小学校教員 神吉満の学校も楽しく!

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何でも100回!


1人ではありません。
何人かいます。
『音読は、「できる」「できない」の問題ではありません。「する」「しない」の問題です。』
と子どもたちに話しています。
自分1人でで練習することができるからです。

国語の授業では、読めない漢字に読み仮名を書いて、
授業時間だけでも10回以上声に出して読む練習をします。
でも、それだけでは上手にはなりません。
放課後のちょっとした時間に
『読んで聞かせて』
と、読む練習をすることもあります。
それでも十分ではありません。

国語の授業のはじめに、それまでに何回音読したかを聞きます。
『もう10回以上読んだ人?』
『20回以上?』
『30回以上?』
『それ以上?』
『100回以上?』
5年生最後の単元では、100回以上がクラスの3分の1をこえました。
その中に、音読が苦手なHくんがいました。
読むのを聞くと、100回以上練習したのがわかりました。
『100回練習したら、上手になるでしょ?自分は苦手だから・・・と言う前に、100回練習しましょう。100回をこえたみんなに拍手!』
大きな拍手が教室に響きました。

何でも100回は
非効率で非科学的かも知れませんが・・・。
Hくんをはじめ、頑張った子どもたちに拍手です。

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