なにかな~
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「何のために勉強するの?」と高校1年の娘に尋ねてみたら案の定「大学に行くため」と答える。「それだけなの?じゃ、大学に入ったら就職するため?就職したら勉強はもうしないの?」と返したら考え込んでしまった。以前何かの調査で見たのだが、日本の高校生、大学生は世界でもかなり勉強時間が少ない部類に入るそうだ。勉強の目的が「大学に入るため」だけだったら、小子化の現在そんなに苦労して勉強することはないのかもしれない。ここ数年を考えても明らかに高校生の学力レベルは下がっているのに、逆に大学進学率(本校の場合)は上がっていたりする。正直、大学の先生の苦労が偲ばれる。「難しいことをやってもついてこないからね」そりゃそうでしょ、勉強する目的はもう果たしてしまったんだから。ただしこれは日本だけの話である。外国ではどうか。おそらくそうではないだろう。日本の教育が今までやってきた、「基本的学力がある粒の揃った労働力を供給する」というのではもううまくいかなくなってきたのかもしれない。粒の揃った労働力は現在そんなにたくさん必要ではなくなっているという現実もある。ではどうすればよいのか。やはり教育内容を変えるしかない。しかし教育内容を変えても教えられる教員がいないという壁に突き当たる。あまり考えたくないのだが、教職の現場でも正職員の数を減らし、その分専門的能力が高い臨時職員を増やすというのが必要かもしれない。どんなに学習指導要領をいじっても現場ではうまくいかないはずだから。「大学に進学するために勉強する」というのから「勉強が面白いから勉強する」というのに変わって欲しいと切に思う。
2003年11月06日
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