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2009.09.13
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カテゴリ: ★★★☆☆な本




<感想> ★★★☆☆

道尾秀介さんは初めて読みますが、すでに直木賞にもノミネートさ

れている若手の実力派です。 


さて、他の作品やあらすじから本書はミステリーであることがうかが

えます。 冒頭、友達の首吊り死体を発見するの主人公は小学生。 

三歳になる妹と友人の死の真相に迫るという筋立てからレトリック

を用いた探偵ごっこ(実は友人は自殺していないという結末)的な

作品だと予想しました。 しかし徐々に友人の死は確定的なものに



るはずだ・・・という想いで読み進めていくと三歳の設定の妹に違和

感を覚えます。 自分の子供が三歳の頃って・・・??



結論から言うならいくつかのレトリックを用いていますが、昨今ブームの

それとは異なります。 正直言ってストーリーより読者のミスリードを誘

うことを優先したり、無理な「整合」を提示するスタイルのミステリーに

飽きあきしていたので、この着地は納得できるし小説としてのレベル

はそれらを凌駕しているといっても過言ではありません。 ただ、前段

でも申し上げましたが、この展開は読後感の悪さだけが印象に残って

しまいます。 もちろんそれは著者の狙いなんだけど・・・・・・・。

ちょっと複雑な作品でした。







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最終更新日  2009.09.13 18:53:34
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