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やさしいＩＴ講座

ＩＴ活用サポーターのりばしてぃ

2005/04/30

　その会社では、親会社で利用していたパソコンを再リースする形で利用していますので、ハードディスクもクラッシュしてもおかしくないと感じて、詳しく話を聞かずに出かけたのです。　お客様のご希望は、ＨＤＤの換装とリカバリです。

　訪問してみるとクラッシュしていたのは、その人が仕事場に持ち込んでいる個人のノートパソコンでした。　その会社では、再リースした古いパソコンしか導入できないので、持ち込んで仕事をすること自体は上司も了承されているのです。　そして、本人は出張中で、上司の方に事情をお聞きしながら作業開始です。

　できれば、ノートパソコンのＨＤＤ換装には手を出したくないので、現場でセーフモードなどで起動ができないかどうかをチェックしてみましたがやはり起動できないという症状は改善しません。　ハードディスクからの異音は感じられないので、リカバリディスクでの復旧を試みましたが、ハードディスクの初期化段階でエラーが出てしまいます。

　持ち帰っての作業でもかまわないという伝言があるとのことで、別の方法でＨＤＤのフォーマットを試みるために、お預かりして帰ってきました。

　手元にある他のＯＳでフォーマットを試みましたが、結果はＮＧ、やはりハードディスクの交換が必要なようです。

　問題は、換装時のリスクがあることです。　ここまでお預かりしていて残念という気持ちもあるのですが、メーカーに修理に出していただくことを了承いただくほうがベストだと説得する必要がありそうです。

　もちろん自分のパソコンであれば換装してしまいますけど、お金をいただいてサービスする品質ではないというのが本音です。

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