ラッコの映画生活

ラッコの映画生活

PR

×

Calendar

Comments

Jeraldanact@ Проститутки метро Электросила Брат замминистра инфраструктуры Украины…
SdvillkeS@ ИнтерЛабСервис [url=https://chimmed.ru/ ]brueggemannal…
hydraGes@ Новая ссылка на гидру v3 новый сайт гидры v3 <a href=https://hydraruzpnew4afonion…
間違い@ Re:『沈黙の行方』トム・マクローリン監督(米・加2001)(02/21) 姉ではなく、妹です。 なので、弟ではなく…
RogerEQ@ Это вам будет по вкусу разработка сайтов веб сервис - <a hr…

Profile

racquo

racquo

Favorite Blog

コイケランド koike1970さん
Kabu + Plus エースNo1さん
行きかふ人も又 はる **さん
Nobubuのbu… Nobubuさん

Keyword Search

▼キーワード検索

2007.08.24
XML
カテゴリ: アメリカ映画
FRENCH KISS
Lawrence Kasdan
111min
(所有VHS)

0.jpg

しばらく間があきましたが、 メグ・ライアンを見る の3本目です。メグ・ライアンを見てみようというキッカケとなった 『シティ・オブ・エンジェル』 を入れて4本目ですが、メグ自体は『シティ・オブ・エンジェル』の次ぐらいに良かったでしょうか。ただ映画全体の出来は まあまあ といったところ。メグ・ライアンのキュートな魅力を見るのにそこそこそれを邪魔しないと言った程度の物語でした。

1.jpg

アメリカ人の歴史教師のケイト(メグ・ライアン)はカナダへの研修旅行で医師チャーリーと出会い、ケイトはチャーリーの家族にも受け入れられていて2人は結婚間近。ケイトはカナダに住んでカナダ国籍取得を申請している。ケイトは飛行機超恐怖症で、チャーリーのパリ出張にはついていかない。毎日何度もパリのチャーリーから電話があるのだけれど、あるときフランスである女神に出会って恋をしたから、ケイトとの婚約は解消と電話がある。彼女は意を決して飛行機に乗り、チャーリーを奪い返すべくパリに向かう。

2.jpg

メグ・ライアン&ケビン・クライン っていう宣伝文句が必要だったのだろうけれど、映画のストーリーとしてケイトに対するフランスないしフランス人を代表する役がアメリカ人というのはやはりいただけませんでした。

4.jpg

フランスやフランス人を戯画化 と書いたけれど、 フジヤマ、ゲイシャ、タタミ、オジギ ってイメージで、でも中国文化と混じったような日本が描かれるのにも似ています。アメリカ人の浅薄なフランスイメージです。加えてエッフェル塔やルーブルのガラスのピラミッドを写したり、メグ・ライアンに凱旋門の前の電話ボックスで電話させたり、フランスには452種ものチーズがあると言わせたり、1995年の映画でシトロエンのDSが走ってたり等々、劇場公開用長編映画と言うよりも、シリーズもののテレビドラマの「パリ編」程度の安っぽい乗りですね。ワインのテースティングの話も出てくるけれど、ケビン・クライン演ずるリュックというこのフランス人をワイン生産者とした物語の根幹も、アメリカ人の安易なフランスイメージに頼っただけですね。さっきフランスの映画サイトをいくつか見てきたのですが、フランス人の観客もやはりその点に抵抗示したものが多かった。日本人観客にはどういう印象か分かりませんが、知らない人に間違ったとまでは言わないまでも必ずしも正しくないフランスのイメージを植え付けるとしたら、それはやはり良いことではないのではないでしょうか。

5.jpg

その辺と、物語の浅さを我慢すれば、メグ・ライアンの演技は良かった。キュートでチャーミングで、いいスタンスの役作りと演技でした。やや子供っぽくも描かれていますが、大人の女の魅力と可愛らしさの同居が良いですね。ただここで問題となっているフランスの恋愛観、やはりアメリカ人の理解するもので、フランス人が描く 本物 とはかなり性格が違いました。ケビン・クラインは名演してましたが、やはりアメリカ人。チャーリーの新しい恋人ジュリエットを演じたスーザン・アンビーも、母はフランス系ながら、父はイラン系でドイツ生まれ。フランス人的香りは薄いですね。それをアメリカ人の理解する浅薄なフランス的恋愛観で演出されては、やはりつまらない。これ、フランス人役はフランス人役者にやらせて、フランス人が監督したら面白かったでしょうね。アメリカとは違う人々・文化・恋愛観に触れてケイトが変貌するのが筋書きなわけですから。

6.jpg

(以下ネタバレ)
そんなわけなので物語の詳細をあまり書く意欲は湧かないのですが、簡単に書いておきますね。ケイトがカナダからパリに向かう飛行機でとなりに座ったのがリュックというフランス人。交配するためのアメリカのブドウの苗木と、ブドウ園のための農地を買う資金としてカナダで盗んだダイヤのネックレス、これを空港で通関の際に見つからないようにケイトのバッグに隠す。ケイトはチャーリーの泊まっているホテルでチャーリーが新しい女と親密にしていのを見て失神してしまい、バッグを奪われる。もちろんリュックが必死で奪い返してくれる。でもパスポートも現金もカードも既になかった。一方リュックはバッグの中のネックレスを取りかえしたい。それで結婚のために南仏カンヌへ行ったチャーリーを追って、彼を取り戻そうというケイトに同行して、初で不器用なケイトの指南役となる。計画は半ば成功するけれど、ケイトはリュックを愛していることに気付く。フランスの刑事ジャン=ポール(ジャン・レノ)がケイトに接触するが、彼とってリュックは悪党ながら命の恩人でもあった。ネックレスをジャン=ポールに返すことで見逃してくれる。ネックレスはケイトが貯めていた4万5千ドルで宝石店に売ったことにして、買取りの小切手をリュックに渡し、その金で土地を買い、そのブドウ園で幸せに暮らすケイトとリュックだった。

7.jpg

アメリカ映画や日本映画を見た後に、フランス映画を見るといつも感じるのですが、フランス人ってホントにフランス人らしい存在感があって、男女の場面なんかでもホントにフランス人的雰囲気が、濃厚っていうのではなく、自然に体現されているのに感心します。フランス人は「ただやりたいだけ」って揶揄する方もいらっしゃるけれど、日本における男女のあり方とは根本的に違いますね。男女の関係っていうのが生きて行く根本的何かと完全に結びついているんです。フランス人のこの 実存と恋愛 が理解されるともっとフランス映画が受けるのでしょう・・・。(メグ・ライアン90点、総合65点)

8.jpg




監督別作品リストはここから
アイウエオ順作品リストはここから
映画に関する雑文リストはここから





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.09.20 04:13:02
コメント(5) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


おお~久しぶりのメグですね!(笑)  
この映画を見た当時、これがフランスなんだと
思ってしまったのは、ハリウッド映画で怪しい
日本がよく描かれているのと同じだったんですね。
改めて観れば、以前よりフランス映画を観ている
ので、もしかしたら、気付くことができるの
かも? 全然判らなかったりして~(笑)

先日日記で紹介した映画「マッチポイント」も
アメリカでは評判がとても良かったらしいですが、
舞台となったイギリスでは、かなり叩かれていた
そうです。
なかなか難しいんですね~
他の国を描く時は、やはり最新の注意を払って
欲しいですね。「SAYURI」を観て、非常に
腹が立ったのを思い出しました。(笑) (2007.09.20 06:57:50)

Re:『フレンチ・キス』ローレンス・カスダン監督(米1995)(08/24)  
こんにちは。
公開当時劇場で観た作品でした。
当時のメグ・ライアンの恋愛映画は、どれも
印象に残らないまま過ぎてしまった感があります。
たくさんあったから、でもありますが。
この作品も、すごく忘れています。
あらすじを読んでも思い出せなくて。。

フランス人的雰囲気は、好きです。
(2007.09.20 09:29:54)

RE:おお~久しぶりのメグですね!(笑)  
racquo  さん
Nobubuさん、

ソプラノ歌手林康子さんだったと思いますが、
海外でプッチーニのオペラ『蝶々夫人』を歌われるとき、
セットや衣装や仕草の演出が
本当の日本的でないことが多いと、言っておられました。
イタリア人の、アメリカ人の日本観なんですね。
でもそれはそれでまだ良いのだと思います。
あくまでもイタリアならイタリアのオペラハウスで、
基本イタリア人を相手にした公演なのですから、
イタリア人が「お~、日本!」と感じれば良いわけで、
本当にリアルに日本的にしたら
かえって日本っぽく見えないかも知れないからです。
しかも舞台は映画と違ってリアリズム性が低いです。

一方映画は非常にリアルで、
実際にフランスロケをしているので、
写っているものは実際のフランスなわけです。
そして映画自体国内消費メインではなく、
海外に売ることも最初から想定にあるわけです。
ならばこういう映画の作り方はどうかな?、って疑問に感じます。

(2007.09.20 20:28:33)

RE:こんにちは。  
racquo  さん
オコ*ジョーさん、こんにちは。

>印象に残らないまま過ぎてしまった感

要するにはそういう種類の映画なんでしょう。
数年後とか忘れた頃にまた楽しめる的ものなのかも知れません。

>フランス人的雰囲気は、好きです。

フランス人的恋愛観、男女観に関しては、
フランスだってポルノもあれば、
イヤラシイ系の発想だってあるわけですが、
幾つになっても恋愛する女(or男)を捨てない的なところが強いかも。
制度とか、倫理とか、制約とか、
そういうタテマエはもちろんありつつも、
ある男と女が(昨今は同性も含め)愛しあう感情が現実にある以上、
それを無視することは出来ないという考えですね。
「いちばん罪なことは愛しあっていない夫婦が同じ屋根の下に住むこと」
っていう諺のようなものもあります。
だから「夫婦は一生ひとつのベッドで寝るもの」なんて言葉もあるわけです。

恋愛に限らず、人間の現実の感情を重視する文化。
だから「ついカッとなって」というのがけっこう許される。
日本での情状酌量に近いかも知れませんが、
刑法犯罪でCrime de passion(感情的犯罪)っていうのがあって、
刑が比較的軽いんですね。だから裁判では、
こういう状況で、こういう感情になって、
でこういう犯罪を犯したのは、人間としてやむを得ないでしょう、
って論理で弁護士はこのCrime de passionにもっていこうとする。

ユマニスム(ヒューマニズムというより人間探究主義)の伝統であり、
そういうのがフランス人の雰囲気の根幹であり、
またフランス映画の面白さだと思います。

(2007.09.20 20:29:12)

いちばん罪なことは愛しあっていない夫婦が同じ屋根の下に住むこと  
この考え方、日本とは間逆ですね。
日本は耐え忍ぶ文化。
フランスのこの諺?、とてもいいな~と思いました。
怒りなんかで犯した犯罪も、情状酌量の範ちゅうにある~・・
感情への寛大さも日本人からすると羨ましいところです。
(2007.09.24 12:28:46)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: