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February 4, 2024
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カテゴリ: 日本ドラマ
みなさんこんばんは。伊藤忠商事がビッグモーターの買収を検討しているそうですね。プレミアムドラマ第一弾は篠田節子さんの小説のドラマ化でした。

【原作】 篠田節子『仮想儀礼』
【脚本】 港岳彦 江頭美智留
【音楽】 岩代太郎
【宗教考証】 釈徹宗
【ナレーション】 津田健次郎
【出演】 青柳翔 大東駿介 / 石野真子 美波 河井青葉 松井玲奈 川島鈴遥 奥野瑛太 齋藤潤 宮地真史 * 峯村リエ /
尾美としのり 目黒祐樹 石橋蓮司 ほか
【制作統括】 髙城朝子(テレビマンユニオン) 勝田夏子(NHK)


(1)「宗教が始まる」
都庁のエリート職員・正彦は、ゲーム会社の誠に乗せられゲームのシナリオライターに転身しようとするが、誠に逃げられて職も家庭も失ってしまった。ある日ホームレスの中に誠を見つけ責め立てるが、食い詰めた者同士展望はない。そんな中、誠が突然「宗教団体をでっち上げてお金を稼ごう」と言い出す。はじめは取り合わなかった正彦だが、「精神の安定を売るサービス業だと思え」と言われ、その気になる。

いかがわしい宗教を立ち上げてしまうまじめ男とチャラ男のコンビ。大東駿介 さん 「大奥」 に続き悪役だがこちらの方は太々しさというより明らかに頼りにならんなという軽さが前面に出ている。まじめ男どうしてこんな人に誑されるの?そうか宗教ってサービス業だったのか言い得て妙な気が。

(2)「信者がくる」
正彦は誠にそそのかされ、お金欲しさに形だけの「教団施設」を整え「教祖」を名乗り始めた。本尊はワインボトルを石膏で覆ったハリボテだが、詐欺的な行為だけはしないと心に誓う。持ち前の誠実さで、訪ねてくる人々の悩み相談に乗るうち、「霊が見える」という秋瞑、兄と性的関係があるという雅子、家庭の愚痴を長時間こぼす広江など「信者」が徐々に集まり出す。

即席教祖育成スパルタ教育が面白過ぎる。他所の宗教団体から逃げてきた大学生、今どきのヤンキーに見えて深い闇のある舞台女優、本当に見える人、悩みを抱える主婦など信徒の方たちも個性的。

(3)「奇跡を起こす」
金のために形だけの「教団」をでっち上げた正彦と誠。広江ら数人の「信者」から「入信したい」と言われ、まだ儀式も教義も詰めていなかったことに気づき慌てて対処する。そこへ別の教団で派閥争いに苦しんでいた麻子が仲間と共に移ってくるなどし、「教団」はコミュニティとして少しずつ発展し始める。だがある日、麻子の息子と雅子が心中未遂を起こしてしまう。

「この世のすべては仮想である」苦しい現世ではなく別のステージに幸せを求めるのは宗教のよくあるパターン。弱った心の人たちの居場所を提供することで金と信者が集まっていくえせ宗教法人。だんだん教祖っぽくなってくる正彦が面白い。宗教団体は入信者によっても変化する。

(4)「お金が入ってくる」
信者間の口論に手がつけられなくなり、誠の機転を借りてインチキな「奇跡」でその場を収めた正彦。その「奇跡」に感動したスーパーの経営者・森田が入信し、正彦に高額な謝礼で講話を依頼したり、裕福な財界人を紹介するようになる。森田に連れまわされてお金を稼げるようになった正彦は、集会所を留守にすることが多くなる。そんな中、高校生信者・由宇太が事件を起こす。



(5)「栄光に向かって走る」
集会所で問題を起こして消えた由宇太をよそに、スーパーの経営者・森田から広大な礼拝施設を提供され、教団は新しいステージを迎える。正彦と誠は怪しげな経営コンサルタント・石坂の手を借りることにし、その見事なプロデュースで教団は急速に拡大。正彦も「誠実すぎる教祖」として人気を博す。達成感に酔いしれる正彦と誠だったが、そこへ思わぬ知らせが。

商売人の森田と石坂が組んだことで宗教もまた商業活動の中に組み入れられ利用される。人を幸せにするだけではなく収入があるから狙われる。見るからに正彦を信頼していない増谷。こじんまり世帯だった宗教法人の変容を感じ取る正彦。

(6)「天狗(てんぐ)になる」
石坂のプロデュースで「誠実すぎる教祖」としてブレークし、富裕層に食い込んだ正彦だったが、初期に入信した信者たちとは会う機会が減り、留守を預かる誠との間にも隙間風が吹いていた。一方の誠は、秋瞑から「母親に執着している」と指摘をされ動揺する。石坂の強引な手法も危うさを増す中、一抹の虚しさを覚え始めた正彦は、別れた妻・夕美を訪ねるが。



(7)「戦いが始まる」
正彦と誠は石坂の引き合わせで、カルト的な教団の教祖として知られる回向と出会う。回向は、既存の宗教法人を買えば節税できると勧めてくるが、何か裏があると警戒した正彦は丁重に辞退する。そんな中、森田の息子・源が市長選に立候補。正彦らは教団を挙げて応援するが、なぜか様々な壁が立ちはだかる。そしてついに、警察が訪ねてきて。

金儲けのために始めたのに信者のための使命感に燃える正彦。ユダは誰。何度も言い出しては止める誠は何を隠している。秋瞑は麻子に何をさせるのか。選挙と宗教の関わりは今現実に起きていることでドラマでありながらドラマでないというか。

(8)「明らかになる」
石坂を通じて知らない内に回向や大物政治家につながる不正に巻き込まれ、正彦たちの教団はマルサの査察を受ける。相次ぐスキャンダルに、5千人いた信者は激減。広江ら初期信者は教団を守ろうと結束を強めるが、秋瞑や雅子は陰謀論に傾倒し、麻子に回向のスパイという疑いをかける。そんな中、正彦は誠から衝撃の告白を聞く。

誠の告白から正彦の「許す」までの長回しが圧巻でございました。素晴らしい。生まれた時から宗教が周りにあった宗教二世だった誠。外部から異常と思われることが内部ではわからない。ラストは松本清張?的な展開。

(9)「魔境に堕ちる」
ついに関係者の死という衝撃的な事態まで迎え、聖泉真法会は「カルト」の烙印を押されてしまう。マスコミや信者の家族たちに押しかけられ、世間から猛烈なバッシングを受ける中、正彦と誠は初期からの信者数人と出直そうとするが、社会との対決姿勢を強める秋瞑が暴走。雅子、麻子が追随し、圭子、広江(は離脱していく。そこへ思わぬ事件が。

信心や信仰って決まった形がなければならないものではないはずなんですよね本来。人を救う対象であればいいだけで。金儲けを企んでいた若者二人が本気でにわか宗教の信者を救おうとした途端周囲から差別される皮肉。

(10)「そして、宗教が生まれる」
陰謀論に陥った秋瞑、雅子、麻子らの暴走を止めるため、正彦と誠は教団の解散を宣言。そもそも金のために始めたインチキな教団だったことを告白し、全てを終わらせようとする。だが、もはや秋瞑たちには届かず、無理やり車で逃避行に連れ出される。人気のない山の中で正彦は隙を見て逃げ出そうとするが、誠は信者を見捨てるべきではないと主張する。そして。

随分前に原作を読んだのでこういうラストだったっけと思いながら視聴。いんちきから創業した宗教家から壮絶な体験を経て本当の信心にたどり着いた正彦。結局人はすがりたいものにすがり信じたい時に信じるものを選ぶ。


山本文緒さん原作ドラマ 自転しながら公転する を見ました。

出演
松本穂香 鶴田真由 藤原季節 神保悟志

第1話
憧れだった東京を離れ、地元・茨城に戻ってきて早1年。地元の友達が次々と結婚・出産……と人生のステップを進めていく中、30歳・独身の与野都は、“自分のことだけを考えていればよかった日々”が終わり、更年期障害の母・桃枝を支えるために実家に帰った。「私の毎日は同じ風景をぐるぐる回るだけ」。浮いた話もなく、気持ちが焦るばかりの都。そんなある日、上司と行った回転寿司屋で、アルバイト店員の羽島貫一と出会うのだった。中卒、元ヤン、30すぎてアルバイト……。そんな貫一を両親はどう思うのかと考えつつ、都は彼に惹かれていく……。
「この最悪な出会いは、私をどこへ連れていくんでしょうか……?」
幸せになりたい。そう願う都の世界が少しずつ動いていく……!

寛一お宮を知っている若い人って多分いないだろうなぁ。現代小説に思えるけど山本文緒さん原作なんだ。藤原季節さんは気になっている俳優さん。楽しみ。

第2話
「幸せになりたい」と願う30歳の与野都は、回転寿司屋で働く羽島貫一と付き合っている。優しくていい奴だけれど、中卒で元ヤン、30すぎてアルバイトの貫一。そんな彼と結婚しても、お金には苦労するんだろうな……と現実的なことも考える中、貫一が都の実家へ来ることになる。ところが……貫一が現在無職であることが明らかになり、都の父・修は大激怒。「お前はこの男と結婚したいのか?」と都に問いかける修だったが、突然その場に倒れてしまい……!?両親の老いや病気、その先の未来を、全部自分一人で背負っていかないといけない。さらに、貫一の優しさに触れる日々で、「貫一と一緒にいると、どれだけ自分が薄情なのか気づいてしまう……」と複雑な思いを抱く都。そんな葛藤を抱える中、迎えた誕生日。都は、貫一からサプライズでプレゼントをもらう。包みを開けると、中には小さなケースが……!一方で、貫一の友人であるベトナム人留学生・ニャンからも、いきなり好意を伝えられて戸惑いを隠せずにいて……!

金銭感覚の違いって一緒に暮らすなら結構気になっちゃうかも。ただ畳みかけるように言わなくてもいいんじゃない?自分も切羽詰まってるからかな。

第3話
意を決して、羽島貫一に一緒に暮らさないかと提案した与野都。しかし、貫一からは「よく考えた方がいい」と言われてしまう。中卒の貫一は、都の両親に会ったときも、都との結婚を反対されると思っていたことを明かし、いつも「これが最後かもしれない」と思いながら都と会っていたというのだ。貫一から弱音を聞いたのは初めての都だったが、煮え切らない態度の貫一に対して溢れる想いが爆発する。そんな中、貫一の“第二の家族”である檜山優から、優の父親が危篤だと連絡が入る。都と貫一は交代で運転し、松本に向かうことになるのだが、道中に起きるトラブルが都と貫一の関係を引き裂くことに……。

富豪の元に嫁ぐお宮を寛一が足蹴にする有名な像。現代お宮は裕福な暮らしは望まないが家族の問題もあり不安だと訴える。寛一が中卒だからと幸せを全部諦めていて、それでも最後に別れるのは嫌だ、と気持ちを訴える所が良かった。







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最終更新日  February 11, 2024 10:55:24 PM
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