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2004年03月02日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
久しぶりに英会話について書こうと思う。

私は今、週一回学校の近所に住む、英語教師二ール氏の自宅に伺い、1時間個人レッスンを受けている。

英国に住んでいて、なぜに英会話の個人レッスンを、
ということなのだが、
これについては、ずっとずっと前に、
実にほぼ1年前にHP上に書いているので、
少し長くなるけど、それを再度掲載したいと思う。

『二ール氏は今年3月まで、日本の大学で約10年、英語講師をしていた。
家族はこちらに住んでおり、2月末に彼の学校の学期が終わって帰国してから、私はお世話になっている。


今回はなぜ私が、英国わざわざで英会話のレッスンを受けているのかの理由を簡単に書こうと思う。
結論を言えば、「自分」が英語を話す時間が欲しかったからである。

この2年半あまり、私の英語力はすさまじいまでに向上した。
しかし、それは「読み」、「書き」に関しての話である。
修士のころ、すさまじい量の学術書を毎週読まねばならなかった。しかも英語で論文を書かなければならなかった。
今では日本語で読み書きするのと、ほとんど変わらなくなった。時には英語のほうが読みやすかったり、書きやすかったりするときもある。

逆に会話に関しては悲惨の極致であった。。。。
大学院にまで来ている学生というのは、そりゃもう大変な自信家が多い。
日常会話でも、セミナーのような勉強の場でも、もう俺が俺がって感じである。
特にラテン系やインド系の留学生と話すときは大変だ。(イギリス人は少し違うんだけどね)
彼らはいったんしゃべりだすと、もう止まらない。こっちは笑顔で「YES YES」「YES YES YES」と返してるだけになる。


結果として、会話は全く上達しないという状態が続いていたのである。(その辺も、回想記に詳しく書く予定だが)
まあ、日常生活だけならそれほど問題ないかもしれないが、アカデミックなレベルで必要な英語力となると、このままではちょっと問題である。

私はとにかく、「自分」が一定の時間、自分のペースで英語をしゃべる時間が必要だと考え、ニール氏に相談したのである。

そして、個人レッスンがスタートしたのだが、レッスンの内容は以下の通りである。

(1)私がジャーナルや新聞(エコノミスト、FTや朝日新聞などの日本の新聞の英語版)からおもしろい記事を選ぶ。そして私がその内容について説明し、私の意見を話す。

(3)最後にニール氏がわたしの話す英語の文法や語彙をチェックする。』(3月25日日記「英会話」より)

ということで、
昨年の3月から、週1回のペースでコツコツと
英会話の個人レッスンを続けてきた。

このレッスンのメニューに、
昨年10月頃から、新たなメニューが加わった。

レッスン中のわたしの英語を録音して、
家でそれを聴いて書き写して、
次のレッスンの最初に、
ニール氏から文法や語彙のチェックを受ける、
というものだ。

これはニール氏からの提案で始めた。

ニール氏は、ただの英語ができる人ではない。
英国の大学院で英語教授法の博士論文を書き終えたばかりの、筋金入りの英語教師なのだ。

わたしは多少、
「俺、あんたの研究の実験台?」
という疑問がなかったわけではなかったが、
彼の提案を受け入れて、このレッスンを始めた。

これがなかなかおもしろい。。。。

この文章をごらんになる方には、
英語を使える方もいらっしゃるだろうが、
案外、自分がどんな英語を話しているか、
聴いたことがある人は少ないのではないだろうか。

わたしは初めてだった。

そして聴いてみると、なかなかこれが興味深かったのである。

まず、わたしの英語はすさまじいカタカナ英語なのだが、
それはともかく、案外にスムースに話しているじゃないか
というのが最初の感想だった。

わたしは、
必要以上に自分は英語ができない、できない
と思い込みすぎてたかな、
と思った。

次に、
自分の英語のくせがわかった。
例えば、同じような単語を続けて使っていたり、
やたらabsolutelyといったり、
とか。

つまり、自分自身が実際に話している英語を
細かく分析することができたということですね。

このレッスンを続けていると、
日常の会話でも、セミナーでのプレゼンテーションでも、
非常に落ち着いてできるようになった。

まずは、
自分がある程度、意思が相手に伝わる程度には話せていることがわかっているので、不安なく会話できる。

そして、自分の英語の欠点を頭に置いて話し、
実際に会話で欠点が出なかったりすると
少しずつ自信がついてくる。

この「自分の英語を録音して、書き写して分析する」
というレッスンが、理論的に正しいのかどうかはわからない。

1つ思うのは、このレッスンは、
今のわたしには適していても、
別の人には適さないことはあるだろうなということ。

どういうことかというと、
わたしは結構楽天的というか、
物事を都合よく考えるほうなので、
自分の英語を聴いて、
「なんだ、結構できんじゃん、俺」
と気分よくなった。

しかし、これがまじめな人だと
「ああ、こんなカタカナ英語だと恥ずかしい。。。」
と思って、沈み込んでしまって
引きこもりになってしまうかもしれない。

その懸念は、実はこのレッスンを始めるときに
ニール氏から指摘されていて、
「もし精神的にネガティブになるようなら、
すぐにやめるよ」
と毎回レッスンの度に、彼から聞かれていた。

「いや、気分いいよ」
とわたしは答えていたけどね。(^^;)

ただ、わたしも今後レベルが上がって、
学校で授業を受け持ったり、
学会発表を完璧にやろうとか考えるようになったら、
自分の英語について
「これではいけない。。。」
と落ち込むようになるかもしれない。

まあ、みなさんも一度、
カセットテープに自分の英語を録音して聴いてみたらいかが?

新たな自分の発見になるかもしれませんよ。





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最終更新日  2004年03月03日 21時47分35秒


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