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2012.09.21
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ふくろう

 淡路島にはたった一カ所だけ、聴覚に障害を持つ人専用の特別養護老人ホームがある。手話通訳奉仕員養成講座の受講も回を重ね、いよいよ施設訪問となり、実際に入所されているかたの体験談を聴いたり、大まかに施設の中を拝見させていただいたり。また併用している作業所へ行ってお話を聴く機会になった。
 母がお世話になっている施設同様、完全ユニットになっていて、現在70名が利用されているとのこと。
 言葉によるコミュニケートがとれないので、手話を使ってコミュニケートできる人限定というと変だけど、手話という手段でしか人とのコミュニケートが図れない人にとってはどんなに安心できる施設だろうと思う。決して除け者にされないという安心感が大きな安らぎにも繋がると思う。
 高齢者にも配慮され、車椅子のままでも入浴できる設備が整えられている。
社会福祉法人 ひょうご聴覚障害者福祉事業協会 の施設として“ふくろうの郷”が淡路島に開所されて、今年で6年になる。こういった施設は、全国で7カ所しかないために、遠くは、豊岡市、他府県からの入所者もいらっしゃるとのこと。
 みんなで支え合って、『地域と生きる暮らしをつくる』ことを目的としている。
 施設長のお話の中に、「例えば言葉が通じない国で、1週間、一歩も外へ出ることなく過ごすことができますか」という質問があり、結局、聴覚に障害を持っているというのは、こういうことなんだ。と改めて気付く。生まれてからずうっと音の無い世界に放り込まれるなんてこと、私にはとても想像できない。
 聴覚が使えないなら、当然視覚で補うことになる。気配を感じることができないのだから、目で観てわかるような工夫がここかしこに施されている。コーナーには大きな鏡が設置されていた。道路でいうところのカーブミラーといった役割を果たす。足音さえ聞こえないのだから、それはとても良い工夫だな。と。音声による情報伝達はできないから、危険を知らせるのも赤いランプ。点滅していたら避難するという約束ができているようだ。
 皆さん手先が器用で、大きな屏風にちぎり絵のように見事な絵を完成させたのや、手作りの人形なども披露された。会話手段は手話限定ということになると、黙々と作業されると思う。
 まだまだ皆さんと会話できるところまでの手話は覚えていないけど、巧みに操れるようになりたい。まだまだ道のりは遠いけど、通じたら、それもまた大きな励みになると思う。






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Last updated  2012.09.21 09:13:45
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Re:施設見学(09/21)  
大吉幸せタクシー さん
こんにちは、一般の特養と違いいろんな発見がありそうですね。私も是非見学して見たいものです。 (2012.09.21 11:30:27)

Re:施設見学(09/21)  
このふくろうは、ここのキャラクターなのかな?
ちょっと大きくてびっくり! (2012.09.22 22:31:32)

大吉幸せタクシーさんへ。。。  
大吉幸せタクシーさん、こんにちは~
いつも、本当にありがとうございます♪

>一般の特養と違いいろんな発見がありそうですね。。。
最初から、全てがユニットになっていること、なので、とてもプライバシーが保たれますよね。

体験談で、かつて、耳が不自由だということを人には伝えられなくて、会話が成り立たないために、壁などに手をぶつけたら、精神科の病院に連れ込まれたこと。など語ってくださった人が。でも、ここだとみんなが手話で会話できるので、とても嬉しいということでした。戦争を挟んで、そんな経験をされたこと、自分の記憶からも少し薄れてきていて、とても嬉しいというようなことでした。

>私も是非見学して見たいものです。。。
見学はいつでも自由だとは思うのですが、職員さんも、利用者さんも手話ができる。。。なので聴覚に障害があっても、全く何不自由無く生活できることが素晴らしいですよね。
私が行った日は、サンマを焼いていましたよ。炭火で。
なので、行ったときは炭火をいこしている最中でした。帰る頃には良い香りが漂っておりました。
聴覚の全てを目が補う。皆さん、幸いにして視覚は大丈夫なようでした。
全く音の無い生活なんて、私は想像さえもできません。 (2012.09.23 08:16:37)

あけやん2515さんへ。。。  
あけやん2515さん、こんにちは~
いつも、本当にありがとうございます♪

>このふくろうは、ここのキャラクターなのかな?
その説明はうけなかったのですが、
あるとき、“フクロウ”というのは“不苦労”につながる語呂合わせで、とても重宝がられているようですね。
余った布で、一生懸命置物のフクロウを造っておられたかたが教えてくださいました。
なので、結構フクロウの置物観る機会が多い気がします。
聴覚に障害を持つ人も、何の苦労もないように。。。
ということで、施設の名前を『ふくろうの郷』とされたのかどうか、それはわかりませんが、目だけが頼り。ということはあるのじゃないかな。とそんな風に思います。 (2012.09.23 08:23:00)

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