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2003年09月21日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日の「英国留学回想録」で気になったのですが、

大学の先生の推薦状をもらわないことを決めたことがどうも格好いい話のように読める。

これは誤解を招いてはいかん。
これには後日談があって、とんでもない話になるんです。
やっぱり英国の大学側が求める通りに、大学の先生から推薦状をもらうべきなのです。

この回想録は、
わたしが準備不足の中を、無理やり留学してしまった話。
留学を考える場合、反面教師として読むか、最悪の事態を避けるための危機管理のために読むものと理解してください。


さて、今日は「かみぽこ政治学」。
自民党総裁選も終わりましたね。

『自民党総裁に再選された小泉純一郎首相は21日、新しい党役員人事を決めた。焦点の幹事長は山崎拓氏(66)に代えて森派の安倍晋三官房副長官(49)を起用、山崎氏は副総裁に就任した。政調会長には橋本派の額賀福志郎幹事長代理(59)を充て、堀内光雄総務会長(73)は留任させた。副総裁を置くのは河野洋平総裁時代の小渕恵三副総裁以来8年ぶり。幹事長について首相は山崎氏続投の意向だったが、森喜朗前首相と青木幹雄参院幹事長が交代を強く要求したことから、11月に想定される衆院選に向け朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による拉致問題への対応で国民的人気の高い安倍氏を抜てきした。当選3回の安倍氏の幹事長起用は極めて異例であり、自民党は「小泉・安倍」の2枚看板で総選挙に臨む。
(9月21日 毎日新聞)』

小泉さんは、山拓さんをついに交代させましたね。
彼は、本当は最後まで山拓さんを幹事長続投させる意向だったようです。理由はわたしが以前書いた通りでしょう。(8月27日日記 「森喜朗・横山ノック・山崎拓」


しかし小泉さんは、森さんと青木さんの強い要求に抗することができず、ついに山崎幹事長を副総裁に昇格させる形で交代させました。
後任は人気のある安倍晋三さん。

おおむねマスコミは好意的のようですね。
小泉さんは、今回の総裁選で首相を支持した守旧派(森さん、青木さん)の要求に屈することなく、山崎幹事長を昇格という形できれいに退任させ、後任に安倍さんという若手を抜擢した。守旧派との間をうまく調整し、指導力を発揮したという評価でしょう。



はっきり言ってこの人事はやばい。もしも、国民が小泉首相に構造改革の推進を望むというのであれば。
(日本国民が結局政治に何を望んでいるのか、時々よくわからなくなるときがありますが。。。。)

前回も述べましたが、
小泉さんの改革路線をこれまで最も支えてきたのは、山崎幹事長。
彼が無私の姿勢で、どんなに党内抵抗勢力から袋叩きに合おうとも、小泉さんの意向に忠実な線で党内の調整に努めたからこそ、まがりなりにも改革路線は維持されたとわたしは思います。



森さんがよく言いますが
「山崎幹事長は調整能力がない」
というのは、いったいどういう調整能力のことを言っているのでしょうか?

首相が掲げた改革の方針が、
党内調整を経る間にいつのまにかよくわからないものになって、「落としどころ」にきれいに落ち、幹事長は「調整がうまく行った。改革は進んだ」というものの、
どうみてもなにも進んでいない言葉のごまかしになり、国民はしらける。

こういう調整能力が、今の日本に必要ですか?

彼が「調整能力がない」と言われるのは、
一言で言えば、抵抗勢力の言うことを聞かなかったからに他ならないのです。

党内の誰からどんなにぼろくそに言われようとも、
「首相の意向ですから、ひとつよろしく」
と黙々と頭を下げ続けた山拓さんの姿勢、誠実な姿こそ、
ほんとに地味ではあるが、今の日本の政界に必要なものではないか?

ついでに安倍晋三さんだが、彼が日本の将来を担う政治家であることは疑いがない。
家柄、スマートさ、政治信条、どれをとってもすばらしいの一言です。

しかしながら、幹事長職となると、どうだろうか?
当選3回の若手に、難しい党内調整が可能だろうか?
これは北朝鮮相手に強気な発言を連発することとはわけが違うのです。

百鬼夜行の自民党内を押したり引いたり、首相の意向に沿った線で話をまとめるために、
傷だらけ、泥だらけになれるか。。。。
スキャンダルも出されるかもしれない。。。。

彼がそこで一歩でも引けば、改革路線は終わりでしょう。

政治家・安倍晋三にとって、これは大変な正念場でしょう。



「かみぽこ政治学」バックナンバーは こちら。







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最終更新日  2003年09月23日 08時05分33秒


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