-告白-  詩 近代詩 現代詩 詩歌 ブログ

Jun 3, 2009
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カテゴリ: A poet
おれを閉じ込めるのも家
おれを放りだすのも家
家があるから
閉じ込められたり
放りだされたりするのだと
おれはやっと旅人になる

だが
この旅人には目的がない
流浪なのだ
おれは流れてゆく
すれ違う人があるのは
おれのほうが逆さに流れているからだろう

=========================

城侑さんの詩は
薪泥棒の詩がすぐ浮かびますが
わたしはあの詩よりも
こういう詩のほうがすきなので
冒頭の10行だけ
引用させていただきました。

==========================

なるほど
流浪の始まりとして
すごく合理的な
考えではあるけれど

だからといって
なかなか流浪の旅人には
なれないものです

流浪の旅人は
わたしの感覚からすると
一種の得い技のような感じです。
*
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Last updated  Jun 3, 2009 08:34:18 AM
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