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母の遺品の片付けをしていました
人一人の後片付けが、こんなに手間の掛かるものとは…
何十年と遡って母が遺して行った物を片付けるのは大変な仕事です
知らなかった事も色々あって感慨や感傷や、したくなかった後悔など
皆ない交ぜになって複雑な心境で片付けをしました
鏡台を片付けていたら、数本の香水瓶が出てきました
その中で封を切っていないままの香水が…
それは、ゲランのミツコ
余程とって置きだったのでしょう
いつか… と思いつつ、とうとう封を切らずに逝ってしまいました
これは形見として私がもらいます
作られたのは1919年、フランスのゲラン社から
名前の『ミツコ』は小説「ラ・バタイユ」の主人公の名前だそうですが
その時代、オーストリア・ハンガリーを代表する
貴族クーデン・ホーフ家へ嫁いだ日本女性
伯爵夫人クーデン・ホーフ・ミツコが何らかのイメージに
繋がっているのではないかと言う説が
まことしやかに言い伝えられているようです
とても小さな瓶です
けれど美しいですね
オード・トワレでもオーデコロンでもない
高純度のパフュームは今も昔も高価な宝石のようなものですね
香りを身に纏うのは難しいものです
パフュームを纏うに相応しい女性になりたいものですが…
お使いの方は勿論お分かりでしょうが
香りは…
トップノートはベルガモットで
ミドルはローズ、ジャスミン、ピーチ
ラストはオークモス、スパイス、ウッド
ほんの少し、脈うつ手首に付けて
夢のような贅沢な一時を楽しみましょう…
久し振りにゆっくり出来た夜です
明日から、また超現実の日々
hikariちゃんが一晩お泊りです
『ミツコ』どころではありません
見つからないように仕舞っておかなくちゃあ!
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