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やさしいＩＴ講座

ＩＴ活用サポーターのりばしてぃ

2005/07/05

　インターネット上でＩＰアドレスは、その場所を特定するために使われますので、同じＩＰアドレスが存在することが許されません。　そのため、ＩＰアドレスの利用権限は、一元管理する必要があります。

　しかしながら、全世界分を１ヶ所で管理するのも大変ですので、特定の範囲を下位団体に割り当てて管理を委譲する方法を採用しています。　現在は、IANA(Internet Assigned Numbers Authority)を頂点とする階層構造による割り振り・割り当てが行われています。
　IANA からは各RIR（地域インターネットレジストリ）へアドレスブロックが割り振られ、RIRは、割り振りを受けたアドレスブロックをさらに分割してNIR（国別インターネットレジストリ）、又はLIR（ローカルインターネットレジストリ）に割り振りされており、日本国内では、このアドレスの管理は、社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター（ＪＰＮＩＣ）から、それぞれのＩＰアドレス管理指定事業者を通じて利用者に割り当てられます。

　インターネット接続プロバイダーと契約するのは、インターネット接続時にこのＩＰアドレスを借りる必要があるためです。

　インターネットに直接接続しない閉じたネットワークでＩＰアドレスを利用したい場合には、この割り当てによる申請を必要としないアドレスとして、
10.0.0.0 - 10.255.255.255
172.16.0.0 - 172.31.255.255
192.168.0.0 - 192.168.255.255
の範囲を使用できることに取り決めされています。

パソコン・インターネットについて記事を書かれている仲間たちです。

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