Jinの世界たびある日記

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2007年05月28日
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カテゴリ: ヨーロッパの話
見学コースに沿って歩いていくと…ついに、この部屋に到着しました。
そう、有名な「鏡の間」です!

全長73Mのテラス形式の広い部屋に578枚の鏡を使っているこの鏡の間。さらに庭園側には17の窓があるんです。そこから差し込む光が鏡に反射し、本当にきらびやかな雰囲気を出しています。そして天井には、ボヘミアンガラスのシャンデリア。
(当時…これだけの量の蝋燭をつけるのも、また大仕事だったんでしょうね~)
天井画で太陽王(ルイ14世)を称え、金色に装飾された調度品によって、さらに豪華さを増していきます。

ベルサイユ.jpg ←ここで舞踏会か~♪

「朕は国家なり」と豪語したルイ14世=太陽王が建てただけのことはある、このベルサイユ宮殿。
建築の理由は…実はこんな内容らしいですよ。

ルイ14世がヴォール・ヴィコント城のお披露目パーティーに呼ばれた時のこと。
あまりの豪華さに、ルイ14世は大激怒したらしく(自分所有のお城以上の豪華さに、ホント腹がたったんでしょうね~)、ヴォール・ヴィコント城をしのぐ豪華な宮殿を造るべく、着工を命じたそうです。
もともと狩猟用の別荘だったベルサイユの館を、莫大な費用と人力、長い年月をかけて拡大・改造し、2つの翼棟を持つ左右対称の3階建てバロック様式を作り上げたのです。


…もう、王様のワガママにも程がありますよねぇ…。



正直…王様の寝室よりは…センスがあると思うんですけど…(苦笑)。

ベルサイユ2.jpg 王様の真っ赤なベット よりは、安眠できそう(笑)

そして、戴冠の間。
ルーブルの「ナポレオン1世とジョセフィーヌの戴冠式」(ダヴィッド作)と同じものが飾られ戴冠の間と呼ばれています。かつては「王と王妃の衛兵の間」だったそうなんですけど…。
円柱はブロンズと磁器性で、ナポレオン1世が「アウステルリッツの戦い」を記念して発注したものなんです。

ベルサイユ4.jpg ←大きすぎて(長すぎて?)…写真に入りきりません(苦笑)

ここは王妃控えの間です。
王と王妃の多目的室だったそうなんですけれど、こんなに絵画だらけの多目的室って(苦笑)。
何に使ったんでしょうね~。

ベルサイユ3.jpg ←使用方法にしばりがないから、多目的室?

何てこともない踊り場でさえ、この豪華さ。彫刻が素晴らしい!!


ベルサイユ6.jpg ←他が豪華すぎるので、このくらいで落ち着きます(笑)

本当のセレブって、こういうことなんでしょうね。なんてったって、王様たちですから。
こんな生活ばっかりしてたら…この維持費等は国民からの血税なんですから…そりゃ、革命も起きますよね~。





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最終更新日  2007年05月30日 20時43分02秒


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