「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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異境の地① クレタ島のヌーディストビーチ
クレタ島
とは、ギリシャの島々の中でエーゲ海の最も南にある。
中学や高校の歴史の教科書で「クレタ文明」のページに載っていたこんな絵を覚えている人も多いのではないか。
まだ日本はまだ
縄文時代
だった
紀元前2000年
(つまり今から4000年前)に、すでに文字・芸術・音楽・建築技術などなどの文明を持っていた点では、インダス文明とかメソポタミア文明とか匹敵するらしい。ただ、絵を見ても判るとおり、ポップでカラフルで明るい。
オイラが9月上旬にドイツを出発し東ヨーロッパの国々を南下してギリシャに到達したとき、すでに10月も中旬になっていた。東欧の貧しい国々の旅では、楽しい経験もあったがいろいろと不便を強いられたオイラはすっかり体調を崩していた。太陽の燦々と照るギリシャを夢見て、どんよりと曇った東欧の空を南へ南へと日々移動していたのだったが、もはや南欧のギリシャもその頃は秋色に染まっていた。いくら天気が良くても海水浴には寒過ぎる。
しかし、
10月中旬
のギリシャでも、唯一まだ
泳げる
場所があった。それがエーゲ海の最南にあるクレタ島の、さらにその南側に位置する
マタラ
という海岸町であった。オイラはアテネを一通り観光してからフェリーに乗って一路クレタ島に向かった。
クレタ島の観光スポットはだいたい島の北側にあるイラクリオンという町に集中している。クレタ文明の象徴である
クノッソス宮殿
があるのも、イラクリオンの郊外だ。この街は年中観光客で賑わっている。
イラクリオンを除くと、クレタ島にはこれといって有名な観光地はない。島の経済は基本的にオリーブ畑が支えているらしい。イラクリオン発マタラ行きのバスの車窓から見えたのも、延々と続くオリーブ畑だった。
マタラに到着した時は、日本のひなびた田舎の海岸町を思い出した。一番背の高いビルでもせいぜい3-4階建て。アメリカの片田舎のモーテルみたいな平屋のホテルが数件、岩肌を露骨にさらした岩場の間に走る道路脇に並んでいる。その道の突き当たりがビーチになっていて、舗装が途絶える直前に土産物屋だのレストランというより食堂みたいな飲食店だの、日本の「
海の家
」みたいな商店が並び、浮き輪だの絵はがきだのを軒先に陳列している。
アメリカの観光ガイドによると、このビーチは20世紀の前半に「
ナチス党員の保養地
」として栄えたらしい。その後70年代には、観光地化されていないその風情を好んだヨーロッパ中のヒッピーたちがここに集まって夏を過ごしたという話もある。実際、滞在者が喋っている言語は英語より
ドイツ語
が多いようだ。また、これもあらかじめ噂に聞いていたことだが、このビーチでは女性はふつうにトップレスで日光浴していたりするらしい。
オイラは適当なホテルを見つけてチェックインし、用意していた水着に着替えると、この日を待ちに待っていましたとばかりに一目散にビーチに駆けて行った。青い空と地中海のエメラルドの海に暑い砂浜。そしてトップレスのネーちゃん。オイラは幸せだった。ビーチは直径1キロやそこらの入り江にあり、波は穏やかで、ビーチの両脇にある崖はダイビングにピッタリの高さだった。その崖の脇には洞窟が穴を開けていて、子供たちが探検していたりした。透き通った水に入ると十分な温かさがあり、しかも
魚の群が泳いでいる
のが見えた!話によると、
海亀
に遭遇することもあるとか。崖下の海中にはウニらしきものも見える。オイラは先日クノッソス宮殿で見た、イルカや魚たちが楽しそうに泳ぐ4000年も前に描かれた壁画を思い出して、途端に幸せになってしまった。
オイラはこのビーチで泳いだり崖から飛び降りてダイビングしたりトップレスのネーちゃんに混じって日光浴したり、誰かが岩に彫って作ったと思われる「海水のバスタブ」に浸ったりして2日くらい過ごしていたある日、崖の岩にペンキで「
←Red Beach
」と書かれているのを見つけた。見ると、崖の脇の岩場には道らしきものが続いており、どうやらその先には別のビーチがあるらしい。オイラは好奇心に引かれ、サンダル履きのままで矢印の指す方向へのその岩場の道を登って行った。石灰岩っぽいその岩山を進むと、途中に洞窟らしき空洞がいくつもあった。遠い昔に波の浸食によってできたものであろう。好奇心に引かれてその洞窟のひとつを覗くと、中は背を丸めないと頭をてっぺんにぶつけそうな高さで、
4畳半程度の空間
に、誰が持ち込んだものか簡易ベッドだの折りたたみ椅子だの、岩を掘って作った棚だのが埃を被っていた。おそらく90年代の今でも、季節が来るとヒッピーの末裔どもがこのような洞窟にやってきて自由奔放なバケーションを過ごしたりしているのだろう。
原始人の生活
みたいでちょっと楽しそう。
1キロちょっと歩いただろうか、ビーチらしきものは見えてこないし、人影も見えない。ただ、岩山の向こうの緩やかな傾斜に背の低い植物が繁殖しているところに、野生なのか放牧されているのか不明なヤギがメーとか鳴きながら植物を食んでいた。足場の悪い道を下って近づいてみると、どうやらベルをぶら下げているので、放牧されている(あるいは放牧されていたのが野良ヤギになった)のであろう。その道なき道をさらに下ったところ、崖の陰についにビーチが姿を現した。
--赤い。確かにレッドの砂のビーチだ。そして、そのビーチに居る20人やそこらの人間たちは…どうやらまったく
何も身に着けていない…。
素っ裸だ。
そうか、土産物屋だのレストランだのが並ぶ中心部を離れ、電気も水道も通っていない隔絶されたこのビーチで、誰の目も気にせずに生まれたままの姿を謳歌する人たちが居たのだ。オイラはこの光景にちょっとしたショックを受けた。アメリカにはちょっとしたヌーディスト村が各地にあることを聞いたことがあったし、ギリシャのほかの観光地でもヌーディストやトップレス専用のプライベート・ビーチがあることは知っていた。でも、まったくガイドブックにも載せずツーリスト・インフォメーションでも公開されない、岩肌にペンキで道筋だけが示された
「穴場」
が存在したのだ。オイラはそのままビーチまで降りようかどうかちょっと迷ったが、衣類を身に付けたままでビーチに下りるのがはばかられた。それにもう日も暮れかけている。オイラは、ヨシ、翌日は迷わずこのビーチに直行しよう、と心に決めて、とりあえずその日は来た道を引き返した。
翌朝、オイラはそのビーチで一日中過ごすために必要な食料や飲み物やウォークマンだのを準備し、さらに「心の準備」をした上で、ビーチへ向かった。1-2キロの岩山を越えると、昨日の「ビーチ」が目の前に現れた。すでに3-40人くらいの人たちが日光浴したり泳いだりしている、もちろん素っ裸で。
ヌーディスト・ビーチといっても、決して人前に裸をさらしたいとか、あるいは少なくとも人前にさらしても引け目を感じないような、容姿に自信のある若い人たちばかりではない(そういう人たちはきっと観光地のプライベート・ビーチに行くに違いない)。オイラはビーチに降り立ってはじめてそれに気づいた。下は
歩くのがやっとの1歳児
から、上は
シワシワの乳がヘソに届きそうな婆さん
まで(笑)、いわゆる
家族連れのヌーディスト・ビーチ
がこのレッド・ビーチだったのだ。腹の出た毛深いオッサンやブヨブヨのオバハンに混ざって、ピチピチの若いギャルも居るには居そうだか、あくまでボーイフレンドとかでなく家族と来ているような風情だ。間違ってもいやらしい気持ちで注視してしまってはいけない。
…聞こえてくる言語は英語ではない。どうやらこのビーチはドイツ人(及び/またはオーストリア人)たちが口コミでやってくる場所らしいゾ。
オイラは少し遠慮がちに、ビーチの崖に近い端っこの方の岩陰に陣取って、衣類を脱いだ。アメリカで生活していた時はかなりキチガイじみた行為を重ねてきたオイラだが、さすがに白人の群れの中で唯一のアジア人としてチンポをさらすのはちょっぴり気が引けた。しかしオイラは意を決して、堂々とフルチンで浜辺を闊歩し、海に入った。ウーン、妙な感じ、
チンポが波に揺られる感覚
というのは(笑)。
しばらく沖の方まで泳いだ後、浜辺の方を振り返る。素っ裸の老若男女が燦々と輝く太陽の下、日光浴し、駆けまわり、波打ち際で遊び、泳いでいる。
まるで天国のような光景
(笑)。そろそろ日光浴でもしようかと浜辺に上がった。浜辺のドイツ人は、珍しい東洋人を物珍しそうにジロジロと注視するかと思ったら、そうでもないらしい。見慣れない人種が混じっているのに気がついて視線は向けるが、特に好奇心を持って眺める様子はないぞ。オイラも素っ裸の状態にすっかり慣れて自然に振舞っているので、自分たちの仲間として認めてくれたのかも知れない。
オイラが崖に近い岩陰のそばの砂浜で日光浴しようと横になろうとしたそのとき、クマのような毛むくじゃらの男が約50メートル彼方からオイラに大声でドイツ語で何か叫んでいるのに気づいた。オイラがドイツ語は喋れないことを英語で伝えたのかドイツ語で伝えたのか記憶にないが、やがてそのクマ男は英語にスイッチし、「崖のそばは上から岩が落ちてきてデインジャラスだから、崖から離れろ」と言っているらしいのが解かった。そうか、確かにこの辺りには上から落ちてきたと思しい岩がゴロゴロしている。崖の高さが50メートルくらいあることを考えると、ゲンコツくらいの石でも当たり所が悪ければ
致命傷
になりかねない。オイラは素直に崖からできるだけ離れ、仕方なくドイツ人の群れの中に移動して日光浴を始めた。
…しかし、落ち着かない。
自分の枕元のほんの数メートル先には、30代後半くらいの女性がやや開きかけた太ももの間から金髪の陰毛を光らせて横になっている。別にジックリ観察しなくとも、
陰毛の間から中身も
見えているのが見える(笑)。…なるべく気にしないように、自分だって黒い陰毛の間からチンポを晒して横になっているのだから、これはこういうものなのだと自分に言い聞かせて、ようやく落ち着いた。
素っ裸というのは、結構気持ちよいものだ。裸をセックスと結び付けたがるスケベ根性がそれを恥ずかしいもの、隠すべきものとしているだけのことで、人間はもともとこのような状態で生まれたし、文明が発生する前はみんな基本的にこんな格好で生活していたはずなのだ。
慣れれば
、自分が裸になるのも他人の裸を見るのも
何てことない
。
オイラはその日、海に素潜りしたり(10センチくらいの小っちゃなエイとボラが海底でじっと見つめ合っているのを見た。不思議な光景だった)、波に削られて出来た洞窟を探検したりして裸で一日中過ごした。
翌日もオイラはこの天国に通った。今度は昨日とは逆に、ビーチの崖から一番離れた側に陣取った(やっぱりビーチの真ん中は落ち着かなかった)。今日はこちらサイドにはオイラ以外にも10代か20代前半と思しき若者が数人集っていた。海から2人の青年が上がってきたのを見て、オヤ、と思った。
海パンをはいている
のだ。やはりヌーディストの群れの中では何となく
バツが悪そう
にしていた。女友達らしき若い娘が一緒のようだが、こちらはもちろん生まれたままの姿だ。
オイラはひと泳ぎした後、砂浜に仰向けになって日光浴を始めた。すると、しばらくして若い娘が浜辺の向こうからこちら側に歩いてきた。近くに来るまで気づかなかったが、白い肌がきれいで
スゴイ肉感的な美人
だ。しかも素肌にしずくが滴っている。彼女が私のすぐ脇を通り抜けるかという時、オイラは不覚にも勃起してきた。仰向けになっているので自分のムスコは見えないが、明らかに
引力に逆らっていく
緊張感が股間に感じられる。これはマズい。オイラはとっさの思いつきで、寝たふりをしながら、ムクムクと起き上がるムスコの角度に合わせて少しずつひざを立て、ムスコと太ももを平行にすることによって、彼女の視線からムスコが見えないように努力した。収まれ、ムスコよ。今は元気を見せる場面ではない。…やがて彼女は枕元を通り過ぎ、ムスコは引力に遵って下を向いた。必死なオイラの様子に彼女が気づいたかどうかは不明である。
その時オイラは理解した。なぜ青年たちが海パンをはいているかを(笑)。オイラもオバハンの割れ目を見ても自分をコントロールできるが、美しいグラマラスなドイツ娘が素っ裸に雫を滴らせてこちらに向かってきたら、よほど疲れていない限りほとんど条件反射でシャキーンとなってしまうのは避けられない。
オイラが必死で抗うムスコと格闘したそのしばらく後、それまで若者たちの近くの浜辺で海を眺めていたはずのオッサンが、突然海に向かって
猛然とダッシュ
して行くのを見た。オイラはそのオッサンに何が起こったかすぐに了解した。さっきの彼女が、オッサンの居る方向に向かって歩いていたからだ。
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