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沖縄の沖合、水深200mを越える場所から、バラハナダイ、イッテンサクラダイ、ハタタテヒメ、スミツキハナダイsp.などを採集~♪バラハナダイ(Odontanthias katayamai)。水深200mを越えるとバラハナダイが大量に採集されました。もちろん場所によりますが…。ただ、そのすべてがあまり膨らんでおらず、鰾が破裂したと思われました(汗)。さらに良くないことに脱腸をきたしている個体も多く見られました。また水温変化(およそ10℃の変化)によるダメージもあるだろうと思われました。こちらはイッテンサクラダイ(Odontanthias unimaculatus)。バラハナダイに混じって採集された個体。深海ではないけれど、水深100-200mより、マダラハナダイ、ミヤコベラ、スジキツネベラ、トラギスの仲間などを採集。マダラハナダイ(Odontanthias borbonius)。水深100-200mになるとバラハナダイは採集されず、もっぱらマダラハナダイばかり。かなり多く生息しているような印象です。こちらはミヤコベラ(Choerodon robustus)。初めて見る深場の珍しいベラでした。生かすための深海魚の採集方法、生かす深海魚の選別、採集後の処置など、これらはホムラspが当初より欲していた知識、技術でありました。ちょっとだけ勉強になったかもしれませんね。感謝~♪
2014年01月12日
2013年は和歌山の紀北で磯採集を行うことが多く、紀南や沖縄での磯採集の頻度は少なめでした。紀北ではトビイトギンポの採集が印象に残りました。この魚の同定に関しましてたくさんの方にお世話になりました。さらにオオカズナギとの鑑別についての知見も御教授いただき、誠に感謝いたしております。あと印象に残ったことと言えば、沖縄でのクレナイヒメホンヤドカリの発見。今まで探していたけれど見つからず、ついに発見。実はこのときこの発見だけですでに満足し、沖縄まで来た甲斐があったと思ったものです。現在2014年の磯採集の目標を考え中~♪
2014年01月11日
2013年9月下旬の採集の記録です。トビギンポさんかと思いましたが、エソ科の仲間のお魚さんでした。ちょっと残念。オキフエダイ(Lutjanus rivulatus)さんです。コトヒキ(Terapon jarbua)さん。クロサギ(Gerres equulus)さん。カマス科の仲間のお魚さんだと思うのですが…。ニジギンポ(Petroscirtes breviceps)さん。コガシラベラ(Thalassoma amblycephalum)さん。ほかにもいろいろと…。タイドプールで採集をしていると、採集家の方が話しかけてこられました。情報交換をいろいろと…。勉強になりました。今回大したものは取れていません。でもこのような普段見かけるお魚さんが、いつものようにいることが大切。これらのお魚さんがいなくなることを考えるとぞっとします。おわり。
2013年11月10日
串本のタイドプール~♪今年はほとんど(串本に)行かなかったので、とても新鮮。いいねぇ~。ちょっと淀んでいます。台風の影響かな…。タイドプールにいたヤハズハゼ(Bathygobius cyclopterus)さん。最近、いろいろあってハゼさんを意識して観察するようになりました♪とても奥が深そうです。コノハミドリガイ(Elysia ornata)さん。アオヒゲヒラホンヤドカリ(Pagurus decimbranchiae)さん。串本に来たって感じがしていいですね♪ソデカラッパ(Calappa hepatica)さんですね。沖縄ではたくさん見つかるけれど、串本では意識して探さないと見つからないような…?つづく。~~~~~保存したと思っていた勉強会用の資料を消去してしまい、リカバリーソフトで途中保存した資料を何とか復活。最終の作成資料は保存していないので、もう一度作成しなくては…(汗)。
2013年11月05日
2013年9月下旬に串本へ磯採集に出かけました♪阪和自動車道の紀ノ川サービスエリアからの眺望。ここでドリンクを購入しました。そして串本へ直行して宿泊。翌朝の日の出。朝食を済ませ、ホテルの庭を散歩。橋杭岩が見えます。そしてとある磯へ…。台風のあとでしたが、見渡してみると人がちらほらと…。みんな磯採集が目的ですね。(いや違うか(笑)。)つづく。
2013年11月02日
2013年9月の和歌山の磯採集の記録の続きです。潮溜りです。丁寧に観察するとキリがないです。今回採集した生物です。コトヒキ(Terapon jarbua)さんの稚魚です。和歌山県立自然博物館の揖学芸員さまに教えていただきました。ありがとうございました。テンジクスズメダイ(Abudefduf bengalensis)さん。メバルさん。シロメバルさんでいいのかな???よくわからないです。これからは両眼の間の斑紋も確認しておこうと思いました。ナベカ(Omobranchus elegans)さん。イボトゲガニ(Hapalogaster dentata)さん。カニさん。(ヨツハモガニさん???)この仲間の区別はいつも悩みます。イソスジエビ(Palaemon pacificus)さん。キリオレ(Viriola tricincta)さん。キセルガイ同様、左巻きの巻貝です。この巻貝の同定において、揖学芸員さま、松野学芸員さまにお世話になりました。ありがとうございました。潮が満ちてきました。磯採集は終わり~。
2013年10月15日
2013年9月の磯採集の記録です。よく行く紀北の磯です。たくさんのヤドカリさんたち~。写真ではわかりませんが、ホンヤドカリ(Pagurus filholi)さんだったはず…?でもちょっと自信なし(汗)。ミヤコウミウシ(Dendrodoris denisoni)さん。ゴンズイ(Plotosus japonicus)さんの幼魚の群れ。ミナミゴンズイさんは沖縄にしかいないようなので、ゴンズイさんでいいのでしょうね。つづく。~~~~~磯採集の記録がずいぶんとたまってしまいました(汗)。ボチボチ書いていこうと思います。
2013年10月14日
水深200mを越える深さから採集されたお魚さんたちです。大量に採集されるバラハナダイ(Odontanthias katayamai)さんたち~♪やっぱり美しい~。この色彩に魅せられてしまいました。そしてイッテンサクラダイ(Odontanthias unimaculatus)さん~♪そのほかのお魚さんたち~♪減圧症を患ったお魚さんばかりです。一番最後のイズハナダイ属(Plectranthias)のお魚さんなんかは眼がとび出てしまっています(汗)。でも眼がとび出ている、体が膨らんでいるというのはまだ鰾がruptureしていないということなのでは…。Ruptureしてairがleakすると膨らみが軽減されてしまうんじゃないかな…。(最初のバラハナダイさんたちのように…。)そんな風に思ったりも…。まぁ魚種や採集水深、採集方法などにもよると思いますが。帰りの那覇空港です。ANA便を利用しました。そして機内食~♪おわり。~~~~~海水生体を飼育しているホムラspが気をつけなければいけないMycobacterium marinumの感染。手指に傷があるときには要注意です。実はちょっと前に手指に傷を負ってしまいました。そういやその前にも…(汗)。このM. marinumは熱に弱く、37℃ではほとんど発育できず、42℃では発育しなくなります。それで治療法のひとつとして、局所の温熱療法が有効と報告されています。ちなみに同じ抗酸菌であるM. tuberculosisは喀痰内において100℃で5分以上も耐えられるようです。5分未満の熱湯による殺菌では効果がないのかもしれませんね。参考図書:皮膚抗酸菌症テキスト(金原出版)
2013年09月25日
船で目的地まで…。いつものことながら気持ちがいいです♪以前にも掲載したことがあるのですが、この日の海は途中からべた凪~。美しい海です。船の上からしばらくの間眺めていました。いや、正確には水面近くを漂っているプランクトンをずっと観察していたと言うべきか…。ものすご~く大量のプランクトンがいました。波があるとわからないですね。ちなみにここ水深220mです。そんな場所から採集された底もののお魚さんたち。ハタタテヒメ(Aulopus sp.)さんです。現在飼育中です。でも今思うとこの陽射しはよくなかったです。ほかにも…。状態いいですね。でも飼育対象ではありませんが…。バラハナダイなどの採集へとつづく。
2013年09月20日
少しだけ船で場所を移動して、河口近くの海へ…。もちろん淀んでいます。透明度がよくないです。写真には写っていませんが、イトマンクロユリハゼさんらしきお魚さんがちらほら…。たぶんハナミノカサゴ(Pterois volitans)さん。マダラヨコバサミ(Clibanarius humilis)さん。宿貝から出てしまいました。ごめんよ~。キンセンイシモチ(Apogon properuptus)さんとヤライイシモチ(Cheilodipterus quinquelineatus)さんたち。採集こそしたものの、お持ち帰りしたお魚さんはいませんでした。翌日の深海魚採集へとつづく。
2013年09月08日
クアイカ型のアオリイカ(Sepioteuthis“lessoniana”C)の卵鞘。1つの卵嚢内に2個の卵が入っています。比較的よく見かけます。コイボウミウシ(Phyllidiella pustulosa)さん。ボネリムシさんの仲間コウキケヤリの上にビローンと伸びている生物のこと。ヒバシヨウジ(Doryrhamphus excisus excisus)さん。サンゴヤドカリ属(Calcinus)のヤドカリさん。おそらくはクリイロサンゴヤドカリさん、もしくはセグロサンゴヤドカリさんでしょう。このあと場所を移動~。つづく。
2013年09月04日
プカプカ浮かんでお魚さんを観察。フエヤッコダイ(Forcipiger flavissimus)さんかな。メガネゴンべ(Paracirrhites arcatus)さん。たぶんワヌケトラギス(Parapercis millepunctata)さん。ヨツメトラギスさんのメスとの鑑別に悩みましたが。尾鰭に黒い斑点あり。たぶんアイゴ科(Siganidae)のお魚さんの幼魚の群れ。こちらも群れで…。何かを食べていますね。クマノミ(Amphiprion clarkii)さん。こんな感じ。いろいろいますが、いつもよく見るメンバーです。つづく。~~~~~トリートメント水槽が飼育水槽になってしまいました。次回の磯採集までに新たなトリートメント水槽を立ち上げておかなくては…。
2013年09月02日
サンゴを眺めてプカプカと浮かんでいたホムラspです。こんな感じ。この穴の中にはゼブラウツボ(Gymnomuraena zebra)さんがいたはずなんですが…。隠れてしまいました。ゼブラウツボさんって、いつ見ても巨大なイモムシに見えてしまいます(汗)。こちらのお魚さん、気付かずに踏んでしまいそうになりました。見事な擬態です。胸鰭18軟条。二ライカサゴ(Scorpaenopsis diabolus)さんかな。つづく。
2013年08月31日
沖縄磯採集旅行の記録です。いつものように関西国際空港より出発~♪機内からの眺望。その後那覇空港へ到着。そしてレンタカーを借りて目的地へ。さらに船に乗って…。到着。ではシュノーケリング開始です。つづく。~~~~~秋の学会シーズンです。今年はどうしようかな。余裕ができれば行きたいんだけれど…。
2013年08月29日
クレナイヒメホンヤドカリ(Pagurixus ruber)さん。以前にも掲載したことがあります。たくさんいるのでしょうが、今までなかなか見つからず、今回初めての採集となりました。Retrospectiveにこのヤドカリさんの宿貝を見ると、確かに生息場所の見当がつくなぁ~と思ったりもします。他に採集した小型のヤドカリさんたち。今後ヤドカリさんの採集のために再びここに来ても良さそう~♪そんな風に思ったりもしました。ほかにはアカホシカニダマシ(Neopetrolisthes maculatus)さんとイソギンチャクエビ(Periclimenes brevicarpalis)さん。コウイカ科(Sepiidae)の仲間。コブシメ(Sepia latimanus)さんの稚イカかな?波打ち際の海藻をタモですくっていたら入っていました。この後リリースしました。翌日の那覇空港。最終的にお持ち帰りしたのはヤドカリさん3匹のみでしたが、今回新たな発見があり、今後の磯採集に役立つ情報が得られました。おわり。
2013年07月29日
今回採集した海水魚の一部です。とはいうもののホムラspがお持ち帰りしたお魚さんはいませんが。ツユベラ(Coris gaimard)さんの幼魚。ツマジロオコゼ(Ablabys taenianotus)さん。サヨリ科(Hemiramphidae)のお魚さん。撮影しているうちにかなり弱ってしまいました(汗)。個人的にはこのお魚さんが一番興味ありかな。オスのカクレイシモチ(Apogon fraxineus)さん。口内保育を行っていましたが、稚魚を放出してしまいました。ごめんよ~。サヨリ科(Hemiramphidae)のお魚さんの次に興味があるのがこのお魚さんかもしれません。カクレイシモチさんの撮影を行っていると、神奈川県から来られた採集家の方が話しかけてこられました。そしていろいろと情報交換~♪こういうのは勉強になり、また役立つことが多いです。つづく。
2013年07月27日
ミスジリュウキュウスズメダイ(Dascyllus aruanus)さんたち。アジ科(Carangidae)のお魚さん。興味津々にホムラspの周りを泳いでいました。チョウチョウウオさんたち。トゲ、アケボノ、セグロ。数は少なめでした。ホンソメワケベラ(Labroides dimidiatus)さんかな?それともニセクロスジギンポさん?以前にも掲載したハナミノカサゴ(Pterosis volitans)さん。岩陰のハリセンボン(Diodon holocanthus)さん。とてもたくさんいたクモウツボ(Echidna nebulosa)さん。ジュズタマイソギンチャク(Heteractis aurora)に共生するクマノミ(Amphiprion clarkii)さん。つづく。
2013年07月26日
今回の場所でのシュノーケリングは初めて…。コナユキツバメガイ(Chelidonura amoena)さん。シャコガイさん。シャゴウ(Hippopus hippopus)だと思います。ハタゴイソギンチャク(Stichodactyla gigantea)さん。カクレクマノミ(Amphiprion ocellaris)さんたちの共生が見られました。イソギンチャクモドキ科(Discosomatidae)の仲間。イトイソギンチャクモドキ(Discosoma howesii)でいいのかな?つづく。~~~~~なんだかカラフルさに欠ける…。そんなシュノーケリングでしたが、新たな発見もあり、かなり楽しむことができました。
2013年07月24日
今回たくさん見られたチャツボボヤ(Didemnum molle)さん。このウニさんを見たのは2回目。Bohadschiaの仲間のナマコさん。チズナマコさん、フタスジナマコさん、それとも…?ゴマフヒトデ(Linckia multifora)さん。マンジュウヒトデ(Culcita novaeguineae)さんと共生するヒトデヤドリエビ(Periclimenes soror)さん。つづく。
2013年07月23日
今回出会った海の危険生物です。イラモ(Stephanoscyphus racemosus)です。写真中央付近に薄緑色の結節状のものが点在するモコモコとした固着物があります。これがイラモです。拡大した写真はこちら。波打った花弁のような…。そんな感じです。イラモはエフィラクラゲ科の仲間。強い刺胞毒を持ちます。決して触れないように注意が必要です。以前に手袋をしていても刺された経験があります。しかしながら今回、この薄緑色がちょっと美しいと思ってしまったのも事実かな…。ほかにはハタゴイソギンチャク(Stichodactyla gigantea)。刺胞毒にやられないためにも触れないように注意が必要です。魚ではハナミノカサゴ(Pterosis volitans)。鰭の棘の毒に注意が必要です。以上です。今回危険生物との出会いは少なかったです。つづく。
2013年07月12日
関西国際空港から夜の便にて那覇へ出発。翌日宿泊先のホテルから見た景観。曇っていました。また予報では波も高いようでした。よって予定していた深海魚採集は中止となりました。その後波のほとんどないイノーへ行って磯採集。浅瀬を歩いて目的場所まで移動。その途中見つけたソデカラッパさん。こちらはシカクナマコさん。最初はこのあたりから。シュノーケリングを開始しました。つづく。
2013年07月10日
水深100-200mより採集した海水魚の一部です。イズハナダイ属(Plectranthias)のお魚さん。深場にも生息するコクテンカタギ(Chaetodon guentheri)さん。スジナメモンガラ(Xanthichthys lineopunctatus)さん。Parapercis sp.(オガサワラトラギス(Parapercis katoi)の疑い)さん。ほかにもいろいろと…。ちなみに写真の一部のお魚さんは減圧症をきたしています。帰りはこのような感じ。翌日の那覇空港。いつもと異なる充実感・満足感を感じて、帰るホムラspでした。おわり。
2013年06月30日
水深100-200mより採集した海水魚の一部です。ヤリイトヒキベラ(Cirrhilabrus lanceolatus)さん。スジキツネベラ(Bodianus leucostictus)さん。ミヤコベラ(Choerodon robustus)さん。初めて見る深場の珍しいベラさんです。実は今回船酔いをしてしまいました。前日の飲酒と睡眠不足がよくなかったようです。(二時間しか寝ていません。)それで途中少しの間横になって眠りました。するとその後復活~♪気分もすっきりしました。つづく。
2013年06月27日
夜の関西国際空港です。遠くにりんくうプレジャータウンシークルの大観覧車”りんくうの星”が見えます。このあとANA便にて沖縄へ出発いたしました。沖縄到着後、夕食を済ませ、宿泊先のホテルへ…。ホテルから見た景色。遠くに見えるはずの海は暗くて、まったく見えませんでした。翌日は早朝より出発。写真はある漁港。ここで見つけたツメナガヨコバサミ(Clibanarius longitarsus)さん。以前掲載したヤドカリさんです。このあと深場の海水魚の採集に出発。沖合いに出るにつれて、海の色が変っていきます。つづく。
2013年06月18日
和歌山某所の磯です。潮溜りにいたヘビギンポさん。メバルさんの稚魚。(アカメバルさんかな?)カサゴさん。クロシタナシウミウシさん。ヒロウミウシさん。前回同所で多く見られたトビイトギンポさんは今回まったく見られませんでした。前回の採集から1ヶ月も経っていませんが、この間の水温変化の影響でどこか(深場?)へでも移動したのでしょうか。また来年機会があれば同時期に観察したいと思ったりもします。おわり。~~~~~Eさんには前回、今回ともにお世話になりました。ありがとうございました。
2013年05月28日
4月下旬の和歌山某所の磯です。潮溜りの石の下で見かけたバフンウニさん。右からイトマキヒトデさん、ヤツデヒトデさん。カンザシゴカイ科の仲間。シライトゴカイなのかもしれません。モエビさんの仲間。カニさんたち。異尾類の仲間たち。ちなみに最後の写真はイボトゲガニ(ヒラトゲガニ)さん。タラバガニ科の異尾類です。つづく。
2013年05月27日
今回お魚さんなどを少しだけ採集しました。たくさんいたトビイトギンポ(Zoarchias glaber)さん。よく似た種が多く鑑別に悩んでいたので、数尾の個体を持参して、同定していただきました。以前にこの近くで採集したオオカズナギ(Zoarchias major)さんと同様に眼の後方には銀白色帯が見られるものの、腹部の白斑の形状が異なることから鑑別が可能であると教えていただきました。トビイトギンポさんでは円型であるのに対し、オオカズナギさんでは長円型であるとのことでした。クジメ(Hexagrammos agrammus)さんかな…。尾鰭の縁の形状からアイナメさんじゃなく、クジメさんでいいのかなと思いますが…。イダテンカジカ(Ocynectes maschalis)さん。写真ではわかりませんが、標本にて臀鰭の鰭条数や眼の上~後方の3対の皮弁からイダテンカジカさんだと同定していただきました。毎年たくさんいる稚魚。わかりにくい写真ですみません。メジナ属(Girella)の稚魚です。メジナさんもしくはクロメジナさん、特に前者が疑わしいです。少しだけ甲殻類~。イボトゲガニ(ヒラトゲガニ)(Hapalogaster dentata)さん。写真上は丸まっているところです。写真下は別の小さなイボトゲガニさん。タラバガニの仲間です。歩脚は3対です。わかりやすい写真をあまり撮っていないですね…(汗)。ほかにも…。ちなみに写真下はワレカラさんの仲間です。潮が少しずつ満ちてきたころ~。磯採集&磯観察は終わりです。また来ようと思いました。
2013年04月22日
今年も和歌山某所へ磯採集&磯観察に行ってきました。いいお天気でした。潮の引きもまずまずといったところ。たくさんいたアカクラゲさん。わかりにくい写真ですみません。アカクラゲさんの学名がよくわからないです。特に属名が…。あとpacificaとmelanasterの種小名を持つものの違いはこの写真ではわからないのでしょうね。ミドリイソギンチャクさん。石の下にたくさんいたムラサキウニさん。こちらもたくさんいたヤツデヒトデさん。アメフラシ属~。たぶんアメフラシ(Aplysia kurodai)さんでいいのでしょう。ヤマトウミウシさん。イタボヤ科の仲間とウロコムシ科の仲間。ホヤの仲間は非常にたくさんいました。Lichenopora属の仲間。ハナザラコケムシさんのような気がするのですが…?白っぽくなっているので遺骸なのかもしれません。ハナザラコケムシさんは生きている時は紫っぽい色らしい…。でもミカドコケムシさんとかも鑑別にあがるのかも…。つづく。
2013年04月21日
昨年末の沖縄旅行の記録です。夜の関西国際空港です。ANA便にて沖縄へ出発。今回、深海魚採集に同行させていただきました。沖縄到着後の翌日。まだ日は昇っていません。出発です。船上での夜明け。明るくなってきました。途中、波が…。結構船が揺れます。船上から見上げた空。波しぶきでびしょ濡れになるので、姿勢を低くして空を見上げていました。でもすでにびしょ濡れでしたが…。その後目的の場所に到着~♪準備をいろいろ。そしてジャーン!!!さて採集魚はと言うと…。バラスズキ(Liopropoma aragai)さん。ハリセンボン(Diodon holocanthus)さん。これらは以前に掲載したお魚さんです。ちなみにほかにもいろいろと採集。写真のハリセンボンさんは本来採集目的のお魚さんではありませんが、お持ち帰りさせていただきました。帰りはこんな感じ。いつの間にやら波は高くなっていました。翌日の那覇空港。早朝の便にて帰りました。とまぁ簡単に書きましたが、非常に貴重な経験でした。おわり。
2013年02月01日
もうずいぶん前の採集の結果です。もっと早く書けばよかったのですが…(汗)。では~。イノーの綺麗なお魚さんたちに癒されるホムラspです。こちらはクロハコフグ(Ostracion meleagris meleagris)さんのオスです。たくさんいたシマヒメヤマノカミ(Dendrochirus brachypterus)さん。怒って(?)、タモに噛みついてきました(下写真)。Petroscirtesの種でいいのかな。海中を漂っていました。イシヨウジ(Corythoichthys haematopterus)さん。その他の綺麗なお魚さんたち。上:ツノダシ(Zanclus cornutus)さん。下左:ウミヅキチョウチョウウオ(Chaetodon bennetti)さん。下右:セグロチョウチョウウオ(Chaetodon ephippium)さん。最後に膨らんだコクテンフグ(Arothron nigropunctatus)さん。おわり。
2012年12月04日
マンジュウヒトデ(Culcita novaeguineae)さんに共生するヒトデヤドリエビ(Periclimenes soror)さん。マンジュウヒトデさんを見つけた際にはヒトデヤドリエビさんを高確率で発見できるので、毎回探してしまいます。その他のエビさんたち。上から順に、イソギンチャクエビ(Periclimenes brevicarpalis)さん、イソギンチャクモエビ(Thor amboinensis)さん、マイヒメエビ(Leander tenuicornis)さんです。小さなヤドカリさん。脚の長い小さなカニさん。Hymenosomatidaeの種?つづく。
2012年11月25日
このとき出会ったウミウシさん、ナマコさん、ヒトデさんの一部を紹介~♪フィリディエラ・ニグラ(Phyllidiella nigra)さん。コイボウミウシ(Phyllidiella pustulosa)さんかな。タテヒダイボウミウシ(Phyllidia varicosa)さんたち。いつも思いますが、これらのイボウミウシ科のウミウシさんの判別は悩ましいです。ムカデミノウミウシ(Pteraeolidia ianthina)さんかな。褐虫藻を宿しているんですね。ジャノメナマコ(Bohadschia argus)さん。いつものことですが、このナマコさんについていることがあるナマコマルガザミさんを探してしまいます。あとこのナマコさんを見るとキュビエ器官のことを思い出してしまいます(汗)。なるべく刺激しないようにしなくちゃ~。シカクナマコ(Stichopus chloronotus)さん。キャッチ結合組織で有名かな。ルソンヒトデ(Echinaster luzonicus)さん。腕の自切による再生が興味深いです。カラーバリエーションが多いのですが、ここには赤褐色のものが多かったです。そしてコブヒトデ(Oreaster nodosus)さん。大きいものがごろごろ。フリソデエビさんのいいエサになりそうです。つづく。
2012年11月23日
ちょっと時間があったので採集道具の見直しをしました。車で採集に行くのはいいとして、飛行機を使用する場合は荷物が重くなるので、必要最低限にしておきたいと思ったりします。とは言うものの予備がないと困る場合もあるので、この辺のバランスが難しいです。それで今まで予備が必要だったものだけをセレクトして、持参リストを作り直しました。これでちょっと軽くなったでしょう。
2012年11月22日
このとき出会った沖縄の海の危険生物たちです。アジロイモ(Conus pennaceus)さん。貝殻だけかなと思ったのですが、生きていました。比較的綺麗な貝なので、不注意に手で持ってしまわないように注意が必要です。刺されると危険な貝です。たくさんいるラッパウニ(Toxopneustes pileolus)さん。個人差はあるものの刺されると痛く、全身症状をきたす場合もあります。触れないように注意が必要です。とはいうものの、いつもゼブラガニさんを探してしまうホムラspです。シマヒメヤマノカミ(Dendrochirus brachypterus)さん。人工のロープのようなものの近くにいました。写真では真ん中に1匹、左やや上にもう1匹いますが、撮影範囲外にもたくさんいました。毒がある鰭の棘に刺されないように注意しましょう。ハタゴイソギンチャク(Stichodactyla gigantea)さん。前回にも登場。そして今回も…。触れて刺胞毒にやられないように注意しましょう。とはいうものの症状には個人差があるみたいですが…。そして最後にハナブサイソギンチャク(Actinodendron arboreum)さん。よく見かけるイソギンチャクさんです。ホムラspは刺された経験があります。かなりの痛みがあったことを覚えています。気をつけましょう。つづく。
2012年11月12日
更新しようと思いつつ、さぼっていた沖縄旅行の結果です。今回の磯採集場所はここ~♪天候はちょっと悪いものの、沖縄の海はやっぱりいい~。今年は沖縄へ行く機会が少なかったので、より気持ちは高まるばかりでした。では早速海の中へ~。入った直後。魚影は少なめでした。でもとってもすがすがしいです。しばらく泳ぐとヘコアユ(Aeoliscus strigatus)さんの群れに遭遇しました。沖縄の海って感じがして、いいです。(たぶんヘコアユさん。ヨロイウオさんに似ています。)しばらくの間シュノーケリングを楽しみました。ハタゴイソギンチャク(Stichodactyla gigantea)さんです。手袋をしているとは言え、触らないように気をつけました。刺胞毒にやられて大変なことにならないように…。以前はいろいろお薬を持参していたのですが、最近はあまり持っていかなくなりました。とは言うものの、場所によってはハタゴイソギンチャクさんやハナブサイソギンチャクさんがたくさんいるので、万が一刺された時のためにもステロイド軟膏を再び追加で持っていこうかなと思ったりもしました。ハタゴイソギンチャクさんに共生していたカクレクマノミ(Amphiprion ocellaris)さん。まだかなり小さく、とってもかわいい~♪つづく。
2012年11月07日
少し前に沖縄へ行ってきました。写真は関西国際空港です。そして那覇空港。機内ではずって眠っていました。その後レンタカーを借りて、ちょっとドライブ~♪本来ならそのまま海へ直行ですが、今回の磯採集旅行の目的はまた別でした。ということで初日は海へは行かず、ちょっとした私用。おまけのアフリカマイマイさんの写真。初日の終わり頃に発見しました。思わず撮影。でもこれって広東住血線虫の中間宿主だもんなぁ~。終宿主はドブネズミ、クマネズミなどのRattus属のネズミ。広東住血線虫の幼若成虫の感染による好酸球性髄膜脳炎は有名かもしれないです…。こういった貝やナメクジ、そして待機宿主であるカエル、テナガエビ、陸産のカニなどの生食が感染の主。個人的にとても興味深いと思って、しばらくの間見ていました。とまぁこんなことは置いておいて、このあと翌日の磯採集のためホテルへ帰るのでした。つづく。(参考文献:図説人体寄生虫学 吉田幸雄 南山堂)
2012年10月26日
久々にやってきた南紀勝浦温泉。ホテル浦島です。ゆっくりできるので結構好きなところ。到着後はすぐに温泉、と思いきやその前に釣りをしました。レンタル竿にて釣れたお魚さんたちは…。こんなのばっかりでした。でもこれはこれで結構楽しい~♪そして海をぼんやりと眺めて、時々泳いでいるハタタテとかを眺めているのも”いとをかし”です。その後温泉へ…。そしてお部屋からの眺め~♪翌日。潮が満ちていました。そして早朝より帰りました。帰路の途中、ちょっとだけ磯を散歩しました。海は荒れていました。潮溜りも淀んでいました。”何かいるかなぁ~”と思って見たのですが、全く見えませんでした(汗)。とまぁこんな感じで今回の南紀旅行はおしまいです。
2012年09月29日
今回タイトルに磯遊びって書いてあるのだけれど、磯遊びはほんの少しだけです。南紀旅行の本来の目的はある方に会うこと…。そのことはまたいつか書くかもしれないです。ではちょっとだけですが磯遊びのことを…。南紀の磯に来たものの、海へ入る用意を全くしていないホムラspです。でもタモや手袋などの採集道具は車に積んであるので、ちょっとだけですが潮溜りで遊びました。潮溜りを観察。いつものメンバーがいました。上から順にホンヤドカリさん、ツマジロナガウニさん、ニセクロナマコさん。ほかにも…。フクロムシに寄生されたカニさんを見つけました(写真下)。腹部やハサミ脚を見るとオスであるとわかります。フクロムシによる寄生去勢は知られていますが、このカニさんはまだメスのようにはなっていないようです。今後の脱皮の繰り返しによって、次第にメスのようになっていくのでしょう。(参考文献:フィールドの寄生虫学 水族寄生虫学の最前線 長澤和也編著 東海大学出版会 2004年、88-89頁)タモでちょっとだけ採集~。まぁたいしたものは採れませんでしたが…。つづく。
2012年09月27日
2012年9月中旬に行った南紀旅行のこと。写真は阪和自動車道の紀ノ川サービスエリアです。いつもの休憩所です。この後和歌山の南のほうへ…。そして到着した串本海中公園~♪いいお天気です。でも海は荒れていたので、海中展望塔や観光船(ステラマリス)での観察はできませんでした。う~ん残念。早速水族館の中へ~♪やっぱり楽しいです。小さなクルマダイさん(写真一番下)はものすごくかわいい~♪アンボイナガイさんの水槽を観察。ひょっとして壁面に付着しているのはアンボイナガイさんの卵嚢…。そして先程の水槽の上層付近。幼生???よくわかりませんが、非常に興味深いです。ウミガメの赤ちゃんたち。この後エサを買って、親のウミガメさんたちへのエサやりを楽しみました。つづく。
2012年09月26日
磯採集の続き~。もうずいぶん前のネタですが…(汗)。イワサキスズメダイ(Plectroglyphadodon imparipennis)さん。個人的にお気に入りです。地味ですが、泳ぎを見ていると楽しいお魚さんと思います。上:チョウハン(Chaetodon lunula)さん。下:ミゾレチョウチョウウオ(Chaetodon kleini)さん。今回採集したチョウチョウウオさんはこれだけです。ホンソメワケベラ(Labroides dimidiatus)さんの幼魚。クリーナーとしてお持ち帰りを考えましたが、結局リリースしました。ハナミノカサゴ(Pterois volitans)さん。見つければ簡単に採集できます。オウゴンニジギンポ(Meiacanthus atrodorsalis)さん。この場所では例年よりも多くの個体が泳いでいました。そのほかのお魚さんたち~。上から順にナメラハゼ(Callogobius okinawae)さん、アカハチハゼ(Valenciennea strigata)さん、コウワンテグリ(Neosynchiropus ocellatus)さん、テングカワハギ(Oxymonacanthus longirostris)さん、ツノダシ(Zanclus cornutus)さん。夕暮れ時~。”帰りたくない…。”そんな気持ちになります。翌日の朝の那覇空港。飛行機からの景色。今回の磯採集の反省をしてから、次の沖縄旅行のことを考えました。おわり。
2012年09月21日
タイトルに甲殻類を少しだけ…って書いてあるのに、タモに入っているのは、マンジュウヒトデ(Culcita novaeguineae)さん。甲殻類と違うやん~(思わず関西弁)。でもこのマンジュウヒトデさんにはヒトデヤドリエビ(Periclimenes soror)さんの共生が見られました。写真は一部ですが、少なくとも4匹のヒトデヤドリエビさんの共生を確認することができました。思わず飼育した~いと思ってしまいました。もちろん、ヒトデさんとエビさんを同時に。ペアのエビさんたちのそれぞれのなわばりとそれに伴う行動を観察したいと思ったりもします。でもこのあと元の場所へリリースしました。そのほかのヤドカリさんたち~♪適当に集めたヤドカリさんたちを撮影しただけです。このあと全てリリースしました。台風のため海底の状況が変化したことが影響しているのかもしれませんが、探していたヤドカリさんは今回見つかりませんでした。つづく。
2012年09月18日
シュノーケリングは気持ちがいい~。イノーをしばらくの間観察しました。写真はシロオビハゼ(Cryptocentrus albidorsus)さん。共生ハゼは非常にたくさんいます。いつもいるメンバー。岩の下には…。ミミガイ(Haliotis asinina)さん。もちろん観察だけ。そしてクァイカ型のアオリイカの卵嚢。初めて見た綺麗なイソギンチャクさん。ベニイワホリイソギンチャク(Telmatactis ternatana)さんなのかなぁ?つづく。
2012年09月15日
砂の多い場所~。こんな場所でちょっと休憩。そして海の中へ~。デバスズメダイ(Chromis viridis)さんたち~。アオバスズメダイ(Chromis atripectoralis)さんによく似ています。(元の写真を拡大してデバスズメダイさんであることを確認。)今回非常にたくさんいたオニヒトデ(Acanthaster planci)さん。個人的に最近興味のあるヒトデさんです。とはいうものの、棘に毒があるし、サンゴを食害するし…。シュノーケリングの際には触れないように注意しています。オニヒトデさんの右下方に棘から糸のようなものが…。今考えるとこれがクラゲムシさんだったら面白いなぁ~と思ったりしています。次回見つけたら詳細に観察してみようっと。ハナブサイソギンチャク(Actinodendron arboreum)さん。この場所でよく見かけるイソギンチャクさんです。触れて刺されるとかなり痛いので注意が必要です。イソギンチャクモエビさんがいないかどうか確認してみましたが、いませんでした。あとウンバチイソギンチャクさんも以前この場所で見かけました…(汗)。つづく。~~~~~昨日は疲れてパタンキューでした。
2012年09月13日
久々に出発いたしました~♪そして到着~♪早速海へ~♪写真には写っていませんが、釣り人がちらほらといました。そして早速シュノーケリング~♪近づいて観察してみると…。隙間には砂がびっしり…(汗)。少し前に台風が通過したからなのかな…。そう言えば海の中の地形もちょっと変化しているような気がしました。ひぇ~!割れています。断面(写真上)はまだ新しいです。台風が原因なのかな…。恐るべし。でもお魚さんが入ったり出たりしていました。こんなになっちゃったけれど、お魚さんのおうちには違いないみたいです。つづく。
2012年09月12日
台風による波の影響が少ない場所へ移動しました。波打ち際をタモで掬ってみると小さなフグさんが入っていました。そして近くにはアオリイカさんもいました。その後波のほとんどない漁港へ移動。タコクラゲさんが1匹泳いでいました。運が良ければ大量にいるのですが…。海中のロープにはナンヨウツバメウオさんの幼魚がちらほら…。でもこれじゃカワハギさんにも見えてしまいますね…。その後再び移動して、ある場所で掬ったお魚さんたち。さらにある漁港へと移動すると…。波が足元まで来ていました。そして打ち上げられていた小魚さんたち。運がいいものは近くの溝に流れ、そのまま海へ帰って行きましたが、大半はこのような状態に…。おわり。
2012年09月05日
ある漁港~。台風の影響で防波堤の向こうは大変なことになっていました(汗)。その後いつも行くエビとカニの水族館へ~♪早速ある水槽へ…。イガグリガニさんです。この水槽には新たなナマコさんが数匹追加されていました。これには感激~♪低水温の中のナマコさんたち。興味あってしばらく眺めてしまいました。といっても全く動かないんですが…。そして興味ある行動をしていたオニヤドカリさん。空の貝殻に付着していたベニヒモイソギンチャクをハサミでコネコネしていました。空の貝殻は元の宿なのかなぁ~?そこに付着しているベニヒモイソギンチャクを移し替え?時間があまりなかったのでこれ以上は観察していません。このあとどうなったのでしょう。次回行った際に確認しようっと…。そして新たに追加されていたコブヨコバサミさん~♪まだネームプレートはありませんでした。それにしてもかっこいいねぇ~。つづく。
2012年09月03日
時間が出来たので南紀方面へ出かけました。でも台風の影響で志原海岸はこの通り~。さすがに海には入れないですね(汗)。ある漁港~。台風による波の影響でしょうか、漁港の地面は濡れていました。漁港にいた鳥さん。エサでも探しているのかな~。なぜか近付いてもそれほど逃げません。海に浮かんでいたナマコさん。☆になっているのかも…。漁港にたくさんいたナンヨウツバメウオさんの幼魚たち~。そしてこちらにもたくさんいました。一見すると枯葉のようですが…。つづく。
2012年09月01日
ちょっと前に和歌山の海へ遊びに行った時のことです。写真は阪和自動車道の紀ノ川サービスエリアです。そしてここからの眺め。いい天気っす。サービスエリアの木にとまっていたカミキリムシさん。カタジロゴマフカミキリさんでいいのかな?かわいそうに触角が損傷していました。目的の海に到着~。人はあまりいませんでした。早速シュノーケリング開始~。でも濁っていてほとんど何も見えません。かろうじて見えたのはこんなのばっかり。まぁいいや~。そしていろいろ見える範囲で採集しました。でも大したものは採れませんでした…。トカゲさん。駐車場の近くにいました。おわり。
2012年08月24日
またもやすさみ海立エビとカニの水族館へ行ってきました。ここには寄ることが多いです。かなり楽しいところです。ではちょっとだけ~。ノコギリガザミさん。どうやら食事の時間のようです。魚の切り身が与えられていました。アサヒガニさん。イカの切り身かな?ハサミで挟んでいます。このあとモグモグと食べていました。ケアシガニさん。お腹には卵が…。こちらは全く動きません。そして熊野枯木灘県立自然公園にある日本童謡の園。歩いて行くとどこからともなく童謡が流れてきます。ここでは”まりと殿さま”が流れていました。日本童謡の園から見た景色。串本も美しいところですが、ここすさみもまた格段と美しいところ~。海を眺めているだけで癒されます。今回はこれで終わり~。
2012年08月20日
久々に串本海中公園へ行ってきました。すごく楽しいです~♪お魚さん以外も結構楽しい~。ちなみに一番上の写真はタマカイメンの仲間。個人的にとても興味のあるコガネオニヤドカリさん。しばらくの間がんばって観察していましたが、最後までこっちを向いてくれませんでした…(涙)。こちらはアンボイナガイさん。猛毒を持つとても危険な貝です。毒の強さは世界最高クラス…!海で出会った際には、不用意に触ったりなどして、刺されないように厳重に注意しなくては…。とは言うものの、個人的に非常に興味のある貝です。まじまじと見てしまいました。アンボイナガイさんは貝類としては珍しい魚食性です。吻を伸ばして毒針を打つ行動は有名です。でも個人的には吻鞘を広げて包み込む捕食行動が好きかもしれないです。そしてさらに興味をそそった水槽がこちら…。見ての通りです。すごいです。ほかに興味があったのはナンヨウツバメウオさんの幼魚とオニヒトデさんの水槽。ナンヨウツバメウオさんに白点らしきものがあり、何らかの実験的な意味合いがあるのではと、勝手に想像しながら、しばらく観察していました。このあとさらに観察しました。そしてかなりの満足感を覚えて、水族館をあとにしました。~~~~~さて吉野熊野国立公園には何か所かの海域公園(海中公園)地区があります。ここ串本海中公園の近辺の海もそのひとつです。そして海域公園での指定動植物の採集には許可が必要です。許可なしに指定動植物の採捕はできません。すなわち海水魚のタモ採集や海水魚釣りは吉野熊野国立公園の海域公園地区では許可のない状態ではできないです。よって吉野熊野国立公園の普通地域の海において、海水魚のタモ採集や海水魚釣りを行いましょう~。では~。
2012年08月19日
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