7月27日(月)
昭和萬葉集(巻十四)(441)(昭和三十五年~三十八年の作品)
講談社発20行(昭和 55年 )
Ⅵ(4 )
くさぐさの歌(4)
青春の歌(1)
村木道彦
水風呂にみずみちたればとっぷりとくれてうたえるただ麦畑
かなひばし 赤銅色にもゆるときバラ園のなかぼくはきている
塩こそなめんか 炎暑に汗まみれのけものたるべし
耳のみがふき遺されているわれにきれぎれやなんの鐘ぞきこゆる
(つづく)
追記(後藤):ある機会で、村木道彦氏が私と同じ大学の同期であることを知りました。彼は文学部国文科、わたしは商学部でした。わたしは妻の影響で40歳過ぎてから歌を作るようになりましたが、もし学生時代に作っておったなら、知己を得ていたかもしれません。残念です。
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