そんな彼女は病院での検査の結果余命2~3ヵ月の末期ガンと宣告される。多少余談ではあるのだけれど、まず本人が医師に宣告され、本人が家族に知らせる or 知らせないの決定権を持つ世界は良いですね。この映画で印象に残る2人目の人物はこのトンプソン医師。最初は廊下か待合室のようなところのベンチで横に座って死を宣告するのだけれど、内気な医師は次回からはそのベンチの前に椅子を置いて正面で体面しながら話をする。単に治療する大多数の患者の1人として、仕事で対するのではなく、近い死の運命を与えられたアンに人と人として正面から接する、あるいは自分をも介入させる、そういう姿勢を描いています。