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2006.04.22

子どもを伸ばす

カテゴリ：

保育器で育ったこのパニック
症例では、24w515gのJ君の話。
まるでお人形さんにミルクを与えてるような戸惑い。

保育器で半年過ごして、実感がなかったのですね。
4歳までは、良い子だった。
突然、4歳になった頃から反抗的態度を示し、怒り始めるとパニック状態に。
手当たり次第ものを投げ、パパママを殴り、たまりかねた親がキツく叱ると、まるで、火に油を注いだように泣き叫ぶため。J君が自然に治るまでは手が付けられない。
パニック状態が治ると「ねぇ、ママ、どうしてこんなになっちゃうんだろ？」という言葉がもれる。
妹も生まれ長男と言う事もあり厳しく叱ったり、していた。いろいろ。。

カンガルーケアが導入されてるところも増えてきてる。

子どもに何らかの情緒的な混乱が現れた時に、早い時期のママからの分離がなかったかどうかを考えてみる事は意味のある事。
もしも、自分の子どもとの間にそのような分離がある場合、子供の心の空間を埋めてあげるつもりでスキンシップをよくとり、一緒に遊び、子どもの呼びかけに耳を傾けて、子どもの基本的な要求を満たしてあげて。

母子同室、母乳のコミユニケーションを勧めてる～。

まばたきが止まない子
ママがくつろいでいると、まばたきは出ない。
親と子の間には些細な絆がある。

『ママがくつろいだ愛情のこもった態度で授乳すると、赤ちゃんはママと同じ気持ちで満たされ、反対にイライラした落ち着きのない態度で授乳すれば、赤ちゃんもイライラした気持ちに満たされる』

ママがくつろいだ愛情のこもった態度と優しい言葉が、子どもを緊張から解き放って安心へと導く。ママが日ごろの生活の中で心の健康を保つ工夫をして、ゆとりある暖かい気持ちで子ども達に向き合って！！

『だめよ！』があれば、その反対の『いいよ！』もある。
子どもの発達にとって、『だめよ』の多い生活と『いいよ』の多い生活とではどちらが望ましい？

子どもは厳しく叱らないでかわいがってほしいと望んでいる。

厳しく叱ってほしくないという子どもの気持ちや、かわいがってほしい気持ちに出来るだけ応えてあげながら、具体的な子育ての工夫が大事。
子どもの発達に良い食事を作る事や、自宅での学習を楽しく効果的にする努力をしてみる。
（言葉の遅れ、多動、唾を吐く子）

家事や育児に追われる毎日の生活の中で、いつも心にゆとりを持って子どもに接する事はなかなか難しい。

ママの怒った表情は、子供にとって何より怖い。それを見る事で『ママは本当は僕の事が好きなのかな？』という不信感を抱くことになり、その結果、子どもは『心の安全基地』を築く事が出来ず、自信のある行動をとる事が出来ない。

小言は我慢して、強制せずに、自発性を尊重する事が育児の基本。

先回りは過干渉。言いなりは過保護。

親への信頼感が自主性を育てる
才能をのばすポイント
子どもの基本的な欲求を満足させる
よいお手本を示す
就学前の早い時期に学ぶ楽しさを体験させる
才能を正しく評価する

基本的欲求が満たされるとチャレンジの精神がわく
愛したい、愛されたいという欲求は、人と人との関係を結ぶうえで最も深いところからわきあがってくるもの。
愛し愛される人間関係は、安心と幸福感と信頼感に満ちている。子どもは、親との間にそういう信頼感を築く事が出来れば、外に向かって安心して自分の能力を伸ばしていく事が出来る。

新しい事にチャレンジし能力を伸ばしていくときに、『認められたい』『人に褒めてもらいたい』という欲求が原動力になる。また、迷った時には特に『それでいいんだよ』『そんなあなたでいいんだよ』とうなずいてもらいたい。

もし、この基本的欲求が満たされなかったら、情緒は不安定になり、能力を伸ばす事は出来ない。

親はどんなに忙しくても、子どもが『愛されている』『認められている』と実感できるように、しっかりと子どもが『愛されてる』『認められている』と実感できるように、しっかりと子どもの気持ちを受け止める態度で接する事が大事。

基本的欲求は、いくら満たしてあげても過ぎる事はない。

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