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イトマキフグ(Kentrocapros aculeatus)。以前より飼育している深海性のフグで2、3年ぐらいが経過している。消灯時に撮影したので、写真の背景は真っ暗だが、日中も照明なしの薄暗い水槽。当然、給餌もこの薄暗い中で行うので、少しやりにくいのが本音である。さてこのイトマキフグだが、いろいろなエサを食べるが特にゴカイを好んで食べる。ただし最近、活きエビの食いつきがやや悪くなった。栄養価が落ちる前にゴカイを消費しようとして、与えすぎたことが原因かもしれない。ちょっと反省。
2022年03月10日
ベニカエルアンコウ(Antennarius nummifer)。給餌前の写真。昨年串本で採集して以来、ずっと活きエビを与えている。活きエビはイソスジエビがメインでこれにスジエビモドキやモエビなどが混じる。それで気になるのは栄養面だが、これは爬虫類飼育でよく行うガットローディングと同じようなことをやって対応している。未掲載だが、カメレオン類などの爬虫類も飼育しているので、活きエサに対してガットローディングやダスティングを行うことはいつものこと。それと同じことを活きエビに対して行うだけ。すなわち栄養添加した練り餌を活きエビに与え、摂餌後すぐにその活きエビをベニカエルアンコウに与える。たったこれだけ。といってもちょっと手間がかかるので、毎回というわけではない。時々こんなことをする程度。栄養以外に抗生物質の投与にも役立つ。当然のことながら、エビが摂餌した後、抗生物質が代謝経路に入ってしまっては遅いので、すぐに与える必要がある。上記の方法は活きエサしか食べない場合において仕方なくやっている方法なので、人工餌や冷凍餌を食べる場合はそちらに栄養や抗生物質を添加すればいい。ちなみにダスティングはやらない。やっても海水に溶けてしまうからね。
2022年03月07日
隔離ケースで飼育しているヨミノハゼ(Austrolethops wardi)。宮古島からやってきた個体。かなり長生きなので、どれくらいの期間飼育しているのか確認してみたら、6年10か月以上が経過していた。正直なところ、これだけの期間生きているということに驚いている。ライトを照らして観察・撮影を続けたのが良くなかったようだ。ケースの隅っこのほうへと逃げ出した。今日はエサやりの日。またあとでご飯をあげるから許してくれぇ~。
2022年03月03日
飼育開始から3年半以上が経過したシマキツネベラ(Bodianus masudai)。やや低温の薄暗い水槽で飼育を継続中。特にこれと言ったこともなく、掲載機会の乏しい個体である。あえて言うなら、最近、給餌の量や回数、エサの種類に若干の変更を加えたぐらいかな。それ以外は特になし。何もないことはいいことだが、ブログネタには困るな…。
2022年02月13日
昨年串本で採集したワヌケトラギス(Parapercis millepunctata)。小さな個体だったので、フィッシュイーターのエサとして採集したのだが、その後愛着がわき写真のごとくペットになってしまった。まぁよくあること。でも最近エサの横取りが目立ってきたので、なんとかして取り出してやろうと思っているところである。
2022年02月07日
2018年12月下旬の紀南旅行で行ったエビとカニの水族館。道の駅すさみで休憩する際に立ち寄ることが多いところ。このあと水族館へ…。個人的に気になった魚の紹介。シンジュアナゴ(Gorgasia japonica)。水流に逆らうように砂から頭・体を出して、流れてくる動物プランクトンを摂餌する。よって飼育する際には一定方向の水流が必要である。とまぁチンアナゴみたいなやつと思っていただければいい。個人的にはチンアナゴよりもシンジュアナゴのほうが好きかな。白い点々が綺麗やからなぁ~♪ニセゴイシウツボ(Gymnothorax isingleena)。大型の美しいウツボ。クリーナーシュリンプとの共生は有名。この水槽にもスカンクシュリンプがいた。ニシキフウライウオ(Solenostomus paradoxus)。タツノオトシゴの仲間である。飼育しようとは思わないけれど、見ている分には面白い魚。シュノーケリングではまだ見たことがない。カミソリウオは時々見かけるんやけれど…。つづく。
2022年02月01日
消灯時のベニカエルアンコウ(Antennarius nummifer)。昨年串本で採集した個体。お腹がパンパンなのはイソスジエビを食べたから。やや大きめのイソスジエビだったので少し心配したが、難なく食べてしまった。まぁいつものことだけれど。でも今までに1回だけ吐き出したことがあった。いつもはエビを体軸方向から飲み込むのだが、吐き出した時は横向きに食べた。そのためうまく飲み込むことができなかった。エビのサイズが小さかったら、横向きでも飲み込むことができたと思うが、今、小さなエビをキープしてないし…。今度モエビ類でも採集しに行こうかな。
2022年01月31日
昨年串本で採集したノコギリヨウジ(Doryrhamphus japonicus)。ヒバシヨウジ同様に岩穴、岩下などの天井付近によくいる。ペアでいることも多い。ホムラspが採集している場所ではヒバシヨウジよりも圧倒的にノコギリヨウジが多い。写真の個体は尾鰭の斑点が4つだが、通常は3つである。
2022年01月29日
フチドリタナバタウオ(Acanthoplesiops psilogaster)。昨年串本で採集した小さな個体。全長は1.5cmほど。場所さえわかればたくさんいるものの、採集に手こずることがある。小さくて、隠れてしまう…。このあたりが厄介な理由かな。同時にトゲタナバタウオがよく見つかる。さてこの個体だが、お持ち帰りしたあと、ヨミノハゼを飼育している隔離ケースに入れておいた。でも最近見ていないので、少々心配っす…。今度探してみるかな。
2022年01月20日
サザナミヤッコ(Pomacanthus semicirculatus)。幼魚である。昨年串本で採集した個体。磯採集ではチョウチョウウオ類などと同様に定番の採集対象魚である。現在飼育中。これとは別に以前より飼育している個体がいるので、またいつか掲載したいと思う。(いや掲載していたかな…?)
2022年01月18日
ブログをさぼっていた時期があり、未掲載の生体がたくさんいる。そのひとつがこちらのベニカエルアンコウ(Antennarius nummifer)。今年串本で採集した個体で現在飼育している。いつもよくいるタイドプールではなく、ちょうど隣のタイドプールにいた。こういうのは結構大切な情報。次回またチェックしたい。現在エサとして活エビを与えている。実は活エビ用の水槽をずいぶん前に立ち上げた。やや低水温を保つため、水槽クーラーも稼働させた。とまぁここまで書くとなんだかやりすぎ感があるが、実際は連結しているリフジウムにほかの生体を飼育しているのだ(爆)。
2021年12月31日
セトミノカサゴ(Parapterois heterura)。熊野灘産の個体。比較的小さく、サイズは10cm前後。現在ケア中である。右のセトミノカサゴにはタマコブムシ(Ichthyotaces pteroisicola)の寄生が見られる。摘出したタマコブムシは翌日のブログに掲載。
2021年11月24日
イッテンサクラダイ(Odontanthias unimaculatus)。お休み中のところを撮影した。お休み中といっても途中から尾鰭が動いていた。起こしてしまったかな。ごめんよ~。さて現在この水槽の水温は15℃。本州産のイッテンサクラダイだから、これくらいで飼育している。以前飼育していた沖縄産のイッテンサクラダイはもう少し高め。バラハナダイも同様にもう少し高め。この水温15℃に対して、個人的にピックアップしたデメリットとメリットを簡単に記しておく。デメリット:夏場は水槽クーラーがフル稼働し、電気代がかかるし、水槽壁面には結露が付着する。水換え時には15℃前後に調整した人工海水を作成する必要がある。メリット:海水性の白点病、アミルウージニウム症といったメジャーな原虫病が発症しない。もしこの水温で体表に白い点が見つかったら、ほかの病気を考える必要がある。この場合治療法がわからないことがある(これはデメリットだな)。こんな感じかな。では~♪
2021年11月18日
ヨロイヒメキチジ(Plectrogenium kamoharai)。和歌山の水深250mより採集した個体。以前にヒメキチジとして掲載していた写真であるが、2021年11月に新種としての論文報告があったので、今回改めて掲載した。尾鰭の後縁がわずかに白っぽく、その前方に赤いバンドがあることなどから、ヨロイヒメキチジと考えた。引用文献:Mizuki Matsunuma, Kenta Uesaka, Takeshi Yamakawa and Hiromitsu Endo:Standard Japanese names of three species of Plectrogenium recently described from Japan. Ichthy, Natural History of Fishes of Japan, 14:35–38, 2021
2021年11月17日
イラモドキ(Choerodon japonicus)。沖縄の深場からやってきた個体。飼育してからしばらく経過している。写真はエサ待ち状態。なんともかわいいやつや~♪ただ飼育当初と比べると少しやせてきた印象がある。ということで最近給餌量を増やしている。でも本当は給餌回数も増やしたいんだけれどな。現状これがなかなか難しい…。
2021年11月10日
薄暗い水槽で飼育している沖縄の深場よりやってきたベラたち。左のベラはイラモドキ(Choerodon japonicus)。 どうやらお隣のシマキツネベラ(Bodianus masudai)が気になるようだ。できれば混泳させたいのだが…。でもうまくいくかどうかわからないので、ずっとこのまま…。どちらも大切な海水魚なので、混泳を試す勇気がないチキンなホムラspっす。
2021年11月02日
最近、invertebrate worldにどっぷりつかってしまい、海水魚の投稿がめっきり減ってしまった。タイトルは「海水魚が好き!」なのに…。ということで久々に海水魚のほうを。こちらはカスミサクラダイ(Plectranthias japonicus)。2021年8月28日のブログに掲載したときはメイン水槽へ移動させて、混泳させる予定だったが、結局このまま~。カスミサクラダイはイズハナダイ属(Plectranthias)として大きいほうなので大丈夫かなと思ったりもしたのだが、メイン水槽のメンバーが強者ぞろい…。おそらく攻撃されるだろうな。たとえ刃向かってもただでは済まないはず。ということで混泳をやめることにした。
2021年11月01日
イトマキフグの仲間はハコフグの仲間と同じように硬い骨板で覆われている。このため摂餌不良による痩せがわかりにくい。こちらは以前より飼育しているイトマキフグ(Kentrocapros aculeatus)。現在順調そうに見える。ただ冒頭にも記載したように、見た目だけで摂餌不良があるかどうかの判断が困難である。ということで摂餌にはかなり留意している。食べなくなるまで、時間をかけてじっくりと与えるようにしている。もう1匹いるので、2匹が十分な量を食べたことを確認した上で給餌を終了している。また排泄したときを次の給餌時期の目安としている。ちなみに摂餌中にさらなる排泄を行うことがある。摂餌によって排泄が促されているんだろうか?海の中では、適時エサを食べているんだろうけれど、飼育する上では「適時」というわけにもいかず、このような感じでの給餌になってしまった。ただ今のところ、これといった問題は起きていない。
2021年10月27日
リュウグウハゼ(Pterogobius zacalles)。飼育開始から6年半が経過した。結構長生きっす。この間、深海生体とともにずっと低温で飼育している。以前に書いたかもしれないが、この場所には多くの深海生体がいる。しかも少し前に深海の低温水槽を減らしたときに、一部の生体をこの場所へ移動させた。はっきり言って収拾がつかなくなっている(汗)。未掲載で名前がわからないものとかはせめて写真ぐらい撮っておくべきかもしれないな。話は戻り、リュウグウハゼのこと。ご覧の通り、お腹はパンパン(笑)。めっちゃくちゃたくさん食べる。それなのにさらにエサをねだってくる。かわいいやつや~♪ただ気がかりなのは、甲殻類などの深海生体を食べていないかということ。すべての生体を把握できていないだけに食べられたのかどうかさえわからない。リュウグウハゼを別飼育すべきかどうか、現在考え中~。
2021年10月23日
気になっていた消灯時の様子。サザナミヤッコ(Pomacanthus semicirculatus)の幼魚。岩穴に入ってお休み中のようだ。海でもこのような岩穴などを隠れ家としていることが多い。和歌山で採集したときも隠れ家としている岩穴の周囲を泳いでおり、危険を察知すると(ホムラspが近付くと)すぐさま隠れ家に入っていた。今回、撮影時間が長すぎたか、隠れ家から出てきてしまった。起こしてしまったね。ごめんよ~。
2021年10月22日
例のとび出し事件があってから水換えに対して慎重にならざるを得ない。かと言って、水換えを怠るわけにもいかない。シマハタ(Cephalopholis igarashiensis)。現在水換えの途中~!さてコロナ禍にあって水道水の残留塩素濃度はどうなんだろう。少し気になるところ。といっても人工海水作成においてカルキ抜きには別にこだわりはない。ただ大丈夫とは思うものの、重金属類などが気になるので一応水質調整剤を用いている。ちなみに最近はテトラパーフェクトウォーターを使用。でも結構適当に入れている(爆)。今回はちょっと多かったか…。水面に小さな気泡があるのはそのせいかもしれない。ちなみにこのあとのスキマーの泡立ちはすごかった…。
2021年10月18日
スミツキハナダイ(Selenanthias analis)。エサ待ち状態~♪オキアミに栄養添加したものがメインのエサっす。最近保管している冷凍オキアミの劣化が目立ってきた。与えないほうがよさそう。それにそろそろ全部入れかえたほうがいいみたい。あと冷凍庫の霜も何とかしないと…。追記:オキアミは過酸化物が全く蓄積されないらしい。よって一部削除および訂正。
2021年10月17日
沖縄産のタテジマカワハギ(Pervagor nigrolineatus)。少し前に水槽に入れたときの写真。警戒心バリバリの状態っす。そんなことはお構いなしのサザナミヤッコの幼魚がそこらじゅうをうろちょろ~。ここはワイのテリトリーやと言わんばかりの自己主張(笑)。小さいのに根性あるやん。とはいっても、攻撃するわけではないんやけれど。ちなみにサザナミヤッコの幼魚は和歌山で採集した個体。ほかの水槽にも数匹いる。おまけ。タテジマカワハギがやってきたときの写真。パッキング袋から取り出した直後。ナイトカラー?いろいろ体色変化があって面白い。ちなみに現在はほぼ均一な薄いグリーンに変化している。
2021年10月12日
リフジウム水槽で飼育しているウミドジョウ(Sirembo imberbis)。仕切り板を用いているが、できれば取り除きたい。こんな狭い部屋は嫌やと思う。さぁどうするか。混泳を試みるか。考え中っす。あとはエサのこと。オキアミを与えたところ、食べなかった。ただ少し反応があったので、またトライしてみたいと思う。
2021年10月09日
イラモドキ(Choerodon japonicus)。沖縄の深場に生息する海水魚。リフジウム水槽で飼育を行っている。給餌のペースがつかめず、ちょっと苦労していたのだが、最近ようやくわかってきた。こまめなエサやりが必要なのは当然のことだが、2~3回ぐらい摂餌するといったん休憩することはわからなかった。休憩って何?って思うだろうが、消灯時に底でじっとしているように食後にも同じようなことをするのだ。(この子だけなのかな?)そしてしばらくすると普通に泳いでいるのでこのときにまた給餌を行う。その後また休憩する。これの繰り返し~。でも本当は休憩ではなく、警戒して隠れているのかもしれない。いずれにせよ、継続して給餌できないことが多い。ちょっと厄介。でもこの厄介なところが楽しかったりするのだ。
2021年10月08日
和歌山で採集し、お持ち帰りしたハナミノカサゴ(Pterois volitans)のこと。キープしているエサ用のエビを与えたものの、なかなか飲み込めないでいた。少し大きかったか、やばいな…。このまま☆になることもあるため、危惧していたが、なんとか飲み込めたようだ。お腹は見ての通りパンパン!結構がんばってたもんなぁ。良かった、安心したわ。今後、エサのサイズをもっと慎重に選ぼうと思ったホムラspっす。
2021年10月05日
ウミドジョウ(Sirembo imberbis)。Sirembo jerdoni同様に好きなウミドジョウ属の魚。何が好きかって?そりゃもう、このニョロニョロ感~。半端ないっす。それに腹鰭を動かしてエサを探すところも面白い。最高っす~♪
2021年10月02日
イトマキフグ(Kentrocapros aculeatus)。深海性のフグのア~ップ!そして混泳しているもう1匹のイトマキフグもア~ップ!やっぱりイトマキフグの類はかわいい~♪親バカのホムラspっす。さて2匹の力関係のコーナー♪何のコーナーやねんとつっこまれそうやけれど(苦笑)。結論から言うと、大きいほう(左)が小さいほう(右)をいじめることはなく、いい関係を保っている。それともう一つ、小さいほう(右)が自分の立場をわきまえているみたい。大きいほう(左)がエサを食べようとしたら、すぐに譲る。その後おこぼれをいただくことが多い。単なる力関係だと言えばそれまでなんやけれど…。あとオスとメスだったらいいなぁ~。(願望100%っす。)前にも書いたけれど、これがよくわからないっす。アクアリウムで流通するオーストラリア産のイトマキフグ類はオスとメスの違いが分かりやすいものが多いんだけれどね。
2021年09月30日
最近和歌山で採集したハナミノカサゴ(Pterois volitans)。あまりお持ち帰りしない海水魚。今回はたまたまのお持ち帰りっす。でもブログを始める前はよく持ち帰って飼育していたっけ…。こうやって水槽内で見ると、やっぱり美しい~♪特に小さめの個体のひらひらが何ともいい感じである。しかしながら鰭の棘にタンパク毒を持つ危険な刺毒魚であることには変わりない。取り扱いには注意が必要だと思う。余談ではあるが、ハナミノカサゴの刺毒の毒性はミノカサゴの毒性と比べると、若干ではあるが強い。とは言ってもオニダルマオコゼと比べると全然弱いほう…。ちなみにこれらの刺毒魚の毒成分には交差抗原性がある。話は戻り、ハナミノカサゴのこと。久々の飼育でその美しさに魅了され観察を続けていたら、隠れてしまった。ここにはほかにも和歌山で採集した海水魚がいる。写真奥に写っているのはサザナミヤッコの幼魚。前にも書いたが、サザナミヤッコにも毒が…。刺毒ではないが肝臓からテトロドトキシンが見つかっている。毒魚の水槽っす…(汗)。いやぁそれにしても今年はほんとにサザナミヤッコの幼魚が多い。(某所だけかもしれないけれど。)少し肌寒くなってきたが、また磯採集に行きたくなってきたな。
2021年09月28日
ホムラspのところの隠れキャラ、フチドリタナバタウオ(Acanthoplesiops psilogaster)。2021年8月17日のブログに掲載した串本採集の個体。消灯時に出てきてたので、思わず撮影した。この海水魚は小さくて、隙間などに入って隠れてしまうため、飼育していてもほとんど出てこない。よって見つけたときはうれしくて思わず撮影してしまうことが多い。ではどんな風にして隠れているのかと言うと…。こんな風にして隠れている。写真では尾鰭が写っているのがわかると思う。ケース内には枯れた海草類をそのまま放置しているのだが、これが隠れ家となっている。別に枯れた海草じゃなくても、小石などをたくさん入れて隙間ができるような環境が作れればいいと思うし、またライブロックの下などに狭い間隙があればいいと思う。あとはエサだがこれがまた厄介。粒餌を与えているが、食べているところを確認できていない。それよりも写真に写っている白いウニョウニョ(ゴカイ類?線虫類?)を食べてくれていたらうれしいと思っている。
2021年09月27日
少し前に和歌山で採集したアカハチハゼ(Valenciennea strigata)。黄色と青色がオシャレなベントス食のハゼ。砂を口に含んでモグモグしている様はなんともかわいらしい。これとは別に最近和歌山で、再びアカハチハゼを採集した。2匹写っているがペアではない。それぞれ別に採集した個体である。お持ち帰りして、ほかの海水魚といっしょに飼育しているが、飼育場所が限界に近付いてきた。低温水槽を減らす計画は今も進行中だが、これもそろそろ限界っす。水槽を増やす計画はこれまた無理っす。ブレーカーが落ちやすくなる。まだ少しだけ飼育場所があるものの、将来を見据えてなんとかしなければ。ちょっと悩んでいる。
2021年09月25日
マトシボリ(Apogonichthys ocellatus)。以前に和歌山で採集した海水魚。写真はお持ち帰り直後に撮影したもの。2021年9月1日のブログにも同日に撮影した写真を掲載。水槽に入れると行方不明になること、ほぼ間違いなしの小さなサイズ。スリットを抜けて濾過槽なんかに入ってしまったら大変ということで、現在隔離ケースで飼育を行っている。飼育していて、人工餌・冷凍餌といろいろ食べることがわかったが、基本的に底面に落ちてしまったものは食べない。(活きエサなら食べるかもしれないが。)現在はこんな感じで隠れ家からのぞいていることが多い。エサを与えると、隠れ家から出て落ちてくる途中で食べるが、すべてを食べるわけではなく、大半が底面に落ちてしまう。(写真ではフレークフードが散乱。)でもスポイトで再びエサを舞わせてやれば食べることが多い。ちなみにエサのサイズは大切で、大きすぎると、当たり前のように吐き出してしまう。十分な量を与えるには細かなエサを何度も与える必要がある。こんな感じでエサやりに時間を要する魚ではあるが、これがまた結構楽しかったりするのだ。
2021年09月23日
以前より飼育しているハナイシモチ(Apogon unicolor)。薄暗い照明を設置し、枝状の死サンゴを適当に入れている水槽。ご覧の通り、ここにはサザナミヤッコ(Pomacanthus semicirculatus)の幼魚がいる。今年の和歌山の磯採集では、サザナミヤッコの幼魚をたくさん採集できたので、数匹だけお持ち帰りしていろいろな場所で飼育している。そのうちの1匹がこの子。ただ低温水槽が多いので、採集魚の飼育場所に困っている。よって最近低温水槽を減らすようにしている。はっきり言ってこのサザナミヤッコの幼魚は無理やりの混泳。いつ何らかのアクシデントが起きてもおかしくない気がする。とは言っても、混泳開始からすでに2週間以上経過しているが、お互い無関心なんだねぇ~。このまま混泳を続けてみようと思う。
2021年09月19日
スミツキハナダイ(Selenanthias analis)。撮影しやすい場所にいたので、思わず撮影~♪飼育開始からしばらく経つが、順調な経過っす。さて昨日はエサやりの予定の日。しかしながらホムラspは忘れて早くから寝てしまった(汗)。和歌山での磯採集の疲れがたまっていたらしい。おかげ今日はスッキリっす。昨日はごめんな、あとでエサをあげるからね~。
2021年09月18日
深海魚シマハタ(Cephalopholis igarashiensis)。ネプチューングルーパーと呼ばれることもある。仮にも神の名を授かるものよ。見上げて何を願うか。きっと、コロナ禍の終息だろう。ホムラspもこれを願う。さぁ今こそ我らの力を持って願いをかなえようぞ。いや、無理無理無理無理…!単にごはん待ちのシマハタなり~♪腹が減っては願いもかなえられぬわ!まぁそんなところやろ。ネタに乏しい最近のシマハタ、無理やりの登場っす。冗談はさておき、本当にコロナ禍、終息してほしいな…。
2021年09月12日
アカトラギス(Parapercis aurantiaca)とイズハナトラザメ(Scyliorhinus tokubee)。写真には写っていないが、ここにはイッテンサクラダイもいる。深海魚メインの低温水槽を減らすため、試験的な混泳を開始している。今のところ順調な経過。(同時にほかの深海生体の一部も移動。)これでまた低温水槽がひとつなくなる。今後新たに23℃ぐらいの水槽を立ち上げる予定なり。ほかの低温水槽も何とかしたいな…。
2021年09月10日
シュンカンハゼ(Callogobius shunkan)。2016年に串本で採集したオキナワハゼ属のハゼ。飼育開始から5年数か月が経過した。オキナワハゼ属には興味をそそるハゼが多い。頭部の皮褶、特に鼻孔間のものが特徴的。大きな胸鰭は個人的にお気に入り~♪沖縄に行けば、オキナワハゼ属としてナメラハゼやオキナワハゼを普通に採集できるのに…。コロナのためにしばらく行けてないっす。これからは以前のようにガンガン行けるようになるといいな。
2021年09月08日
シマキツネベラ(Bodianus masudai)。沖縄の深場よりやってきた個体。飼育開始からおよそ2年数か月ぐらい~♪ご覧の通り水面のゆらゆらがすごく、シャワーパイプからの水流がかなりある場所。こんなところをスイスイと泳いでいるシマキツネベラ。たくましいもんやなぁ~。困るのはエサが流れてしまうこと。よって与えるタイミングが命っす。百発百中で与えられたときはうれしいが、半分ほど流されてしまうことがあり、時折がっくり…。下手くそ、ホムラspっす(汗)。
2021年09月02日
マトシボリ(Apogonichthys ocellatus)。最近、和歌山で採集した個体。八重山諸島、台湾などといった暖かい場所に生息するテンジクダイ科の海水魚であり、本州でも見つかる。第1背鰭には特徴的な斑点がある。濃紺の円形模様を縁取る黄色のリングが何ともオシャレ~♪。磯採集時にはこんな感じの海水魚を時々見かけるが、ほとんどスルー。今回の採集はたまたま。スルーしたもののなかにマトシボリが紛れている可能性がありそうな気がする。
2021年09月01日
カスミサクラダイ(Plectranthias japonicus)~♪低温水槽で飼育している深海魚っす。リフジウム水槽でしかも仕切り板を使用。狭いところで飼育して申し訳ないっす。現在、低温水槽がたくさんある。実はこれ、かなり大変。冬は問題にならないが、夏は結露とか、水槽クーラーのフル稼働によるブレーカーのトリップとか、厄介なことが多いっす。それに串本や沖縄で採集した生体を飼育する場所が少なくなってきているのも事実。購入した生体に関しても低温では飼育できないものが多い。主に深海生体を飼育している低温水槽だが、現在減らす方向で動いている。最近は低温のメイン水槽x1、低温のリフジウム水槽x2をほぼ常温の水槽に変えた。飼育生体はほかの場所へ移動。よって一部の水槽はかなり密な状態になってしまった。最初のカスミサクラダイもその影響で狭いところで飼育?いやいやこの個体はずいぶん前からここで飼育している。ただメインの低温水槽に混泳させてこのリフジウム水槽をはずそうかどうか検討しているのは事実である。
2021年08月28日
イッテンサクラダイ(Odontanthias unimaculatus)。以前より飼育している個体。消灯時に撮影した。バラハナダイにしろ、このイッテンサクラダイにしろ、ほかの海水魚と時々喧嘩をする。喧嘩といっても威嚇で終わることが多いが、稀に噛みついた状態が続くことがあるので、注意が必要かもしれない。イッテンサクラダイの後方に少しだけ見えているのはイズハナトラザメ。2019年3月9日のブログに掲載した個体。イッテンサクラダイが時々喧嘩していると書いたが、このイズハナトラザメには何もしない。エサを求めて泳ぎまくるサメには何もできないようだ。
2021年08月26日
2014年9月28日のブログに掲載したセンウマヅラハギ。センウマヅラハギ属(Cantherhines)からウマヅラハギ属(Thamnaconus)へ変更があったので掲載。これに伴い、ハクセイハギ属(Cantherhines)の和名が新たに提唱された。ついでと言ってなんだが、このとき採集した未掲載の海水魚をいっしょに紹介する。ずいぶん前の写真っす。ハマダイ(Etelis coruscans)。食用っすね。高級魚~♪ムスメベラ(Coris picta)。観賞用っす。フジナハナダイ(Plectranthias wheeleri)。これも観賞用。イズハナダイの仲間、よく似たものが多くてややこしい。アヤメイズハナダイ、チュラシマハナダイもまたいつか掲載しようと思う。
2021年08月25日
ハナフエダイ(Pristipomoides argyrogrammicus)。沖縄の水深200-250mからやってきた深海魚。撮影のため明るくしているが、普段はもっと暗いっす。そうそう、新型コロナのために中止になった沖縄の深海魚採集旅行。そろそろ行きたくなってきたぞ~。計画を立てるか。
2021年08月23日
飼育開始からおよそ半年になるヒゲソリオコゼ(Tetraroge nigra)。飼育当初はもっと全体的に黒っぽい色だったのだが、いつの間にかこのような色彩、模様になった。タイトルに記載したように日本産は絶滅危惧種、しかもⅠA類~!飼育したくても飼育できない魚であるが、ときどき海外からやってくる個体があり、こちらは飼育可能なのでゲットした。ちなみにこの個体は台湾産。写真ではわかりにくいが下顎のひげがないので、よく似たアゴヒゲオコゼ(こちらもⅠA類)と区別可能である。現在汽水で飼育している。人工餌に餌付いており、非常に飼育しやすいと感じている。
2021年08月19日
ハオコゼの幼魚(Hypodytes rubripinnis)。少し前に串本の磯で採集した個体。最初見つけたときはまさかこんなところにイボオコゼ科の仲間が…。そう思って、めっちゃくちゃ慎重に採集したのだが、採集後改めて観察すると、なんやお前やったんか…と愕然とした。ハオコゼの幼魚の白っぽい個体。まぎらわしいやつや…。
2021年08月18日
最近串本で採集したフチドリタナバタウオ(Acanthoplesiops psilogaster)。この地味な海水魚が好きでつい探してしまうホムラspっす~♪見つけにくい、採集しにくいといった厄介な魚ではあるが、探せば結構いるんじゃないかと個人的には思っている。ヒラヒラと泳ぐさまはまるでヒラムシのように見える。またこの色彩パターンはカリオヒラムシに似ている。Pseudoceros属のヒラムシにもよく似たものがいたっけ。擬態しているのかもしれないな。ちなみにこの個体は小さく、全長1.5cm程度。普通のタモでは網目をすり抜けるので、採集には目の細かいタモが必要である。
2021年08月17日
ハナフエダイ(Pristipomoides argyrogrammicus)。沖縄の水深200-250mからの採集個体。フエダイ科のなかではかなり美しい種類で個人的に欲しかった深海魚のひとつなり~♪よく似た種にウスハナフエダイがいるが、背鰭などをみると、ハナフエダイでいいのだと思う。沖縄の深海魚採集にまた行きたいっす。
2021年08月14日
スミツキハナダイ(Selenanthias analis)~♪水深100-150mより採集した個体。飼育開始からおよそ3か月半が経過したっす♪背鰭が立っているね。写真撮影に気付き、警戒しているな。では簡単に最近のことを報告するっす。1週間に2回あるいは3回の給餌。普通に与えても食べるが、食べこぼしを避けるため、給餌棒を使用するっす。エサはオキアミ+練り餌。練り餌にはビタミンなどを添加~♪減圧症の発症はなく、ほかにこれと言って問題はないっす。まぁこんな感じっす。落ち着いてしまえばネタがなく、単なる現状報告になってしまう。まぁ仕方がないっすね。~~~~~COVID-19感染症の流行のため、深海魚採集旅行を中止した。というわけで、次回の旅行を計画中。次は行けるといいな~。
2021年08月12日
こちらはオレンジストライプバスレット(Liopropoma swalesi)。かなり前から飼育しているので、調べてみたら7年半ほど経過していた。はっきり言って自分でも驚いた。結構時間が経っているものだなぁ~。小型のオーバーフロー水槽なので、海水魚はこの1匹のみ。最近、苔取り貝を入れた。水換え、エサやり、時々掃除…。これを7年半も繰り返していたと思うと、自分で自分をほめたい気分だ。さぁ本日も水換えの予定だ~♪
2021年08月08日
以前より飼育しているアカトラギス(Parapercis aurantiaca)。特にこれといったネタもなく、掲載していなかった個体のひとつ。強いて言えば、ほかの深場の海水魚とエサを奪いあって、たまにケンカすることぐらいかな。よってケンカを避けるようにそれぞれの個体に給餌を行うことが、必須である。ついでにやってきたときの写真を2021年3月6日のブログに掲載しておく。ほかの未掲載の海水魚もまたいつか掲載したい。
2021年08月05日
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