いわぴいのドラマ日記

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May 18, 2006

ドラマ・７人の女弁護士　～第６回～

テーマ：どんなテレビを見ました？(79886)

カテゴリ：ドラマ

　前のクールで「夜王」を見たばかりなのでホストへの抵抗感が薄らいでいたんですが、やっぱりあの世界にはまってしまう女の人って多いのかもしれませんね。堅気からキャバ嬢になり、挙句の果てに風俗にまで堕ちてしまうなんて話も聞きますから・・・。ホストを取り合うようなトラブルも日常茶飯事なのかもしれませんね。ただ、今回はそれに便乗して罪を擦り付けてしまおうという犯人の作戦が極悪非道でした。自分の犯した罪は自分で償わなきゃいけませんよね。

　有名ジュエリーデザイナーの奥さんである矢崎京子さんが殺されたときに真っ先に疑われたのが元同僚の看護師・田中美帆でした。新宿のナンバーワンホストをめぐって言い争っているところや喧嘩しているところを見られていたわけですから、確かに致し方ないことですが・・・。さらに犯行に使った青酸カリが盗まれた現場に美帆の着け爪が落ちていたわけですから言い逃れはほとんどできない状態でしたよね。それでも、無実を主張する美帆の涙はなんともいえないほど辛そうでした。濡れ衣を着せられて誰にも信じてもらえないときってどんな気持ちになるのかあらためて考えさせられました。

　無罪を主張する被告人のためですから、真紀としてもそれを立証するために走り回るしかないですよねぇ。ただ、証拠集めのために訪れたホストクラブではナンバーワンの結城智也に振り回されっぱなしでした。女性慣れしてるだけあって相手のほうが役者が上でしたね。さらに役者が上だったのが、別のホストから情報を聞きだした川嶋なお美でしたけど・・・。ただ、この時点では結城が美帆をそそのかして京子を殺したというところでみんなが落ち着いてましたよね。

　その推理が打開されたのが、結城が渡した着け爪というのはなんだか皮肉でした。着け爪が続き模様になっていたことと、青酸カリが保管されていたロッカーの跡が左手を使うようにあけられていたことで、犯人が左利きであることを発見できたことが事件を解決する鍵になりましたよね。一緒にホストクラブで遊んでいた米倉里美が左利きであることで、京子の旦那との浮気までつなげた推理は見事だったと思います。犯人が右の着け爪だということまで気付いてなかったのにも救われました。

着け爪をプレゼントしてあげていたり、なかなかいい奴だった気がします。しかもお客さんのプライベートを死んだ後でも守ってあげようとしていましたし・・・。そのことで彼自身が追い込まれそうにもなったのにそれを守り通す姿はなかなかかっこよかったですよね。「女の子を幸せになる嘘しかつかないよ」という彼の言葉はまんざら嘘でもなかったんですね。

　それにしても犯人の二人は本当に許せませんね。浮気していて、それを世間にばらされそうになったら、保身のために殺した挙句、罪を人になすりつけようとした旦那と里美はなんて自己中心的な奴なんだろうと思ってしまいました。懲役１３年と１１年と言ってましたが、終身刑でもいいくらいのような気がしてしまいました。もっと早めに警察が調べていればこんな冤罪未遂が起こらなくて済んだはずなんですけどねぇ・・・。秋田の子供たちの事件といい、警察は頼りにならないのかもしれません・・・。

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