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コメント新着
2003年06月18日
カテゴリ： カテゴリ未分類
日本にいる私の知人から連絡があった。
知人は政治家などどは全く関わりなく、これまでまじめにやってきた人だ。
だから、かつて民主党と関わったことがある私に、政治家志望の人間とはどんなものか聞いてきたのだ。
私は自分が見たり聞いたりした話をもとに、以下の内容で返事をした。
結論からいうと、政治の世界には一般人近づかないほうがいい、ということだ。
まず、政治屋ってのは、金銭感覚が一般人と完全に違う。
例えば、民主党の新人候補者って、自民党と同じように「政治資金パーティ」っていうものをやる。私は一度、それに出席したことがある。そこで私が見たものは。。。
高級なホテルで、一人4万円Ｘ500人くらい人を集めて、2000万円位の収入がある。それを1000万円ホテルに払って、1000万円を自分の政治資金＋生活費にするわけだ。
そんなに高い金をかけて、なにが手作り選挙なのだろうね。私にはちょっと理解しがたい。
その上、パーティに来る人といえば、ゼネコンとか中小企業のおやじばかりに、県選出の国会議員、県会議員、市会議員などがずらっと並ぶ。
これらが次から次へと挨拶して、主役は誰かわからない。候補者はこれらの人に気を遣うばかりでどこに行ったのかって感じだ。
会場にいても、候補者と話をすることもできないのだ。
それに会場には同級生なんか、一人もいないのだ。若い人の姿がない。これにはほんとにびっくりした。
このパーティに出席した人は、当然自民党のパーティにも行ってるわけだ。パーティに来たからといって、即選挙で票になるわけじゃない。自民党のほうが力があるから、当然最終的には自民党に票を入れのだろう。
私は思うに、こんなぜいたくな選挙のやり方してるから金がかかってしまうのだ。しかも、ほとんど効果がない。
これだったら、街の公民館かなんかで、お茶だけ出して小さなミーティングをたくさんやっていけば、金なんかかかんないで、政策を訴えることはできるのにね。選挙民から候補者に親しみもわくし。このほうがよほど票になる。
パーティなんか派手にやって、間違って当選でもしようものなら、あのとき協力したからとか言われて、中小企業のおやじに仕事もってこい、補助金もってこいってさんざん言われるのがおちだ。
とにかく政治屋はやくざだ。
私が選挙に出かかったときは、県会議員を名乗る男から「500万円出したら協力してやる」って電話がかかってきた。
あと、民主党から出るのはきついだろうと思う。
例えば小泉純一郎さんの選挙区について聞いた話ですが。
対立候補で民主党の候補者が出馬しようとすると、事務所が借りられない。どの不動産屋も貸してくれないのだ。
そして、一族郎党に対して、右翼ややくざが次々とやってくる。圧力を掛けていく。
これで選挙結果は小泉14万５０００票、共産党５０００票、民主は候補者を立てられず、（なぜか共産党は候補者を毎回立てられる。。。）小泉は午後6時1分に全国一番乗りで「当選確実」になり、6時30分にはもうテレビ局のスタジオに到着してふんぞり返ってインタビューを受けてると。。。
ま、小泉って実はこわいってことです。
聞いた話ですけど。。。
警察だって当てにならない。
警察はベテランの議員はほとんどマークしない。
選挙違反を摘発するのは、ほとんど新人候補者の陣営からだけ。
選挙に出るとなると、周りの目が絶えず光る。候補者本人はもちろん、その家族にまで。
「あそこの嫁は頭の下げ方が悪い」
から始まってそれこそもうありとあらゆる悪口を言われる。
これはもう一般人には耐えられない。
選挙になったら、一族から知り合いまで電話することを求められるしねえ。候補者から借金もお願いされるだろう。
もし非協力的だったら、その支持者とか後援会とかいう人たちがやってきて、
「まず家族が動かないでどうするのか！」
ってな調子でなかば脅しに近い形で選挙に協力することを求めてくる。
そうそう、議員の夫人は、婦人会とか組織しないといけないしね。これは一般的に議員の奥さんの役割。一般の家庭で育ったお嬢様にはこれはできないだろう。
後援会の会合では、議員と婦人は、「浪花恋しぐれ」とかデュエットしなきゃいけない。大勢の人の前で、みなさまのために夫婦１つつになってがんばりますって支持者の情に訴えなければならんというわけだ。
それに議員って年の大半は東京だ。奥さんは大体選挙区の留守を守るわけだ。
そしたら議員は浮気しほうだい。
大体女性秘書と引っ付いてるケースが多くて、それも共産党か創価学会が送り込んだ女がスパイで秘書になって枕元で情報聞き出してるって話だよ。
いやもう、スパイ映画もびっくりだ。
政治家ってのは、お金がないけど優秀な人材がなればいいってよく世間ではいうけど、
私は現行制度上は、お金が無い人が絶対になろうとしたらいけないものだと思っている。
お金がない人がやろうとすると、えらいさんに忠誠を尽くして、チャンスをもらうしかない。
そうなると、えらいさんに逆らえないし、どんどん泥をかぶって悪いことをしていくようになる。
そのうち、何が悪いことなのかすらわからなくなってしまうのだ。
不幸なことに、まじめにやればやるほど、自分は国民のために働いていると思えば思うほど、物事は悪いほうに悪いほうに向かっていく。
宗男さんが典型的なこのパターンだ。
本人いまだに自分が何やったのか気づいてないという。
だいたい自分から政治家になりたいなんて、発想が健全じゃないと私は思う。
政治家は、周りに推されてなるもので、決して自分からやりたいやりたいって手を挙げるもんじゃない。
自分から手を挙げると、「じゃあ、お前まずこれやってこい」って悪いことをやらされる。
政党のほうから、「ぜひぜひ立候補お願いします。すべてこちらで準備します」くらいのことを言わせるくらいでないと、立候補はすべきじゃない。
とにかく、一般の家庭が関われるじゃないよ。政治屋って。
それでは、また
知人は政治家などどは全く関わりなく、これまでまじめにやってきた人だ。
だから、かつて民主党と関わったことがある私に、政治家志望の人間とはどんなものか聞いてきたのだ。
私は自分が見たり聞いたりした話をもとに、以下の内容で返事をした。
結論からいうと、政治の世界には一般人近づかないほうがいい、ということだ。
まず、政治屋ってのは、金銭感覚が一般人と完全に違う。
例えば、民主党の新人候補者って、自民党と同じように「政治資金パーティ」っていうものをやる。私は一度、それに出席したことがある。そこで私が見たものは。。。
高級なホテルで、一人4万円Ｘ500人くらい人を集めて、2000万円位の収入がある。それを1000万円ホテルに払って、1000万円を自分の政治資金＋生活費にするわけだ。
そんなに高い金をかけて、なにが手作り選挙なのだろうね。私にはちょっと理解しがたい。
その上、パーティに来る人といえば、ゼネコンとか中小企業のおやじばかりに、県選出の国会議員、県会議員、市会議員などがずらっと並ぶ。
これらが次から次へと挨拶して、主役は誰かわからない。候補者はこれらの人に気を遣うばかりでどこに行ったのかって感じだ。
会場にいても、候補者と話をすることもできないのだ。
それに会場には同級生なんか、一人もいないのだ。若い人の姿がない。これにはほんとにびっくりした。
このパーティに出席した人は、当然自民党のパーティにも行ってるわけだ。パーティに来たからといって、即選挙で票になるわけじゃない。自民党のほうが力があるから、当然最終的には自民党に票を入れのだろう。
私は思うに、こんなぜいたくな選挙のやり方してるから金がかかってしまうのだ。しかも、ほとんど効果がない。
これだったら、街の公民館かなんかで、お茶だけ出して小さなミーティングをたくさんやっていけば、金なんかかかんないで、政策を訴えることはできるのにね。選挙民から候補者に親しみもわくし。このほうがよほど票になる。
パーティなんか派手にやって、間違って当選でもしようものなら、あのとき協力したからとか言われて、中小企業のおやじに仕事もってこい、補助金もってこいってさんざん言われるのがおちだ。
とにかく政治屋はやくざだ。
私が選挙に出かかったときは、県会議員を名乗る男から「500万円出したら協力してやる」って電話がかかってきた。
あと、民主党から出るのはきついだろうと思う。
例えば小泉純一郎さんの選挙区について聞いた話ですが。
対立候補で民主党の候補者が出馬しようとすると、事務所が借りられない。どの不動産屋も貸してくれないのだ。
そして、一族郎党に対して、右翼ややくざが次々とやってくる。圧力を掛けていく。
これで選挙結果は小泉14万５０００票、共産党５０００票、民主は候補者を立てられず、（なぜか共産党は候補者を毎回立てられる。。。）小泉は午後6時1分に全国一番乗りで「当選確実」になり、6時30分にはもうテレビ局のスタジオに到着してふんぞり返ってインタビューを受けてると。。。
ま、小泉って実はこわいってことです。
聞いた話ですけど。。。
警察だって当てにならない。
警察はベテランの議員はほとんどマークしない。
選挙違反を摘発するのは、ほとんど新人候補者の陣営からだけ。
選挙に出るとなると、周りの目が絶えず光る。候補者本人はもちろん、その家族にまで。
「あそこの嫁は頭の下げ方が悪い」
から始まってそれこそもうありとあらゆる悪口を言われる。
これはもう一般人には耐えられない。
選挙になったら、一族から知り合いまで電話することを求められるしねえ。候補者から借金もお願いされるだろう。
もし非協力的だったら、その支持者とか後援会とかいう人たちがやってきて、
「まず家族が動かないでどうするのか！」
ってな調子でなかば脅しに近い形で選挙に協力することを求めてくる。
そうそう、議員の夫人は、婦人会とか組織しないといけないしね。これは一般的に議員の奥さんの役割。一般の家庭で育ったお嬢様にはこれはできないだろう。
後援会の会合では、議員と婦人は、「浪花恋しぐれ」とかデュエットしなきゃいけない。大勢の人の前で、みなさまのために夫婦１つつになってがんばりますって支持者の情に訴えなければならんというわけだ。
それに議員って年の大半は東京だ。奥さんは大体選挙区の留守を守るわけだ。
そしたら議員は浮気しほうだい。
大体女性秘書と引っ付いてるケースが多くて、それも共産党か創価学会が送り込んだ女がスパイで秘書になって枕元で情報聞き出してるって話だよ。
いやもう、スパイ映画もびっくりだ。
政治家ってのは、お金がないけど優秀な人材がなればいいってよく世間ではいうけど、
私は現行制度上は、お金が無い人が絶対になろうとしたらいけないものだと思っている。
お金がない人がやろうとすると、えらいさんに忠誠を尽くして、チャンスをもらうしかない。
そうなると、えらいさんに逆らえないし、どんどん泥をかぶって悪いことをしていくようになる。
そのうち、何が悪いことなのかすらわからなくなってしまうのだ。
不幸なことに、まじめにやればやるほど、自分は国民のために働いていると思えば思うほど、物事は悪いほうに悪いほうに向かっていく。
宗男さんが典型的なこのパターンだ。
本人いまだに自分が何やったのか気づいてないという。
だいたい自分から政治家になりたいなんて、発想が健全じゃないと私は思う。
政治家は、周りに推されてなるもので、決して自分からやりたいやりたいって手を挙げるもんじゃない。
自分から手を挙げると、「じゃあ、お前まずこれやってこい」って悪いことをやらされる。
政党のほうから、「ぜひぜひ立候補お願いします。すべてこちらで準備します」くらいのことを言わせるくらいでないと、立候補はすべきじゃない。
とにかく、一般の家庭が関われるじゃないよ。政治屋って。
それでは、また
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最終更新日
2003年06月20日 18時10分32秒
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