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大変長らくお世話になったプラザ・楽天のこのブログですが今日が最後のご挨拶となりました三月に入り、春一番と言う事で引越しをいたしますここで出会った魅力的で素敵な方々お友達として友情の絆は固い物と信じております何処へ越そうが、築いた友情は変わらないはずいつも通りにまた行ったり来たりのお付き合い宜しくお願い致します 引越しのきっかけはやはりHPを作った事でしょうか…ブログと連携させた時、相互の内容に統一感を持たせたかったのが理由ですここでは趣味の園芸をネタに(多々路線を逸脱)楽しくブログを続けて来ましたが、それも知り合った素敵な皆さまのお陰です本当にありがとうございましたまた遊びに来ますから、どうぞこちらへも遊びに来て下さいねお待ちしています~~~いよいよ引っ越すとなると、やはり淋しいです 新しい転居先はこちらですhttp://blog.goo.ne.jp/kayo0101_2008相変わらずのマイペースの更新ですが遊びに来てくださいね それではまたお目にかかれますように
2008/03/04
《伊藤 歌夜子の写真》 非公式サイトはこちらから 昨日は東京で 「春一番」 が吹いたそうですねこちらではその強い風は北風となって今日も吹き荒れています今年一番の寒波到来で昨夜は窓も凍り付いてしまいましたべランダのサンダルがボアスリッパに化けました~ ところで、HPのその後ですが無事サーバーに送ってアップされて喜んでいましたがさて、見てくれる人は居るのかな?勿論、真っ先に飛んでくださったのは間違いなくブログのお友達みなさんありがとうございますしかしその後はどうなる?老化現象著しい、ゆるい脳みそフル回転させてやっとこさ作ったHPもう少しお知らせせねば…まず友人、知人にお知らせメール、お知らせハガキ バンバン後は?そうだ検索エンジンに登録しなくちゃあ~調べて見ると、凄い数!!人気の大手は審査のハードルも高いとかそこで登録代行なるところで複数のエンジンに“一発登録”そんな便利なところを見つけて手続きをしましたが初めてサーチ・エンジンの内容が分かりました“ほとんどの所で審査はロボットが24時間フル稼働してやっているのですって考えてみればサーバーへ送られて来るサイトの数は日々膨大な数でしょうし危険、悪質サイトも増えているでしょうから全部人がチェックしていたら登録されるまで一年待ち、何て事にもなりかねませんね実際に人がチェックしている所はヤフーの他、数社くらいだそうですで、私が申し込んだサイトを早速ロボット君がチェ~ク!結果は審査通過 (悪質サイトじゃないもの当たり前)が、しか―し!『文字数、キーワードが少な過ぎて上位にヒットされる確率低し』『全てのエンジンに登録されるとは限りません』『登録完了までの期間は一ヶ月かかる事もあります』ですってへぇ~ そうなの?出来るだけ少ない文字で簡潔に内容が分かればいいと思ったのにじゃあ、もっとごちゃごちゃ色々コメント入れれば良かったの?もう一度審査し直すなら有料て゛すって!!タダの裏にはウラがある ちょっとここで休憩です世界遺産 アルベロベッロのトゥルッリ村 (TV画面から拝借) それで… なるほど、分かって来ました商用サイトはここが最重要ポイントなのですね人気のサーチ・エンジンにいかに上位ヒットさせるか!そこでHPの制作プロの腕が問われる?デザインもさることながら、顧客のサイトを上位ヒットさせる技も必要になって来るわけですう~ん、料金が高いのも納得かな… まあ、私のは商用ではないし、通りがかりに目に止まったのでちょっと寄りました~ と言う感じで大歓迎なのでそんなに真剣にならなくて十分です気長に待ってそのうちGoogleでサーチ出来たら万々歳です
2008/02/24
フォトギャラリー 潟 はこちらから それほど大そうな事ではないのだけれどあれやこれやと、やるべき事が重なって忙しくしています今年最初のグループ展 「クィンツ・コンテンポラリー 2008」 が終わって次の予定の資料作りにとりかかっていると中途半端になっている作品の整理があれこれ気になり出したりもっと撮らなくてはならないシリーズものが判明したリ新しいアイディアが突然浮かんだりも―― しっちゃかめっちゃかです~~~ 私の毎日は、ほぼ同じペースで過ぎて行くのとは違ってその日何をするかは朝のコーヒーを飲みながら決めるのが長年の習慣 (中には前からの予定と言うのもありますけどね)予定はその日の朝に決まりますそれとお天気と体調この体調が曲者で、けっこう出鼻くじく事があるのですよね~ やっぱり疲れたら でしょうか~TVで見ましたが、こんな温泉はいかがなものでしょうか?ハンガリーの温泉場ですって! お国変われば温泉も変わる!?どんなものでしょうね?
2008/02/19
大変長らくご無沙汰をいたしました前回、ブログの工事中などと言ってお休みしたのに何も変わっていません… 実は母屋を新築しておりまして…ハイ、その~ ホームページを作っておったのでありますこれが実に難しくてですね……セミオーダーのブログ書くのとは偉い違いでした~自分のwebサイトはかねてからの課題だったのですデザイナーの友人、知人も何人かおりますが要は早い話が外注する予算が無い! と言う訳で自分で作る事にしたのですけれどいやはや難儀しました~「誰でもかんたんに作れるホームページ」なるソフトを使いましてねところが、そんなにカンタンではないのですよ一つクリアすると壁に当り、それの繰り返しで‥‥途中で挫折しかかったり、疲れすぎて寝込んだりそれはもう難儀な道のりでしたまた急ぎの仕事の作業が入ったりと全くブログどころでは無かったのですそれでもようやく、何とか完成したのですバンザーイ! イメージはクールでカッコよくモダンなサイト!のはずが… 全然ちがうかも?私のスキル不足でカッコよくとは行きませんでしたこのブログへリンク貼ったのですけどこれもイメージ違いすぎて来られた方は面食らうかもしれませんこのブログも三年目に入って今までお付き合いいただいた仲良しのみなさんには、と~くに地がバレていますから今更カッコつけても始まりませんよねただこのブログも今迄以上に、括りは園芸にとらわれず益々『雑記帳』と化していく事になりそうですと言う訳で私のホームページもお時間のある時に時々覗いていただけたら嬉しいですこれからもまだ改築、増築していく予定なのですが…HPはこちらから
2008/02/14
只今ブログ工事中につき、しばらくお休みをしています工事終了後、またお知らせさせて頂きますので宜しくお願い致します
2008/01/28
さぁ~~~て、そろそろ仕事モードに切り替えなくてはなりません仕事と言っても私は自由業もっと正確に言えば仕事=Job(収入を得る仕事)ではなく収入はまったく当てにならない作品=Workだからなんと申しましょうか… 水商売の世界ですいえ、以前はJobとして商業カメラマンとして働いていたのですよでもそれはあくまで収入を得る為の仕事であり私は作品を撮りたかったので母の在宅介護が重くなって、とても商業写真と作品撮りの二束のわらじは不可能になったのを機会にカメラマンは辞めて、今は売れない写真家をやっていますそれでも写真家としてのWorkは毎年そこそこやっていてここ数年はモダン・アートの作家さんたちと一緒の発表が増えています今年、最初の仕事は次の日曜から始まるこの展覧会やはり新潟在住の現代美術の作家さんたちとのグループ展です 昨日、雪に埋まった愛車『コアラくん』を掘り出して、作品搬入して来ました 会場は以前ご紹介した事のある、オリーブオイルやワインの量り売りをするお店で、二階がお茶とランチを頂けるカフェになっていますここがギャラリーを兼ねていて、毎月アート展を企画しているのです手ブレましたが、こんな感じです それで… 今回出品する作品は2点なのですがここで観て頂きましょうか…? 感じだけでも…「Windowscapes」というシリーズ作品があり、そこからの2点です その1 作品 T-3 その2 作品 N-3 アハハ… 訳わかんないでしょう~深い説明は省きますが、これは窓辺の景色です昨日のマリアさんではないけれど、『心の目で見たもの』と言う事ですね 普通の写真も撮りますこんなのとか…シリーズ「色の体温」から 〈 breath 〉 こんなのとか…同じシリーズから 〈 葦原 〉 ついでですから私の仕事道具の一部も公開しちゃいましょうカメラのボディより交換レンズの方がずっと大事なのです写っていませんけどねちなみに、コマーシャルの写真はニコン作品はコンタックスで来ましたが今は記録はデジタル作品はフィルムと分けていますが、表現の幅を広げていくと作品もデジタルになる事も自然の成り行きになって来ました 今年は個展が中々決まらなくてこんなにぐずぐすしているのは初めてなのです も――― ビシッっと決めなくてはいけませんね
2008/01/18
前回の続きです北イタリア、湖水地方オルタ湖畔の小さな村、オルタ・サン・ジュリオへTV画面でバーチャル旅行です~ 今日は向こうから歩いて来る、修道女のマリアさんをご紹介します マリアさんは52歳、50歳で出家したのだそうです(また、どうして? 理由は分かりませんでした??)で、まだ修行中と言う事で、ただ一人修道院の外へ出られるのだそうですまだ俗世との縁が濃いとかで… 実際様々な日用的な用事を言いつかって修道院と俗世を行ったり来たり、何かとお忙しそうでしたその修道院はオルタ湖に浮かぶ小島サン・ジュリオ島にあります 実はマリアさんは写真も撮るのです朝もやの立ちこめる早朝から、一人院を出ることを許されます 早速カメラを手に狙っていますね この白いモーターボートはマリアさんの専用だそうで運転は『飛ばしやマリア』とあだ名が付くくらい荒っぽいのだとか… 湖面をスイ ス~イ 朝のお散歩? 可愛いじゃあないですか~ オルタ・サン・ジュリオの村はヴェネチアのように車の乗り入れは禁止だそうです趣のある小路が幾重にも通っているのだそうですよ 車の騒音のない静かな湖畔で美しいサン・ジュリオ島を美味しいカプチーノでも飲みながら眺めていたいですね~ 村で様々用事を済ませたマリアさん、急いで院へ帰って行きました 修道女たちは、親、きょうだいと縁を切り、完全に俗世界と離れ一生をここで、ひたすら神に祈る日々を送るのだそうです(俗っぽい事はあまり好きではないし、一人も苦にならない方だけど出家は出来そうもありません 余りに孤高な精神世界) またある日のマリアさん愛機を片手にやって来ましたよ 撮ってます 撮ってます そして、なんと写真集も出しているのだそうです おお! 美しい!!観てみたいですね~こうして得た収入は勿論修道院の運営に役立っているとか…この美しい村、何処を撮っても朱玉の傑作集になるでしょう いつかマリアさんも完全に修道院の中に入ってしまうのでしょうか… (私、日テレのまわしものになってます?)
2008/01/17
枯れ木に花を咲かせましょう~ 見事満開 雪の花やっと積もった雪です、今年は随分遅かったです ご近所にきれいな山茶花が咲いています遠目で見るとバラかしら?と思うほど近くへ寄って見ると、もっとバラの花みたい 私の庭の花たちはほとんどが冬眠中、のはずが…バラのローテ・ローザが咲きそうですこの時期に咲くなんて初めての事秋からず~と暖かかったせいでしょうね 勿論、蕾が付いていたのは分かっていましたがボール化して咲かずに終わるだろうと思っていたのですでも、ここまで来るとあと少し、頑張って咲いてね~ 家から歩いて2分、広~い田んぼが広がります今日は一面まっ白になりました おお、さぶっ 手がかじかんだので帰ります それでは季節を逆戻りして秋も深まった北イタリアの湖水地方へ一緒に行ってみませんか?そう… 得意技?BSTVで旅気分を味わいましょう~今回はこちら 多くの湖が点在するこの地方一番小さな湖 『オルタ湖』 ここの中心の町 『オルタ・サン・ジュリオ』へ行きましょう~ 湖に浮かぶ宝石のような小島なんてきれいなんでしょうね~ 島の中心に修道院があり、他は別荘だそうですが今は誰も住んでいないそうですただ、修道女以外にたった一人この島の住人が…それは この人 アントニエッタさんはこの島で生まれずっ―とここで暮してきたそうです毎朝、手馴れた様子でオールを漕ぎまるでママチャリでひとっ走りという風にボートで本土へ用足しに あれよ、と言う間に行ってしまいました~ 用足しをさっさと終えると、またボートを漕いで急いで島へ戻りますアントニエッタさんは島で一軒だけの土産屋を営んでいます以前はご主人と骨董を中心にお店をやっていたそうですが8年前にご主人を亡くしてからは一人でお店を切り盛りしているそうです 所狭しと様々な品が並んでいます今日も商売繁盛 昼休みはお店の裏の自宅へ帰ってランチを食べて一休みお部屋には一人息子さんの家族写真が飾ってあります一家はミラノで暮しているのだそうです“私が元気で仕事している事で息子に心配かけたくないの”と語るアントニエッタさん、しっかり者の母さんです 窓辺に飾ったアンスリュームの鉢がおしゃれですね~ 美しい観光地だけれど、こうしてそこで暮す人のこんなプライベートな一面も覗かせて貰って尚更、この地への親しみが湧きますね ここを訪れ、アントニエッタさんのお店を訪ね何か素敵な旅の思い出を頂いてきたいですね 次回は見習い中の修道女、マリアさんをご紹介します彼女は写真家でもあるのですよ~
2008/01/16
先日、スーパーで“あっ これ!?”と目に飛び込んできたもの ああ、これの事じゃあないかしら…?前にミーシャさんが苗を植えたと言っていた黒いピーナッツって!珍しいから買ってみよう、 えっ?半額その訳は?賞味期限は6月までとあるし、添加物は何も書かれていないし台湾製だから? 台湾は中国だから?そんなややこしい深読みしなくても、ただ珍しすぎて売れ残ったって事かしらともかく、私は買いました、ハイ サヤの形が見慣れた落花生とは違いますね恐竜のたまごみたい… 殻を割ると…まぁ! きれい 殻がくびれていないからお豆がぴっちり並んで 四つ子ちゃんもいましたよ、薄皮剥くとお豆はやや色黒ですね この黒い薄皮にはアントシアニンが含まれているのですってまぁ! そうなの~ じゃあ私の老眼にいいじゃないですか~皮ごと食べても普通のピーナッツの薄皮より全然渋くありませんと言う訳で毎日一掴みづつ食べています~みなさんの所では売っていませんか? ところで、花菖蒲さんにお聞きしたいのですがこれも種ですよね?『旨いものの種は捨てるな!』ですか? また金曜と土曜のhikariちゃんの子守が始まりましたいいえ、もう子守なんて生やさしいものではありませんしっかり『ごっこ遊び』のお相手です~私を “お~ばあちゃん” と おーと伸ばして呼ぶからおばあちゃんのそのまた上のおばあちゃんみたいです~ もしも~~し、なんでそんなちっちゃい箱の中へ入るかな~
2008/01/13
リフォーム、 家の…? いいえ、それは100パーセントありません 古いセーターの事ですあ、ケチな話ですみません ここ何年かは冬の普段着はフリースばかり愛用していたのですがでも、毛糸ってやっぱりいいなぁ~ふんわりした温かい手触り、きれいな色や模様今年はまたセーターを着よう~でも新しい物は買いませんよ引き出しにはしばらく着なかったセーターが何枚かありますものその中の一枚グレーのラムウール柔らかで暖かいがしかし… 余りにもベーシックで古臭いう~~~ん こいつをちょいとリニューアル出来ないものか? いきなり両袖をチョッキン 裁ち落とした淵をかがり編みして… もう一周 細編みをして… この淵にモチーフ編みを付けようと思い、寸法計算してモチーフの大きさと枚数決めてはぎ合わせ ここまで数日かかって出来てみたら…? え~~~! ヘンだぁ~~~! ダッサー――い!と言う訳で、モチーフ外してやり直し襟ぐり開けて、結局シンプルにピコット付けて淵編みして出来上がり~ 実は恥ずかしながらこの歳になってもまだ更年期が抜け切れないのか、体温調整が上手く出来なくて冬場の着る物には悩むのです寒いのだけど着込むと汗かくしそれで、こういう半袖とかチョッキとかちゃんちゃんこみたいなのが重ね着用に便利だという事が分かったのです母が遺して行ったチョッキが数枚あるのでこの冬はフリースやめて、毛糸を着て過ごします~古臭いセーターも、これでまた着てもらえる機会が増えるでしょう?
2008/01/11
金ピカは好きではありません因って興味はあまり無くせっかく行ったサンマルコ寺院、ドゥカーレ宮殿も素通り 内部を列に並んで見る程の興味も薄く目的のアート・ビエンナーレ会場を目指したのでありました~ ところが… あまりの金運の無さに少々(実は大いに)焦ってこの際にわか信者になって『金ぴか信仰』の信徒になりましたう~~~ん なんたる不純な動機して… そのご本尊は何処に?見つけました!! すごいでしょう…N〇Kのお正月番組いや~ すごく面白かったですこのビザンチン帝国が隆盛を極め周辺諸国に及ぼした力は絶大で中でもヴェネチアとは深い結び付きがあったのですね長い番組の内容を全部は書き切れませんがともかくサンマルコ寺院も宮殿もビザンチンの黄金で埋め尽くされています 壁面に描かれているモザイク画も金色のガラスを割った物だそうです ヴェネチアの街中には今でもモザイク画の材料になる色ガラスを作る工房があちこちにあるそうです 金色のモザイク・ガラス アート・ビエンナーレの会場パビリオンを周っている時壁面に描かれた美しいモザイク画を見ました ヴェネチアに行かれた方はご存知でしょう?ガラスモザイクの土産物が多いですよね私はヴェネチアと言えば『ヴェネチアン・グラス』と言う事で吹きガラスが有名とばかり思っていたので実はもっと古い時代から色ガラスのモザイクがビザンチンの影響でヴェネチアに根付いていたとは知りませんでした 行った時はそんな歴史も知らず娘のお土産に手頃な物を探してどこのお店にもあるモザイクのペンダント・ヘッドをあちこち品定めしつつお店によって同じ物でも値段が違うのが分かり一つ12ユーロ(約¥2040)から9ユーロくらい私が偶然入った小さなお店でそこの店主は“ 三つで24ユーロにおまけするよ” と言ったのでこりゃあシメタ、 と三つゲット素材はガラス、宝石ではないからお手頃ですよね娘が早速付けてみたら… あら可愛いじゃない あれれれ…一体話がどこいっちゃったのか…? そうでした、金ぴか信仰…いえね、黄金を毛嫌っていては類は類を呼ばないのだろうと思い『金色』にもう少し近づいてみようと言うお話でした…
2008/01/08
思った事は… 日本の月探査衛星 「かぐや」 から送られて来た月から見た『地球の出』こんな凄いものが居ながらにして見れる現代なのに私たちのこの青い美しい星は実は多くの病を抱えて苦しんでいます 地球の寿命はどんどん縮まっているのかも知れませんもはや誰もが承知している事実です更に暮らしの中の無駄や地球のエコロジーのために出来る事は何からでもやって行こうと思いました些細な事でも積み重なれば意味があると思いますそれにしても、月まで飛んで行く科学文明と高度な技術を持ちながら世界中から知識人が集まってもああでもない、こうでもないと利権がらみで自分達の地球を救う特効薬が見つからないのには、気を揉みます 昨年最後のブログで “来年のテーマカラーはイエロー” と書きましたで、早速イエローです セントラルローズ社のミニバラ 〈アンティベス〉ですまだ一輪、やっと開いたところちょっと淋しい?じゃあ… これは? 黄色の斑が入ったベンケイソウです普通のフチベニベンケイソウも肉厚な葉といい形といいすべすべして好きなのですけどこれはきれいだなと思って… 今年のテーマにバッチリだし 黄色にこだわったのは金運を呼び込みたいのが本音かも→
2008/01/05
新年明けましておめでとうございます元旦は…誕生日ですめでたいと言うか…年明けと共に待ったなしで歳取ります還暦まで後二年となりました… 何年か振りにお天気の悪い寒い日になったので近場のも出かけるのがおっくうになり映画でも観ようかと近くに出来たシネコンプログラムをチェックどれもつまらなそう~ 結局… 特別な事は何も無く昨日と何一つ変わる事無くフツーに今日が終わりそうです 今年のカレンダーです アメリカのノースカロライナに住むスーザン・ウィンゲットと言う女流画家で夫と三人の子供たちと暮しているそうです『コテージ・ガーデン』と言うテーマと絵のタッチが気に入りました写実描写だけに止まらずとてもイメージが豊かで独創的な線と色使いで深みのあるところが魅力的だと思いました今月はオーキッドでした 年末ぎりぎりまで何だかお尻に根が生えたように動かずに居ましたが、最後の大晦日さすがに最低限の買い物だけはしなくてはと大慌てで走り回って、結局園芸店に一番長く居てしまいました 新春を迎える花籠を作りました 丁度入荷したばかりのミニバラを箱から出しているところで思わず手に取ってしまいましたあのスェーデンのミニバラのメーカー… 何でしたっけ?品種もラベルが無く名前が分からないのですがピンクとクリームのストライプです そうだ! 誕生日に何も無いなんて…そんな事はありません仲良しの人や身内からもきれいなカードをもらいましたそれに自分にプレゼントしちゃいました~ うっふふ このカップで美味しい紅茶やハーブティーをいただきましょう~ 今年はどんな事が待っているのでしょうね?2008年が始まりました…
2008/01/01
時がどんどん進んでいきますそれなのに私の体内時計、いえ脳内時計は壊れてしまって世の中のこの押し迫った時の流れとは離れた所で時を刻んでいるようです 思い出写真館…K's Gardenの今年を思い出してみました 春、一斉に草花が咲きだした頃… 初夏、つるブルームーンが咲き出して… オールドのスーベニール・ドクトル・ジャメン素晴しい香りが漂って… 真夏になり…美しいプレモニュウムが咲き エキナセアのバリダが咲きました この夏の後…庭仕事が出来なくなり、気にはなるものの行けない日々が続きました世話する主人がさっぱり現れず淋しい思いをさせてしまいました 今は静かに皆眠りについているけれど次の春に、また一斉に花たちが咲きだす季節をもう心待ちにしています 今、家の小さな庭では…セダムたちが寒さが足らず紅葉せずにいます もうバラは一つも無いけれどバラ咲き葉ボタンが庭の主役です 南天の赤い実がきれいです 来年のテーマカラーは 『イエロー』 と決めました今迄黄色をメインにした事は一度もありませんでしたむしろ苦手で脇役で使うくらいでも来年はイエローをたっぷり使う事に決めましたもう助走が始まっています いよいよ年の瀬、新年を迎える準備で大忙しのことでしょうね…
2007/12/29
今夜はクリスマスイヴ皆それぞれのイヴの夜を過ごされているでしょうねご家族と、友人と一人で過ごすイヴの夜もあります何年遡って思い出しても私は何時も一人のイヴだなあ~特に寂しいわけでもありません…それより、6日間も高熱が下がらなかったhikariちゃんが昨日熱が下がったそうでホッと胸を撫で下ろしたところです私はその風邪が移ってしまって土日はダウン運良くパパが数日続けてお休みになったのでバトンタッチして私はメディカル・ハーブを飲みながらティッシュを箱ごと抱えておりました このハーブティーと和漢薬配合の風邪薬が効いたのか喉の痛み、咳、鼻水、微熱、頭痛、これらの風邪症状が今朝はほとんど和らぎとても楽になりましたhikariちゃんへのクリスマスプレゼントこのまま計画倒れになるかと思っていましたが最後のチャンス、なんとかイヴの夜に間に合わせようと頑張って作りました 名前は『モモちゃん』ですピンクの巻き毛の優しい子が出来ました~ 『くるみちゃん』と一緒に記念撮影 並んで見ると個性の違いがわかりますね ささ、急いで包んでhikariちゃんへ届けます 熱が下がったと言うし私も峠を越したようなので一目様子を見て渡して来ましたああ、何時ものキラキラおめめのhikariちゃんになっていました~私はまだ風邪菌保持者、長居は無用本当に一目見て(^^)/~~~hikariちゃんもにっこり(^.^)/~~~ やれやれ、ああよかった~ 家に戻って今夜の食事はお酒もなければ、なんのご馳走もありませ~ん自分の事より、してあげたかった事が出来て何より満足です 去年のクリスマス放送された『ターシャからの贈り物』今日再放送されていましたね心に響く言葉の数々に自分の生き方を見つめてしまいます… ハッピー・ホリデー
2007/12/24
前回ご紹介したくるみちゃん褒めて頂いて本人も嬉しそうにテレておりましたそのお人形の持ち主になるhikariちゃん一昨日の夜から39度4分の熱を出し昨日はみなさんにお返事書く間もなく、助っ人に出かけましたさすがに目はとろ~~~ん うるうるしていました風邪なのかインフルエンザなのかは目下経過監視中ですくしゃみをする度、鼻柱がドバ―っと二本(これの鼻バージョン)うわ~っ!と思うとそれをペロペロ舐めてるし…“い、いけませ~~~んってば★”夜中に高熱が出ている中、自分でも “アッチ、アッチ”と言っていたそうな娘も寝ていないし出張から遅く帰ったパパも寝不足私が行くまで出勤遅らせhikariちゃんのお守してましたいやはや皆で大変です~具合が悪いとママにピッタリで私ではイヤイヤ“やだ!” と言うんですよ~ それでもなだめてすかして看ていてやらないとママは何にも出来ませんからね…それにしても熱があろうが鼻水ダラダラだろうが咳でむせようが、じっ―とはしていないですから驚きますねもっとも子供がぐったり動かなかったら、それこそ一大事ですけど… イヤでもいつものババちゃんなので仕方ないと諦めたのか私の相手をしてくれました…??? そしたらですね~ いつもは私を “ババ、ババ”と呼ぶのですそのバとバの間に小さなァを入れてくれると嬉しいな~といっても無理でしたところがこの日 “オバアチャン” と言ったのですよ~!! え~~~っ???娘が言えるようになったよとまぁ!二日前までババの二文字今日は五文字! きゃあ~~~感激それも熱っぽい目で言われたひにゃあ~ そんな事で今日もこれから『鼻セレブ』とドイツ・マリエン薬局から届いた《咳・肺ブレンド》と言うメディカル・ハーブティーを持って行って来ます 本命の人形作りが出来なくて予定が狂ってしまいましたクリスマスに間に合うかしら… あっ、そう言えばこんなのも作ってみたのですよ毛糸で編んだコサージュとヘアバンド母が編んだ肩掛けが出てきたので止めるのに丁度いいみたいです ヘアバンドはヘンでしょう?トップのない帽子かも… でもおでこと耳を冷たい風から守ってくれます意外と重宝するかも…では行って来ます~
2007/12/19
まだ夏の頃hikariちゃんの遊ぶ様子を見ていてもう少し経ったら抱き人形で遊ぶようになるなあ~と思いそれなら手作りのお人形を作ってあげたいと参考になる本を探しました見つけたのは何とも優しくて、ふわふわで思わず抱きたくなるお人形スェーデン生まれのウォドルフ人形でしたムック本の中には何種類も、まるで天使のようなお人形がたくさんその中から先ず最初に作ってみるのに丁度よさそうな身長25センチのガーゼ人形を作ることにし材料を揃えておきました 一歳九ヶ月になって、いつも同じ動物のぬいぐるみに少し飽きて来た様子なのであのお人形を作ってクリスマスプレゼントにしようと今月初め、ようやく作り始めました先ずはてるてる坊主のような頭の部分から胴体まで中には羊毛を詰めるのですけど間違ってオーガニックコットンを買ってしまいましたまぁ同じ自然素材だからいいですよね 全部チクチクと手縫いです作り出すと面白くて途中で止められませんさあ、ボディーが出来ました~~~でも… すッポンポンだわぁいくら人形でもちょっと恥ずかしいパンツはかせました~ お次は洋服失敗すると悪いので100均のカットクロスで試し縫いあら~~~ 出来ました~~~名づけて 『くるみちゃん』 誕生で~す 出来たら可愛くて名前まで付けてしまいましたがこれはあくまで試作品やはり手直ししなければならないところがあってhikariちゃんの容赦ない扱いに耐えるにはもっと頑丈に綿もギュウギュウに詰めてしっかり丈夫な子に作らなくてはなりません クリスマスまで後一週間ババは張り切ってもう一つ、とびきり可愛い子を作りますわよ
2007/12/17
母の一周忌の前後、弔問のお客様も今日で一段落したようですと言っても、ごく内輪の特に親しかった方々ですが母もきっと喜んだ事でしょう 私は風邪が長引き中々スッキリしなくて昼間の用事や夜の手仕事で一日のエネルギー、すっかり使い果たしPCの前からすっかりご無沙汰してしまいました 今年も後何日・・・・もう、母の入院騒ぎや自宅介護も無く、父と二人きりですから年末と言っても、さほどの事は無いのですがただ気になっているのはK's Garden!夏以降の忙しさで今年は全く手入れ不足、ほったらかし!毎日気にはなるものの、合間を見て行って来ようと思っても“今!” と思うと… 雨、雨、雨…ず―――と雨続きで、手入れが出来ません昨日の午前中、“あっ、雨が止んでる!”と思ったので今度こそと出掛けたのですが、着く頃にはまた降り出して…見苦しく立ち枯れた花々の残骸をただ呆然と眺めただけでした…あ~~~あ かわいそう~~~何度か吹いた木枯らしで散った木の葉にまみれていました 桔梗の花がすっかり熟して種が出来ていました 咲殻のわずかに残る花の色最後まで頑張って咲いていたのですね 冬枯れて、ほとんど花の無くなったガーデンで毎年12月、最後に咲く寒菊今年もこの愛らしい寒菊を見納めに次の春まで皆、静かに長い眠りに就きますみんな、また来春元気に会いましょうね~~~
2007/12/11
三日続けたhikariちゃんの子守の後風邪菌にやられてしまい熱をだしてしまいましたまったく軟なババでお恥ずかしいです~熱は下がりましたが風邪菌はまだしつこく鼻と喉の周りに居座っているようです皆さまもご用心なさってくださいね 数年前に『前田 順子』さんの手仕事を知って、とても憧れてしまいました独特な「布つなぎ」の作品を作り続けていらっしゃいます使い古された布を布(きれ)に裂いて全く別の新しい用と美を併せ持った暮らしの中でちゃんと使える物に甦らせる例えそれが一枚の雑巾になったとしてもその用の足る美しさといったら見事です パッチワークでもキルトともちょっと違う独特の布あわせです私が魅かれたのは自然と抽象模様になるところでしょうか もの凄く難しい事では無いように思えたので前から一度まねをして作ってみたいと思っていましたそこで、同じ糸を買ってフトン針でちくちくと雑巾を縫ってみました ところが、ただちくちく縫うだけなのに中々きれいに目が揃わず前田さんの雑巾のようには仕上がらずがっかりしましたが、これも日頃手縫いなどしないからだと反省してまた使い古しのタオルで作ってみようと思いますヘタクソでも、何ともぬくもりのあるところが良いですよね雑巾のストックはあると本当に便利ですからね いつか、こんな素敵な物も縫えたらいいなぁ~ と憧れています 今年の庭は本当にお花が少なくて寂しいです今一番元気に咲いているのは菊の花このピコティ咲が可愛らしいですよね どうもまだ調子が悪くていけませんこんな時はコタツに入って前田さんの手仕事に習ってもう一度雑巾から修行です…
2007/12/03
母の遺品の片付けをしていました人一人の後片付けが、こんなに手間の掛かるものとは…何十年と遡って母が遺して行った物を片付けるのは大変な仕事です知らなかった事も色々あって感慨や感傷や、したくなかった後悔など皆ない交ぜになって複雑な心境で片付けをしました 鏡台を片付けていたら、数本の香水瓶が出てきましたその中で封を切っていないままの香水が…それは、ゲランのミツコ余程とって置きだったのでしょういつか… と思いつつ、とうとう封を切らずに逝ってしまいましたこれは形見として私がもらいます 作られたのは1919年、フランスのゲラン社から名前の『ミツコ』は小説「ラ・バタイユ」の主人公の名前だそうですがその時代、オーストリア・ハンガリーを代表する貴族クーデン・ホーフ家へ嫁いだ日本女性伯爵夫人クーデン・ホーフ・ミツコが何らかのイメージに繋がっているのではないかと言う説がまことしやかに言い伝えられているようです とても小さな瓶ですけれど美しいですねオード・トワレでもオーデコロンでもない高純度のパフュームは今も昔も高価な宝石のようなものですね 香りを身に纏うのは難しいものですパフュームを纏うに相応しい女性になりたいものですが… お使いの方は勿論お分かりでしょうが香りは…トップノートはベルガモットでミドルはローズ、ジャスミン、ピーチラストはオークモス、スパイス、ウッドと、それはもう~~~ そのまま卒倒しそうなくらい魅惑的ですほんの少し、脈うつ手首に付けて夢のような贅沢な一時を楽しみましょう…久し振りにゆっくり出来た夜です 明日から、また超現実の日々hikariちゃんが一晩お泊りです『ミツコ』どころではありません見つからないように仕舞っておかなくちゃあ!
2007/11/28
昨日のじゃじゃ馬おてんば娘はこの子でした~ほらね、こんな優しげなのに、だまされちゃうでしょう? 1883年アイルランド生まれのノアゼット、ナロー・ウォーター香りは強く秋にも少し返り咲きますピンクの尖がったつぼみが可愛いでしょう? フサフサになって咲いてくれます 思い出してくださった方も居るでしょうか?そうです、hikari・roseです誕生記念のメモリアル・ローズですがこんなにおてんばになるとは…当のご本人も最近なにやらその片鱗が見え隠れするようになったのですよママを飛び越して隔世遺伝かしら……??あっらら、こわいわぁ~~~ 明日あさってと、またこのババと二人で過ごすのですけどねいや、なかなか活発でババはノビてしまいそうです
2007/11/15
いいえ、シェークスピアを読んだ訳ではありませんうちに一人、とんだじゃじゃ馬がおりましてね~華奢な身体つきでピンクの優しい顔しているのにもう~~~ 自由奔放! 少しもお行儀良くしていられない困った娘です~ほれ、この通り 写真では大したこと無いように見えるでしょう?ところが写っていないけど細い枝がカーポートの骨組みの間にも雨樋のスチールにも、僅かな隙間に入り込みこんがらがっているのですこの子をね、ここから外すのがそれは大変だったのですあああ~~~ トゲがぁあああ~~~ 枝が顔にピシッ今が躾け時、母は頑張りましたわよお天とう様の当る所で性格直してもらいましょういい事、ここで少しお行儀を見習いなさいねそうして春になったら道行く人にピンクのお顔で優しく微笑みかけるのよと母は伸び放題の奔放な枝を、キュキュキュと結わえたのでした……言う事きくかしら?? あたらしい山茶花を植えました 大事な白花のホクシャを植え替えて部屋へ入れました 今日は穏やかな温かい一日でしたね寄せ植を作りました赤い実はチェリー・ベッカー 可愛いですね こちらは明日から、またお天気くずれるそうです
2007/11/14
先週末からずぅ~とお天気悪く今日は典型的な十一月の空模様 おまけに一時(あられ)も降りました~最低気温が10℃を下回るのもすぐでしょうね お天気が悪いので庭仕事も晴れ間を見ては急いでそそくさと途切れ途切れのこま切れ作業ですそんな中バラが、最後の一輪になるのでしょうか幾つかの株で花を付けています洗練された色と姿が大好きなダイアモンド・グレーです 四日経った今日は満開でフワフワのヒラヒラ~ 毎年タネから育てていたパンジー、ビオラも今年は断念少しでいいので買って来ました、たくさんの色が出回っていますね〈レモン・スワール〉は私のお気に入り定番になりました オールドローズのチャンピオンが秋に咲かなかった事を“ごめんなさい” と謝っているように小さく咲きました このビオラ〈ソルベ〉もまた選んでしまった、二年連続です さっきまで雨あられの大荒れのお天気だったのにパッ~と日が射して来ましたすぐさま庭へ出て見ると、あっ!咲いているジュード・ジ・オブスキュアです、雨に当るとすぐにボール化してしまうのにもう少し開いた方がきれいですよね、お天気悪いともう無理かな? このビオラは初めてかもしれません淡いすみれ色が気に入って… 先に開いた一輪が終わって、もう一輪のパスカリが咲きました 庭の手入れにおおわらわのこの秋でしたがもう冬もそこまで来たようですし、ここまでとしましょうか… さあ、テレビを見るとしましょうハプスブルク帝国 第一回が先ほどから放送されていますきららさんのブログでウィーンの様子を見せて頂いたばかりで何と言う好タイミングな番組でしょうね
2007/11/12
予報より早く雨が降ってきました何層にも重なった厚い雲が強い風に押されて流れていきますもう、そこまで冬が来ているよ、と教えているようです 先月、ちょっとしたご縁で二冊の詩集を手にする事が出来ましたその一冊は以前にも個展を観て、何とも言えずノスタルジックでありながら独特のモダンなタッチに興味を覚えた画家の展覧会へ行った時です絵の他に、小さめな絵本のような物が目に止まり、手にとって見ると詩集… ではなく俳句集でした歌人は海老名衣子さんと言う方で、すでに80代でいらっしゃるようですその本の挿絵が展覧会の主、小山まさえさんの絵でした 詠まれた句は、ふと心にとまった何気ない日常の様が読む者を、親しげに頷かせるものでしたこの絵のページにはこんな句が… ◇焼き魚 煮ざかな卯の花 くたしかな ◇朝から風 夾竹桃は母の花 このページには… ◇栗ご飯 誰に尽くすと云うでなく ◇十四五の柿吊り私の日と思う などなど… 他にもこんな句が ◇西日濃く納戸母亡し箱枕 ◇野のねむりはじまる十一月の雨 ◇寒牡丹ひだり眉毛がととのわず 小山さんのどこかユーモラスでほのぼのする絵と相まって、一冊求めて来ました忙しさの合間にも手に取り、心に響く句の数々に慰められています全文英語でも表記され、本の構成と編集の上手さにも感心した一冊でした もう一冊はこれです これは今年の元旦号のある全国紙の一面に依頼を受けて提供した私の写真に、それを見て詩を詠んだ詩人の作品集ですこのワシオさんご本人が送って来たのではなくその元旦号の新聞を見たある方が写真を気に入られてぜひとも私に一言話したいと人伝に聞いてお電話がありました隣の市に住んでいらして、次回の個展等あったら知らせて欲しいと仰ってくださいました、この秋丁度その方の住む町で新ギャラリーのオープニング・イベントに私も出品したのでお知らせをしたのです早速観に来て下さり、後日ご丁寧に感想とこの詩集を送ってくださったのですワシオ・トシヒコさんを良くご存知のようでした その写真とは… 僭越ですが…こんな写真で それで詠まれた詩は こんな詩を詠んでいただいて、恐縮至極です 家の外と中を片付けながら、壁に掛けてあった写真に気がつきましたこれは冬の写真、なのに一年中掛けっ放しだったと…取り替える間もなく、またすぐ冬になりますね 母の一周忌が近づいてきましたようやく遺品の整理を始めました去年の今頃の事を思い出すと胸が痛くてなりませんどうも、ブルーなトーンを消す事が出来ないようです
2007/11/10
風邪をひいてしまいました背中に悪寒を感じながらも、お天気の良い時にやらなくちゃあ~と日曜、月曜とせっせと庭仕事頑張りましたが昨日は、どうにも身体がだるくて、午前中につるバラを2本場所を変えて仕立て直し、後はコタツでゴロゴロ…お天気も悪く寒かったので、これ以上の無理は禁物かな?と…で、午前中にやったのは 門柱に絡めていたヴァイオレットをお引越し中の庭のお隣との境の塀にワイヤーネットを付けてそれになるべく密になるように丁寧に誘引しましたイメージは塀を覆い尽くすヴァイオレットのスクリーンイメージです、あくまでイメージ! ハハハ もう一つのツルは今迄ヴァイオレットが居た所先日ご紹介したインスペクター・ブルームを我が家のウェルカム・ローズに大抜擢☆☆☆前からつる物をきれいに絡めるのに良い方法は無いかな?と思案していたのですが、ミーシャさんも使っていたあのワイヤーネット、あれなら目立たず丁度良いと思いバックに付けました網目の間隔が丁度良く、つるを仕立てるのにやり易かったです 樹勢の強いつるは10号ポットではすぐに根詰まりしてしまうので15号の大鉢です、こうなると土替えは不可能(私の力では)後は古土をほじり出し上から新しい用土を足すしかないですねでも、このまま二年は持つでしょう、追肥しながら… もう一つのこの秋のおニュウー ニュンヘン・ブルクはこんな風です、これもハイブリッド・ムスクでつる性ですが今のところはここ止まり、春の新芽の伸びを見てから考えますプラスチックの支柱がねぇ~ 何とも…でも古いブロック塀には分相応かな… 今迄一番幅を利かせていたロココは思い切りきり戻しました太くて古い枝をバッチ 見た目に太い枝は落としたくないと思いがちでも古い枝は思い切って落とした方が新しい枝が出て花が付くと以前ポールさんが言っていましたっけ残った枝を出来るだけ下のほうから誘引しました それにしても、ずら~りと横一列に並んだ鉢こう言うの好きじゃないんですよね… 本当はでも仕方ないですね、全身で太陽の光を浴びられる南向き塀にそったボーダーだと思う事にしましょう~ アハ 門柱に自然と絡んだナツヅタ、いい色に染まってきました ホクシャもそろそろ家の中へ入れましょうかね… 今日はお天気回復体調も回復もう一つ、手のやけるつるバラが残っています~頑張ってやりますかぁ~
2007/11/07
今日も、せっせと庭仕事~鉢の植え替えと鉢数を減らす、が主な仕事です手順を考えて効率よくやらなくちゃあ~と思って始めるのだけれど、やってる内にしっちゃかめっちゃか一番奥の大きい鉢から… と始めたのはいいけれどつい目に入る足元のとか、株分けしないといけない宿根とか…あ、これはこうで あれはこうして~ う~ん、挿し木で何株も殖やしちゃったのがいけないのよね~ここは思い切り良くお別れしましょう! チョキンな~んて、手順はもうめちゃくちゃお昼食べるのも忘れて (うそ~ ラーメン食べました)頑張りました 今日の一番の課題はお気に入りのオールドのノアゼットレーヴ・ドール(フランス語で金色の夢というのですよ~)を『和』に仕立てる事でした少し前からどうしようかな~?と考えていたのですが先ずは鉢探しから…何件か探して、これいいかも!と思う物数日前に見つけておきましたこのバラはタワーに仕立てようと思ったのでオベリスクを探したのですが皆洋風なので、合わないなぁ~ と思案した所思いつきました!“そうだ、アレがある” そ~ですっ!!『黒竹~』おニューの鉢に植え替えて、黒竹を5本リングになるように立てました レーヴ・ドールは枝が細くしなやかなので絡め易かったですそれであの黒竹を背景にして鉢の位置を決めました支柱も黒竹だから馴染んでいるかな?と…肝心のバラがまだ馴染んでいませんけどね 来春、たくさん花を咲かせてくれると嬉しいなぁ~~~ 日暮まで頑張って、今日のところはここまでです だいぶ鉢数減らしたのですけど… 中の庭は、あともう少し作業が残っています 今一番きれいに咲いている白バラのパスカリこのバラも和の庭に馴染んでいる感じがしますが? 中が終わったら、お次は塀の外…ここも大改造の予定なのですよ~ (大げさ)つるものの仕立て直しです、ぜ~んぶ一度外して!けっこう大変かも、ですよね~
2007/11/04
先日、ミーシャ農園からサツマイモが届きました~開けてみると…?こ~んなに色々な種類のおイモが~ 聞いたことも見たことも無い、様々なサツマイモ!こんなに色々あるのですね~ 翌日さっそく蒸かしてみました出来上がったおイモの色を見て、これはそのまま食べたのでは芸がないちょっと手を加えてみました、と言ってもあまり凝った事は出来ないのですが以前お正月に作ったカボチャの茶巾絞りを思い出して同じ様な要領で作ってみましたリンゴを煮たものを混ぜ込むのがポイントです時間を置いたらあめ色のリンゴにもムラサキイモの色が移っていましたが透明感のあるきれいな赤色になっていましたよ hikariちゃんとパパとママにも差し入れ~ 続いて同じものにバターを混ぜてトーストにたっぷりのっけて、朝食にパクッ 混ぜたリンゴがとても良く合うのですよ、シャリ感と甘酸っぱさが… 今日はそのリンゴの色もそのまま出したいなと思いもう一度作ってみました中に蒸かしたら、とてもきれいなオレンジ色になった物とほとんど黒色になったおイモがあったので、それぞれキューブにカットしてマッシュしたサツマイモにトッピングベースのおイモには少しお砂糖とマジパンのリキュール入れましたトッピングの上からオリーブオイルのレモーネをかけて…口当たりが滑らかになってレモンの香りもでしたよ~ただバランス的にはキューブが大きすぎましたね こんなに毎日おイモ食べて太りますよね~いいんです、ミーシャさんと一緒に太ろう~って言ってますから ハハハ 庭仕事、やり出したら切がないですね~バラ鉢の土替えと植え替えをせっせとやっていますがまだまだ終わりませんうちの古ぼけた和風の庭をいかにしっくり落ち着かせるかそれがモンダイだぁ~~~ この秋迎えたニューフェイス、ハイブリッド・ムスクのインスペクター・ブルーム、初めてお顔見ました~わぁ~ やっぱり好みでした これを古ぼけたブロック塀に絡ませようと言うのですからね…まぁ、やってみましょう~来年の春が楽しみです
2007/11/02
昨日はお天気も回復して庭のもみじを眺めながら脚立に上って、刈りバサミを威勢良く動かしましたチョキ、チョキ… いえ、ジョッキン、ジョッキン、バッチっとアハ、やり過ぎたかな?いえいえ、また春になればわんさか葉が伸びるのだから刈る時は思い切り良くやらなくちゃあねそれではビフォアー、アフターを…もみじと重なって見える常緑の木、お寺の境内などに植えられているしきみだそうな、魔よけになるとかで最初に植えたのだとかふ~ん、ヘンなの、全然かわいくないしと心で思っていました 黙って毎年少しづつ枝を落として刈り込んで半円のトピアリー状態までに何とか造り込んだのですけどね見ての通り伸びすぎた枝がつんつんですからね、刈り込みましたわよ思いっきりそれでも幹から分かれた枝の部分が伸び過ぎだわぁ~ もっと背丈を詰めないとです、茂った葉がブロック塀の上に丁度出るようにそんな上手いこといくかいな! 昨日アップしたもみじ、下から見るとこんな風に枝を広げています 軒まで広がっているので狭い庭の半分は日陰になってしまいますだから… 日当たり良くするためにこの枝切ろうかしら?でも、日陰の部分があるのも目に優しくて好きだし… う~む。まぁ、刈り込む前の茂みはこうでした で、思い切り良く! こうなりました スッカスカですぅ~ もみじの幹も良く見えて… 二本の木が寄り添っているのですよ~こう云うのって、すぐ『夫婦もみじ』とか名前付けるんですよね~ (やめて~) 角度を変えて見れば、まぁそれなりに… でしょうか? 日陰で頑張っていたハランです、 株分けしなくちゃですね そうだ、この前サクラソウ・マラコイディスを株分けしたんだっけ! 一株しか持っていないヘラボーラス、日陰から日の当る場所へ出しました 前にも何度か書いた唯一地植えのバラ、フラウカール・ドルシュキ我が家のシンボルローズですから何が何でも枯らす訳にはいきません、40年以上生きていますからね~これも長年の剪定で自然とスタンダード仕立てになっていますサルスベリの紅葉がきれいです モダンローズの白バラでパスカリ、もうじき咲きそう~ ベースの整理がやっと終わった所、これからバラの整理と手入れに取り掛かり安物の嫌な色のプラ鉢は捨てて、もう少し庭らしくレイアウトを考えましょうきっと雪が降るまで続くでしょうね、庭仕事は切がありません
2007/10/29
先週やっと庭の整理を始めたのに週末二日続きの雨で止む無く中止でも他の用事もあれこれ山積み…あれもこれも片付けて… と算段しながらふと窓の外を見たら!紅葉!我が家のもみじです この家は建ってから32年になるのですが以前の家からまだ幼苗だったもみじを移植しておなじ年月経ったわけです年々ジワジワと大きくなり落葉の時期はそりゃあもう大変!狭い庭とぴったりくっついて建ち並んでいる住宅街葉が落ちて強い風でも吹こうものなら…ご近所周辺もみじの葉でまみれます~そうなると毎日落ち葉掃きですがしかしこの仕事にがぜん張り切る人が居て…うちのじい様、何故か葉っぱ掃除が大好きこれと言ってする事が無い日々今年も頑張ってもらいましょう~ 幸いご近所からの苦情も無く30年以上来ましたから… いえね、今日書きたかった事はこの事ではなくこのもみじが今迄見た事も無いほどきれいに紅葉した事がニュースなのです今迄『紅葉』という最大の山場も見せ場も無くただ色が褪めた汚い葉が山ほど落ちると言う迷惑なだけのもみじ“こんなもみじ見たこと無い!”と心で思いながら親が植えた木だから仕方ないと思って来たのですところが… 今年はどうですか!!こんなにきれいに色付いて色のグラデーションがなんとも美しい~いや~ たまげました! やっと私は 『もみじなんだ!』 と気が付いたのでしょうかね?ここ数日、朝起きて私の部屋からこのもみじを見るのが楽しみです~ 雨の週末、溜まっていた用事の中で縫い物がありましたお古で貰ったチャイルドシートに簡単なカバーを付けるのとおもちゃカゴに掛けるカバーチャイルドシートは勿論すでに娘の車に付いていますがババとしてはこれから先私の車にもhikariちゃん乗っけるかも知れないという思惑から知り合いからお古を貰っておいたのですで、一応カバー掛けておきたいなと思い…でも難しいですね、ベルトや押さえの金具とか色々通さなくてはならずバスタオル一枚を何とかベルト通しの穴を開けたりゴムで絞ったり格好よくきれいに仕上がらなかったけど、とりあえず…です もう一枚はただの直線縫い、久し振りのミシン掛け楽しかったです 庭仕事とバラ手入れが終わったらあれこれ手作りで作ってみたくなりました~ その前に庭を片付けなくちゃあ、 雨が上がりましたから…
2007/10/28
今朝ブログアップして、さて庭仕事始めよう~ としたらいつもの野菜のおばさんがたくさんお野菜積んで来ました 色々畑から採りたてで~すせっかくだからお顔出して~とお願いして…本当に長いお付き合いなのですよ、25年くらい稲藁の堆肥で有機栽培して、農薬もほとんど使わない虫食いだらけの野菜などしょっちゅうですでもとても美味しい野菜なのですよ~ あっと、脱線してしまいました~朝は“はかどらない!” とグチってしまったので昼間頑張りました『竹やぶ』 狭い庭なのに片隅に黒竹が植えてあるのです黒竹自体はいいですよね、ただ放って置くととんでもなく茂ります今までも庭の隅で茂り放題、何とかせねばと一番気になっていた所ですええ、ですから やりましたわよ!徹底的に!密生しているところをどんどん間引きしてワサワサと茂った笹の葉をバッサ、バッサと枝下ろし下ろした葉っぱを束ねては括り間引いた竹は支柱にするのに丁度いい黒竹を? 贅沢な支柱だわね~ それで… 奥半分がここまでさっぱりしたのですけど?えっ? どこが? ですかぁ~ 成果その1 お隣との境のブロック塀が良く見えるようになった(今迄見えないくらいゴチャゴチャしていた)成果その2 竹やぶが藪でなくなった、黒竹スッキリ 黒竹をバックに真紅のタチアーナが良く映えるでしょう? もう一つピンクのモダン・ローズも…背景って本当は大事ですね、もっとも肉眼ではこんなにボケませんけどこれは写真の面白さです 全国的な快晴も今日までだとか…明日は降り出す前にどこまでやれるかな?~
2007/10/25
庭すっきり大作戦!!やっと取り掛かってはいるのですが、見た目にはさっぱり変化なしもっとも、まだやり始めたばかりですけどね…この前従姉の所へ行ったら、丁度庭仕事真っ最中で空いた古いプランターをゴミ出しすると整理しているところでした来年からプランター1個100円の回収料が掛かるのですって!“え―っ! 1個100円? 100均で買ったプランターも100円?”“そりゃ無いわよね~~~”“だから今のうちに不要な鉢は捨てなくちゃあ~”“そりゃ 大変だ!私も早く片付けよう~”貴重な情報をもらったので尚更早く庭を片付けようと思ったのです前回のプラスチィクゴミの日に大きな袋に一杯出したのだけれどまだまだたくさんありますよ~鉢を整理すると言う事は古土も山ほど出るという事これの始末も実は困りものです出来るだけ再利用しているのですけどそれでも雑草の種や害虫の卵なんかが混ざっているからそっくり全部は使えない、結局裏庭の隅に山のように積んで置くとそこは雑草の藪、はたまた雑草林! まぁ~ グチはこれくらいにして…せっせと手を動かさなくちゃあ~ なのに咲いている花を見るとまた見とれてしまってさっぱり進みません秋咲きの椿が咲いています 悩んだ末に命びろいしたバラ、ピースとミニュエット 日陰の所で咲いているホトトギス ホクシャがたくさん花をつけていますよ もう一つ大事なホクシャ 真夏に丸坊主になって心配したけれどまた元気になりました、うまくするとこれから室内で花を見れるかも? ここ数日まさに 『日本晴れ~』 の快晴が続いていますね昨日は午後から娘の所へ行ったらこれからお昼だと言うのでじゃあ公園へお弁当持って行こう~と言う事になり出かけました今度引っ越したお家から海まで車で3分です広い海浜公園があるのでそこへ出かけました hikariちゃん食べ終わるや否や、あるもの全てに興味を示します遊具も色々あって広いし、ここは遊びに来るのに丁度良い所です 今度晴れた日に海辺まで行ってみようね~ さて、今日も庭仕事… 日焼け止め塗ってね
2007/10/25
久し振りの演奏会めずらしく昼下がりのコンサートです会場は前にご紹介した事のある市民芸術文化会館周辺の木々も色付いて来ましたよ芝生では園児たちが元気に遊びまわっていました 中へ入ると、もう開場が始まっていました ホワイエに入ると… ン?パスタ!! 美味しそうなメイド・イン・イタ~リーですね☆ しかし… 何ゆえこんな所にパスタが?ですよねそれはねこれから始まる演奏会がこれだからですよ~~~ そうなんです、イタリアの室内合奏団のコンサート☆目下イタリア、ヨーロッパで大活躍のこの合奏団の初来日演奏会にイタリアのパスタメーカー「ルスティケーラ・ダブルッツォ」がスポンサーに付いて演奏会に来たお客にこのパスタをお土産にくださると言う何とも大サービスのコンサートだったのですしかも今回は芸文会員限定企画でチケット料金もA席で¥3500と激安!!会員としては逃す訳には行きますまい尚且つ演奏曲目も大好きな曲がたくさん入っていたのです会員向けの出血大サービス企画コンサート♪♪(余談ですがhikariちゃんのパパの職場です)何度でも、やはりホールの席に座るとフワ~っと舞い上がるような気分になりますよね~(次のコンパクト・デジカメは絶対手ブレ防止機能付きにするぞ) 総勢15人の弦楽合奏団リーダーはチェリストで指揮も兼任前半はクラッシックの名曲の数々、その中に… あぁ~ 私の大好きなラフマニノフの「ヴォカリーズ」が…この哀愁漂う美しい旋律… これは歌曲ですが歌詞は無く母音のみで歌われる曲ですこれをリーダーのチェロが主旋律を美しく奏でます本当にうっとりでした~~~ そして好きなもう一曲、レスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア第3番」この曲もお好きな方は多いでしょうね 休憩を挟んで後半が始まりました三人の女性奏者がそれぞれ鮮やかなカラードレスで登場!今度はクラッシックを離れてピアソラのタンゴ3曲ここ10年くらいピアソラ人気は衰えませんねクラッシックの名ソリストたちが競ってピアソラを演奏しています続いて映画音楽のメドレー「ティファニーで朝食を」から始まってイタリア映画の数々~そして「スター・ウォーズ」でエンディングう~ん これはちょっと… でしたね それでも昼下がりの一時美しい弦の響きにお客さんは大満足で拍手鳴り止まずアンコールが5曲にもなりました~私はアンコールの「オー・ソレ・ミーヨ」が良かったです~ ホワイエへ出てみると、チェロの指揮者と第一ヴァイオリンの女性奏者のサイン会が行なわれていて他の団員たちも全員揃ってお客さんをお見送りフルオーケストラではこんな事無理ですよね~ま近でみる団員たちは皆ニコニコととてもフレンドリーな雰囲気わたし何を血迷ったか、彼等に向い“スミマセ~ん、写真撮ってもいいですか?” と片言英語で聞いたみたら“ええ、いいですよ~” と気軽にOK ではパチリそしたら “どうぞあなたも一緒に撮りましょう”と言ってくれてなんか分からないけど一緒に撮ってもらいました~若い彼氏私の肩に手をかけたりしちゃってさすがイタリアーノねぇ~ (いえいえ、ファンサービスですってば) 肩の凝らない楽しいコンサートだったし思いがけず、こんな小さな交流も出来て楽しい一時でした彼らが聞きたいのは聴衆の感想でしょうから勿論一言感想を言って来ましたよレスピーギがベストだったと…彼ら大きく頷いてにっこり嬉しそうでした~ で、帰りは忘れずにお土産もらいました本当に気の効いたコンサートでした “こう云うのまたお願いしま~す”
2007/10/23
秋になって庭にもきれいな菊が咲き始めましたがこの時期、待ち焦がれていたものは食用菊です新潟は『カキノモト』と言うピンクがかった赤紫の食用菊の産地で旬を迎えた鮮やかな菊の花が店頭を賑わしています近年改良が進んだのか花が大きく色も濃くなって来ている様ですが私はいつもの近在の農家のおばさんが自家栽培で持ってくるこちらの菊の方が好きでスーパーの物は買った事ないです花は小さく色もずっと薄いピンクですが、味はほんのり甘みもあり美味しいですよ きれいでしょう?食べ方はサッと熱湯にくぐらせて白出汁に浸すか二杯酢かお好みです今日は白だしをからめてひびサビの織部に盛ってみました 数年前から織部焼きが好きになっていたのですが食器棚の奥に眠っていたこの小鉢を見つけたのです母が揃えていた物だったのですねこんな歳になってから母の好みと同じになるなんて何とも心のどこかがヒリリと沁みるようでした… この季節美味しい物がてんこ盛りですが地元のイチヂクも最盛期なのですよpippiさんからお手製の美味しいイチヂクジャムを頂いてぜ~んぶ完食したのをきっかけに今度は地元の日本イチヂクを甘露煮にしてみました皮ごと煮てもいいのだけれど私はちょっと苦手だから…プツプツは松の実です、とろ~り美味しいですよ~ 娘の手伝いを二日お休みしたので、ちょっとこんな事出来ました明日からまた助っ人です~何時になったら片付くのでしょうねこんなに荷物、今迄何処に入ってたの~?って感じですこの際どんどんリサイクルショップへ持ってく作戦なのですけどね!!
2007/10/17
かれこれブログお休みしてから一ヶ月近くになるかも知れません毎日続いた娘一家の引越しの手伝いも、ようやく一段落しました自分一人の引越しならともかく、一家の引越しは大変ですね~hikariちゃんを何度も家で預かったりしたのですが一度はそのままお泊りになってしまって、一緒に寝たのはいいのですが翌朝、ムックリと起き上がり、発した寝覚めの一言!“ぱい ぱい”えっ~~~!! そ、それは無いんですけどぉ……ぱいぱいを連呼して泣かれたのには参りました~ 予定外の大騒動で秋の庭、大改造スッキリ作戦は全くもって進みません幾らかバラ鉢の整理はしたもののまだまだスッキリとは程遠い状態…だと言うのに… 新しい秋バラお迎えしちったのですよね~これとあれとそれと、それとそれも無くなるからやっぱりニューフェイスをお迎えしなくちゃあ~~~今年はドイツフリークになっている私ですので探したのはドイツ生まれのバラそれも何かに絡めて仕立てる事が条件ですで、見つけました~~~ハイブリッド・ムスクのインスペクター・ブローム淡いピンクから咲き進むとほとんど白になりひらひらと波打つ花びらがとてもエレガント枝先に蕾が沢山付いていますが開花はまだ先になりそうですでも、良い株でしょう? 期待しちゃいますね もう一つ、やはりハイブリッド・ムスクでニュンヘン・ブルグと言うバラ同じ様に枝は細くしなやかで仕立て易そうですピンクの花弁の底に沈むイエローが、こっくりした花にしていますねカップ咲きから咲き進むとシベを見せて平咲きになるようです どちらもドイツ生まれで香りもとても良いですよ~よく茂らせて花をたくさん咲かせたいけれど…? 整理したバラの一つですがお別れするには忍びなくつい挿し木をしたら、こんなにちっちゃいのにお花咲いちゃいましたムーン・スプライト このピースも病気に弱いし、お別れしようと思い切って夏場に根元近くまで強剪定! なのにこうして咲くと決意が揺らぎますけどね~ こちらはお別れする気はないシャルル・ドゴール手入れもせず放ったらかしにされているので情けない姿で咲いています… 私のせいですごめんね 同じく粉粧楼も栄養不足なのでしょうね、いつもより花が小さいですでも粉粧は粉粧、このパフパフ感が大好きです ああ~~~ 早く庭仕事がしたいよぉ!!やる事たくさん溜まっていて追いつかないのです―。
2007/10/14
パソコンの電源を入れる暇も無いほど忙しい日々が続いていますやっと今日は自分の時間が取れましたそれと言うのも娘一家が急遽引越しをする事になり娘は次々と重なる様々な用事に追われ必然的にhikariちゃんの子守役や引越しに関わる雑事や家事のヘルプで私も毎日忙しい日が続いています引越し先も決まり、実際の引越しまで後10日これから本格的に荷造りも始めなければなりません バタバタと忙しく日々を過ごしている内にhikariちゃんは一歳半を過ぎ、乳児期を過ぎて幼児期に入りました娘が “もう赤ちゃん 卒業だよ” と言った時あらためて、ああそうだなぁと…… あっと言う間に過ぎた、ミルクの匂いのする赤ちゃん時代が終わってしまったのが残念やら、懐かしいやら… でも、子供の成長と言うのは素晴しいですね~ミルクの匂いは薄くなったけれど、毎日次々と新しい事を覚えて物事を学習して行くその能力とエネルギーにただ驚くばかりです赤ちゃん卒業と言ってもまだオムツですし、お尻から下は赤ちゃんで顔の様々な表情だけ見ているともう幼児なのですよね~ お気に入りの編みぐるみのネコちゃんをおんぶしてネコちゃんのママになるのがお気に入り 引っ越すお家で使えるようにババちゃんのプレゼントです 引越し準備のお手伝い? ベランダのお掃除ですか~? ママが一日お仕事でレッスンの時は、外へお散歩に出かけますそれがもぅ~大変!! 恐いもの知らずですから~ 今のお家はマンションの13階、下を走る電車にバイバイするのが大好きだけれど、もうすぐ出来なくなるわね でも私は、正直こんな高い所で小さな子供を育てるのは心配でした今度は地上に降りて一戸建てになるのでホッとしていますここだけの話ですけれどね… 先月あたりから言葉がどんどん出て来てとても面白いです見るもの聞くもの感じるもの味わうものまさに五感だけではなく第六感も鋭く、何かを敏感に感じ取る様子は感覚の鈍くなったババには新鮮な驚きと刺激で目を醒まされるよう…日々パワーアップしていくhikariちゃんのエネルギーに振り回されながら一日が終わると燃料切れで早々とスイッチ・オフになってしまい引越しが終わり一段落しないとブログの更新もままならないようですブログのお友達の所へもすっかりご無沙汰をしてしまってごめんなさいまた時間が取れたらおじゃましますね~ 放ったらかしの庭から今年も忘れずにコルチカムが咲きました…
2007/10/01
パソコンの電源を入れる暇も無いほど忙しい日々が続いていますやっと今日は自分の時間が取れましたそれと言うのも娘一家が急遽引越しをする事になり娘は次々と重なる様々な用事に追われ必然的にhikariちゃんの子守役や引越しに関わる雑事や家事のヘルプで私も毎日忙しい日が続いています引越し先も決まり、実際の引越しまで後10日これから本格的に荷造りも始めなければなりません バタバタと忙しく日々を過ごしている内にhikariちゃんは一歳半を過ぎ、乳児期を過ぎて幼児期に入りました娘が “もう赤ちゃん 卒業だよ” と言った時あらためて、ああそうだなぁと…… あっと言う間に過ぎた、ミルクの匂いのする赤ちゃん時代が終わってしまったのが残念やら、懐かしいやら… でも、子供の成長と言うのは素晴しいですね~ミルクの匂いは薄くなったけれど、毎日次々と新しい事を覚えて物事を学習して行くその能力とエネルギーにただ驚くばかりです赤ちゃん卒業と言ってもまだオムツですし、お尻から下は赤ちゃんで顔の様々な表情だけ見ているともう幼児なのですよね~ お気に入りの編みぐるみのネコちゃんをおんぶしてネコちゃんのママになるのがお気に入り 引っ越すお家で使えるようにババちゃんのプレゼントです 引越し準備のお手伝い? ベランダのお掃除ですか~? ママが一日お仕事でレッスンの時は、外へお散歩に出かけますそれがもぅ~大変!! 恐いもの知らずですから~ 今のお家はマンションの13階、下を走る電車にバイバイするのが大好きだけれど、もうすぐ出来なくなるわね でも私は、正直こんな高い所で小さな子供を育てるのは心配でした今度は地上に降りて一戸建てになるのでホッとしていますここだけの話ですけれどね… 先月あたりから言葉がどんどん出て来てとても面白いです見るもの聞くもの感じるもの味わうものまさに五感だけではなく第六感も鋭く、何かを敏感に感じ取る様子は感覚の鈍くなったババには新鮮な驚きと刺激で目を醒まされるよう…日々パワーアップしていくhikariちゃんのエネルギーに振り回されながら一日が終わると燃料切れで早々とスイッチ・オフになってしまい引越しが終わり一段落しないとブログの更新もままならないようですブログのお友達の所へもすっかりご無沙汰をしてしまってごめんなさいまた時間が取れたらおじゃましますね~ 放ったらかしの庭から今年も忘れずにコルチカムが咲きました…
2007/10/01
空を見上げれば澄んだ青空は天高くたなびく雲はいわし雲金、銀のススキの穂は風に揺れ日が暮れれば賑やかな虫の声稲穂は重く頭を垂れ稲刈りを急ぐコンバインの音もう 秋なのに…なのに、連日の猛暑は一体どうしたの言うのでしょう…今日も30度を越すそうな人は自然の気まぐれにたわいも無く振り回されてしまうけど花たちは… 強いです少々の事ではへこたれないしっかりと自分を保っています 少し前の雨の日のK's Gardenたった一輪咲いていたプロスペリティー 夏の間、葉が落ちてボロボロだったバラたちが美しい葉を復活させて小さな蕾を持ちましたパフ・ビューティー バラの葉はそれぞれがとても個性的、ムタビリス こちらのつるブルームーンはご本家なのでここで頑張っていただきましょう挿し木で殖やした自宅のブルームーンはレーヴ・ドールと選手交代です ブットレアは花が終わる度に切り戻してやると繰り返し良く咲きます これはえみりぃさんから頂いた種を蒔いて咲いたケイトウ実は密かなマイブームなのです、もっと様々なケイトウを咲かせたい ジニアのパープル・プリンスもず~と長く咲き続けています手入れ不足で寂しい今年のガーデンで、唯一存在感を示しています 『タデ食う虫も好き好き』 などと人の好みを揶揄する時使いますがそんなにひどい例えに使わなくてもと思うタデ 私は好きですけれど… お向かいさんの所で咲いていました この残暑まだ続くのでしょうか?花たちを見習って、へこたれてはいられませんねでは、これから娘のヘルプに行って来ます(実はhikariちゃんと遊ぶのが楽しみ~)
2007/09/19
夏中長々と旅日記を綴り、たくさんの写真も紹介させていただきましたがその中の写真を欲しいと言ってくださる方がありこの場を借りて即席のミニミニショップをしばらくの間オープンする事にしました 写真と言うのも中々難しいものでポストカードになる写真とならない写真があります大きくプリントして額装し飾って楽しめる写真と言うのもあれば単体で飾るには適さないけれど、ブックになると楽しめるという類の物もあります今回はポストカードになりますが、小さなサイズでもこんな風に額に入れて卓上や壁かけで楽しんでいただければ嬉しいです☆ 作品はトップページのフォトアルバムにまとめてあります《他のアルバムも見る》をクリックすると詳しい事が出ていますので宜しくお願い致します
2007/09/15
ずぅ~と以前から一人でヨーロッパのどこかの国を旅することが夢でした随分と長い年月待ったけれど、やっと実現しましたそれも好きなモダン・アートの国際展が集中した年でもあり自分の専門分野の写真も数々観る事が出来て念願果たしたと言う、本当に幸せな旅でした それではヴェネチアでの最後の一日をご紹介しましょう翌朝8時にはホテルを出て長い帰路の一日になりますから… ヴェネチアで過ごす最後の日、ビエンナーレのもう一つの会場ジャルディーニに向かいました島で唯一緑の木々が生い茂りヴェネチアとは思えない所です会場は木立の茂る林の中に各国の展示パビリオンが点在していますここでヨーロッパ最古の歴史を刻むモダン・アートの国際展が100年以上も続いて来たのです今年は参加国76ヶ国、アートのオリンピックと言われる所以です質、量共に他の追従を許さない規模で美術好きなら一度は訪ねてみたい国際展の聖地なのではないでしょうか? ワクワク、ドキドキ、マップを見ながら広い会場を各国のパビリオンを回りました見方にもよるでしょうが、一日ではとても周りきれないと思いました特に印象的だったパビリオンの幾つかをご紹介しますね アメリカ館 ドイツ館 ここはイタリア語の表記が読めず何処の国か分かりませんがこの建物が美しいですね、ちなみにGran Bretagnaとありました こんな風にたくさんのパビリオンが点在していますお昼を挟んで5時間くらいいたでしょうか…マイペースでゆっくり観たので隅から隅までは観れませんでしたが充分堪能できました、世界中から訪れたアート・ピープルをウオッチングするのも又楽しかったですよ~ またゆっくり町の様子を眺めながら最後のヴェネチアを惜しみながら、疲れ果てるまで歩きました 翌朝、とうとう日本へ帰る日となりました大運河のカナル・グランデをヴァポレットに乗ってローマ広場へ向かう途中ビエンナーレの垂れ幕が橋にかかっていました マルコポーロ空港から再びドイツのミュンヘンへ『アドリア海の真珠』 よさようなら~ 再びドイツ、ミュンヘンの上空です、そこから成田まで長い長いフライトです ようやく日本の上空へ…あっ! 新潟の真上を飛ぶではないですか!! “すみませ~~~ん 私ここで降りま~す”“…………”だめ? 念願叶ったアート・ヴァケーションの旅ドイツ、イタリア/ヴェネチアと思い出に残る夏の一人旅でした再び訪れる事が出来るよう願っていますまだ載せ切れなかった写真は又後でまとめてアップしようと思いますお付き合いいただいた皆さまありがとうございました また仕事の作業に入りますので少しの間お休みいたします
2007/09/13
この旅日記も、先を急がなくてはならなくなりました仕事の作業が立て込んで来て作品の搬入も迫っています娘のヘルプでHikariちゃんのお守もこの先頻繁になりそうなのでそろそろこの旅のお話も最終章と言う事に… 前回の続きは、ホテルで一休みした後夕食を摂りに夕暮れの街へ出かけました本場の美味しいスパゲティーを食べたいとお店を物色ただし高級店はパスです、結局いつもの食堂風の所に落ち着きました あら! この絵がちょっといいじゃないですか 頼んだトマトソースのスパゲティー期待した程では無く麺が茹ですぎでした~ やはり初めての土地で安くて美味しいもの見つけるには運が味方してくれないとだめですねこの後は街中を散歩しました写真の説明は省きますが、この街の雰囲気が伝われば嬉しいです たそがれの街の雰囲気も素敵ですね次の日もう一度島の外れ、緑いっぱいのジャルディーニへ… つづく…
2007/09/12
あ~ぁ、ぼやきたくもなります…朝からせっせとブログ書いていよいよ佳境と言う時にバッと消えてしもたぁ~~~たぶん容量オーバーだったのかも、せめてセーフライン超しそうになったら警告サイン出してくれればこんなに難儀しなくてもいいのにねぇ また気を取り直してもう一度…でも内容変わっちゃうなぁ~ 憧れのビエンナーレ会場へ到着、そして印象に残った作品の紹介などは今日は省いて、そこまでの行き帰り目にした風景をご紹介しますね第一会場アルセナーレをたっぷり鑑賞した後第二会場の国別パビリオンが点在するジャルディーニへ向かいましたここまで来ると突然大きな木々が現れ緑に囲まれた公園がありました島の先端、東南に位置する所ですが普通の観光では中々ここまでは来ないのではないでしょうか? 今迄とても狭い町並みと地面が無く植物が生えていないのが寂しく感じていたので急に目の前に緑が広がって嬉しくなりましたすると、いきなり大きな汽笛の音が 『ボォ~~~』振り返ると大きな客船が今まさに出航して行くところ…船旅かぁ~ いいなぁ… 何処へ向かうのでしょうね 公園の中へ入って行くと… すご~い! 緑のプロムナード!! 気温30度を越す暑さで強い日差しの中随分歩いたし沢山の作品を観て周ったので疲れてもいましたこの木陰はまさにオアシスです蒸し暑さは無いので日陰に入ると風が涼しくとても気持ち良かったですベンチに座って今ではすっかりお気に入りになった炭酸入りのミネラルウオーターを飲みながらしばらく休みましたさて、やおら立ち上がり第二会場のゲートまで来るとし~~~ん ほとんど人影もまばら…どう見ても閉まっている! 休みなの??丁度父と息子の二人連れがやって来て、看板を見て“今日は休みですね” と私に話し掛けてきましたアメリカ人かな?英語だったので…“リアリー?” と返事したら、高校生くらいの息子さんが“ここに月曜は休みと書いてありますよ” と指差して教えてくれました な~るほど、月曜は休みかぁ! しかたがない…まぁ、明日丸一日あるので出直しましょう親子にありがとう、さよならを言って戻る事にしましたさほどガッカリもしませんでした、他にまだまだ島の様子を見たいですからねこの公園周辺は人々が暮らす住宅も中心部よりは建物に余裕があるようです何と言っても地面があります、当然草も生えているし…大きな暖炉の煙突が付いていますねヴェネチアの冬はけっこう寒いそうですよ また海岸通りを戻りながら、どこかでランチを取りましょう高級レストランから普通の食堂、バルと呼ばれるカウンター越しにサンドイッチや飲み物を売る小さな売店まで様々です当然私はバルでサンドとコーヒーを…歩き疲れたので気合を入れるために普段は飲まないエスプレッソを このサンドイッチ美味しかったです~ エスフレッソもさすが本場!目がさめました――! だんだん人も多くなって来て、サンマルコ寺院が見えて来ました サンマルコ広場も…黄色い椅子が並ぶカフェは広場で人気の 《カルロ・ラヴェーナ》で生演奏のジャンルが広く垢抜けたシャレた演奏をするところだそうです夜、私も散歩した時ボサノバなどシャレた演奏をしていました あ~~~ ホテルへ戻って来ました~ しばらく大の字になって休憩です つづく…
2007/09/11
ビエンナーレ会場の一つ、アルセナーレを目指し周囲を眺めながら歩いて行くと、段々とヴェネチアの普段の暮らしの様子が見えてきましたここのお宅も土が無い分、プランターでお花を楽しんでいるようですね ふと、こんな小路を見つけると、どんな風になっているのだろう?好奇心が湧いてきませんか? この壁の色がきれいです~ 中に入って見ると、ほんとに小さな小さな空間があって見上げると鳥かごが下げてありました、窓辺を緑で素敵にかざって…この部屋で暮している人の気配が感じられるようですね また行くと、こんなに細い路地が!本当にこの先を通り抜けられるのかと思うほど… 通りから通りへ抜ける横道はたくさんありその路上を見上げると、ヴェネチア名物? 洗濯物が満艦飾~ こうしてヴェネチアの人々は普通に暮しているのですね 観光客でごった返していたサンマルコ寺院周辺とはまるで違って静かとさえ感じられる町の佇まいです 会場への案内板を見ながら、人の流れに添って行くと前方にトリエンナーレのカンバンが見えてきましたいよいよヴェネチア・トリエンナーレをこの目で観る事が出来るのです信じられないような気もするけれど現実に此処に居るわけですからね~~~ では、行ってきま~すつづく…
2007/09/08
昨日ご紹介したミーシャさんの夏野菜たちお料理するのに、一つこだわりたい物がありましたそれはオリーブオイル以前 《薬蜜》 を紹介したお店、覚えていますか?もともと酒屋さんですが、オリーブオイルやビネガーリキュール、ワイン、岩塩など量り売りをしてくれるお店です容器は持参しても良いし、お店で可愛いビンも売っています 私のお目当てはこのオリーブオイルです 真ん中の 《リモーネ》 と言うレモン味のオリーブオイルとても風味が良くて何にでもあわせ易いのですどうしてレモン味なのか??ですよね~私も初めての時一体どういう事?と不思議に思い、お店の人に聞いたらオリーブの実そのものがレモンの味がする実なんですって! 前にバニラアイスクリームにこのオイルをとろりとかけたらとっても美味しかったのですよ~不思議なオリーブオイルですついでにビネガーも買っていきましょう色々珍しい種類があって味見させてもらいましたがリモーネに合わせるのにリンゴのビネガーにしました 最近人気だと言うリキュールの 《マジパン》 ヨーロッパではクリスマスに欠かせないものだそうですねそのリキュールです これに少しリモーネを加えて… 飲む時はよく混ぜてから…味見させてもらいましたが、まろやかでレモンの香りがして甘くてとても美味しかったですよ~ オリーブオイルのリモーネとリンゴビネガーを100ミリリットルづつ買いましたが、とても高級品ですよね~でも、これで大した料理でなくても素材が引き立ち美味しく食べられるのですから、こんな食材が手に入った時くらいたまに贅沢してもいいでしょう…(このお店はS・Qintさんと言います) さあ、料理を始めましょう メニューは…☆ 秋サケのグリル カラフル野菜のみぞれソースかけ調理は簡単大根おろしにリンゴビネガーを振っておきます細長い緑色のインドナス緑色のピーマン アンチョ ピリリと辛い真っ赤な韓国南蛮 全く辛くないニンジンは茹でる ピーマン類はレンジで火を通すムラサキオクラは生のまま材料をさいの目にカットしてだいこんおろしに混ぜるバターでグリルしたサケにみぞれソースをたっぷりかけます食べる直前にオリーブオイルとお醤油かけていただきます そしてもう一品☆ ナス・フィレンツェのグリル カラフル野菜のみぞれソースかけなんじゃ~ 同じじゃない! 芸がないですね~それよりこのおナスのお味は?味というよりその食感!☆!☆ナスの実は真っ白できめ細かく、火が通るととろ~~りとして ふわふわなんですぅ~~このみぞれソースとよく合いました こんな夜はシャルドネでも開けましょうか~いっただきま~~~すこうして幸せな夜は更けていったのでした… と言う事で、そろそろまたヴェネチアの旅に戻りましょうか… つづく…
2007/09/06
フィレンツェ登場…?一体なんの事?? 今はヴェネチアの旅日記のはず行ったわけでもあるまいし… ジャ~~~ン!!フィレンツェ登場! 知っている人は知っている、ミーシャさんの作ったイタリア産のおナスです!実は去年に続いて今年も《八ヶ岳パック》注文したのですこんなお野菜ミーシャ農園でなければ手に入りませんものめずらしいお野菜いろいろ入っていましたよ~きれいでしょう…? まだこのカゴに入りきれない量なのですよこのでっかいおナスは米ナスというのだそうですあら! 半分だけ? 下半分はどうしたの? はい、夕べの食卓に早速ナス田楽に変身しました~ふわふわでとっても美味しかったですよ そして去年食べて病み付きになったおじゃが今年は5種類も色々入っていて益々たのしみぃ~ 赤や紫や黄色、もちろん男爵も入っていました1キロ入りを3つ注文、一つはすでに娘の所へ行きました このお野菜、あんまりきれいで眺めてばかりいますでも鮮度が落ちるもの早くお料理しなくちゃあ~全部で8種類のお野菜が入っていましたよ~ サプライズパックで何が入っているかは開けて見てのお楽しみ この芸術的なフィレンツェおナスも勿論だけど真ん中のオレンジがかったストライプの大きなトマト《ストライプ・ド・ジャーマン》と言うドイツのものなんですって!今私、すっかりドイツフリークになっているものだからすっごく楽しみですもったいなくて食べられないくらい… みなさ~ん このサプライズなお野菜たちお勧めですよブログ友達のミーシャさんが作っています興味のある方は訪ねてみてくださいね http://plaza.rakuten.co.jp/cottagegarden/diary/200708310000/
2007/09/05
今日二度目の日記です明日はアップ出来そうもないので今日のうちにもう一回 何度もしつこいようですが、私がヴェネチアを訪れたのはヨーロッパで一番古い歴史を持つ現代美術のオリンピックとも言われる『第52回 ヴェネチア・ビエンナーレ』を観に来たのが目的ですですから普通の観光と違って有名な場所や内部などの見学はしていませんしかしまた違った、観光では行かない所などご紹介出来るかも知れません “モダン・アートなんか訳の分からないものはいいから街の様子を見せて~”そんな声が聞こえて来そうですから、そう言う事にしましょうか…もしビエンナーレ(二年に一度開催される美術展の形態を言う)に興味がおありの方がいらしたら、この月刊誌を是非参考になさって下さいドイツも含めて私が観て来た内容が詳しく出ています 簡単な説明だけしておきましょうビエンナーレは島の東側にあるアルセナーレと言う造船所跡で行なわれる《国際企画展》と更に島の一番東にあるジャルディニーという敷地内で開催される各国のパビリオンで行なわれる国別展という二本柱で開催されます私は先ずアルセナーレを目指して歩き出しました今回の国際企画展のティレクターは元ニューヨークMoMAの館長だったロバート・ストーが統括し『感覚で考え、心で感じる : 現在形のアート』がテーマだと言う事です ホテルの場所は分かってしまえば本当にサンマルコ広場の近くでした広場に出て夕べは全然目に入らなかったサンマルコ寺院をあらためて観ましたビザンチン建築の傑作と言われる寺院は壮麗でヴェネチアの権威がどれ程のものであったか偲ばれます 広場は人とハトとどちらの数が多いのか...? 寺院を背に反対側を見ると広場は博物館や国立マルチャーナ図書館などに囲まれています 広場を横切り海岸通に出ましたゴンドラが沢山係留されていますが雨よけのブルーシートが被せられていて写真撮るにはどうも絵面がよくありません歩いて行くとちょうどお客を乗せて漕ぎ出したゴンドラを見ました ここは広いサンマルコ運河と呼ばれる所だそうですがほとんど海と繋がっていますから内部の細い水路を漕ぐよりは難しいのではないでしょうかね?潮の流れもあるでしょうし、波のある日もあるでしょう櫂一本で漕ぐのですからコースを取るのもこれは年季が要るでしょうねそれにしても美しい形をしています そうして今度は内陸の方を見ると細い水路でゴンドラの渋滞?です、ず~とつながっていますよ 海岸通りには観光客相手の絵描きさんがたくさん居て自慢の絵を売っているのですが、中でもこの絵描きさんは自分の身体を横へ寄せ書いているところを人が見易いように配慮しながら描いているのには驚きました 沿道のレストランは花で美しく飾られています だいぶ歩いてもうそれ程の人込みはなくなって来ました町の様子も普段の顔が見えてきたようです石造りで埋められた町ですから地面が無いのですよね草花は鉢植えで楽しんでいるようです後ろの方に干してあるももひきみたいなのがいいじゃないですか そぞろ歩きしながら初めて目にする風景を楽しみながらアルセナーレを目指しました… つづく…
2007/09/03
昨夜はやっとの事でホテルに辿り着きチェックインフロントマンの言う事にゃ “あなたのお部屋にはバスルームがありません”なにぃ―――!!よく聞くと “あなた専用のプライベート・バスルームがお部屋の外にあります”なんじゃい それは?何でもいいから早く部屋へ案内しておくれ~部屋は二階との事、えっ!またトランク持ってこの螺旋階段上れと言うの?!“ノーノー、今ポーターがお運びします”そうよね~ じゃなかったら私帰る!!ポーターとトランクはエレベーターで… 私は階段で…!と言うのもエレベーターがそれだけでいっぱいになる大きさ、凄く小さい お部屋に案内されて… おお!まさにヨーロピアン クラシックだわ~ で、そのプライベート・バスルームとやらは?部屋を出て隣のとなり、一段窪んだ角のコーナーに共同のトイレットと向かい合ってありましたなるほど、バスタブにトイレットに洗面台、たっぷりな白いタオルとリネンけして広くは無いけれど清潔だし 贅沢かも… ポーターはさもスペシャルですよと言わんばかりに“専用のカギです” と素敵な房飾りの付いた鍵を渡してくれました(部屋の鍵とバスルームの鍵は一緒) どれも着いたその時に撮った写真ではありませんけどねこの広いダブルのベットで一人贅沢に眠った最初の夜でした さて、明けて翌朝… 一体ここはどんな所なのだろう?好奇心でワクワクします 鎧戸をおもむろに開けて窓を開けるとひんやりした冷たい空気が流れ込んできました窓の外にこのホテルの看板が丁度見えます ホテルを選ぶ時、どちらにしても皆目見当が付かないのだから友人の、サンマルコ広場に近い方がビエンナーレの会場へ行くにも分かり易いから便利だと言うアドバイスもあり広場周辺を探し名前に『Rose』が付いていたので決めたのです料金は高めでした、このハイシーズンでおまけにビエンナーレの年ましてメインのサンマルコ広場周辺となれば、どんなに小さなホテルでも料金は跳ね上がるのは必定 どこを選んでも変わりは無かったでしょうこれは仕方なかったです、最初から覚悟していましたから…通りのすぐ上の部屋でも鎧戸を閉めて窓を閉めると外の音はほとんどしませんでした 朝食は10時15分までオーケーと聞きました随分ゆっくりなのだなと思いましたが日が暮れて暗くなるのが9時を過ぎてからなので皆さんどうしても夜更かし気味になるのでしょう結果、朝起きは遅くなると言う図式ですね~ダイニングはこじんまりしてクロスの掛かったテーブルがきちんと整えられてありましたしか――し! 食事が良くありませ~~~ん手っ取り早く言えばホテルの厨房で手作りされた物は何も無い!!せいぜいハムの塊をスライスしたくらいではないのかな?ぜ~んぶ外から仕入れた既製品なのですよパンが二種類、ロールパンとあま~いジャムが入ったクロワッサンチーズも一個づつ包装されたベビーチーズみたいなものヨーグルトもスーパーで売っている様なあま~くて添加物一杯なくどい味フレッシュなフルーツは何も無く、それではジュースをと飲んだらインチキだぁ~ 100パーセントジュースじゃないもの!!あま~いシロップを足したドリンクと言う感じ極めつけはぬるいコーヒーあらかじめ魔法瓶のポットに入ってカウンターに置いてあるのだけれど早くに作って置くのか、もう冷めてる感じなのです唯一ハムだけは美味しかったですけど…ドイツの食事が申し分なかったでしょう?だから余りの落差にがっかりでしたよ~ 私は10時前にはホテルを出たのですが、朝食タイムが長いので隣のホテルのダイニングも通りから良く見えてそれとなく覗いたらやはり同じ様な感じでしたまともな食事を希望するなら、一泊3万以上もするホテルに泊らなくてはならないのでしょうかね~朝食の楽しみは諦めました… これでヴェネチアの魅力が消えたわけではないので…気分を変えていよいよ目的に向かって出発です つづく…
2007/09/03
ドイツ・フランクフルト空港から1時間15分ヴェネチアまでは意外と短い飛行時間に驚きました国を跨ぐ国際線なので今迄の様に大きな飛行機を想像していましたが搭乗ゲートは空港の一番ハズレでゲートから更にバスに乗って広い空港を横切って一番端っこまで行きそこに待機していた飛行機 に乗ります あら!ちっちゃい!!ほぉ~ プロペラ機ですかぁ~ なんか昔にタイムスリップした感じ…国際線と言えども近隣諸国への飛行はその距離からしてジャンボ機を飛ばす程ではないと言う事なのでしょうね何でも初体験ですから、一々へぇ~、ほぉ~とお勉強しつつ飛行機に乗りました真ん中の通路を挟んで二人がけシートが両サイドのみ通路もすれ違いが出来ないほどの幅しかありませんでも、またしても窓側 ラッキー客室常務員は男女一人づつで男性がアナウンスしていましたがドイツ語とイタリア語をとてもきれいに話し一体どちらの国の人?とヘンな事に感心してしまいました 1時間ちょっとですから、少し目を閉じて休んでいる内にもう機体は高度を下げてきましたおお!ここはもうイタリア上空かしら?窓のシェードを上げて下を見ると… 絶句!!眼下にヴェネチアがっ……!! 私、恥ずかしながらこの目で実際上空からヴェネチアを見るまではヴェネチアが島だとは知らなかったのです今迄写真やNHKの特集番組などで色々見ていたはずなのに島だとは思っていませんでしたそして更に恥ずかしい事に 『水の都ヴェネチア』 『水路が巡る町』とず~と聞いて来たので、その水路とか水と言うイメージからそれは淡水だと思い込んでいましたサンマルコ広場が海水に浸ると言うのはそこが海辺のすぐ側だから大潮の時は海水が上がって来るからなのだろうと思っていたのですだから… 空から見てヴェネチアが陸から離れた島だと分かってもう、びっくりでした~ 一人でオドロキの叫びを上げる訳にもいかず… ただ本土から鉄道と自動車道路が二本平行してヴェネチアまで通っています、それも良く見えました この風景を見ただけで、もうドッキドキです~マルコポーロ空港に着いてからの出国審査はいたって簡単!パスポート見せてそのまま通過、トランクも早めに出てきてラッキーでした 外へ出て気温の高さにびっくり! 暑いです30℃以上はあるのでは? ドイツが夏なのに20℃以下だったのでこの温度差は少し面食らいました~ そんな事よりここからヴェネチアのホテルまでちゃんと行けるかが問題ですここでも手製のあの『命の綱』が頼りヴェネチアの玄関口、ローマ広場まで市営のバスで行きますインフォメーションでバスの路線番号と場所を聞いてそこからトランクと一緒に乗り込みました100%観光客、皆大きなトランクと一緒ですバスには最初から座席の中程にトランク置き場が据え付けられていました30分くらい乗ったでしょうか、飛行機から見たあの長い橋を通り浅瀬のラグーン(潟)の海を渡りますいよいよヴェネチア、ローマ広場へ到着です ここからが一番の難関、今迄のように最初はホテルまでタクシーでと言う訳には行かないのですから…ご存知の通りヴェネチア島内に車は入れませんから水路を行くヴァポレット(乗り合いバスのボート版)かモーターボートで(陸で言えばタクシー、これはホテルが水路に面していなければ意味が無い)目指すホテルまで行かなくてはなりませんともかくチケットを買ってヴァポレットに乗りました 実はこのホテルが探せなくて本当に困りました下調べの時は行けば見当がつくだろう、と思っていましたが皆目見当が付きません!!これほど建物がびっしり建て込んで道路が迷路のようになっているとは!!手元にあるホテルの地図はいかに大雑把な物かその場に立って初めて分かりました案内にはホテルまでは二箇所の下船駅がありどちらでも良いとあったので早い方の駅で降りたのですが、いきなりそこは細い通路が迷路のように続き、もうそこで迷子状態ただ救いはそのホテルがサンマルコ広場の近くにあると言う事それで人に聞くにも聞き易い場所だったのが救いでした石畳の道をトランク転がすのは大変でしたよ~それと無数の水路を渡る橋、これがほとんど石段になっている太鼓橋なのですからトランク転がせないわけです!これは旅行者泣かせで根性試されますね~何度も何度も道を聞きながらサンマルコ広場に出た時はどんなにほっとした事か、広場の様子など見る余裕などありませんでしたまだホテルに着いた訳ではありませんからね…近いと言っても探している時はまだかまだかと思うもので橋を見るたび “まただぁ~” とヘナヘナと座り込みたい気分とそこへ、すーっと手が伸び、ひょいとトランク持ち上げてタ、タ、タ… と! ドロボ―――!!ではなく通りがかりの男性が運んでくれたのでしたいや~ 天の助け “サンキュー・ソー・マッチ” “ノー・プロブラム~” 西洋の男性はこういう時躊躇せずさっと女性に手を貸すところがカッコイイですよね~ やっとの事、目指すホテルに着きました~~~今度は今迄のようなアメリカンスタイルと打って変わって完全なヨーロッパスタイル、と言うよりヴェネチア・スタイルと言うべきでしょうか建物は一体何百年たっているのでしょうね? 部屋の空気さえ遙か昔からそのまま流れていると思えるほどでした ともかく、この夜は何とか辿り着いた安堵感から眠りの底なし沼へ つづく…
2007/09/02
バジルのおばさんへの手紙の事で “ヘルプー・ミー” と叫んだら早速ミーシャさんが救いの手を差し延べてくれました彼女の何事も手早く仕事を片す能力はお付き合いのある方なら良くごぞんじでしょう?PCに強い彼女はあっと言う間に問題解決してくれましたその早業たるや!魔法使いのようでしたよあれ? 魔法使いはきららさんでしたっけ?ともあれ、お陰さまで用意が整い、えみりぃさんのアイデアお借りして宛名をコピー、貼り付け。 今日は手紙と写真出してきますどうか無事に届きますように… さて、残り時間も余り無い事だし目的の美術館を目指します大聖堂に隣接したルートヴィヒ美術館ここは20世紀以降の現代美術のみを展示する美術館でこのジャンルの好きな人にはたまらないところです入館料はカード払いOK ☆まぁ~ それはそれは見事なコレクション!驚いたのはアメリカン・ポップ・アートの作品群!秀逸な名作揃い!!ニューヨークでも観れなかったものばかりでしたいやぁ~ 堪能、堪能 代は満足じゃあ~~~ 続いてアグファ写真美術館へ…念のためこの美術館で写真館はすぐの所か?と聞くと“二年前に閉館しました” との事 ええっ~!そうなの?期待していたのになぁ~ 残念でしたっ!外へ出ると入り口付近に魅力的なスカルプチャー作者のプレートメモするの忘れました 有名作家なのだろうな? 知っている方いらしたら教えくださ~い ここと隣接する所にローマ・ゲルマン博物館というのがありました2000年の昔、ケルンがローマの植民地だった事を証明する古代遺跡や美術品の数々が発掘され、それを展示する博物館だそうですもの凄い歴史の古さと大ロマンを秘める品々に興味は尽きないのですがいかんせん時間が… 建物の前に発掘された遺跡がオブジェのように展示されていました それにしても現代美術と2000年前の遺跡を展示する美術館が向かい合ってあるなんて、美術・芸術を包含する懐の深さを感じずにはいられませんでした さて、残りの時間街を少し歩いて見ましょうケルン名物数々あれど、ケルッシュビールも有名だそうです大麦に小麦を少し混ぜて上面発酵させた独特の苦味が特徴だとかそれを細長い小さめのグラスで飲むのだそうです期せずしてそんなバーが建ち並ぶ通りに入って来ましたあ~ 飲んでる、飲んでる この通りを進んで行くと、陽気に酔った人たちが私がカメラぶら下げているのを見て“ハーイ” “ アロー ” “撮ってちょうだい~” と屈託なく呼びかけてきますワタシャ観光地のカメラマンかいな?ハイハイ、お撮りしますよ 言われて撮るのはろくなショット撮れないけど 皆さんどこからいらしたのでしょうね? テーブルの上に細長いグラスが見えますか? これがケルッシュビール宴もたけなわ、楽しそうですね~ また少し行くと “アロー” と挨拶してきたカップルあっら~ お二人はアツアツカップル、撮っていい? OK彼女?の方が少しテレている? オーケー もう一枚、いいお顔して~ チャーミングなお二人、お幸せにね最後にラブラブな笑顔でドイツの旅を〆る事にしましょう 一人ゲームのドイツ編、ベルリンから6つの都市を何とか無事ここまでコマを進めてきました《モダン・アートを観る》がテーマの旅でしたが、それだけに止まらず色々な街で色々な人と触れ合い助けられてそのご親切は忘れる事は出来ませんそれぞれの町はみな美しく印象に残りますベルリンは特に好きになりました、住んでみたいと思うほど…ドイツの印象…さら~と上辺だけ通り過ぎた旅人に本当の所は語れないのはもちろんですが、それでも感心するところ大でした大地の緑がとても豊か都市部にも緑が溢れている都市設計が障害者や老人子供に優しく出来ているエコ意識が人々に徹底している(スーパーでレジ袋渡さないのは当たり前、トイレット・ペーパーがリサイクル紙で無漂白の良くない紙なのは当たり前etc…)几帳面で清潔好き、親切優れた工業、商業、建築デザインに溢れているモダン・アートと古典美術が自然に融合して奥行きの深さを感じるなどなど、8日間の滞在でこんな事を感じた旅でした ケルンからフランクフルト空港直行のICEに乗って午後4時ヴェネチアへ向かって飛び立ちました ドイツよありがとう~~~ アウフヴィダーゼン
2007/08/30
思い出になる出会いを胸にしまいケルンの駅に降り立ちましたここでは約3時間ほどしか過ごせませんお目当ての所をささっ~と周るしか出来ないですねお昼には少し早かったけれど先に済ませた方が時間のムダが無さそうならば駅構内の手軽なお店で…トランクをロッカーへ預けてから一回りするとまた見つけました日本食何と!今度は丼ものですよ~ おどろき!! それで私はカッパ巻き、ほらお財布淋しくなっているから…それに電車の中で大きなプルーン2個も頂いちゃいましたからね ケルンと言えば見所は大聖堂おまけに駅から1分、出口を出たら目の前にドドーンとそびえ建っているではありませんか!うわぁ~~~ す、すっご~~~い 威風堂々、場を圧する迫力です、その大きさ!!これは35ミリの標準ズームのカメラではとてもお伝え出来ないでしょうがしかしせっかくだから見て頂こうと思いますが迫力は伝わるでしょうか? 私が立っている位置から全景が入らない大きさですガイドによれば着工は1248年、完成は1880年と言うから驚きです高さ157メートルの尖塔が左右に二つ、真っ直ぐに空に伸びています知らぬ間に口がポカーンと開いていました内部も勿論見応えたっぷりなのでしょうが残念ながら時間が…人出も多く今迄の所で一番の人混みでしたそれとパンクファッションの若者や女装したお兄さんや男女共にゲイのカップルが山ほど、わんさか!オーバーじゃなく!!普段あまり見かけない人たちの洪水に目が点になって、またしても口あんぐり… 驚くばかりで写真撮って居なかったです もっとも撮らせて、と言う勇気があったかどうか?そうだ、このお兄さん大股でカッ、カッと通り過ぎて行ったので後ろ姿だけパチリ 後で知ったのですがケルンはドイツでは有名なカーニバルの都市だそうでその時期では無いにも関わらず何時でもこんな人が居るようです聖堂に向かって周りを取り囲む広場(歩行者天国の様)に入って行くと あら? ゴシック調の銅像が建っています と思ったら、動いたぁ~ いや~ びっくり、パフォーマーだったのですねコインを入れて一緒に記念撮影 と言う訳でした中国人の坊やも… このイケてるオバ様も あら、あら!一緒にお立ち台に上がって熱心にお話してる お次はこのオバサン、あれまぁ!また上がっちゃったの? いやだぁ~ 私じゃない! 銅像さんが “マダム、お上がんなさい” と引っ張り上げてくれたのですよ~観光客慣れしている様で “あなたのお名前は?” と英語で聞いてきました答えると “私の名前はジョー、ジョーダン アハハ” ですって!!いや~ 参ったなぁ~ アハハですよね… 面が割れちゃいましたが、知っている人は知っているし全国手配もされていないので、まいいや…と周りで面白がって見ていた若いお兄さんに頼んで撮って貰いました彼、5枚も撮ったよと得意そうにカメラ返してくれましたありがとう~ お陰で記念に残る写真になったわ 大聖堂の周りをぐるっと周って反対側の方へ来ました太陽が高くなって気温も上がり、今迄で一番の暑さになったでしょうか観光自転車こぎのお兄さん、海パン一丁じゃないですか!とにかくこの街は何でもアリで何でも許すと言う雰囲気です ついつい長くなってしまったので一度〆ましょうつづく…
2007/08/29
とうとうドイツ最後の日になりました今日はここドルトムントのホテルからフランクフルト空港へそしていよいよイタリアはヴェネチアへ向かいます途中ケルンで下車して世界遺産の大聖堂とルートヴィヒ美術館もう一つ欲張ってアグファ写真美術館を観る予定にしていますケルンで3時間ほど過ごせるはずなので… ドルトムント中央駅からケルンまで約1時間25分、ICEに乗りました比較的空いていたのでテーブル付の4人席に落ち着いていると発車間際に “空いてますか?” とご夫婦が座られました見送りに来た家族か親戚か、数人の人たちと窓越しに別れの挨拶をしていますお見かけしたところドイツ人ではない様ないでたちですアラブ系でもなさそうだし… ポーランドとか?手荷物を整理しながら会話している言葉を聞くとイタリア語でした!そして奥さんの方が何やらビニール袋の口を開けながらポンとテーブルに置いたものがありましたふぁ~と広がった良い香り~~~ えっ?ハーブだわ!あまりに良い香りで思わず自分の方へ手で扇いで“良い香りですね~” とジェスチャーで “ええ、良い香りでしょう?” と自慢げにニコニコ最初はミントかと思ったけれど、もっと甘い香りでそれはブッシュ・バジルの様でした“バジル?” と聞いてみたけど通じないみたい…後で考えたらバジリコって言わなきゃ通じなかったのですね~ともかく旅の途中でこんなに素晴しい香りに包まれるなんてなんてシアワセ 早速写真撮らせてもらって良いですか?と“ええ、もちろんどうぞ~” と快諾 カメラ向けるとちょっとおすまし顔に嬉しいなぁ~ こう言う旅のショットは… 今迄もそうですけど相手に了解得てスナップ撮らせてもらったらその画像を必ず相手に見せますそうすると相手も納得して了承してくれますからね子供たちの写真もそうです、必ず親御さんに見せてOKもらいますこの写真も液晶モニター見せたら豪快にアハハと笑って嬉しそうでしたすかさず何かお礼にと思い、例の折り鶴を出して差し出すととてもめずらしそうに手に取って見ていました “ジャパニーズ・オリガミ” と言うと大きく頷いて自分の手提げバックにしまってくれました“私はこれからイタリアのヴェネチアまで行きます”と英語単語並べて言うとご夫婦で “そうですか~” といっそう笑顔になって答えてくれましたお互い言葉が良く通じないとは思いつつ何とか気持ちを通わせたいと強く思えば意思は通じるものだと旅の楽しさを感じる一時となりました 暫くすると奥さんが袋をガサゴソ、何やら出してどうぞと差し出しましたそれは見事なプルーンの実!!自分たちも皮のままガブリとほうばりながら私にも食べろと合図します、私も驚きながらも嬉しいプレゼントに遠慮なくガブリ! 何て瑞々しい! 甘くてすっぱ~い!フレッシュなフルーツは最高です“お味はどうですか?”え~と、え~と、イタリア語で…?? そうだ!!“ヴォーノ”奥さん納得の笑み“家に沢山木があるのよ” と手振りで説明してくれましたお見かけしたところ農業をやっておられるのかしら?幾つかの駅を過ぎ次はケルンです“ケルンで降りるのか?” と聞いてきたのでそうだと言うと何か小さな紙切れを出してきて、これは住所だあげると言うではないですかええっ~!と驚いていると今度は私の住所をここへ書いてと紙切れを差し出しました、おお!住所交換ですか!!『一期一会』 『袖触れ合うも多少の縁』 『縁は異なもの』とにかく、喜んで… 住所交換までしちゃいましたそれではもう一枚記念に撮らせて、とお二人のショットを 傍らのバジルがず~と良い香りを放ってこの場の空気を清々しく洗浄してくれているようです奥さん “パフュームでしょう?” と“本当に、パフュームですね~”するとこの株から根の付いたまま一茎分け取って差し出すではありませんか! まぁ、頂いていいのですか!!“ダンケシェ~ン ダンケシ~ン” なんて嬉しいとりあえずティシュペーパーに包んで受け取りましたそろそろケルンに到着です別れの挨拶を交わしてデッキへ移動すると奥さんが付いて来て降車口まで見送ってくれましたホームへ降りてから再度互いに手を振って別れを惜しみました ああ~ 本当に素敵な出会いでしたこんな事があるから自由な一人旅はいいのですね~ 帰ってからあの住所が気になっていて撮った写真を送ってあげようと簡単なドイツ語の手紙をウエブサイトの自動翻訳でやってみたのですが翻訳文をそのままプリントする事が出来なくてまだ送る事が出来なくて困っていますマイクロソフトのワードで言語設定をドイツ語に試みたのですが上手く出来ませんでした、何か良い方法はないでしょうか?どうしたら良いかどなたか教えてください ともあれ、ドイツ最後の日にとても素敵な出会いをして残すはケルン大聖堂を拝むばかりとなりました つづく…
2007/08/28
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