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2006年10月21日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
さて、今日から新コーナー(なのかな?=苦笑)

「稲本潤一はご近所様だった♪」

を始めます、はい。

それで稲本君がWBAを去った今、
なにを書こうかということなんだけれども、
本人もよくわかってません。(苦笑)

まさかイスタンブールにどりゃあと行って、
現地リポートってわけにはいかないし。。。(笑)

えっ?


とか言わないでよ。

どうしようかな。。。
とか考えちゃうから。

言われると弱いんだからさ。(苦笑)

だから、まあ現地にいるという
強みが失われた今、
イナ・ファンの皆さんも
興味を持ってくれなくなるであろう
私のサッカー・コーナーなんだけれども
とりあえず行き当たりばったりながら
思いつくままに続けます。



「中村俊輔はいつも同じ」

これでいこうかと思うんだよね。

このところ、俊輔君がすごいね。
先週のスコティッシュ・プレミア・リーグ戦
ダンディー・ユナイテッド戦でハットトリック。

ベンフィカ戦で3点全てに絡む活躍。

これはSKY SPORTSの
TV中継で観たんだけどね、
普段は俊輔君に辛い私も
これはすごいと思った。(苦笑)

特に1点目のミラーの得点につながった、
ペナルティエリア内で受けたパスを
ダイレクトにミラーにつないだプレーは
久しぶりにこりゃすごいと思った。

3点目のペナルティエリア内左側で
すっと抜け出して
パスを受けたプレーも
鮮やかだった。

どちらも試合後のリプレイでは、
ミラーのゴールシーンとして
映されたけど、
どちらもゴールそのものより
俊輔君のプレーのほうが
はるかに光っていた。

これでグラスゴー・セルティックも
欧州CLの予選突破に大きく前進。
おそらく俊輔君は
今期の欧州CL序盤戦で、
最も売り出したニュースターの
1人となっただろうね。

ただ、なんとなく
ピンとこない人も
いるんじゃないかな。

W杯での俊輔君の不振と、
欧州CLでの活躍のギャップに
ピンとこない人が。

まあ、W杯では体調不良とか
あったらしいけどね。
でも、W杯とCLの違いだけじゃなくて
俊輔君の試合が
日本の新聞とかで報道される時、
なんとなく彼は好不調の波が
大きいように感じるのは
私だけじゃないだろう。
つまり、

「3点に絡む大活躍」

だったかと思えば、次の試合では

「得点に絡まず、後半15分で交代」

だったりする。
まあ、文字にすると
わずか一行なんだけれども、
これをTVで観ていると、
悪い時の俊輔君というのは
もうTV画面から
ずーっと2-30分
消えてしまっているような
印象になるもんね。

でも、私は思うんだけど、
俊輔君ってのは
実は極めていつも同じように
プレーしてんじゃないかってね。

極端に言えば
W杯の時のプレーと
先日のベンフィカ戦のプレーは
俊輔君自体は何も変わらなかったように
思うんだよね。

違ったのは周りだったんであって。。。

俊輔君のプレーは、
ボールを受けたら
キープしながらパスの受け手を捜して
パスを出すというものだ。

自分で前に進んで
敵を崩していこうとか、
自分でフィニッシュまでいこうとか
そういうのはほとんどない。

従って、俊輔君のプレーが
光るかどうかは、
パスの受け手・アタッカー次第と
いうことになる。

W杯の時は、
真剣勝負の中での
相手のプレッシャーに耐えられない
アタッカーばかりだったから、
俊輔君はパスを出すところがなかった。

セルティックでは、
スコティッシュ・プレミアの
レベルの低さもあって
プレスなんて全然ないし、
前方には広大な
アタッキング・スペースがあるし、
ましてやセルティックは
屈強なアタッカー陣を
揃えているからね。

俊輔君はボールをもらえば
ほぼ自由自在に
パスを出すことができる。

だから、毎試合のように
やれ得点に絡んだだの
アシストしただのという
活躍ができることになる。

欧州CLでも
比較的弱いコペンハーゲン戦や
テクニックは優れている好チームだが
強いプレスはかけてこない
ベンフィカ相手だと、
リーグ戦と同じように
アタッカー陣が自在に動けるので、
俊輔君もプレーの自由がある。

ただ、例えば欧州CLの
マンチェスター・ユナイテッド戦の時のように
相手ディフェンダーが
セルティックのアタッカー陣より強力で、
攻撃の自由が失われてしまうと、
俊輔君はパスの出しどころを
失ってしまって、
ボールを持っても
ただ、横パスやバックパスを
出すしかなくなってしまう。

そういう展開になった時は
自分でドリブルするなどして
局面を打開しないといけないけど、
俊輔君のプレーからは
それは見れなかった。

あるいは、プレッシャーがキツクて
できなかったのかもしれない。

あの試合、鮮やかなFKで
目立った俊輔君だけど、
その他の場面では、
TV画面から
89分間消えていた。。。(苦笑)

そのFKの切れ味からして、
また、その試合の前後の試合での
活躍ぶりからしても、
俊輔君のコンディションは
よかったと思われる。

それでも89分間
画面から消えていたわけでね。。。

要するに、中村俊輔という選手は
どんな試合でも
あんまりプレーそのものに
違いのない選手なんだけれども、
味方の攻撃力が相手の守備力を
上回った時には活躍し、
味方の攻撃力が相手の守備力より
下回った時には活躍できない
という風に思えるんだよね。

そして、W杯での不振と、
欧州CLやリーグ戦での活躍は
そんな俊輔君の特徴を
チームの監督がどう捉えていたかの
違いもあるように思う。

日本代表前監督のジーコと、
セルティック監督のゴードン・ストラカン。

どちらも現役時代は
俊輔君と同じく
「10番」タイプの司令塔で
どちらも俊輔君の能力を
高く評価している点で
共通しているね。

ただ、その評価の内容は、
どうも微妙に違ってたように思う。

ジーコは俊輔君に

「ボールをキープしてゲームを作り、
味方に決定的なパスを出し、
自分でもゴールを決める」

つまり、全部1人でやってしまう
現役時代の自分のような
プレーを期待していたように思う。

それに対してストラカンは、

「味方に決定的なパスを出すこと」

だけが、俊輔君に求めていることだと
思えるんだよね。

セルティックには
スコティッシュ・プレミアでは
圧倒的な攻撃力を持ち、
欧州戦線でも
そこそこ遜色なく戦える
攻撃陣を擁しているんだよね。

その前提があって、
その攻撃力を最大限に引き出すために
俊輔君が必要だと考えていると思う。

それ以上のことは
俊輔君には求めていない。

ストラカンのこれまでの
俊輔君に対する
いろんなコメントを振り返ると
多分そんな感じだと思うんだよね。

ストラカンが、
俊輔君がTV画面から消えるように
ゲームの流れからいなくなっても
そのことを批判したのを
聞いたことがない

試合が守る展開になったら、
あっさりと俊輔君を
交代させることが多い。
しかし、そのことで
俊輔君について
何か言及したことはない。

俊輔君が流れの中で
得点することが
少ないことについて
何か言及したことはない。

ストラカンがコメントし
高く評価するのは
あくまで彼のパスの巧みさのように
思えるんだよね。

これはジーコとは違うよなってのは、
日本代表をずっと見ていた
皆さんも思うでしょ?(笑)

だから、ここまで

「中村俊輔はいつも同じ」

って書いてきて、
ちょっと矛盾するかもしれないんだけど、(苦笑)
日本代表での俊輔君に比べて、
セルティックでの俊輔君は
プレーに迷いがないって
感じる部分があるんです。

代表だと、ボールを持った時
パスを出すのか
自分でいかないといけないのか、
ちょっと迷う時がある
印象なんだよね。

それがセルティックの時は、
一点の曇りもなく
パスを出そうとする。
そこに迷いがないから、
プレーに切れも出ている、
そんな感じがする。

それはおそらくなんだけれども、
ジーコが俊輔君に対して、

「君はもっとできる。期待してるよ」

程度の、指示とも言えない
希望程度の話しかしてなかったのに対し(苦笑)
ストラカンは常に

「君の役割はパス。
それ以上でもそれ以下でもない」

と、俊輔君に明快に
指示を与えているんじゃないだろうか。

そして、俊輔君も
自分が評価されるポイントが
何かがはっきりわかっているから
迷いがないんじゃないだろうか。

これは、なんとなく曖昧で楽天的な
ラテン系のジーコと、
個人主義が徹底していて
契約した仕事はしっかりやるけど
それ以上もそれ以下も
やろうとしない傾向が強いという
英国人のストラカンの違い
ということかもしれないね。

まあ、そう考えてみると
この中村俊輔君の
両監督との関係ってのは
極めて「日本的」なのかも
しれないよね。(苦笑)

まあ、ラテン系と英国人と日本人の
比較文化論(?=苦笑)も含んだ
ちょっと異色の「中村俊輔論」を
考えてみました。

まあ、「稲本潤一はご近所様だった♪」では(苦笑)
こんな比較文化論的な
異色のサッカーエッセイを
私なり思いつくままに
にやっていきたいと
思うんだけど、
さて、どうなることやら。。。

うひょひょ。。。

それでは、またね。





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最終更新日  2006年10月21日 20時25分40秒


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