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私の母は、99歳。介護5で近所の特養にお世話になっています。きょうこれから面会(と言ってもガラス越し)に行ってプレゼントを渡してきます。プレゼントは衣類です。本当はおいしいものをあげたいのですが、今は流動物しか口に入らないので仕方ないです。ほんとは、マグロとかウナギとか干し芋とか食べたいだろうなあ。私のお気に入りアイテムです。
2021.05.07
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職業柄(家庭教師)ということもありますが、やはりかつてない人気のアニメということで気になっていました。きょう、私の愛読メルマガがきっかけでついに見始めました。そのメルマガとは、北野幸伯先生のメルマガです。(こちらから→https://rpejournal.com/)amazonプライムで無料で見られるというので、今日第1話を見てみました。なかなかいいですね。つづきが楽しみです。鬼滅の刃 1〜23巻セット 全巻 全巻セット コミック 漫画 マンガ 本 吾峠 呼世晴 著 鬼滅の刃 きめつのやいば 鬼滅の刃全巻 鬼滅の刃1-23価格:17770円(税込、送料無料) (2020/12/29時点)楽天で購入
2020.12.29
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去年の暮れに生まれた久しぶりの孫。今度は男の子です。今、たっちして物につかまって歩き出そうとしているところです。ロボット掃除機につかまって歩こうとしてますが、ロボットが言うことを聞かないのでぐずってる動画が送られてきました。そこで、探して購入手続きしたのがこちらです。【オンライン限定価格】アンパンマン よくばりビジーカーDX 押し棒+ガード付き【送料無料】価格:9019円(税込、送料無料) (2020/11/23時点)楽天で購入本人の意志で動かせるし、大人が後ろから押せるし今の時期の孫にぴったりと思いました。
2020.11.23
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デジタルフォトフレーム 10インチ 1024×600 SDカードUSBメモリー 写真 動画 音楽 リモコン付き 内蔵メモリー 4GB [400-MEDI031]このごろ、老人ホームにお世話になっている母へのプレゼントがちょっとした悩みになってきました。老人ホームに入居している老母が喜ぶものには限りがあるのです。毎食流動食の母にとって食べ物をプレゼントするわけにいきません。出かけることもなくなったので必要な服も限られてきました。幸いなことに認知機能はまあまあなのですが、通常の話題にはあまり反応しません。良い反応をするのは昔話か孫・ひ孫のことくらいでしょうか。アルバムやスマホの写真を見せるとしっかり見ています。この間の母の誕生日の日、親類が「これで何か買ってあげて。」と1万円送ってきました。1万円で何を買おうかと悩んで、検索しまくった挙句デジタルフォトフレームという結論になったわけです。(つづきを読む)
2020.02.14
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3ヶ月ぶりに書き込みます。しばらく私の興味がブログから他に行っていました。にもかかわらず,毎日アクセスしていてくれたかた,ありがとうございます。 実は,大学に行けなくて休学中の我が子に変化があるまで書く気がしなかったのです。勤務校の事を書いてもいいのですが,どうもその気になれませんでした。 さて,息子の何を書く気になったか。それは,1/10に息子がようやく車の免許を取得したのです。一度試験に落ちて落胆していた息子がもう一度受けるまでにずいぶんかかりました。私が若いときに免許を取るのに半年かかったように,息子もやはり半年かかりました。 そんなことどうでもいいのです。免許を取って自信を得ること,免許をとって車の運転をして,苦手な電車を乗らずに大学に行く可能性が生まれたということが,うれしいのです。 さらにうれしいことがあるのですが,それは次回に回します。,
2007.01.28
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出張命令が出てましたので行ってきましたが,前から興味がありました。 実は,余り期待はしていなかったのですが,とてもいい雰囲気でした。訪問したのは,3時過ぎでしたので,子どもたちのいない時間帯ではありましたが,指導者や施設の様子から伝わってきました。 こういうところに通える子どもは,すでに「不登校状態」と言わなくてもいいような気もしますが,家庭と学校の中間的な居場所として重要な位置を占めていると思いました。これからは,「中間」ではなく,新しいタイプの学校として認定されていくのではないかなと思いました。 指導者の先生の次の2つの言葉が印象に残りました。 1.小さな事でも,大きく認めて欲しい・・・これが子どもたちの願いです。 2.子どもたちは,担任の先生の声を待っている。
2006.10.17
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研修で中野尚彦先生の話を聞いて次の2つのことが含蓄があり,心に残りましたので書いておきます。1.「子どもがやっていることには意味がある。無意味と思えるのは,意味が分からないのだ。」2.「その行動が起きなければならない状況を作ってはならない。その行動が起きやすい状況を作 るのだ。」
2006.10.07
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息子が大学に行かなくなってから1年近く経っていると思います。中学校時代と違い、本人なりに自覚して自分の道を見出そうと努力しているので、今、見守っている状態です。 実は、行けない理由のひとつに、電車に乗れないということがあるので、車の免許を取ることを勧めました。そして、何ヶ月かして自動車学校を卒業して後は試験場に行くだけとなりました。ところがそこでまた、足踏み。ちょうど私のきょうの出張先と都合が合うので、朝送っていこうとしましたが、声をかけても熟睡の中でした。 なんとか、前進をと祈る毎日です。
2006.10.04
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私の通うお寺で,恒例の夏休み子ども会が催されました。 そこに,久しぶりに中学1年生のY君が現れました。Y君は,前にも1度書いたことがあるのですが,以前は,よくおじいちゃんといっしょにお寺に参詣に来ていました。 ところが,小学校卒業近くから不登校状態となりました。私も個人的にいろいろおじいちゃんの相談に乗っていました。 Y君は,学校だけでなく,機を同じくしてお寺にも入れなくなりました。その様子を見ていると,学校の中に入れない状況も想像することができました。 初めは,おじいちゃんと一緒に来ても駐車場から降りようとしませんでした。次は,車で待機してるというY君を見に行くと,眠って(眠ったふり)いました。やがて,一緒に車に乗っても来なくなりました。 1月程前,おじいちゃんから近況を聞く機会がありました。 それによると,実にサポートに恵まれているなと思いました。箇条書きしますと, 1.学校が熱心で,きめ細かい援助をしている。校外の不適応指導教室「ふれあい教室」に通い始めたということであった。 2.父親が再婚して,家には新しい母親とその連れ子が来て,幸せな雰囲気にあふれていた。 3.知り合いの方の紹介で,専門医の指導を受けて始めた。 Y君の2学期は,良い方向に向かっているなと思いました。
2006.08.23
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昨日,SST(ソーシャルスキルトレーニング)の研修に初めて参加しました。 特別支援教育という立場から参加したのですが,講師の話の内容のかなりな部分を不登校問題にさいていたように思います。その先生は早川恵子さんという東京学芸大学小林研究室に所属しつつ,埼玉県志木市の教育相談室等で不登校児と関わっていらっしゃる方でした。この小林研究室では,メールや電話で相談に乗ってくれると言うことでしたので,紹介しておきます。
2006.08.10
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研修会の中味よりスクールカウンセラーという人に興味がありましたので,「カウンセリング研修会」に参加してきました。この種の研修会に参加したのは10年以上前です。 収穫は2つありました。 一つは,思わぬ人たちに会えたこと。息子の小学校時代にお世話になった先生。息子が不登校だった中学校時代にお世話になった養護教諭。小学校時代に一緒にミニバスケットをやっていた息子の仲間のお母さん。 二つめは,現場で奮闘するスクールカウンセラーの生の話が聞けたこと。 そのスクールカウンセラーの話を一つ紹介します。 「スクールカウンセラーのサポート(家庭訪問させてくれるなど)を受け取ってくれるという条件さえクリアできれば,ほとんどの不登校児は復帰できている。」人気ブログランキングへ
2006.08.02
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特別支援教室(特殊学級)担任になったので,カテゴリを追加しました。 「不登校」とは,関係ないと思われる方もあるかもしれませんが,次の言葉に納得する私にとっては,関係有るのです。 すべての教師は障害のある子を担任している!人気ブログランキングへ(明治図書「特別支援教育 教え方教室」表紙より)
2006.06.10
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私の学校では,月曜日の打合せに,必ず「生徒指導コーナー」が確保されています。 きょう,二人の不登校児について嬉しい進展の報告がありました。 一人は,昨年3学期から来れなくなっていた5年生のA子さん。最近,放課後登校ができるようになったそうです。親しい友だちが迎えに行き,絶対誰もいなければという条件で放課後登校して担任達と過ごしたとのこと。 もう一人は,6年生のB男君。今年度ほとんど登校できなかったのだけど,きょうひさしぶりに登校したと言うことです。たった1時間とのことですが,嬉しい前進です。人気ブログランキングへ
2006.06.05
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今週末,先生方に各学級の遠足の時の集合写真を提出してもらいました。話題になっている子どもの名前と顔を一致させるためです。 私のとなりの机の先生が提出するときに,「○○さんは学校に来てないので写真はありません。」と言いながら出しました。名前だけでも,と言いかけ,「校長先生が分からないと・・」と言うと,「校長先生は何回か訪問しているので顔は分かります。」ということでした。 私は,生徒指導主事でありながら何もできない歯がゆさを感じているところでしたが,これを聞いて安心しました。人気ブログランキングへ
2006.05.27
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先ほど,私が通う書道塾に来ていた方が作品にした詩が印象に残りました。二神達也(ふたがみたつや)という障がい者の詩人だそうです。誰だって 大きな壁にあたって くじけそうになる時があるだろうでも それは 壁のように見えているけどもしかしたら扉なのかもしれない
2006.05.17
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新しい学校に来て,生徒指導主事になって,1ヶ月。生徒指導に力の入っている学校です。定められた計画に従って生徒指導に関わる会合を何回か持ちました。そして,不登校或は不登校傾向の児童が3,4人いることが判りました。しかし,いまだに見えてきません。何が見えないって,・・・ずっと来ない子の顔が見えないのは当然として(写真ぐらい見せて欲しい)時々来るという子もどの子か分かりません。前任校の3倍の500名余りの規模ともなるとこういう感じかな。ましてや,それ以上の規模ともなるとなかなか前任校のような一人一人の子のプロジェクトチームとも行かないかなと思ったりもしてます。とはいっても,私は生徒指導主事。あきらめるわけにいきません。なるべく早く,一人一人に適正なケアとフォローができる体制を作るべく頑張りたいと思います。人気ブログランキングへ
2006.05.04
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生徒指導主事になりました。今日の会議では,各学級の様々な問題のある児童が共通理解事項として出されました。ADHD,自閉症,不登校。やはり,不登校事例が3例ほど出されました。今年の私の仕事は,かなりやりがいがありそうです。人気ブログランキングへ
2006.04.10
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新任校で,特殊学級担任を命ぜられました。希望が叶ったわけです。 新しいブログになるかもしれません。 今日はここまで。
2006.04.05
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久しぶりに自分のページを開き,ログインしました。毎晩遅くまで仕事をし,土日も忙しく,精神的にもゆとりなく,この3,4ヶ月過ぎてしまいました。それでも,毎日誰かが訪れてくれているのですね。先日は,同僚の一人が検索をかけて訪れてくれたそうです。今度,転勤になるのをきっかけにまた書き込んでいきたいと思います。きのうは,これまでお世話になった小学校での離任式。いつも辛い日です。やんちゃ坊主が神妙な顔で真剣に私の話を聞いていたり,恥ずかしがり屋の女の子がすんなりと握手をしたり,,,,保健室登校をしていた二人の卒業生の女の子も,まるで教室には入れなかったことなど無かったかのような自然な笑顔でした。
2006.04.01
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大学への不登校で卒業が心配だった息子が動き始めた。 「卒業見込み証明書」とか言うものを発行してもらいに久しぶりに大学に行ってきたという。なんとか自立しようと努力しているのが分かり,親としては嬉しい。 「ところで,以前作ろうとしていた大学のポータルサイトはどうなった?」と訊いたら,また,「パニック障害を分かってない。」と言われてしまった。パソコン上では関係ないのかと思っていたが,たとえパソコン上であれ「大学」に行こうとすると辛いようだ。そういえば,おとといも,「なるべく風景が見えない夜出発して大学近くの友だちの処に泊まる。」と言っていた。人気ブログランキングへ
2006.02.01
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今日,Y君のおじいさんと会った。彼は,私を見るなり嬉しそうに「Yが登校しました。」と報告してくれました。 10日から3学期が始まっているが,4日目の13(金)に登校したという。きっかけは,夫婦別れして別居している母親の言葉と言うことです。 「Yが行かないなら,仕事を辞め毎朝送っていく。」と,電話してきたとか。 母に限らず,本人を思ってくれる存在は絶対必要だ。 「よかった。」といったものの,よく考えると本当に「母親のおかげ」と決めていいものか・・・。私は別れ際に次のようにアドバイスした。 「なぜ行けたのかY君に聞いてみてください。ずっと行けるためには,同じ状況を作ればいいのですから。もし,本当に母親が必要なら母親の力を借りましょう。」と。人気ブログランキングへ
2006.01.15
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ちょっと古くさいテーマかと思うのですが,冬休みのようにすこし時間ができると,また考えます。それくらい大事なテーマかと・・。 息子は大学3年生ですが,ここ何ヶ月かほとんど大学に行ってません。小中学生を持つ親御さんから見れば「もう心配ないのでは?」と思うでしょうか。私も,卒業してくれなくてもいいと思ってます。要は,自立してくれればいいのです。でも,その条件が「大卒」であれば,やはり卒業が必要条件になります。 この間も,海外研修旅行(団体の)に躊躇する息子に言いました。「病気を理由に自分の可能性を閉じては勿体ない。」と。 医者からすれば,得体の知れない「不登校」をあいてにするより,症状のはっきりした「起立性障害」や「過敏性大腸」,「鬱病」,「パニック障害」等々の方が病気として扱いやすい。しかし,インフルエンザの原因はインフルエンザウィルスというはっきりとしたものがあるけど上に挙げた症状には原因がはっきりしません。(そういう意味では風邪もそうらしいが)だから,対症療法でしかありません。風邪のように,対症療法を施しながら後は本人の快復力に期待する。これが現実ではないでしょうか。それにしても,長い風邪ですね。苦しんでいるのだから早く治って欲しい。 森田療法では,「苦」が普通なのだから,それに慣れろと言っているように思います。 ブリーフセラピーでは,原因を追求するよりも,本来人間が持っている治癒力を使えと言ってるように思います。 私は,誰もが知りたいと思う。「やはり,原因は何なのだ!」こんなたとえは使いたくないが,我が子が犯罪や災害に遭遇したとき,親がよくインタビューで言っているように,「何でうちの子だけがこんな目に遭わなければならないの?」と叫びたいのではないでしょうか。人気ブログランキングへ
2006.01.06
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しばらく日記を書いてないのに訪問してくれた方,有り難うございます。 ここのサイト「不登校」に限ってますので,もしよかったら私の別のブログでも覗いてください。 「お気に入り一覧」の「いきいきちゅうねん」には私の最近の様子が書かれています。
2005.12.31
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「脱出法」という考え方自体「森田療法」的でないが,どうしても我々は脱出したいと考える。私が森田療法に注目するわけは,それが東洋的な考え方に基づいているからです。岩手大学の我妻則明先生(主な著書「アクティブカウンセリング」)は,次のように話されました。 西洋の人生観は,「人生は楽しいもの」=「苦はあってはならぬこと」 東洋の人生観は,「人生は苦である」 ↓ だから,西洋の人生観では「環境(内面も)は替えられる」 東洋の人生観では,自然だからどうしようもない。 ↓ 西洋の人生観で生きる結果,苦はあってはならぬから麻薬等に向かう。離婚 によって楽しい環境に替える。学校では,みんな仲良くすべきである。 東洋の人生観で生きると言うことは,苦しいのが当たり前だから,すこしの楽が有り難い。「人生は苦である」とは,お釈迦様の考え方です。即ち,仏教の考え方です。話はすこし離れますが,広島の事件で逮捕されたペルー青年は,「悪魔が僕の身に入った。」と言ったそうです。これは典型的な西洋的な考え方でしょう。西洋的人生観の限界を見るような気がします。 東洋の人生観の「自然だからどうしようもない」は,一見して悲観的に見えますが,むしろ「自然」(東洋的考えの)の無限性を感じます。
2005.12.02
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C子が,水・木・金と3日間続けて朝から教室で過ごしている。 月曜日の校長発言(「C子は,養教が出かけていると教室に行く。」)に怒っていた養教も笑顔。 担任からの情報では,C子は友だちにこれを予告していたというのだが・・・人気ブログランキングへ
2005.11.19
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気がつけば,3週間近くもご無沙汰してしまった。 私の人生の根本に関わる問題のため,(もちろんこれを読むみなさんのほとんどが「人生の根本に関わる問題を抱えているわけですが・・・) 空白期間を作ってしまいました。 この間,書き込みをしていただいた方には,ご返事できなくて申し訳ありませんでした。今は,今後の日記の中に返事があるだろうと言うことでご理解いただきたいと思います。 ところで,C子のその後です。 C子への対応と言うことで,委員会がもたれた後,いままで遠慮していた(?)クラスの子どもたちが急に保健室にやってきて色紙のような物を置いていきました。その色紙はベッドの上に(C子により)投げられていました。(養教談) その色紙を見せてもらいました。 書いているのは,すべて男子でした。そして,内容は「軽いのり」の今時の6年生の口調で書かれたものでした。 私は,我が子の不登校初期の頃を思い出してしまいました。 行為自体は尊いのですが,内容に誠意がない。穿って言えば,やれと言われたからやった。しかも楽しんでいる。それを指導した先生の「誠意のなさ」(言い過ぎであれば,「指導方針」)が透けて見えてしまう。 書き込みに,「先生のような人が我が子の学校にもいたら・・」と書いてくださったがいました。しかし,それは私を理想化しています。私は普通の先生と変わりありません。この日記を見ている方は,ここからだけで判断しているから理想化しがちですが,他の面では「いい先生」といえない面がたくさんあります。 その意味で,上の6年担任には私より優れた多くの面があります。だから,その後,様々な努力をしています。 C子も,すこしずつ出席する授業が増えてきました。人気ブログランキングへ
2005.11.12
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C子は、毎日学校へ通っているので「不登校」とは言えない。 しかし、このごろ教室にはほとんど通ってない。言わば「不登級」と言ったところか。このごろの彼女の本拠地は保健室。養護教諭はひとりしかいないので、養護教諭もあの手この手でなるべく保健室から出そうと努力している。 今朝の養護教諭の報告では、C子曰く、「教室へ行くと、私の机だけ別世界の物のような感じがする。」と言ったそうだ。 私は考えた。彼女に問いたい。「だから、どうしたいの?」「別世界でいいじゃないの。」「それでも、その机に着席していると、苦しいの?」人気ブログランキングへ
2005.10.24
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親は、安心して「引きこもれる」ような理解が大切 引きこもりの70%は、神経症によるそうです。森田療法の治療範囲は神経症が中心です。「ひきこもり」の青少年の親は、常に「脱出させよう」という情報のみに囚われるそうです。(「不登校からの脱出法」というカテゴリで書いているのに変ですが、)脱出させるよりも、むしろ安心して引きこもれるような理解が必要なようです。確かに、親が不安(とまどい)の中にあっていけません。「とらわれること」に寛容になって、生き生きとした親の生き方が子供にとって良い刺激になります。森田療法人気ブログランキングへ
2005.10.23
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不安を即座に解決するのではなく,ちょっと付き合ってみましょう。不安だけどちょっとずつやっていくことで,方向が見えてくる。森田療法人気ブログランキングへ
2005.10.20
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薬は,痛みを抑えてくれるが,育ててはくれない。 「症状は治さないようにしよう」人気ブログランキングへ
2005.10.17
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神経質性格の多くは,自分の中にわき上がる感情に対して恐怖・否定したがる。例えば,「こんな弱い自分ではいけない。もっとしっかりしなくては。」と思って育ってきた。悲しみに対して,「しっかりしなさい。」憎しみに対して,「それは,いけないこと。」と,育てられてきた。 森田療法では,こう教える。 「悩むことはむだではない」 ○悩む自分,弱い自分を肯定する ○自分らしく生きる=自分の中にわき上がることに素直に! 人気ブログランキングへ
2005.10.14
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ずっと息子に貸してあったノートが返ってきたので何回か紹介します。すぐにも使えそうな内容が満載です。その(1) あるがまま=不安なまま例えば,「朝礼のとき,おなかが痛くなったら?」 「痛くなるのは,逃げたいの信号だから,我慢しなさい。逃げれば,いつまでも治らない。」 「最後まで痛かったら?」 「最後まで痛くなっていなさい。」(この種の腹痛は,2,30分のうちになおるのが通例です。2,30分後に治るという体験が大事です。その体験は,即ち乗り越えたと言うことです。2,30分過ぎても治らない痛みは,内科医の出番です。)人気ブログランキングへ
2005.10.13
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我が校のA子がこの1ヶ月すっかり教室の友達の輪の中にとけ込んで,1学期の心配は何だったのかと思うこのごろです。しかし,今度はこの約3週間ほどとなりのクラスのC子が保健室で過ごすことが多くなっています。 やはり,1学期のA子の時のように,きょうついに校長の招集がかかった。A子をどうにかしよう,このまま定着してはいけない,という思いからです。そこが,この校長のいいところです。校長:とにかく,何らかの関わりを始めよう。私は,あしたから毎朝「握手作戦」を始める。教頭:放っておくことはできない。関わることこそ担任の努めだし,教育といえる。養教:A子は今のままでいいのだろうかと,今苦しんでいます。私 :A子は,きょう私にサインを送ってきました。教室に戻るタイミングを見計らっているように見えます。働きかけを再開するチャンスと思います。担任:私は,腫れ者にさわるような思いでいました。でも,関わりを再開したいと思います。人気ブログランキングへ
2005.10.11
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息子は,通学の便利さのために大学の近くにアパートを借りていたが,半年もしないうちに引き払って帰ってきた。 2,3日前,「大学に余り行ってないのでお金がもったいないから退学したい。」とか,「休学したい」とか,相談してきた。行ってない理由にはいろいろある。「大学に行かなくても,学ぶ方法が分かった。」等というのもあるが,最大の理由は,大学に足を運ぼうとするが,たどり着けないと言う。医者の診断では,「パニック障害」と言うことで,診断書を持って教授達に出席が足りなくても単位をくれるよう頼んで回ったらしいが,どうしてもダメなところがあって,すっかり卒業の自信をなくしたようだ。人気ブログランキングへ
2005.10.07
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「きょうはどうでした?」と先ほど電話を入れたら,先週と変わりないという。どんなふうに?朝は6:30に起床。「送っていこう」というと「一人で行く」と言って出かけた。10時頃になったら帰ってきた。それまでは?その辺を歩き回って学校にはついに入れなかった・・・一つ違っていたことは,先生(と家族)の慣れ。先生が朝電話してこなかったそうだ。「まだ,着いていません。」と。私のアドバイスは,(1)どんなに夜更かししても,6:30に起きれると言うことは,学校に行けそ うなので,今晩のうちに「明日の朝はどうしたいの?」と具体的に聞くこ と。そして,その通りになるよう祈ること(言葉にしてみる・心に言い聞か せる)。明日出かける前も。(2)先生に,「教室以外に居場所はありますか」と聞いてみること。人気ブログランキングへ
2005.10.03
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主に「多忙」のため,久しぶりの書き込みになります。この間,書かなかったにもかかわらず毎日10人前後の方が訪問してくれていて,ありがたいことと思います。 さて,最近私の知り合いのお孫さんが不登校状態になっている事を聞きました。Y君は中学二年生。きょう,詳しい状況を聞いたので,私のできる範囲でアドバイスしました。 今は原因を探る段階を過ぎて,見守る段階に入ったようです。私も,今後見守りながら,アドバイスしていくと伝えました。
2005.10.02
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「不登校児童生徒が自宅においてIT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱い等について」 文科省のホームページで検索しても見つかりませんので,概要を書きます。 不登校児童生徒が自宅においてIT等を活用した学習活動を行うとき,校長は,下記の要件を満たすとき,指導要録上出席扱いとする事及びその成果を評価に反映する事ができる。(1)保護者と学校との間に十分な連携・協力関係が保たれている事。(2)インターネット,Eメール,テレビ,郵送,FAX等を活用して艇庫湯される学習活動である事(3)訪問等による対面指導が適切に行われていることが前提(4)当該児童生徒の学習の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラムである事(5)校長は,その状況を十分に把握すること(6)学校外の機関・施設で相談・指導を受けられないような場合に行う学習活動であること(7)学習内容が学校の教育課程に照らし適切と判断される場合であること人気ブログランキングへ
2005.09.05
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25日が2学期の始業式。超多忙な日々が始まりました。 ところで,2学期の8月はたった数日ですが,全校はおろか学級でもなかなか全員出席とは行かないものです。それが,当然です。大人でも,この暑さには敵わない。夏休みのリズムから回復するのはしんどい。 スタートの2日間のA子は,とてもいい表情をしていました。それなのに,なぜと誰もが思ってしまいます。 私は,担任に言いました。「そういう子は精一杯演じているんだよね。辛ければ,辛いという顔をすればいいのに,それができない何かがあるんだろう。」 中2の兄も休んでいるらしい。人気ブログランキングへ
2005.08.29
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今のBS2見ましたか。 泣けました。 私の青春です。 40年前にワープしました。 まだやってます。もう終わるかな。見てください。人気ブログランキングへ
2005.08.20
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「ふとうこう」と入力して、変換すると、「不凍港」とか「不投降」と出てくるのご存じでしたか?私、とても気に入りました。説明はいりませんよね。人気ブログランキングへ
2005.08.18
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このことは,普通の人にとって理解しがたいことだと思いますが,2週間ほど前,私は仙台のお寺である高僧から標記のことについてお話を伺った。 彼は,その例として「人間が作り出す二酸化炭素の増大と地球温暖化」を挙げていました。これは,一般の人にも分かりやすい。普通,人は理屈(科学)で分からないと信じようとしないが,科学では未だ説明できないおおくの事があります。 昔の人々なら,普通に考えたと思います。「きょうの地震は,日本人(の指導者)の邪悪な生命活動の結果の警告だ」と。 ところで,「邪悪な生命」とは,仏教で, 「むさぼり」 「いかり」 「おろか」と,説いています。人気ブログランキングへ
2005.08.16
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と,きょう息子が言った。 大学3年の息子は未だに薬を飲みながらやっと大学に行っている。ところが,きょう「薬を飲んだら眠くなった。医者が言ってたけど,いい事だ。」と言う。私も喜んだ。 脳が,薬が効くように(効いたと分かるように)変化(発達)したのだから。 話は変わるが,かじった程度のブリーフセラピーと森田療法の考え方をよく考える。なぜ,この2つについて関心を持つかという答えの一つは, 人間の持っている,計り知れない内なる力を信じている事これが,共通している。その「力」は,「無意識」などという浅いところから出ているものではない。 たとえは正しいかどうか分からないが,今日の喜びは,昔Bちゃんの家を訪問したとき,「今日はどう?」と訊くと,「鼻血が・・・」と答えたときの喜びを思い出す。「休んでいる理由」がいつもと違ったものだったから。鼻を押さえながらその理由を言う嬉しそうな顔を今でも忘れない。それは,再登校のサインだった。人気ブログランキングへ
2005.08.13
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10年以上も前に私が出会ったBちゃんという女の子とB君という男の子について書いた事があった。きょうの研修会で,またその子たちへの対応について,悔やまれる事を思い出した。 10年以上も前では普通の事だったかもしれない。(もしかすると,今も普通の事かもしれない。)どちらも,大規模校だった。担任の私は,教頭や校長の指導を受けながら,もがいていた。むなしい思いで家庭訪問を続けていた事を思い出す。私以外はだれも家庭訪問をしなかった。 今ふり返って,客観的に見れば,担任がある程度「熱心」であったのがよかったかもしれない。しかし,逆かもしれない。その二人のその後の情報はない。B君たちの学年の成人式の日,クラス会があり私も呼ばれたが彼の姿はなかった。 ところで,今と当時とで違うところは,次の3点だと思うがどうでしょうか。 1.不登校についての研究が進み,文科省の指導が浸透してきた。 2.各学校で,担任だけに任せるようなことなく,不登校対策委員会のような組織が対応するようになってきた。 3.教頭(校長)が関係機関と連携をとりやすい環境が整ってきた。 また,学校の対応からは離れるが,親としてもただおろおろと悩むだけでなく,行動するようになってきているなと,私のブログを訪問する方々の日記を読ませていただいて思いました。悩まない教師も,悩まない親もダメです。悩み続ける中から,いつのまにか解決へと結びついてくるのです。人気ブログランキングへ
2005.08.12
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ブリーフセラピーでは,生育歴など過去の情報を集めてそこから解決を求めません。森先生の言葉にもう少し耳を傾けましょう。役立ちます。 ○必要な情報とは,「解決」や「変化」に使えそうな情報のこと。 ○「見えないもの」が見えるようになる訓練は積まない。「見えるもの」を見落とさない訓練が大事。 ○問題のポイントを見つけようとするのではなく,その人が持っている「力」を見つけようとして,話を聞こう。 ○「自分にはこんな面もあったのか!」と,未知の自分をどんどん発見していく過程のことを「自分の事が分かる」と言う。人気ブログランキングへ
2005.08.11
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というタイトルで森俊夫先生が以前学校教育相談で書いていました。即ち, 何が「正しい」かと言うよりも,何が受け入れられるか,そして,何が解決 への糸口になるかが大事なのです。 例えば,「過敏性大腸は受験ストレスのためである」という意味づけが正しいとしても,解決にならないのなら,意味を変えてしまおうという事例を説明してました。朝食後10分たつと下痢をしたくなり,それが学校に行っても続くという症状の男子がいました。朝食前にトイレに行くことで脳のプログラミングを混乱させて過敏性大腸の「意味を変える」ことを受け入れた彼は,見事なおしたそうです。人気ブログランキングへ
2005.08.04
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今日出席した研修会で学んだことによると,本県では各学校で以下のような取組をしているはずです。みなさんのところはいかがでしょうか。 1.2日以上欠席した児童生徒への家庭訪問の実施 2.担任と学年主任(教頭,養護教諭)など実態に応じたペアでの家庭訪問 3.病気と不登校の早期見極め(不登校の最初は病気の症状を訴える事が多 い) 4.学校復帰支援チーム(校長,教頭,生徒指導主事,学年主任,担任,養護教諭,スクールカウンセラー,学校医,民生児童委員,指導主事等で編成) 5.不登校児童生徒への校長による家庭訪問人気ブログランキングへ
2005.08.04
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やっと夏休み状態になりました。仕事も,私生活も多忙で(余り使いたくない言葉!)やっと久しぶりに一人家で過ごしてます。 でも,さみしいものですね。ちょっと日記を書かないでいると,アクセスしてくれる方が一桁台になってしまうのですから。 きょうは,夏休みらしく私の好きなテレビ番組の紹介・・・ 実は,テレビが壊れて仕方なく液晶テレビに買い換えました。BSがどうしても美しい画像なので,チャンネルを合わせる事が多くなります。数多くあるBSチャンネルの中でも私が最近気に入っているのがコレ。moter earthおそらくこういうチャンネルがある事を知らない人も多いのではないだろうか。 実は息子から教わったチャンネルですが,是非一度見て欲しい。いやされます。くだらない番組をつけておくより,テレビを消すか,このチャンネルに切り替えるかした方が賢いと思います。 もし,BSが見られない人には,CDが出てますので,しばらく上に載せておきます。人気ブログランキングへ
2005.08.02
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きょう子どもたちを引率して,県民の森に向かった。途中,バスの先頭座席で,トイレ休憩について打ち合わせしているとき,急に自分の腹具合が悪くなってきた。しまった!と思ったときは,もう高速のSAを過ぎて,後は一般道路に出るところ・・・ 恥を忍んで,運転手に頼みコンビニに臨時停車してもらう羽目になった。 私は,腹を押さえながら思い出していた。一つは,息子の過敏性大腸。不登校に悩んでいた頃,息子は授業中にやたら大腸が動いて結局教室にいられなかった事が続いた。どうしようもなくて,医者で薬をもらっていた。不登校という病気はないが,正式に病名を与えられて,薬をもらって安定すると変な安心感があった事を思い出す。 もう一つは,私自身の小学校時代。何回か,腹痛で早退した事を思い出す。私の小学校時代は,家にまだ電話などない時代だから,家にも連絡なしで早退するわけだ。だから,家から車で迎えに来るわけではない。途中,無性に便意を催し,漏らすまいと必死でこらえながら3・40分の道のりの家路を急いだ事を思い出していた。 今から思えば,「不登校」などという言葉がない時代,私も実は過敏性大腸だったか。ま,今日の腹痛は夕べ素麺の食い過ぎによると思うが・・・人気ブログランキングへ
2005.07.28
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学校に行けた日。私の出勤前に車で送っていきました。ところが,午前中に電話がかかってきたことが何度かありました。どうにも体調がよくないというので,早退させたいから迎えに来てくださいということでした。中学生なんだから勝手に帰してくれと思いましたが,非行の可能性も考えての事でしょう,学校としてはそうするしか仕方ないと思われます。 そのころちょうど携帯が普及し始めた頃でしたので,そのうち私の授業中等に携帯がなるようになりました。学校に行けたものの,居場所がなかったのでしょう。初めは,保健室でさえ居場所とはなり得なかっただろうと,中学校の保健室を訪ねたときそう思いました。人気ブログランキングへ
2005.07.27
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昨夜、研修でA先生のご主人にあった。今まで話す機会はなかったが、初めて話をする機会ができたので、奥様のA先生に今でも感謝していること、そして、息子が今元気に大学に通っていることを伝えた。 この方は私より年下であるが、最年少で中学校の校長になって2校目である。感心したのは、奥様に感謝の気持ちを伝える私に対して非常に謙虚であったこと。 立派な話をしてその内容に感心しても、その傲岸不遜な表情・態度を見てがっかりする場合があるが、やはり、謙虚な態度は気持ちがいい。人間性の高さを感じさせられる。人気ブログランキングへ
2005.07.26
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