ぜんちゃんの風に吹かれた日々

ぜんちゃんの風に吹かれた日々

2005年04月12日
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カテゴリ: ライフスタイル
ボクは四月始まりの手帳を使っている。

だから新しいシフトで発進だぞ、って思いつつも空回りのボクは花冷えの今日何故かぼんやりしてしまった。
仕事のこと、個人的な創作活動のこと、教会での奉仕のこといろんなことが複雑に絡み合っている。
仕事が順調にいってないのに創作活動もないだろうと思う。
うまく行かないけれどすべてがうまく行かないという感じはない。
オリジナル曲のピアノアレンジをMさんは昨晩快く引き受けてくれた。
楽譜とMDを送る約束をすると電話越しにMさんはとても楽しみだと声を弾ませた。
「たいした作品じゃないから…」ついボクはネガティブな言い方をしてしまう。


事務所の前に車を着けて事務所に入るときMTさんはこんなことを言った。
「それって自前の車?」
「えっ?そうですよ」
「何か意外というか…普通、不動産屋というと外車とか大きい車乗っているじゃない」
ボクはどう答えて良いか言葉が出てこなかった。
「軽だと経費掛からないし…まっこれが私のオリジナルということで…」
Sさんたちとこれから情報交換しながら仕事協力をしていきましょうという事になった。
しかしボクは戻りの車の中でふと思った。
みんな楽しく仕事をしていこうという思いは変わらないのだろうけれど微妙にいや大きくスタンスも方向性も違うような気がした。

自分がハッピーになれば周りもハッピーになれるのだろうか?
周りがハッピーになれば自分もハッピーになれるのだろうか?

そしてそれがまるで川のように流れてゆけばいいと感じるのだ。
だから記録は残すがモニュメントを建てたいと思わない。

連日テレビのニュースで中国人の怒りを報道している。
そればかりは理不尽さを否めない気がする。
だけどやっぱりいま自分のことで精一杯だな。

怒ったところでなにが変わるものか、徘徊したところで何も解決しないのだ。
もう逃げる事はしないと決めた。

だが…されど四月なのである。
新しいシフトで発進だぞって小さく小声で自分に怒ってみるのだよ。

昨晩「報道ステーション」で微笑ましいニュースが映された。
新潟山古志村で被災した青木おばあちゃんが行方知れずになった愛猫「チャグ」と四ヶ月ぶりに再会するニュースだ。
青木おばあちゃんが積雪の中を倒壊した自宅を訪ねていくのである。
建物の中から「チャグ」が現れるのだ。
ネズミや建物の中の残された食糧を食べつないで生きていたのだ。
少し痩せたチャグはおばあちゃんの身体にまとわりつきながら保護された。
おばあちゃんとチャグは仮設小屋でまた新しい生活が始まる。

さあ四月だよ。とにかく。
ようやく市内の桜も咲き始めてきた。

ボクは花を咲かせようとは思わない。
実を結びたいんだな。つまりは。
とにかく何とかしないとごちゃまぜの現実を…。
だけど絶対にオリジナリティを崩さない。













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最終更新日  2005年04月13日 03時05分59秒
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