P-Blog アイデア&インプレッション

2004.07.15
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暑い日が続いているので、先日、突発的に、銀座7丁目にある古いビアホールに走った。このビアホールは、戦前に建てられたもので、天井が高く、様々な装飾がなされ、少し古めかしくどこかのヨーロッパのビアホールという感じが、ビールの開放感をさらに強調する。

それにしても、このMLのオフ会に参加する人間はほんとうに濃いメンツが多い。そして、話題の幅も恐ろしく広いというか酷い。
さて、今回、話題になった事の一つが、性教育のことであった。
この話しは、私がタイに出張するという事と、ラオスの保健省の中の子供向けプロジェクトの部屋に行った話しなどから始まった。海外向けのエイズ対策、感染症対策のプロジェクトにおいて、日本は、様々な取り組みをしているが、その割に、日本国内の性教育がおろそかになっているのではないかという。
今のところ国内では、エイズ感染は少ないが、若年者の性感染症の伝染のひどさから考えると。いまの風潮からすれば、広まり出すと一気なんじゃないかという状況だ。
風俗に通っている人が、素人女に手を出せない理由として、病気の問題を挙げる程度だ。まだ、風俗で働いている人の方が、感染症対策を行っているのでは、ということだ。
とはいいつつも、日本でも、性教育について、様々な試みか行われている事は確かだ。
しかし、性のタブーは強くて、核心の部分については、教えられず、それが、逆に好奇心となり、結果として、性に対しての異様な興味を示す結果となり、AVなどの性情報の反乱となり、日本は世界一のポルノ大国になり、同時に先進国の中で突出したエイズ対策がなされていない国になっている。

そして、いろいろタブーをはずしながら進められつつある性教育の中で、隠している肝心なポイントは「セックスは気持ちいい」という事じゃないかという話しになった。
子供ができる仕組みをいくら勉強しても、性感がある「セックスは気持ちいい」という事は教えない。でも、隠している事に限って、敏感に感じてしまう。そのために、手当たり次第に、いろいろ、探求してしまう。
そして、見せるためのセックスであるAVを見てしまう事で、エスカレートしたプレイをしないと気持ちよくないという幻想を抱きやすくなる。というか、AVのような事まで、しなくては、気持ちよくならないと信じ込んでしまう事になる。
もちろん、自分で調べるという事は、悪いことではないが、その情報を整理する事は行われていない。そこに問題もある。
だからこそ、性教育の中でも、性は快感があるという事を前提とした「性欲教育」をしていく必要がある。
なーんて、酒の席で盛り上がっていました。どんな、飲み会なんや。





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最終更新日  2004.07.16 11:06:33
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