かすみのスピリチュアル・ジャーニー

かすみのスピリチュアル・ジャーニー

8.自分の体とつながる




つながりの回復



8.自分の体とつながる



 私は、頭痛と肩こりがひどく、体がいつも緊張していた。 

 以前、友達が、ヨガをしているという話をふと思い出したことから、
肩こりが少しでも良くなるなら、とヨガを始めた。



 体は、けなげである。

 どんなに荒く扱っても、大切にしなくても、文句を言わないで
ついてきてくれる。

 そして、私が気づかない、いろんなことを教えてくれる。

 私が、その言葉を理解するまで、何度も何度も。

 体のあちこちに現れる痛みは、「つらい」とか「休みたい」という
私の心の声を代弁してくれる、体の言葉だったのだ。

 せっかく、体が教えてくれていたのに、私は肩にシップを貼って、
痛みを抑えることだけに一生懸命になっていた。



 ヨガをやっているうちに、体の痛みがメッセージなのだと
いうことに、だんだんと気づくようになっていった。

 そして、体の痛みを目の敵にするのではなく、
無理をしないための、大切な信号として、役立てるようになっていった。

 頭痛が起きてくるのは、頭の中だけで考えてどんどん動いて、
体の疲れ具合を無視しているときだと気づいた。

 頭痛が起きたとき、鎮痛剤を飲んでその行動を続けるのでなく、
なるべく早く、休養をとるように心がけた。



 また、シャバーサナという、横になって目を閉じるポーズがあるのだが、
そのときに、いろんなイメージが思い浮かんだ。

 なぜか繰り返し、地球の周りに大勢の人が手をつないでつながっている
イメージが浮かんだ。

 自分が、人とつながりたがっているんだと感じた。

(続く)


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: