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May 28, 2009

秋谷豊　詩

(6)

カテゴリ： A poet

雨のあたる屋台の
つめたい椅子で
詩を書いた―
海にほどちかい街の
雑踏のなかで
詩を読んだ―

以下略
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今日は雨です。

今日の詩はどれにしよっかな、と
思いついた文庫を開いてみると
たしか昨年なくなられた秋谷さんの詩に
偶然、衝突しました。

雨のあたる屋台のつめたい椅子

という一節に目が留まりました。
すごく情景が浮かびました。

わたしには詩が
「ずっと飼っている愛犬」
みたいなところがあって
たえず、さすり、なでていないと
落ち着かないところがあります。
その気持ちのどこかの部品が

雨のあたる屋台のつめたい椅子

というフレーズをキャッチした、という感じです。
北国育ちのわたしには

庇越しの肩に雪が積もる屋台

とか

うっすら雪化粧した凍る椅子

のほうが・・・馴染み深いです。笑

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梅雨の走りでしょうか
今日は朝起きたらもう
たあさんと二人、束になって喘息ぎみで
ふたりでクスクスわらいながら
朝の喘息の薬を
競争して飲みました。

病でも
余裕をもって笑えるまで
成就して迎えられる朝に
出逢える日があります。
ごくたまにですけど

妙に病が
やさしく微笑むときがあります。
ボクタチ、
ずっと離れない、仲の良いお友達ダヨ、
なんて。苦笑

たあさんもずいぶん
お薬を飲むのが
上手くなりました。

苦手な缶詰パインや缶詰桃なんかより
ずっと、すっきり真剣に上手に
喉越しが良いそうです。笑

でも、

かんづめぱいんより
かんづめももより
ぜんそくのおくすりがすき！

なんて、にっこりいわれたら
母はすこしかなしいというものです。

そうね、いっしょの
おびょうきだものね

と笑い返しながら
たあさんは治ってほしい。

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これから一緒に
クッキーを作ります。

おとこのこなのに
うさぎちゃんが
だいすき。

つくりながら
「きゃわゆ～～い♪」
なんていうので
おもわずわらってしまいます。