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2010.11.26
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カテゴリ: 邦画

 獲物たちの精を吸い尽くして永遠に生き続ける女「セイレーン」を描いた、エロティック・ホラー。
 シリーズ化されており、今作ではセクシー女優(A V から一般芸能に転じた女優を最近ではこう呼ぶらしい)の七海ななが主演を演じた。


粗筋

山奥の鏡池で女子高生・芙美に欲情した担任の男子教師。
 その日を境に二人は行方不明になった。双方とも死亡したと思われた。
 数年後、同級生の巽は、高校時代と全く容姿が変わらない芙美を目撃。
 芙美は、巽の周辺の者を誘惑しては、情事に興じて精力を吸い取って殺していく。


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感想

 本作では女優が2人登場。
 いずれも脱ぎまくって、一般の人気若手女優らでは有り得ない濡れ場を披露(当然ながら、主役の七海ななの方が脱ぎまくる)。
 この手の映画を観て思うのは、一番楽しんでいるのは鑑賞者ではなく、製作者だろう、という事。製作者らが散々楽しんだ後のおこぼれというか、絞りカスを作品に仕上げ、制作費など諸経費を回収。
 散々楽しんだ上に利益も上げられる訳だから、美味しいビジネスである。

 主役を演じる七海ななは、作中では高校時代から容姿が全く変わっていない、という設定になっているが……。
 かなり無理がある様に感じた。
 照明の問題もあるのかも知れないが、顔はやけに憔悴し切っていた感じ(流石に身体は若々しかったが)。高校の制服も、コスプレとしか映らなかった。
 何故彼女がロリータ A V 女優として名をはせたのか、本作を観た限りでは分からない。

 ストーリーはあるものの(主役の巽はヤクザ者の手下となる事を強いられたが、それが嫌で生まれ故郷に戻って来たが、ヤクザ者が追って来た)、おまけ程度。
 本作の最大の、そして唯一の見所は、濡れ場である。といっても、AV程ではないが。
 最終的には、登場人物全てが死ぬ(セイレーンは死なない、という設定にはなっているが)。
 メリハリがないストーリー運びで、ホラーにしては物足りないし、サスペンスにしてはどんでん返しがない。A V として観るには刺激がなさ過ぎ。
 その意味でも、本作は製作者が楽しんだ後の搾りカスである。

 役者らの演技も、脚本の問題もあってか、学芸会の域を超えていない。
 こういうものに出演して「実績」を積み立てなければならない俳優らを、哀れに思う。

 一番哀れなのは、こういうのを何だかんだで観てしまう自分か。


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Last updated  2012.04.12 21:55:00
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