながら・・・。6日の晩御飯は御通夜と称して、くっきーのなきがらを側において家族みんなが集まりました。くっきー16年間、本当にありがとう。やすらかにおやすみにゃさい。
2008年10月09日
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前方に白くて大きな鳥居が見えてきました。出雲大社には一から四までそれぞれ材質の違う鳥居があって、これが一番大きい一の鳥居で高さは23m、柱の周囲が6mで上の真ん中にある額は畳6畳分の大きさがあるんだという説明を聞きながらバスは鳥居をくぐりました。鳥居はだいたい朱塗りと思いきや、これは真っ白な鉄筋コンクリート製だそうで。歩きならこの道をまっすぐ行くと参道入り口に木製の二の鳥居があって、鉄製の三の鳥居、銅製の四の鳥居と本堂近くまで一直線につながってあるようですが、観光バスは二の鳥居前で左折し駐車場へと向かいました。昼時間が過ぎているのでまずは昼食をすませ、その後本ツアーのメインイベントとも言える出雲大社での団体祈祷です。現地のガイドさんの説明を聞きながら、さざれ石と稲佐の浜の神迎え神事の様子が彫られたものがあるあたりから入ると、見えてきたのがかの有名な大きな大きなしめ縄です。テレビなどで見ていた時は、あれが本堂だと思っていたんですが神楽殿だったんですね。長さ13m 重さ4.4tで出雲大社のは一般の神社とは反対向きになっているんですってね。ご祈祷はこの神楽殿でしていただくようで、団体祈祷予約時間に合わせて昇殿です。旅行の前に調べ、出雲大社昇殿参拝の服装についてなど、ドレスコードが気にかかっていたのですが、ツアー会社からその点についての前もっての注意事項はありませんでした。それでも、ちょっとは気にして、昨日よりはすそ丈が長いスラックスを履いて、帽子はバスの中に置いてきました。すると、昇殿まえに清掛(きよかけ)と名のついた鉢巻かしらと思うような白い布に文字が書かれたものを渡されました。これを首に掛けることで正装の代わりになるんだそうです。(ここいらへんから撮影禁止なので写真写していませんでした。)おまけに正座を想像する祈祷を受ける席には椅子が並び、にゃんとも楽チンでありがたいこと。太鼓の音とともにご祈祷があり、そのあと巫女さんの舞まで拝見させていただきました。その後、列に並んで順番にご神酒も賜り、あとで肌守りという小さなお守りも戴きました。団体祈祷とは言え、結構フルコースな感じがして、久しぶりに厳かな気分になれました。ご神酒を戴いた記念品として持ち帰れる素焼きの皿(直径6cm)&肌守りこのあと、祈祷を受けたものだけが本殿前まで行かれるということで、本殿にも参りました。神様は本殿向かって右奥にこちらから見て左側を向いて座っていらっしゃるんだそうですが、何故正面を向いていないかは??みたいですね。一般の神社では二礼二拍手一礼ですが、出雲大社は二礼四拍手一礼で拍手は4回です。本殿前にある赤茶色の丸は平成12年に境内の地下から遺跡が出土したそうですが、それは鎌倉時代の出雲大社本殿を支えていた柱と検証され、その大きさと形を表しているそうです。出土した遺跡は島根県立古代歴史博物館で公開展示されているそうです。それを立体的な大きさで再現したものもありました。出雲大社は平成20年から60年ぶりの大遷宮が始まっていて、すべて終了するのは28年の3月だそうなので、まだ、あちこち工事中でした。去年二月に式年遷宮のあった伊勢神宮に参ったことを思いだしますが、伊勢神宮は20年ごとだけど出雲大社は60年に一度なんですね。しかも建物すべてを建て替えるわけではなく、本殿も屋根を葺き換えるだけだそうです。こちらは神楽殿よりはサイズダウンのしめ縄(長さ6.5m 重さ1t)がある拝殿で、去年高円宮家と出雲大社の神職の方とのご婚礼があったところ。ここも隣に仮拝殿がありました。拝殿に参る手前にある銅製の四の鳥居も只今修理中でカバーされてました。神馬神牛像馬は撫でれば子宝に恵まれるとかで顔だけピカピカにゃ、大黒様には兎がつきものですから、出雲大社にはあちこちに合計36羽のウサギがいるとどこかに書いてあったけど、この大黒様をうっとりと見上げているうさぎちゃん1羽にしか出会えませんでした。こちらは若めでイケメンの大黒様松並木が美しい参道に鉄製の三の鳥居があり海が見える木製の二の鳥居へと続きます。私達は駐車場に近い入口から入って、松の参道は帰りだけ歩いたのですが、本来ならこちら側から二の鳥居をくぐって、この吸い込まれるような下り参道から、松の参道を通って行くのが本来の参拝順路のようです。出雲大社がメインのツアーですから、ここでは3時間の時間枠が設けられています。あと1時間は神門通りを散策しまっす。※出雲大社公式HPhttp://www.izumooyashiro.or.jp/※出雲観光ガイドHPhttp://www.izumo-kankou.gr.jp/※平成の大遷宮についてhttp://www.kankou-shimane.com/sengu/index.html
2015年07月08日
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7日からまた、アメリカ人の姉が来ていて、連日、宴会が続いているのですが11日には台湾から義兄もきて、12日は4人でいつもの温泉一泊に行ってきました。今回は昨年10月に夫の兄弟会でみんなに好評だったはなまるの宿にしました。名古屋から名鉄線で1時間(車窓からはまだ桜満開なところが沢山みられました)ほど行った内海というところにある粛 海風という旅館です。この旅館はホームページのTOPでも画像が表示されますが、屋上に露天風呂を作った旅館としてはさきがけだそうでいくつもあるお風呂がみな素晴らしい露天風呂です。前回入り損ねたお風呂にもしっかりと入ってきましたが、今回はびっくりする情報がありました。ここのオーナーは同じ知多半島の内海エリアに純和風の旅館を2つと完璧洋風のプルメリアというホテルを経営しているのですが、ホテルにはエステルームなどというのがありますから、ここのホテルもてっきりそれだと思っていたら、なんとここは最新技術の美容整形も行っているというのです。前に来たときはそんな話は一切耳にしなかったのですが、今回は食事の時に部屋に見えた女将代理という方と年齢の話になって、彼女があまりにも若いのでびっくり仰天したら、いともあっさりとあちこち整形手術をしていると話してくれて、「実はここは整形旅館でもある」というので更にびっくりでした。テレビや雑誌でも紹介された事があるようで、ホテルの方で手術をして温泉に泊まって帰るお客さんが沢山いるんだそうです。勿論芸能人もいらっしゃるようです。「昨日は御夫婦で整形された方がお泊りでした」などともおっしゃってました。「今度は女だけでそっちの目的でこようか」などと姉と話ながら、帰ってきました。※ホテルプルメリアHPhttp://h-plumeria.com/top.html
2006年04月12日
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11月7日の朝8時前、くりくりが突然天国に逝ってしまいました。まだ5歳になったばっかりで、今まで具合が悪くなったことなど一度もなかったというのに。死ぬ直前まで、普段と変わらず元気だったのです。その朝、普通にご飯を食べた後、天井をはう蜘蛛を見つけたくりくりは、その動きを目で追っていました。捕まえられるところまで蜘蛛が近づくと手でちょっと押さえるようなしぐさをしても、すぐ離すので蜘蛛がまた何事もなかったかのように移動を続けていく様子を私も面白がって少し見ていました。そのうちきっと蜘蛛は、どこかのすきまに逃げ込んでしまったんだろうと思うのですが、しばらくするとまた、くりくりは最初に蜘蛛を見つけた位置から天井を見上げていました。その時、手を伸ばせばくりくりに届くくらいの場所にいた私が「くりちゃん、蜘蛛さんはもうそこにはいないと思うよ」と声をかけたのが、どう考えても5分くらい前のことでした。その後、その場所にいながら、後ろ向きでなにかしていた(思い出せない)私はドサッという音で驚いて振り向くとすぐそばの高さ50cmほどのテーブルから落ちたらしいくりくりがおかしな格好で床に伸びていたのです。足を踏み外したのかと思って「くりちゃんどうしたの?」と言いつつ抱き上げようと思ったものの、その姿が尋常ではないことを認めないわけには行きませんでした。真っ黒な目を大きく見開いているように見えても、それはすでに瞳孔が開いていたのだと思います。抱き上げるべきか、動かさないほうがいいのか迷う間もなく今まで聞いたことのないような叫び声を発して完全に事切れてしまったことを知り、何がなにやらわからないながら、「くりちゃん!死んじゃだめーっ!」と叫んでいました。抱き上げてただただオロオロするばかり、もう獣医さんに駆け込んでも無駄なのは過去4匹の愛猫を看取っているので、はっきりわかりました。朝風呂に入っていた夫に「くりが死んじゃった」と言いに行くのが精一杯でした。朝ご飯をあげたのは夫ですから、元気に食べて、自分がお風呂に入る前まで普通に遊んでいたのを知っているだけに、突然の死を信じられないのは私以上だったかもしれません。8時過ぎ、夫が娘に電話でくりくりの訃報を伝えました。昨夜、娘たちは我が家で食事をしているので、くりくりの元気な様子を10時間前くらいに見ているので、これまた信じられなかったと思います。私がすぐそばにいながら見ていなった5分間にくりくりがどんなふうだったのか考えても、本当のことはわからないのですが、突然、心臓麻痺に襲われたと考えるくらいしかありません。きっと、突然具合が悪くなって、私に助けを求めるようにテーブルの上を歩いてきて淵から落ちたのではないでしょうか。ただただ悲しくて、徐々に冷たくなって行くくりくりを抱きながら泣いたこと以外、この日1日、私がしたことと言ったら、くりくりの棺つくりだけでした。これまでの四匹のように心の準備ができる死に方ではなかったのでショックが大きくて、こんなに泣いたのは何年ぶりでしょうか。何もする気になれなくて食事もできず、くりくりのそばで横になっているしかありませんでした。すぐに火葬にする気にもなれず、三晩亡骸と添い寝して、ようやく本日回向院に行ってきました。(涼しくなったとはいえ、保冷剤を使っても3日が限界でした。)残された2匹の猫も様子がおかしいことを察したらしく、くりくりの亡骸がある間はいつもとは違って遠巻きに離れてじっと見ていて、私のひざに乗ることもありませんでした。インターネットで調べたら、猫の突然死につらい思いをしたお話がいくつもアップされていました。私もようやく、ブログに書くことができました。悲しみ続けていても、くりくりが帰ってくるわけではありません。今はあきらめがついて、普段どおりの毎日です。甘えん坊のみみおが、また、膝に乗ってくるようになりました。
2012年11月10日
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清澄庭園は清澄通り沿いにありますが、その通りをはさんで、反対側に江戸資料館があります。清澄庭園とセットで是非一度、お出かけ下さい。規模は小さいのですが、江戸時代の深川界隈を再現した町並みの中を散歩して、ちょっとしたタイムスリップ気分を味わえます。300円払って、入場すると、浮世絵のような人物画が描かれたアクリルボードが沢山立っていて、そこをぬけると、江戸の町が出現します。屋根の上の猫が「にゃ~っ」と鳴いて出迎えてくれます。(人の気配で鳴くセンサーがついているそうです)やおやさんや船宿やいくつかの民家は、入って中をのぞけます。掘割に船が浮かび、火の見櫓や江戸時代のファーストフードの屋台もあり、今はまだ桜が咲いていました。(勿論作り物ですが)そうそう、資料館を出たところで一心不乱に地面を見つめ続けていた白黒さんに出会いました。どうやら、小さい虫に心を奪われているようでした。いつものように、勝手に深ちゃんと銘々して、写真を写させてもらいました。資料館を出てから深川江戸資料館がある通り(資料館通り)をブラブラすると、ちょっとした江戸時代気分を延長できるお店が並んでいますよ。まずは江戸時代気分を味わえるHPへ行ってみませんか?※深川江戸資料館HPhttps://www.kcf.or.jp/fukagawa/
2004年04月22日
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きのう、猫の絵専門のギャラリー「ギャルリ カプリス」で先週から始まっている小沢良吉先生の作品展に行ってきました。少し前、作品の展示の真っ最中におじゃましたことがあるのですが、すでにその時点で売約済みマークつきの作品がありました。最近の先生は花の絵を多く描いていらっしゃるようで、猫専門のギャラリーですが、今回は猫と花の絵の両方が展示されていました。手ごろな値段の小作品が沢山ありましたが、ずっと昔から小沢先生の描かれるセクシーなフランス女性のような猫の絵に惹かれていたので、今回、私が一番気にいったのは、花の冠をかぶったような猫の小さい作品です。実を言うと、これが気に入った理由はもうひとつあります。猫と花が1枚の絵の中に描かれているからなのです。一粒で二度美味しいってヤツですね。にゃはは作品展が終了したら、送られてきますので、猫の絵ギャラリーにアップしたいと思います。また、この日は、絵を見たあとにギャラリーの近所のお店で美味しいディナーをいただきました。恵比寿界隈にいらした時には是非お勧めのお店です。ご興味おありの方、詳しくはこちらをご覧下さいませ。
2006年05月19日
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