非常に適当な本と映画のページ

非常に適当な本と映画のページ

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Category

カテゴリ未分類

(340)

洋画

(279)

邦画

(85)

邦書

(140)

洋書

(57)

ニュース

(735)

DVD

(8767)

Comments

Favorite Blog

まだ登録されていません
2006.04.17
XML
カテゴリ: 洋画
ザ・ワン スペシャル・エディション【PCBP-50641】=>15%OFF!ザ・ワン スペシャル・エディション

キス・オブ・ザ・ドラゴン 」と「 ロミオ・マスト・ダイ 」のジェット・リー出演のSFアクション。ジェット・リーが得意とするマーシャル・アーツに、ハリウッドのSFXが程度良く加わっている。


粗筋

宇宙は一つではなく無数にある。これを多元宇宙という。それぞれの宇宙には同じ人間が違う形で存在する。
 多元宇宙の安定を維持する為「多元宇宙警察」が創設された。ユーロウ(ジェット・リー)はその一員だったが、ふとしたことで別の宇宙の「自分」を殺してしまう。ユーロウは殺した「自分」のエネルギーが自分に回って来るのを感じた。そこでユーロウは考えた。他の宇宙にいる「自分」を次々殺せば、その分のエネルギーが自分に回ってくるのではないか……。ユーロウは123の宇宙に行き、123人の「自分」を殺した。残る「自分」はただ一人。その「自分」さえ始末すれば、ユーロウは多元宇宙で唯一の存在である「ザ・ワン」になれる……。
 ユーロウにとって最後の「自分」はゲイブ(同じくジェット・リー)。自分そっくりの男に狙われていると知ったゲイブは、ユーロウを追う「多元宇宙警察」の捜査官と組んで超人的な力を持つユーロウと対決することを決めた……。


楽天ブックス(large)

感想

設定は後々考えてみると「???」と首を捻りたくなるが、観ている最中は分かり易くなっている。それなりに、だが。
 マーシャル・アーツ・アクションを満載したB級エンターテンメントとして割り切ることができれば大丈夫だろう。割り切れない人は観ない方がいい。
 当然だが、突っ込もうと思えばいくらでも突っ込める。まずこの「多元宇宙警察」という組織が分からない。多元宇宙の安定を維持する為の組織というが、その重大な責務の割には信じられないほど頼りないし、装備がしょぼい。「多元宇宙警察」の銃火器が現実の世界とほとんど変わらないというのは笑わせる。
 ゲイブが多元宇宙という概念を難なく受け入れてしまうのも首を捻りたくなる。
 ゲイブ(そして彼を演じているジェット・リー)を「良い人物」に見せかけようとする演出も、あまりにもあからさまでちょっとウンザリ。この面でジェット・リーはシュワルツネガーの悪い部分を引き継ぎ過ぎ。自己中心的な暗黒キャラだと共感しないのでやめてもらいたいが、過剰な「いい人」も非現実的で、結果的に作品の評価を低めてしまうということを知ってほしい。
 少々強引なハッピーエンドも賛否が分かれるだろう(否が多いかも)。
 本作品は何の事前知識を持たず、何の期待も持たずに観に行けばそれなりに楽しめる。「面白いから観に行け」と言われて観に行くとガッカリするだろう。
 個人的には「記録破りの超大作!」として大絶賛されているスパイダーマンより楽しめた。しかしこれはあくまでも何の事前知識を持たず、何の期待もせず、1000円の特別料金で観に行った者の意見なので、参考にならんね。
 旧作ビデオとして観るのか賢明か。


人気blogランキングへ




関連商品

ザ・ワン スペシャル・エディション【PCBP-50641】=>15%OFF!ザ・ワン スペシャル・エディション
ザ・ワン

楽天ブックス(large)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.12.09 22:13:31
コメント(0) | コメントを書く
[洋画] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: