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久恒啓一

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京新聞の「本音のコラム」の9月21日号で、法政大学の山口二郎教授が「日本版マッカーシズム」という小論を書いている。

「今、日本のマッカーシーたちが政府や報道機関を占拠し、権力に対する批判を封殺しようとしている」として、アメリカのマッカーシズムを止めたCBS所属のエド・マローというジャーナリストの戦いを描いた「グッドナイト&グッドラック」という映画を推薦していたので借りて観た。



マローの最初と最後のジャーナリズムに対する警告は今でも生きている。視聴率の高い娯楽番組に対する、報道番組の価値を述べた、心を打つ演説だった。
「学者もジャーナリストも、言論に関わる者がみな、エド・マーローの仕事をしなければならない」と山口は語っている。その通りだと思う。
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“放送の良心”としてアメリカ国民に愛された、エド・マローの生き様を描いた本格社会派ドラマ。“マッカーシー”批判と呼ばれる歴史的事件を背景に、時の権力者に立ち向かった男たちの真実の物語。

1953年のアメリカは、共産党主義者を弾圧する“赤狩り”の嵐が吹き荒れていた。大手TV局に勤めるエド・マロー(デヴィッド・ストラザーン)や同僚たちにも疑いの目は向けられ、自由な報道すらままならない状況下に置かれていたが、ジャーナリストとしてあるべき姿を追い求めるマローらは、真実を報道することを決意する。

「信念を貫いたマローも、視聴率一辺倒へと傾く趨勢には勝てなかった。その産物としての虚構に満ち弛緩した現在の画面。これは、表現の仕事に全人格を懸けて挑んだ者たちの緊迫感を肌で感じ、その精神を“仰ぎ見る”作品だ。」




日本・中国・台湾・韓国の歴史教科書。
テーマは、南京大虐殺。毒ガス・細菌戦・生体実験。従軍慰安婦。東京裁判。




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Last updated  2014/09/24 06:08:44 AM
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