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2004年06月22日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
EURO2004、イングランド代表ベスト8進出決定!

いやあ、フランスに負けた時はどうなることかと思ったけど。。。

あの時、実は元JYAの「るんるんるんこ」がこっちに旅行して来ていて、
(るんるんるんこちゃんについては、 こちら をご覧ください。)
それで久しぶりに「かみぽこカレー」を作って、
社会学PhDの「たけしけた」君、
同じく社会学PhDのW子ちゃん、
社会学修士のN子ちゃん、

も家に呼んで、食べながら試合を観ていた。

みんな穏やかな雰囲気で観ているのに、
私一人、

「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
ランパードのゴールじゃあああああああああああああああああ!」

という感じだったので
N子ちゃんに

「一人だけ品がない。。。。」

とか呆れられていた。。。(苦笑)
まあ、どうでもいいが。

それで、イングランドは3試合を終わって、


まあ、順当なところではないかな。

それで、今日は「かみぽこらしく」
サッカーを観て何を書こうかというと、
このHPはお子さんのいる奥様方も多く見ておられるということで
これでいきます。



イングランドのサッカーを観ていて、
ふとこんなことを思ったのだ。

EUROの試合をずっと観ていると、
「なんかイングランドってちょっと違う。。。」
って思う人がいるのではないだろうか。

なにが違うかってサッカーのやり方が。

他のチームを見ていると、
大体ボールを奪うと
いわゆる「司令塔」という選手が
ボールをキープして、
ゆっくりドリブルして上がっていき、
という形でゲームを作っていく。

これがイングランドは素人目に見てもちょっと違う。

イングランドはボールを奪うと、
パン、パン、パン
と何回かパス交換して、
そこからいきなり反対サイドにドカーン!と
長いパスを出す。

要はボールを持つと
キープしてドリブルをすることがほとんどなく、
「止めて、蹴る。止めて、蹴る」
の繰り返しなのである。

このサッカーのやり方は、
正直プロはともかく、
素人レベルの日本人には好みではない。

なんでかというと、いくつか理由があるように思う。

まず、多くの日本人が
たぶんカズがイタリア・セリエAに行ったときから
世界のサッカーを知ることになったこと。

あの、ファンタジスタとか言われる「背番号10」
がゲームを組み立てるというサッカーね。

このセリエAのサッカーを最初に観て、
世界のサッカーとはどんなものかを理解した人が
日本の素人さんには多いと思うのだ。
私を含めて。

そして、このサッカーが実は非常に日本人にとって
わかりやすかったことも大きかったと思う。

なぜ日本人にわかりやすかったのかというと、
これはちょっと大胆な仮説なのだけど、
それは日本に野球があったからだと私は思っている。

野球というのは、
攻撃だと「4番打者」守備だと「ピッチャー」という
中心となる選手がはっきりしているスポーツだ。

この野球というスポーツをこよなく愛する日本人は、

「サッカーを『背番号10』が『司令塔』としてゲームを仕切っていくスポーツ」

と単純に理解したのだと思う。

話がずれるけど、中田や中村の起用法について、
日本のマスコミがパルマやレッジーナの監督に
毎度毎度「司令塔じゃないのか?」って質問していたけど、
あれ、監督側からすると妙な質問すると思っていたと思うよ。

あの質問は、サッカーを野球と同じだと誤解したところにあると思うんだよね。
ちょっと、大胆な仮説でした。
まあ、素人ならではの自由な発想ということで。。。(笑)

まあ、要するに言いたいのは、
「止めて、蹴る。止めて、蹴る」は、
私を含む、素人日本人にはどうにも違和感がある。

ドリブルでゆっくり上がらないと、
どうもゲームを支配している感じがしない。。。

昨日のゲームだって、途中で
「ボールキープ率:イングランド57%、クロアチア43%」
って画面に出たけど、
ゲームを支配しているのはクロアチアのような錯覚をしていた。

ということで、
多くの日本人からあんまりいいものだと思われない
イングランドサッカーなのだが、
私は昨日ずっと試合を観ていて、
ふと思いついた。

「これはサッカー選手を目指す子供たちに大変な参考になる」

なにが参考になるかというと、
日本人の多くが好感を持たないであろう

「止めて、蹴る。止めて、蹴る」

がである。

具体的に言う。
日本では、「キャプテン翼」の影響から始まって、
中田英寿、小野伸二、中村俊輔。。。と
「背番号10」タイプが人気がある。
子供たちも皆、「背番号10」になろうと練習をする。

でもね、誰もが「背番号10」になれるわけではないのだ。
「背番号10」になるためには、相当な素質が必要だ。

では、「背番号10」になれる素質に恵まれない子は、
サッカーを続けても夢も希望も持てないのか。

そんなことはない。
素質に恵まれない子供でも、
一流のサッカー選手になることは可能だ。
それを示しているのがイングランドのサッカーなのである。

どういうことかと言うと、
スピードのあるドリブルや、
ファンタジーのあるパスというのは
誰でもできるものではないが、
「止めて、蹴る。止めて、蹴る」
は、素質がなくても一生懸命練習すれば、
誰にでもできるようになることだと思うからだ。

その究極的な形がデービッド・ベッカムだ。
彼はドリブルをしない、ボールキープをしない。
足が遅い。フィジカルが強そうに見えない。

しかし、彼がトラップして繰り出すキックが、
反対サイドにフリーで待つジェラードの胸にどんぴしゃりだったり、
ゴール前で待つオーウェンの足元にどんぴしゃりだったりして、
あっという間に決定的な場面を作ってしまう。

まあ、ベッカムになるのは素質も必要だとしても、
「しっかり止めて、効果的なパスを出す」
技術は、体が弱い、俊敏性がない、足が遅い、
という悩みを抱える子だって
練習を徹底的にすれば身に着けられることだと思う。

現にベッカム自身が、
華やかな外見に隠れがちだが、
実は大変な努力の人で、
子供の頃、すさまじい数のキックの練習をして、
この技術を身につけたことは有名な話。

誰でもジダンやルイ・コスタや中田にはなれないが、
ベッカムには練習すればなれる。

少年サッカー指導者の皆様にぜひお願いしたい。

1人のジダンを発掘することを目指すだけでなく、
10人のベッカムを作ることも同時に目指してください。

素質のない子供たちに希望を。





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最終更新日  2004年06月22日 20時32分46秒


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