志 錬
しかし、それで挑んだ北京五輪で、男子チームは海外のJUDOスタイルに惨敗を喫した。
ならば、日本チームも、海外のJUDOスタイルの真似をすれば良いのだろうか・・・
私は、そうは思わない。
海外のJUDOスタイルは、その国々の土壌から培われたものであって、
それを闇雲に真似したところで、土壌が異なる日本選手では太刀打できない。
むしろ、海外選手が容易く真似の出来ない日本の柔道スタイルでこそ勝機が高まると信じている。
そして、北京五輪では勝てなかった問題は、自らの柔道スタイルではなく、相手のJUDOスタイルの研究不足だったのだと思う。
少年柔道においても、「キチンと釣手、引手を持ち、掛け切る柔道」を指導されているとおっしゃる指導者の方々が多く感じる。
しかし、それとは裏腹に大会では・・・
「なかなか組もうとせずに、相手の差し出す手を叩いてばかり。」
「組んだと思えば、片手だけをもって、巻込む様な一本背負投。」
「技を出しては潰れて、四つんばいの繰り返し。」
中には、2分間の試合で一度も両手を持たない子も少なくない。
この様な柔道スタイルに負けると本当に悔しい。
だからと言って、この様な柔道スタイルを子供達に絶対に真似させたくはない。
以前、ある方に、「キレイごとばかり言っても負けては話しにならない。勝負は、勝たなければならない。」と言われたことがある。
確かに、負けるよりは、勝った方が良いに決まっている。
しかし、その子の柔道の将来のための基礎づくりの年代こそが少年柔道であると信じ、
「キチンと釣手、引手を持ち、掛け切る」柔道の指導を徹底したい。
私は、この柔道スタイルを貫いて指導して行きたい。
『今』子供達が勝てなくても、『将来』子供達が勝てるために・・・
賛否両論あるかと思いますが・・・クリック!→
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