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2004年03月29日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
さて、来週に迫った


指導教官ドン・キーンの兄ちゃんから
こんなことを言われた。

「おう、かみぽこよ、
発表する場合は、学部からゼニが出るぜ。
参加費用と旅費な。
学部長のピーター・ファーディナンドに
相談してみ」


日本語で書くとほんとにこんな感じなのだ。
この労働者階級出身の兄ちゃんの口調は。。。(--;)

ね、まりりん?

そうかと思って、
ファーディナンド先生にメールを入れてみた。

「ザ・政治学会で発表するんすけど、お金の援助はあるんすか?どんなふうに申請したらいいんすか??」

ってね。

まあ、メールは入れてみたものの、
私はほんとに学部から援助があるのか
半信半疑だった。

私はね、これまで結構いろいろあーだこーだと


学部の助手やらせろ、から始まって、
それがだめなら事務仕事でも、
とやって、それもだめで、
ビタ一文金を学部から引き出すことはできなかった。

そのくせ、結構一部の学生、

そいつらには金や仕事が集中していた。

それに不満を持っていると、
よその大学から私に「仕事しない?」
と話が来たりして、

「いったい俺はどこの学校のPhDなのよ!」

と一言不満も言ってみたくもなっていた。

その上、ファーディナンド先生といえば、
私の認識ではメールのレスが非常に遅い。

だから、まあメールを送ったところで
なんにも返事が来ないのではないかと思っていた。

ところが、である。
ファーディナンド先生のレスは
びっくりするくらい速かったのである。

なんとメールを送って約1時間後であった。

考えられん。。。。

先生の返事はこうだった。

「YES. 学部は学会発表をする博士候補生に資金援助をします。申請方法は、用紙を学部の大学院事務所からもらって、指導教官のドンのサインをもらって私に提出してください。そして、学会が終わった後、学校のファイナンス関係のページから用紙をダウンロードして、それを書いて領収書といっしょに学部事務所に提出してください。」

返事は速いだけでなく、
懇切丁寧だった。

私は考えてみた。
なんで、今回はこれまでと違って
簡単に学部は私にお金を出してくれるのだろう。
ファーディナンド先生のレスは
おそろしく速かったのだろう。。。

ルールだから。

確かにそうだ。
しかし、そのルールが
がんばっている人を
正当に評価するものになっていることは、
なんとなく私にはちょっと驚きだった。

私はこれまで、
なんとなくルールとはいいながら、
教授との人間関係を使って
うまくやっている奴がいるんじゃないかとか思って、
なんとかしなきゃと動き回った面があった。

外国人である私は
公平に扱ってもらえるのかという不安があったし、
ある意味日本的な考えなのだが、
ルールとはいいながら
なんか裏でうまくやる方法があるのではないか
という思いもあった。

それは間違いだった。

がんばっていると客観的に評価できるものには援助する。
そうと評価できないものを援助することはできない。

本当にそれだけのことであった。

学会発表をやるということは、
それなりに発表できるだけのことをやったということ。
だから援助するよということだ。

実にシンプルなのだ。

まじめにやっていけばいいのだと改めて思った。





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最終更新日  2004年03月29日 22時04分24秒


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