就学相談(1)



平成15年11月初旬

市教委の就学相談があった

10月に行われた”就学時健診”で、要チェックとなったのである

(就学時健診は、かなり悲惨・・・もう少し時間をおいてからUPします。
それ終了後、きくりんこは1週間で2~3時間しか眠れない程落ち込んだ)


その日、幼稚園ではおもちつき大会
そして、いつもならお昼寝している午後3時15分からだった
さらに、建物には入った事があるけど、初めてはいる部屋

当然、落ち着きなんてあるわけがない
まぁ、良い子ちゃんのところを見てもらっても意味がないわけで
ちょうど良いと言えば、そうだったかも

始めに、待合室に親子で通された
そこは、きくりんこ親子を含めて3組だった

1組は、おばあちゃんが連れてきた弱視の子
もう1組は・・・かなり多動があり、椅子にも座っていられない子
障害を受け入れられない様子(に見えた)の、不機嫌なお母さん

ふしぎくんは、そこにあるオルガンや、ビデオのスイッチに
かなりの興味を示し
スイッチを入れても音が鳴らない・・・ちょっと不満げ
促すと座って、先生が入れてくれたお茶を一緒に飲んだりしていた

しばらくして、ふしぎくんは、担当の先生に呼ばれ
個別に簡単なテストやその様子を観察するという

親はと言うと”SM社会生活能力検査=1.身辺自立 2.移動 3.作業
4.意志交換 5.集団参加 6.自己統制”なるテストの記入
なかなか、面倒なテストでした

このテストが終わっても、子供達はまだ帰ってこない

ここの、おばあちゃんが話しかけてきた
”うちの孫、小学校に入れてもらえるんだべか”
聞くと、弱視のみで、その他の障害はないという
”3月までには決まりますって、大丈夫”
きくりんこは言ったものの、自分にも言っていた

そして、雑談をしている最中もあの不機嫌そうなお母さんは
あっちを向いて何も反応しない
無理に話しかけるのも悪いかな?
だって、完全にこちらに背中向けて”話しかけないで”オーラが出てた

それから、ふしぎくんを担当してくれた先生と2人でお話
親の希望、就学先等々・・・
その間、また違う先生がふしぎくんと遊んでくれてました

その場で意見を交換するのではなく
先生はふしぎくんの様子や親の意見をきいて、取りまとめし
市教委の就学審議会に提出するのです
お話の最後に
「私の熱い思いは、先生に伝わったでしょうか?」
確認をして、就学相談(1)は、終了です

この結果、就学相談(2)に進むのでありました


’04.02.12



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