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2009.12.24
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今年のクリスマスケーキは手を抜いた。
ハーシーズのチョコレートシロップを生クリームに混ぜて、簡易なチョコレートクリームを作り、ロールケーキに塗って、上に苺を並べておしまい。
今までブッシュドノエルは何度か作ってきたけれど、チョコレートを湯せんにして、ガナッシュクリームを作るのがどうも億劫だったのだ。
なーんだ、これラクチンじゃん。
これからは億劫がらずにチョコレートのケーキが作れますわ。
DSC02439.JPG


チキンも去年までは丸鶏に詰め物をしてローストチキンを焼いていたけれど、今年は手抜きで骨つきモモ肉で簡易にマスタードを塗って白ワイン蒸しに。
DSC02438.JPG



サンタさんを待ちわびていた可愛い男の子はどこかに去って、今うちにいるのは図体のでかい無愛想なせがれなので、こんなもんでいいでしょ(笑)

実家の母は12月は大忙しだった。
日頃父がお世話になっている方たちに手作りのお歳暮をする習慣があったのだ。

12月の我が家はさながら工場のようで、ガスオーブンと電気のオーブンはフル回転。
母は汗をしたたらせながら、泡立器でバタークリームを練り上げ(ハンドミキサーもない時代だった)、私はケーキの箱を組み立てるお手伝いをした。
デコレーションの段階になると、完全主義者の母は妥協しない。
私の目にはどこが気に入らないのか理解不能だったのだが、「これ、ダメ!」と完成したケーキのクリームをはぎ落とし、やり直すこともしばしば。
バタークリームは生クリームと違って、何度でもやり直しができたのだ。

クリスマスが終わると、今度はそば打ち。
祖父のお歳暮の分も打っていたのだろう。
祖父がそば粉の大きな袋を下げて来てくれていた。

あの粉まみれの12月は、一番我が家らしい期間だったような気がする。
母からケーキを受け取る方達、父がおそばをお持ちする方達は、毎年楽しみにしてくださっていたようだ。
あれから何十年もたっているのに、それがおいしかったと、母は よく出来た人だった、何でも上手にさっとなさる方だったとおっしゃってくださる。

その期間の我が家は粉まみれの工場、熟練の鬼のような親方が母の裏の顔だったのだ。

昨日歌舞伎を観に行ったのだが、女形の役者さんが裏声で「・・・・じゃわいなあ」としなだれかったと思うと、突然男の声でドスを聞かせて裏の顔を覗かせたりする、そんな場面がよくあるけれど、母の豹変ぶりはちょうどそんな感じだったなあ、なんて思い出し笑いをしてしまった。






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最終更新日  2009.12.26 09:42:05
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