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2021年7月下旬に行った串本磯採集の回顧録。採集した海水魚の紹介~♪チョウハン(Chaetodon lunula)。フウライなどと比べると数は少なめだが、それでも比較的よく見かける種類。個人的には好きな海水魚だが、お持ち帰りすることはないかな。チョウチョウウオ(Chaetodon auripes)。定番の海水魚。興味があるのは初夏に見られるトリクチス幼生ぐらい。でもお持ち帰りはしないけれど。カゴカキダイ(Microcanthus strigatus)。そこらじゅうにいる海水魚。カーリー対策として売られていることもある。サツキハゼ(Parioglossus dotui)。たくさんいるけれど局所的だな…。クラカケモンガラ(Rhinecanthus verrucosus)。久々に見た気がする。ここではタスキモンガラやムラサメモンガラよりも数は少ないと思う。トラウツボ(Muraena pardalis)。かっこいい海水魚。飼育したいと思うこともあるが、お持ち帰りすることはほとんどないかな。おわり。
2023年04月11日
2021年7月下旬に行った串本磯採集の回顧録。ゴマモンガラ(Balistoides viridescens)の幼魚。成魚はいかつくて怖い海水魚。出くわしたら襲ってくることがあるので注意が必要だが、幼魚はご覧の通り、まだかわいらしい~♪さてこのゴマモンガラの幼魚だが、キヘリモンガラの幼魚によく似ている。このことは以前のブログに記載した。別の写真。尾柄前方の黒帯が下端に達しているのがゴマモンガラの幼魚(今回の魚)。これがキヘリモンガラの幼魚だと達しない。ほかにも違いがありそうだが、これが一番わかりやすくていいっす。つづく。
2023年04月10日
2021年7月下旬に行った串本磯採集の回顧録。こちらはベニシボリガイの貝殻。もともとはウミウシであるが、軟体部はなく、残った貝殻はヤドカリの宿になっていた。しばらく待って出てきたクロシマホンヤドカリ(Pagurus nigrivittatus)。非常にたくさんいるヤドカリであるが、おしゃれな貝殻を宿としていたので、思わず撮影してしまった~♪サメハダヤドカリ(Dardanus gemmatus)。宿に付着するベニヒモイソギンチャクの槍糸が出過ぎやろ~。オイランヤドカリ(Dardanus lagopodes)。タカラガイを宿としていた。個人的にはあまり好みじゃないヤドカリ。オキナワオニヤドカリ(Aniculus ursus)。この場所では時々見かけるヤドカリ。でもあっちの方が多いんやけれど。(あっちってどこやねん。)ツノヤドカリ属の一種(Diogenes sp.)。個人的には好きなヤドカリ。小さくて、いつも泥まみれなのが面白い。つづく。
2023年04月09日
2021年7月下旬に行った串本磯採集の回顧録。磯採集時の目的のひとつがこれ。エサ用のエビ。イソスジエビやスジエビモドキを適当に採集してお持ち帰り。時期的に欲しいサイズのエビがたくさんいた。そんな中、エビヤドリムシ(Bopyrus squillarum)に寄生されている個体を発見。右鰓室に寄生。寄生虫のなかではあまり好きでない種類。ということで、寄生個体は採集してからリリースすることが大半である。つづく。
2023年04月08日
2021年7月下旬に行った串本磯採集の回顧録。観察したウニの紹介。といってもガンガゼの仲間をちょっとだけだが…。アラサキガンガゼ(Diadema clarki)。たくさんいるガンガゼの仲間。写真の個体のことだが、アオスジガンガゼ探しとしてはY字の間の点が邪魔~。ここにはアオスジガンガゼが圧倒的に少ないので余計に探してしまう…。ガンガゼ(Diadema setosum)。アラサキガンガゼ同様にそこらじゅうにいる。そのわりにはムラサキクラゲムシの共生を見かけない。ほんとこの場所では久しく見てないっす…。つづく。
2023年04月07日
2021年7月下旬に行った串本磯採集の回顧録。観察したウミウシなどの紹介。ハスイロウミウシ(Goniobranchus fabulus)。以前、クロモドーリス・プレキオーサ(Chromodoris preciosa)と呼ばれていたウミウシ。見たのはたぶん初めて~♪かなりうれしい。日本では沖縄本島に多いらしい。ホンクロシタナシウミウシ(Dendrodoris nigra)。なんだか久しぶりに見た気がする。クロシタナシウミウシのほうはよく見つかるんだけれどなぁ。アプリシア・ニグロチンクタ(Aplysia nigrocincta)。アメフラシの仲間ではこの場所では一番多い気がする、たぶん。でもまぁ時期にもよるとは思うけれど。アオウミウシ(Hypselodoris festiva)。紀北に比べると数は少ないが、比較的よく見かけるウミウシである。ここからはウミウシではないけれど…。マガキガイ(Strombus luhuanus)。食べたら美味しい巻貝。眼がとてもかわいくて、しばらくの間眺めてしまうこともしばしば(笑)。ミノガイ科の一種(Limidae sp.)。転石下にときどきいる。よく似た種が多いので、とりあえずミノガイ科の一種としておく。つづく。
2023年04月06日
2021年7月下旬に行った串本磯採集の回顧録。シュノーケリングの続き。サンゴを眺めてゆらゆらと…。このぼぅ~としている時間が結構好き。海水に溶けてしまいそうな感じ(笑)。浅瀬でみられたグビジンイソギンチャク(Stichodactyla tapetum)。回顧的にみてある場所がわかってしまうくらい、見慣れた個体。ブダイ(Calotomus japonicus)。どうやら休憩中のようだ。つづく。
2023年04月05日
2021年7月下旬に行った串本磯採集の回顧録。串本のタイドプール。このときはいい天気でした。早速、シュノーケリングを開始。付着生物が見当たらない岩…。干潮時には海の上に出てしまう場所である。このあたりには海藻がちらほら…。石の上に付着しているフデノホ(Neomeris annulata)。薄緑と白の短い棒状の海藻のこと。アクアリウムではハードチューブとしてお馴染みのオオナガレカンザシ(Protula bispiralis)。オレンジと白の鰓冠がゆらゆら~♪ケヤリムシ科の一種(Sabellidae sp.)。砂泥地の岩の隙間に泥でつくられた棲管がみられる。つづく。
2023年04月04日
2021年7月中旬に行った串本磯採集の回顧録。採集した海水魚の紹介~♪ハコフグ(Ostracion immaculatus)の幼魚。岩穴、岩下などを探していけば見つかるかわいい魚。時々何匹もいっしょにいることがある。でもお持ち帰りはしないかな…。アライソコケギンポ(Neoclinus okazakii)。採集場所にたくさんいるコケギンポ類。たぶんコケギンポ(N. bryope)よりも多いと思う。鰓蓋上方に黒点があることからコケギンポと区別した。また胸鰭基底に黒点があることからシミズイソコケギンポと区別した。サツキハゼ(Parioglossus dotui)。隠れ家の近くに群れでたくさんいるので一度に大量に採集できる。よく似た種にベニツケサツキハゼがいるが尾鰭の黒色斑の形状などから区別可能。タナバタウオ(Plesiops coeruleolineatus)の幼魚。たくさんいるので、あまり採集しないかな…。このときはたまたま。トゲタナバタウオ(Belonepterygion fasciolatum)の幼魚。フチドリタナバタウオ同様に比較的たくさんいる。個人的には好きな海水魚のひとつである。おわり。
2023年03月19日
2021年7月中旬に行った串本磯採集の回顧録。採集した海水魚の紹介~♪イシガキダイ(Oplegnathus punctatus)。シュノーケリングをしていると、イシダイ同様に興味津々に近寄ってくる海水魚。よって採集しやすい。そういや串本ではイシガキダイが増えつつあるような気がする。アイゴ(Siganus fuscescens)。群れで藻類を食べているのをよく見かける。刺毒魚であり、取扱いには注意が必要である。ソラスズメダイ(Pomacentrus coelestis)。群れでたくさんいる綺麗な海水魚。イソカサゴ(Scorpaenodes evides)。時々採集するけれど、ほとんどお持ち帰りしないかな。刺毒魚なので注意が必要。ハオコゼ(Hypodytes rubripinnis)。言わずと知れた刺毒魚。以前にも書いたと思うが、かなり小さい上にこの色彩だったので、ほかの魚の可能性も考えて採集したけれど、結局のところハオコゼだった個体。つづく。
2023年03月18日
2021年7月中旬に行った串本磯採集の回顧録。ヒョウモンダコ(Hapalochlaena fasciata)。言わずと知れた危険な生物。もともとタコは咬毒を持っているのだが、ヒョウモンダコ類はテトロドトキシンを後部唾液腺に持っているため、咬まれたら大変…!取扱いには注意が必要である。とは言っても、小さくてかわいいタコ。飼育意欲をそそる生体だと思う。つづく。
2023年03月17日
2021年7月中旬に行った串本磯採集の回顧録。観察・採集したヤドカリの紹介~♪アオヒゲヒラホンヤドカリ(Pagurus decimbranchiae)。第1触角のブルーとオレンジが美しい個人的に好きなヤドカリ。小さなヤドカリで当然宿となる貝殻も小さい。写真の個体は小さな巻貝、フトコロガイを宿としていた。フトコロガイは殻口が狭く、さらに殻口に歯状のギザギザがあるので、入り込みにくいと思うのだが、アオヒゲヒラホンヤドカリは難なく入り込んで宿としていることが多いような気がする。クロシマホンヤドカリ(Pagurus nigrivittatus)。転石下に集簇してたくさんいることが多い小型のヤドカリ。嫌いではないんだけど、お持ち帰りするかどうかと聞かれると答えはノーかな。ヤマトホンヤドカリ(Pagurus japonicus)。先程と同様に転石下の常連。よく動いて逃げようとするので、比較的見つけやすい。先程のクロシマホンヤドカリよりも大きいが、ヤドカリ属のヤドカリと比べると小さい。ツノヤドカリ属の一種(Diogenes sp.)。さてどこにいるでしょうか?わかりにくいと思うので、眼の部分だけを拡大。このツノヤドカリ属の一種はいつも泥まみれ…。よって非常にわかりにくいのだが、緩徐に動いていることが多いので、比較的よく見つかる。今回の採集場所での個体数は多いと思う。こちらもツノヤドカリ属の一種(Diogenes sp.)。先程と同種と思われる別の個体。Diogenes pallescensかもしれないのだが、あくまで推測範囲内。宿となる貝殻には泥だけでなく、海藻やゼニイシも付着していた。つづく。
2023年03月16日
2021年7月中旬に行った串本磯採集の回顧録。観察・採集した甲殻類の紹介~♪サメハダヤドカリ(Dardanus gemmatus)。宿となる貝殻に付いているベニヒモイソギンチャクから槍糸が出てしまった。橙色の糸みたいなやつのこと。ちょっとした刺激で出てくるもんなぁ~。ベニヒモが付着している個体でこの槍糸を出さずに捕まえたことはないかもしれない…。オイランヤドカリ(Dardanus lagopodes)。たくさんいるヤドカリのひとつ。写真上の個体は宿としている巻貝から推測すると小さめの個体。大きめの個体が目立つため、小さめの個体はやや見つかりにくい印象がある。ウスイロサンゴヤドカリ(Calcinus vachoni)。ツマジロ同様にたくさんいるサンゴヤドカリのひとつ。たぶん、トガリオウギガニ(Cycloxanthops truncatus)。でもちょっと自信なし。模様が面白かったのでつい撮影~♪イソスジエビ(Palaemon pacificus)。エサ用のエビ。小型のものを選んでお持ち帰りした。つづく。
2023年03月15日
2021年7月中旬に行った串本磯採集の回顧録。観察した棘皮動物をちょっとだけ~。ミナミイツツメクモヒトデ(Ophiarachnella infernalis)。砂礫地の転石下などでよく見かける南方系のクモヒトデ。腕には朱色の縞模様があり、クモヒトデとしては比較的綺麗なほうかな…。ニッポンコシダカウニ(Mespilia levituberculatus)。アクアリウムでおなじみのウニ。海藻などを付けてカモフラージュする。アカオニナマコ(Stichopus naso)。タイドプールで普通に見られる大型のナマコ。食用になるらしい。何これ?小さなナマコ?それとも…。よくわからないっす…(汗)つづく。
2023年03月14日
2021年7月中旬に行った串本磯採集の回顧録。前回に続き、観察したウミウシの紹介~♪ミナミホクヨウウミウシ(Tritonia sp.5)。背面には青い斑点と分枝する突起がみられる。最初はなにものかわからなかったけれど、のちに調べてみたら、ミナミホクヨウウミウシだった。串本で出会ったのは初めて。ものすごくうれしい~♪アプリシア・ニグロチンクタ(Aplysia nigrocincta)。今回の採集場所にはクロヘリアメフラシとともにたくさんいるウミウシ。アメフラシ科の中では小型種で紫汁腺を持つ。メリベウミウシ属の一種(Melibe sp.)。たぶんヒメメリベあたりなんだろうと思うけれど、周囲の環境に溶け込んでしまってretrospectiveに見て、非常にわかりにくい…(汗)。エンビキセワタ(Odontoglaja guamensis)。拡大して撮影。実際はかなり小さく全長1cm前後。たくさんいるので、毎回のように探して観察している。つづく。
2023年03月13日
2021年7月中旬に行った串本磯採集の回顧録。タツナミガイ(Dolabella auricularia)。見慣れないとウミウシだとわかりにくい外観である。でも慣れてくればすぐにわかる。背面後方に開く出水管を見つけることができれば、誤って踏んだりすることも少ないと思う。と言っても、実際は気付かずに踏んでしまうことも多い。そのときは紫色の汁を放出するので、海水が紫色で満たされて、あ~、やってしまったと後悔するのである。こんな感じだとさらにわかりにくいかもしれない。でも近くには大量の糞があり、タツナミガイの存在のヒントになったりもする。ちなみにアクアリウムでは、優秀な苔取り用生体として売られている。つづく。
2023年03月12日
2021年7月中旬に行った串本磯採集の回顧録。観察したタカラガイなどの紹介。チャイロキヌタ(Cypraea artuffeli)。日本固有種。タカラガイは綺麗なものが多く、見ていて楽しい。でも採集しようとは思わないかな。オミナエシダカラ(Cypraea boivinii)。外套膜とこれを引っ込めた写真。外套膜のおかげで貝殻にはつやがあり、付着生物もみられない。ハナビラダカラ(Monetaria annulus)。探すとたくさんいる。マガキガイ(Strombus luhuanus)。多数の個体がまとまっていることが多い。場所さえわかれば探すのは容易い。イソギンチャク類。上:グビジンイソギンチャク(Stichodactyla tapetum)。下:ニチリンイソギンチャク(Phymanthus muscosus)。何度も掲載しているオオナガレカンザシ(Protula bispiralis)。よく見ると、右下の岩陰にはカサゴがいる。つづく。
2023年03月11日
2021年7月中旬に行った串本磯採集の回顧録。このときは曇りで今にも雨が降り出しそうな空だった。こんな天候のときは貸し切り状態になることが多い。あるタイドプール。これから潮が引いていくところ。シュノーケリングを行うため入りやすそうな場所を探す。といっても、だいたいいつも同じ場所なんだけれどね。ではシュノーケリング~♪ホムラspが入ったため、ずいぶんと濁ってしまった。メジナっぽい魚がたくさん。こちらの魚は浅瀬で見つけたもの。このときはかなり興奮したけれど、その後採集して確認したら、ハオコゼの幼魚だったので、がっくりしたのをよく覚えている。恥ずかしながら、イボオコゼ科の魚の白っぽいやつとか、いろいろ考えてしまった…。つづく。
2023年03月10日
2021年6月下旬に行った串本磯採集の回顧録。採集した甲殻類の紹介~♪モンハナシャコ(Odontodactylus scyllarus)。言わずと知れた、強力なパンチを持つハナシャコの仲間。ショップで売られていることもある。モンハナシャコなどのシャコ類をタモに入れて撮影していると、ご覧のように登って逃げようするので、注意が必要である。あいかわらず美しいシャコだな~♪今回採集したモンハナシャコの体色は青緑色が主体だった。よって磯では、深緑色の体色をもつフトユビシャコやフトユビシャコモドキと時々見間違えてしまう(汗)。まぁじっくり観察すれば見間違えることはないのだが、なにせ素早いし、すぐに隠れるし…。ということで、疑わしきはいったん採集して確認。ちなみに写真の個体は額板が丸みを帯びた低い二等辺三角形を呈しており、ハナシャコ科の特徴をよく表していた。イソスジエビ(Palaemon pacificus)。エサとして重宝している。ほかにも…。たくさん採集したいところだが、いつもある程度の数でやめてしまう。どうせまた採集に行くので…。ヨコシマエビ(Gnathophyllum americanum)。転石下で採集した個体。ペアで見つかることもしばしば。近くにウニやヒトデがいることが多く、表皮を食べているのだと推測している。飼育下ではウニの管足をかじっていた。セジロムラサキエビ(Athanas japonicus)。何度か書いているが、個人的にムラサキエビ属のエビがお気に入り~♪見つけたら採集していることが多い。このセジロムラサキエビはムラサキトゲテッポウエビに酷似しているので、撮影した写真から尾扇などを確認して同定するようにしている。おわり。
2023年03月08日
2021年6月下旬に行った串本磯採集の回顧録。観察・採集したカニダマシの紹介~♪ちなみにカニダマシはカニじゃなく、ヤドカリと同じ異尾類っす。オオアカハラ(Petrolisthes coccineus)。口周囲のスカイブルーが特徴的(2枚目)。ピンボケ、すみません…。ネジレカニダマシ(Pisidia dispar)。同所的にいるフトウデネジレカニダマシによく似ているが、甲や額の特徴からネジレカニダマシと同定した。観察・採集したカニの紹介~♪とりあえずカニ。たぶん色が綺麗だったので採集して撮影したのだと思う。興味がないので、名前を調べていないっす…。カイカムリ科の一種(Dromiidae sp.)。カイメンを背負ってカムフラージュしていた。つづく。
2023年03月07日
2021年6月下旬に行った串本磯採集の回顧録。観察したヤドカリの紹介~♪サメハダヤドカリ(Dardanus gemmatus)。宿となる貝殻はイソギンチャクだらけ。貝殻をすっぽりと覆うベニヒモイソギンチャクは槍孔から薄ピンクの槍糸を出している。また殻口には多数のモンバンイソギンチャクが付いていた。同所的にたくさんいるソメンヤドカリとの区別のために左鋏脚の確認。掌部全体にたくさんの小突起が散在していた。オイランヤドカリ(Dardanus lagopodes)。殻に入って少しだけ歩脚が見えているときは、アオボシヤドカリかもと思って期待することがあったが、このオイランヤドカリであることが大半であった。イシダタミヤドカリ(Dardanus crassimanus)。タイドプールで比較的よく見かけるヤドカリ。ピンクの眼柄が目立つ。ツマジロサンゴヤドカリ(Calcinus latens)。採集場所にたくさんいるサンゴヤドカリ。こちらもたくさんいるウスイロサンゴヤドカリ(Calcinus vachoni)。個人的には好きなヤドカリのひとつで以前は時々お持ち帰りしていた。つづく。
2023年03月06日
2021年6月下旬に行った串本磯採集の回顧録。採集した海水魚の紹介~♪でもちょっとだけ(笑)。ハコフグ(Ostracion immaculatus)。幼魚がかわいくてつい採集してしまうけれど、お持ち帰りすることはないかな。撮影だけしてリリース。カゴカキダイ(Microcanthus strigatus)。たくさんいる。こちらも撮影だけしてリリース。クサフグ(Takifugu alboplumbeus)。このときなぜ採集したのかは覚えていないけれど、お持ち帰りすることはない。ちなみにT. niphoblesはT. alboplumbeusのジュニアシノニム。カンムリヨウジ(Micrognathus andersonii)。お持ち帰りするとすればこれぐらいかな。でも飼育が難しいので、たまにしかお持ち帰りしない。つづく。
2023年03月05日
2021年6月下旬に行った串本磯採集の回顧録。観察した棘皮動物の紹介~♪アラサキガンガゼ(Diadema clarki)。いくつかのvariationがあって観察していて楽しい。またクラゲムシの共生を探すのも面白い。とまぁ個人的にとても興味深い観察生体である。こちらもアラサキガンガゼ(Diadema clarki)。肛門を見るとガンガゼかと思ってしまいがちだが、間歩帯の白点がない。タワシウニ(Echinostrephus aciculatus)。岩に穴を掘って生息しているウニ。穴から出た棘は先端が白い。この棘に引っかかった海藻などを食べている。ちなみに穴に不注意に手を入れて棘が刺さった経験がある。あの時は痛かったな…。ツマジロナガウニ(Echinometra tsumajiro)。先ほどと同様に棘の先端が白い。そこらじゅうにいるウニだが、興味がないわけではない。ナガウニカニダマシが共生していることがあるので、時々これを探してしまう。ニッポンコシダカウニ(Mespilia levituberculatus)。管足にいろいろなものを付けてカモフラージュするウニ。海藻や海に沈んだ落ち葉などを付けていることが多いのだけれど、この個体は少し重そうなものを選んでカモフラージュしていた。たぶんタコノマクラ(Clypeaster japonicus)。でもユメマクラの可能性もあると思うので、気が向いたらもっと観察してみようっと。アカオニナマコ(Stichopus naso)。なんだか昔話に出てきそうな名前である。大きめで目立つので、意外と見つかる。ニセクロナマコ(Holothuria leucospilota)。クロナマコとよく似ているが、慣れてくると、砂の付着の有無や管足などからすぐに区別ができる。キュビエ器官を持つ。そしてこれ、ハナゴウナ科の一種(Eulimidae sp.)。この場所では、ニセクロナマコに高頻度でこの寄生貝が付いているので、観察していて楽しい~♪つづく。
2023年03月04日
2021年6月下旬に行った串本磯採集の回顧録。観察したウミウシの紹介。カメノコフシエラガイ(Pleurobranchus peroni)。このモコモコ感と弾力が個人的にはたまらいっす~♪弾力で言えば、ビワガタナメクジも負けていないけれど(笑)。アプリシア・ニグロチンクタ(Aplysia nigrocincta)。個人的にクロヘリアメフラシと混同していた種で、クロヘリアメフラシ同様にたくさんいる。ただどちらであるのか、よくわからないやつもいたりする。上記の写真の個体もちょっと自信なし。ヒメメリベ(Melibe papillosa)。個人的に興味があるウミウシ。ずきん状の頭部にある口を広げて捕食するところを見たいと思うことがよくある。でもそれだけなので、今のところお持ち帰りしてまで飼育しようとは思わないかな…。つづく。
2023年03月03日
2021年6月下旬に行った串本磯採集の回顧録。マガキガイ(Strombus luhuanus)。1匹見つければ、ほかにもたくさんいることが多い。マガキガイの右眼が出るところの貝殻には浅いくぼみ、いわゆるストロンボイドノッチがある。これはソデボラ類の特徴のひとつ。イモガイ類にはこれがないので、区別が可能である。綺麗な二枚貝。かなり前のことなので詳細不明だが、たぶん転石裏に付いていたものだと思う。転石裏のタカラガイ。チャイロキヌタやハナマルユキの幼貝・亜成貝かもしれないが、ちょっと自信なし。つづく。
2023年03月02日
2021年6月下旬に行った串本磯採集の回顧録。干潮の時間に合わせてやってきた串本の磯。いい感じで潮が引いていた~♪ただこのときは曇り空。雨こそ降っていなかったが、いつ降ってもおかしくなかった。早速シュノーケリング。海の中はソラスズメダイが多く、ちょっとカラフル。でも成魚サイズばかり。さらにチョウチョウウオ類は少なかった。こちらは浅いタイドプールで観察したグビジンイソギンチャク(Stichodactyla tapetum)。色彩のバリエーションが豊富で見ていて楽しい。ちなみにクマノミは共生しない。オオナガレカンザシ(Protula bispiralis)。毎回観察している個体。結構前から観察しているので気になって調べてみたら、5年前から撮影していた。そのときはすでに長い棲管が形成されていたから、かなり前からここにいることになる。意外と長生きするもんやなぁ~。ちょっとびっくり。タマカイメン属の一種(Tethya sp.)。個人的に気になるのはこれ。時々見かけるけれど、はっきりいってよくわから~ん。ということで余計に興味が出てくるのである。つづく。
2023年03月01日
2020年8月下旬に行った串本磯採集の回顧録。採集した海水魚を紹介~♪ハコフグ(Ostracion immaculatus)。幼魚は小さくてかわいくて、人気があるのだが、お持ち帰りすることはないかな。採集を始めたころ、魚毒性を持つ体表粘液毒パフトキシンでいっしょにお持ち帰りした魚を全滅されられた経験あり。ネズッポ科の一種(Callionymidae sp.)。興味があるのはこのあたり。クロホシフエダイ(Lutjanus russellii)。タイドプールにたくさんいることがある。ゴマフエダイ(Lutjanus argentimaculatus)。タイドプールよりも汽水域でよく見かける。シロブチハタ(Epinephelus maculatus)。興味があるものの、大きくなったら困るのでリリースすることが多い。おわり。
2023年02月25日
2020年8月下旬に行った串本磯採集の回顧録。採集した海水魚の幼魚のうち、よく似た2種を紹介~♪キヘリモンガラ(Pseudobalistes flavimarginatus)。幼魚のうちはゴマモンガラに酷似している。尾柄前方の黒い帯が下端に達しないことで、次に示すゴマモンガラと区別可能。ゴマモンガラ(Balistoides viridescens)。尾柄前方の黒い帯が下端に達する。わかりやすい区別方法ではあるが、実際は採集して確認するまで、どちらかわからないことが多い(汗)。つづく。
2023年02月24日
2020年8月下旬に行った串本磯採集の回顧録。採集した海水魚の一部を紹介~♪フウライチョウチョウウオ(Chaetodon vagabundus)。たくさんいるチョウチョウウオのひとつ。なぜか採集家メンバーのなかではあまり人気がない…。ホムラspも採集こそするものの、お持ち帰りすることはないかな。チョウチョウウオ(Chaetodon auripes)。こちらもたくさんいる。豆チョウが出始めたころは新鮮な気持ちにもなるが、そのうち見向きもしなくなってしまう。今回撮影だけしてリリース。アイゴ(Siganus fuscescens)。幼魚が群れで海藻を食べているところを時々見かける。タンパク毒を持つ刺毒魚として有名ではあるが、シガテラ毒を持つことがあることはあまり認知されていないように思う。サツキハゼ(Parioglossus dotui)。群れでたくさんいる遊泳性のハゼのひとつ。隠れ家となる岩盤などの近くによくいる。クツワハゼ(Istigobius campbelli)。底生のハゼの常連のひとつ。時々採集するけれどお持ち帰りすることはないかな。嫌いではないんだけれど、飼育するほどでもないというのが本音。サツマカサゴ(Scorpaenopsis neglecta)。擬態によほど自信があるのか、タモを近付けてもなかなか逃げないので、見つけてしまえば採集は容易。時期にもよるが、非常にたくさんいるときがある。つづく。
2023年02月23日
2020年8月下旬に行った串本磯採集の回顧録。フトウデネジレカニダマシ(Pisidia serratifrons)。この小さなカニダマシが好きでつい探してしまうっす~♪お持ち帰りして水槽に入れても、行方不明になることはほぼ必須だけれどね。よく似た種にネジレカニダマシ(Pisidia dispar)がいるのだが、今回の採集場所にはどちらもいる。よって両者の区別に悩むことが多い。簡単に額を見て3つに分かれているのがフトウデネジレカニダマシと考えている。まぁこんな感じ。あと興味があるのはヤドリムシの寄生かな。以前にも記載したことがあるが、オーストラリアではAnuropodione australiensisがネジレカニダマシに寄生する。こういった寄生が見つかれば、面白いと思ったりもする。つづく。
2023年02月22日
2020年8月下旬に行った串本磯採集の回顧録。ベニワモンヤドカリ(Ciliopagurus strigatus)。定番のヤドカリ。ひたすらタカラガイ、マガキガイなどの殻口の狭い貝殻を確認すれば見つかるが、赤色と橙色のストライプが目立つので、案外見つけやすいと思う。セグロサンゴヤドカリ(Calcinus gaimardii)。クリイロとともに比較的多くみられるサンゴヤドカリだが、場所や季節によってどちらか一方しか見つからないことがよくある。う~ん、なぜだろう?たまたまかな?ウスイロサンゴヤドカリ(Calcinus vachoni)。だいたいいる場所は決まっているので、場所がわかればたくさん見つけることができる。サメハダヤドカリ(Dardanus gemmatus)。この個体の宿となる貝殻にはベニヒモイソギンチャクが付いており、槍孔からピンク色の槍糸が出ている。これとは別に殻口にはモンバンイソギンチャクの付着が確認できる。ヤマトホンヤドカリ(Pagurus japonicus)。見た目はまだ綺麗なんだけれどなぁ…。でもたくさんいるし、よく動くし…。ヤドカリじゃないけれど…。サラサエビ(Rhynchocinetes uritai)。たぶんほかの生体を採集していた際にたまたまタモに入ったもの。お持ち帰りすることはないかな。つづく。
2023年02月21日
2020年8月下旬に行った串本磯採集の回顧録。ユビワサンゴヤドカリ(Calcinus elegans)の脱皮殻。青と黒のストライプの歩脚、青の眼柄が美しいサンゴヤドカリ。脱皮殻があるということはこのあたりにいるかもしれないのだが、このときは見つからなかった。ここ最近、某採集地では少なくなってきているような印象がある。気のせいだろうか?つづく。
2023年02月20日
2020年8月下旬に行った串本磯採集の回顧録。観察したウミウシなどの紹介~♪モンコウミウシ(Chromodoris aspersa)。この場所で見たのは初めて~♪かなりうれしいっす。触角の黄褐色がなんともおしゃれ。エンビキセワタ(Odontoglaja guamensis)。頻繁に登場しているっす~♪個人的に好きなので、仕方ないか(笑)。たくさんいるのだが、小さいので意識して探さないと見落としてしまうかも…。ツヅレウミウシ科の一種(Discodorid sp.)。転石裏の地味なウミウシ。よく似た種が多いので区別が悩ましい。また時間があるときにでも調べてみようっと。ジャノメアメフラシ(Aplysia argus)。ここでは常連のアメフラシ。同じアメフラシの仲間のタツナミガイもたくさんいるが、最近少し減ってきているような印象がある。アプリシア・ニグロチンクタ(Aplysia nigrocincta)。こちらも常連。ここからはウミウシじゃないけれど…。マガキガイ(Strombus luhuanus)。食べると美味しい巻貝。ただし鰓下腺には毒がある。そういや沖縄でごちそうして頂いた際に舌先がピリピリするような感じがあったなぁ~。某氏も同じことを言っていたけれどあれって毒成分???ちなみにストロンボイドノッチがあることでよく似たイモガイと区別可能。ホシキヌタ(Lyncina vitellus)。ハナビラダカラやキイロダカラほどではないが時々見かける。ウロコムシ科の一種(Polynoidae sp.)。え~っと、なんでこんな写真を撮ったんやろ?かなり前のことなので、よく覚えてないっす(汗)。つづく。
2023年02月17日
2020年8月下旬に行った串本磯採集の回顧録。観察した棘皮動物の一部~♪タコノマクラ(Clypeaster japonicus)。普段は砂や小石、貝殻小片などを付着させていることが多い。写真の個体は撮影のためにこれらを取り除いて移動させたものである。シュノーケリングをしていると普通に見かけるっす。クロウニ(Stomopneustes variolaris)。ツマジロナガウニやタワシウニなどと比べると数は少ないが、比較的よく見かけるウニ。少しだけ緑がかった棘が個人的には美しいと思っているっす。ラッパウニ(Toxopneustes pileolus)。死サンゴ片や貝殻を付着させて(写真上)、カモフラージュしていたので、これらをある程度取り除いた(写真下)。叉棘には毒があるので、手袋越しとは言え、触らないようにした。目的はゼブラガニがいないかどうかの確認。まぁいないわな。ちなみに叉棘の毒には強弱があり、一部の叉棘の毒は強いことが知られている。アカオニナマコ(Stichopus naso)。ニセクロナマコのようにたくさんいるわけではないけれど、ひとつのタイドプールに1、2匹ぐらいいることが多い。ナマコ類を含む棘皮動物は共生、寄生生物が多いので、個人的には興味深い観察対象のひとつである。つづく。
2023年02月16日
2020年8月下旬に行った串本磯採集の回顧録。シュノーケリングの続き~♪クマノミ(Amphiprion clarkii)の幼魚。サンゴイソギンチャクがたくさんある串本ではそこらじゅうで見られる。ただ今回の場所よりも某所のほうが圧倒的に多いけれど…。サツキハゼ(Parioglossus dotui)の群れ。あるタイドプールにはたくさんいる。でも別のタイドプールにはまったくいない…。いつもいる場所は決まっているっす。サツマカサゴ(Scorpaenopsis neglecta)。どこいるかわかるかな~。擬態上手なこの魚はある程度の数がいる。ちなみ写真のような白っぽい個体はここではメジャーなタイプ。ニチリンイソギンチャク(Phymanthus muscosus)。何気なく撮影したもの。タマミル(Codium minus)。これも同じく何気なく撮影したもの。ウミガメの骨の一部。バラバラになった腹甲が散在していた。時々見かける…。つづく。
2023年02月15日
2020年8月下旬に行った串本磯採集の回顧録。いつもよく行く串本の磯。このときもいつものように朝から磯採集~♪では早速。シュノーケリング開始っす。サンゴを眺めながらのシュノーケリングはとても気持ちがいい。それにしても魚影が見当たらない…。別のタイドプールのオオナガレカンザシ(Protula bispiralis)。毎回観察。よってブログ出場回数もめっちゃ多いっす。サンゴはソフトもハードもたくさんある串本の磯。ただハナヤサイサンゴ(一番下)は年々少なくなってきている印象がある。つづく。
2023年02月14日
2020年7月上旬に行った串本磯採集の回顧録。採集した海水魚~♪サビウツボ(Gymnothorax thyrsoideus)。このとき採集して、現在も飼育しているウツボの1匹。キョトンとした眼、白い虹彩。何とも愛らしいっす。カンムリヨウジ(Micrognathus andersonii)。比較的よく見つかるヨウジウオの仲間。転石の隙間、転石下などに隠れていることが多い。アオヤガラ(Fistularia commersonii)。普通によく見かける種。時々採集するけれど、お持ち帰りすることはないかな。ヘビギンポ(Enneapterygius etheostomus)。おそらくはほかの生体を採集していてたまたまタモに入ったものだと思う。ここにはほかに数種のヘビギンポの仲間がいるが、お持ち帰りするとすればヒメギンポかな。とりあえず幼魚。たぶんサツキハゼの近くで見つけた個体だと思う。さて何者?カゴカキダイ(Microcanthus strigatus)。オヤビッチャなどと同様にそこらじゅうにいる魚。キタマクラ(Canthigaster rivulata)。とりあえず写真だけ。お持ち帰りすることはないだろう。フグ類の幼魚。小さくてかわいい。でも何者かはわからないけれど…。満ち潮…。磯採集はこれで終わり。その後宿泊先へと移動した。宿泊先の近くの川。雨が降ったため、川の水は濁っていた。その後1泊して早朝より帰宅した。帰路の途中に寄った阪和自動車道の岸和田サービスエリア。早朝なので人の姿は見当たらず、まだ店もやっていなかった。おわり。
2023年02月11日
2020年7月上旬に行った串本磯採集の回顧録。観察したウミウシ~♪エンビキセワタ(Odontoglaja guamensis)。この小さなウミウシが結構好きなホムラspっす。毎回のように観察しているっす。ジャノメアメフラシ(Aplysia argus)。探せばすぐに見つかる大きなアメフラシ。体表のジャノメ(蛇の目)がよく目立つ。アプリシア・ニグロチンクタ(Aplysia nigrocincta)。クロヘリアメフラシと混同していた種。クロヘリアメフラシも多いが、こちらも多い。写真上のように交接していることがよくある。アオウミウシ(Hypselodoris festiva)。この子もいるんだよねぇ。でも北部のほうが多いかな。たぶんメリベウミウシ属の一種(Melibe sp.)。retrospectiveに写真を見て、よくわからない…。とりあえずたぶんということで(汗)。ミカドウミウシ(Hexabranchus lacer)。意外と多いウミウシ。赤っぽい色彩のため見つけやすい。スパニッシュダンサーとしてアクアでは売られている。ウミウシではないけれど、オトメガサ(Scutus sinensis)。スカシガイ科の貝っす。軟体部が貝殻を覆っていることが多く、見た感じはウミウシやヒラムシっぽい。紛らわしいやつやな~。でもカラーバリエーションがあって、探していてちょっと楽しかったりもする。つづく。
2023年02月10日
2020年7月上旬に行った串本磯採集の回顧録。ちょっとだけ甲殻類~♪スベスベマンジュウガニ(Atergatis floridus)。有名な猛毒ガニ。食べたらあかんで~。写真の個体は小さくてかわいかったので、思わず撮影してしまった。タモの網目のサイズと比較すると、小さいことがわかりやすいと思う。ケブカガニ(Pilumnus vespertilo)。干潮時に歩いていると、浅い潮溜まりでよく見かける。カイカムリ科の一種(Dromiidae sp.)。潮溜まりにはいるが、先程とは異なり、干潮時に歩いていても、見かけることはほとんどない。というのも、転石下などに隠れていることがほとんどだから。イソスジエビ(Palaemon pacificus)。活きエサとしてお持ち帰りっす。つづく。
2023年02月09日
2020年7月上旬に行った串本磯採集の回顧録。ちょっとだけ棘皮動物~♪ニッポンコシダカウニ(Mespilia levituberculatus)。毎年思うけれど、少しずつ増えてきてないか~。個人的にはうれしいことやけれど♪ツマジロナガウニ(Echinometra tsumajiro)。そこらじゅうにゴロゴロいるウニ。棘の先が白いのでわかりやすい。下の写真は周口部の確認のため。クモヒトデ~♪個人的に棘皮動物の仲間の観察は好き。寄生・共生生物がよく見つかるからね。アカオニナマコ(Stichopus naso)。干潮時に海面上に出ていた。つづく。
2023年02月08日
2020年7月上旬に行った串本磯採集の回顧録。シュノーケリングのつづき~♪ウツボ(Gymnothorax kidako)。ウツボ類は最近ちょっとだけ興味あり。ほんとにちょっとだけね。カサゴ(Sebastiscus marmoratus)。ウッカリカサゴによく似ている。ちなみに写真の個体の胸鰭の鰭条数は18、側線の白斑に明瞭な縁取りなし。あとはいつものごとく、シュノーケリングをして観察。ハナヤサイサンゴ(写真下)を見ると、いつもの場所に来た~♪って感じがして、めっちゃいいっす。つづく。
2023年02月07日
2020年7月上旬に行った串本磯採集の回顧録。よく採集を行う磯。このときは天候が悪く、時々雨が降っていた。タイドプールのひとつ。いつものごとく、ひとつずつ確認を行っていく。早速、シュノーケリング。毎回、観察しているオオナガレカンザシ(Protula bispiralis)。ハードチューブとして売られている。こちらは別のタイドプール。先程よりもやや透明度が高め。ただ海水魚はあまりいなかった。つづく。
2023年02月06日
2019年12月下旬の和歌山磯採集の回顧録。夕方から和歌山へ出かけ、そのままホテルに宿泊。翌朝、ホテルから撮影した日の出。夕暮れも好きだが、日の出もまた美しいと思う。和歌山某所の磯。エサの採集が目的だが、ついでに何か面白いものがいないか、探してみた。そして見つかったのが、こちらのミミズハゼの仲間。たぶん、ダイダイイソミミズハゼ(Luciogobius yubai)。初採集なり~♪眼の下にヒゲ状の小突起が5対みられた。メインの採集目的であるエサ用のエビ。たくさん採集できたことはうれしかったが、それよりもダイダイイソミミズハゼのほうがもっとうれしかったっす。その後いろいろな場所を巡り、今回の磯採集は終了っす。おわり。
2023年02月05日
2019年9月下旬に行った串本磯採集の回顧録。採集した海水魚の一部を紹介~♪ニジハギ(Acanthurus lineatus)。意外にも過去の写真を調べてみると、掲載していないことに気付く。時々見かけるんだけれど~。採集したこともあったような?まぁいいや。キリンミノ(Dendrochirus zebra)。それぞれ別の個体。採集してもお持ち帰りすることはないけれど…。オキフエダイ(Lutjanus fulvus)。幼魚。よく見ると意外にも美しい。クロホシフエダイ(Lutjanus russellii)。幼魚。時期によっては非常にたくさんいることがある。潮が満ちてきたので磯採集は終了。この後ホテルへ直行し、翌朝帰宅した。おわり。
2022年06月16日
2019年9月下旬に行った串本磯採集の回顧録。採集した海水魚の一部を紹介~♪モヨウモンガラドオシ(Myrichthys maculosus)。沖縄ではよく見かけるが、串本でもときどき見かける。タモの中で動き回るモヨウモンガラドオシ。タモをのぼって逃げてしまうことがあるので、注意が必要である。(逃げられた経験あり(汗)。)ソラスズメダイ(Pomacentrus coelestis)。そこらじゅうにいる綺麗な魚。群れているのを見ると、串本に来たって感じがしてとてもいい。時々採集するけれどほとんどお持ち帰りはしない。たまにエサ用としてお持ち帰りするぐらい。オヤビッチャ(Abudefduf vaigiensis)。こちらは先ほどとは比べ物にならないほどものすごくたくさんいる魚。ヤハズハゼ(Bathygobius cyclopterus)。体色に変化があり、採集時にはちょっと期待してしまうのだが、お持ち帰りして確認したら、ヤハズハゼだったことが何度かあった。カノコベラ(Halichoeres marginatus)。幼魚。今はそれほど欲しい魚ではないが、以前はよく採集していた。つづく。
2022年06月15日
2019年9月下旬に行った串本磯採集の回顧録。ソメンヤドカリ(Dardanus pedunculatus)。2匹のヤドカリが何やら争っている(?)ように見えた。そのうちの1匹を採集した。たくさんいるヤドカリのひとつ。宿となる巻貝にはいつものごとく、ベニヒモイソギンチャクの共生が見られた。ほか甲殻類で採集したと言えば、こちらのエサ用のエビぐらい。ピンボケ…。適当な写真なり。つづく。
2022年06月14日
2019年9月下旬に行った串本磯採集の回顧録。アミメジュズベリヒトデ(Fromia indica)。某採集場所にたくさんいるヒトデのひとつ。お持ち帰りすることはないが、寄生生物などのチェックのために採集することがある。たぶん、ヌノメイトマキヒトデ(Aquilonastra batheri)。ちょっと自身なし。よく似た種との区別がややこしい…(汗)。つづく。
2022年06月13日
2019年9月下旬に行った串本磯採集の回顧録。観察したウミウシの紹介。コナユキツバメガイ(Chelidonura amoena)。この場所においてカノコキセワタガイ科の中ではエンビキセワタが圧倒的に多く見つかるのだが、時々他種がいるので面白い。以前見たのは沖縄やったな。かなり久しぶりやん。ジャノメアメフラシ(Aplysia argus)。ここにたくさんいるタツナミガイ同様にパープルアタックが怖いので、刺激を与えないようにしている。パープルアタックってなんやねんってつっこまれそうやけれど(笑)。ブシューって出す紫汁のことね。たぶん、ツヅレウミウシ(Discodorid sp.)。よく似た種が多いので、ちょっと自信がないけれど…。また今度調べてみようっと。ちなみにこの個体は転石裏で見つかったもの。サキシマミノウミウシ(Samla takashigei)。この場所に多いミノウミウシの仲間。綺麗なのでつい撮影してしまう。つづく。
2022年06月12日
2019年9月下旬に行った串本磯採集の回顧録。サンゴイソギンチャク(Entacmaea actinostoloides)。シュノーケリングをしているとそこらじゅうで見かけるイソギンチャクだけれど、ハナヤサイサンゴ同様に年々減ってきているような気がする。クマノミとか、ミツボシクロスズメダイの幼魚が共生していることがあるが、ここではあまり見たことがない。某所では多いんだけれどね。出た~、イラモ。モコモコしたこの岩のようなもの。でもこれはクラゲのポリプが集まったものであり、決して触ってはいけない危険生物。触ると刺されて痛い思いをするっす。そして数日後痒くなるっす。実際刺された経験あり…(汗)。イラモを拡大した写真。ヤバッ。集合体恐怖症を惹起しそう…(汗)。何度も言うが危険生物っす。でもホムラspは共生しているかもしれないイラモツノテッポウエビを探してしまうのであった。つづく。
2022年06月11日
2019年9月下旬に行った串本磯採集の回顧録。透明度が低い海の中、サンゴを眺めてゆらゆらとシュノーケリング~♪ハナヤサイサンゴ(Pocillopora damicornis)。このピンク色は目立つ~。でも年々減ってきているような気がする。そういや最近の磯採集では全く見かけなかったな…。いろいろ観察しながらシュノーケリング~。ただ、ぼぅ~と漂うだけ。めっちゃ気持ちがいい時間っす。あまりにも無になりすぎて海水に溶けてしまいそう(笑)。ソフトコーラルもちょっとだけ。つづく。
2022年06月10日
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