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2007年09月13日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は「めざせ!人間カラオケマシーン!!」


うひょひょ。。。

とか重いながら書いていたのに、
こんなことが起こってしまった。。。(号泣)




安倍晋三首相は12日午後2時から
首相官邸で緊急に記者会見し、
辞意を表明した。

民主党の小沢一郎代表に
党首会談を断られたことが
辞意を固めた
きっかけのひとつであることを
明らかにした。

安倍首相が話した内容は、以下の通り。

◇ ◇ ◇

本日、総理の職を辞するべきと決意をいたしました。

7月の29日、
参議院の選挙が、結果が出たわけですが、
大変厳しい結果でございました。

この改革を止めてはならない、
また戦後レジームからの脱却、
その方向性を変えてはならないとの決意で
続投を決意をしたわけであります。
今日まで全力で取り組んできたところであります。


シドニーにおきまして、テロとの戦い、
国際社会から期待されているこの活動を、
そして高い評価をされているこの活動を
中断することがあってはならない、
なんとしても継続をしていかなければならないと、
このように申しあげました。
国際社会への貢献、
これは私が申し上げている、
主張する外交の中核でございます。
この政策は何としても
やり遂げていく責任が私にはある、
この思いの中で、私は、
中断しないために全力を尽くしていく、
職を賭していく、
というお話をいたしました。
そして、私は、
職に決してしがみつくものでもない、
と申し上げたわけであります。
そしてそのためには、
あらゆる努力をしなければいけない。
環境づくりについても、
努力をしなければいけない、
一身を投げ打つ覚悟で、
全力で努力すべきだと考えてまいりました。

本日、小沢党首に党首会談を申し入れ、
私の率直な思いと考えを伝えようと。
残念ながら、党首会談については
実質的に断られてしまったわけであります。
先般、小沢代表は民意を受けていないと、
このような批判もしたわけでございますが、
大変残念でございました。
今後、このテロとの戦いを
継続させる上において、
私はどうすべきか、
むしろこれは
局面を転換しなければならない。
新たな総理のもとで、
テロとの戦いを継続をしていく、
それを目指すべきではないだろうか。
きたる国連総会にも、
新しい総理が行くことが、
むしろ局面を変えていくためには
いいのではないか。

また、改革を進めていく、
その決意で続投し、
そして内閣改造を行ったわけでございますが、
今の状況でなかなか、
国民の支持、信頼の上において
力強く政策を前に進めていくことは
困難な状況であると。
ここは自らがけじめをつけることによって、
局面を打開をしなければいけない。
そう判断するに至ったわけでございます。

先ほど、党の五役に対しまして
私の考え、決意をお伝えをいたしました。
そしてこのうえは、
政治の空白を生まないように、
なるべく早く次の総裁を決めてもらいたい、
本日からその作業に入ってもらいたいと
指示をいたしました。
私としましても、
私自身の決断が
先に伸びることによってですね、
今国会において、
困難が大きくなると。
その判断から、
決断はなるべく早く
行わなければならないと、
そう判断したところでございます。

私からは以上であります。(毎日新聞)




はああ。。。
信じられない。。。(苦笑)

くどいようだけど、

「人間カラオケマシーン!」


エントリーを書いてたんですけどね
ぜんぶ、パ~になってしまった。(苦笑)

うううううう、
くやぴいいいいいいい。。。(号泣)

気を取り直して、
なにか書かないといけないけど
どこから書いたらいいものやら。。。

はは、はははは、
とほほほ。。。

まず、言えることは、
安倍首相ほど、

「内閣総理大臣の言葉」

の「重み」と言うかね、
「権威」と言ってもいいけど、
そういうものを
失墜させた人はいないと
いうことだ。

これは、怒りをこめて
言わせてもらいたい。

安倍政権の約1年間、
不祥事が続発したこともあるけど、
例えば、

「責任」

というような言葉を、
これほどたくさん使った
総理大臣は過去いないと思う。

なにかにつけて

「責任、責任、責任。。。」

と言っていた。

しかし、安倍首相は
これまで一度も
責任を取らなかったじゃないか。

「この参院選は、私と小沢さん、
どっちが総理大臣にふさわしいかを
決める選挙だ!」

と言い切っていながら、
参院選で惨敗したら
周りがみんな責任とって
辞任しているのに、

「ぜんぶ周りが悪い。
自分だけが悪くない」

とばかりに、続投したわけでね。

「国際公約」

という言葉を、
これほどまでに
軽く使った首相も
見たことがない。

これまでの首相は、
たとえ裏で「国際公約」が
あったとしても、
そういうことは
オブラートに包んで

「国民のみなさんのため、
国益のため」

と言ってきたものだ。

日米構造協議でも、規制緩和でも、
不良債権処理でも、住専でも、
ビッグバンでも、

どんなにマスコミが
「国際公約」があるのだと言っても、
国民がそう思っていたとしても、
首相は、

「国民のみなさんのため」

と、言い続けてきたのだ。

それだけ、「国際公約」という言葉は
重いものなのだ。

それなのに、安倍首相は
軽々と「国際公約」という言葉を使い、
その直後に

「僕は辞めます」

と、やっちゃったわけだ。

安倍首相が辞めちゃった後に
「国際公約」という重い言葉だけが
残されちゃったわけだ。

「責任」ということを、
誰よりも強調してきた
安倍首相が、
最後の最後に
国民に示したものは

「究極の無責任」

だった。。。

これはないよ。
一国の総理が、いくらなんでも、
これはない。。。(涙)

確かに、僕はこういうエントリーを書いた。
(2007年8月1日
参院選総括(後編):「93年組」への猛ゲキ。

安倍首相を含む「93年組」が
戦わずに逃げる傾向があることを
指摘したんだけれども、
それでも、まさかほんとに

「小沢さんに党首会談を断られたから辞める」

とは、思わなかった。(涙)

戦う前に、辞めるとは。。。

結局、今なにが起きているかというと、

「体にダイナマイト巻きつけて
派閥の親分たちを人質にとって
官邸に立てこもった首相が
ついに自爆した。

それも、官邸の周りに

『国際公約』

という、地雷を敷き詰めた状態で
自爆したのだ。

人質になっていた親分たちの
政治的・生死は
現在のところ、不明。」

こういうことだね。

親分たちの生死不明というのは
意味、わかりますよね。

町村さんは最大派閥・清和会の領袖なのに
名前が一切出てこない上に、
なんと福田さんの総裁選出馬が
取りざたされる始末。

麻生さんは、次期総裁本命ではあるけど、
幹事長として総裁選実施を決めるという
後始末がある上に、
「安倍続投」を一早く支持したことに
徐々に批判が大きくなってきた。

要するに、人質になっていた親分たちは
総裁選への対応が非常に難しくなっている。

この状況を見るにつけ、
僕はあらためて、

「安倍首相の体にダイナマイト巻きつけて
官邸に立てこもり戦略」

は、自民党内の政局に関しては
成功していたのだと思う。

「国際公約実行に職を賭して」

という安倍発言も、
閣内を一挙に引き締めた
効果があったのだ。

だって、親分・閣僚たちが
自らの経験とパイプを使って
それぞれ野党と調整をしようと
動き始めていてね。

例えば、与謝野官房長官が

「小沢さんを囲碁の世界で指導してまして。。。」

とか、高村防衛大臣に至っては

「テロ特措法延長のためならなんでもする」

まで、言っちゃってね。(苦笑)

内閣発足直後は
安倍首相に向いていた「求心力」が
ばらばらになりかけていた
ところだったわけで、そんな時の

「職を賭して」

発言は、一挙に閣内を引き締めたわけだ。
高村防衛相、その後ピタリと
なんにも言わなくなったもん。(苦笑)

まあ、繰り返すけど、
「国際公約」という
言葉の使い方としては
常識外だったけど、それだけに

「やっぱり、首相は狂っている」

と、恐怖を煽る効果は絶大で、
このまま国会で小沢民主党との
大バトルに入るなら、
それはそれでよしだと
僕は思ったんだよね。

それが、その直後に
「やっぱり辞めます」だからねえ。。。(涙)

前編の最後に、
1つだけ書いておきたいのだけど、
わざわざ全文を掲載した
安倍首相の辞任記者会見を
もう一度読んでみてほしい。
ここでは、

「テロとの戦いの継続」

が、やたらと強調されているけど、

「国民の生活」

について、
ただの一言も触れられていない。

これはないよな、と思う。

安倍首相が辞任に至るまでに
裏で何があったかとか、
あるいは、安倍首相の本音が
どこにあるのかとか、
そういうことは別にしてもね。

「国民の生活」

について、
話してほしかったね。

それが、内閣総理大臣が持つべき

「徳」

というものだと思うよ。

この記者会見は、
自分の言葉で話したものだろう。

それだけに、安倍首相の口から
「国民の生活」への思いというものが
まったく出なかったのは残念だった。

この人は、「国作り」というものを
なにかシュミレーション・ゲームのようなものと
勘違いしているんじゃないだろうか?

歴代内閣総理大臣で
これほど「徳」のない人は
ただの1人もいなかった。

どんな首相でも、
首相に登りつめるまでには
いろんな修羅場を
くぐり抜けてくるものだったから、
「徳」を自然に身につけているのが
当たり前だったからね。

この記者会見について、
「無責任」という批判は多いけど、

「国民生活への言及がなかった」

ということを、
厳しく指摘する論調が
僕が探す限り見当たらないのが
ちょっと気になる。要は

「安倍首相はなにに対して無責任なのか」

ということだ。それは
「国際公約」でも「国会運営」でも
「自民党」でもなく、

「国民を捨てて逃げたこと」

が、最悪な無責任ではないのか。

まあ、要するに
安倍首相は「狂った」という
演技をしていると
思ってたんだけど、
実はほんとに「狂っていた」のかと
考えざるを得ないような、
嘆かわしい安倍首相の退陣劇
なのだけれどもね。(涙)

それではなんで、
参院選惨敗でも絶対にやめないという
姿勢を貫いていたはずだった
安倍首相が退陣に至ったのか
なんだけれども、それは、
「かみぽこ政治学」的に

「政治力学」

で、説明できるんですよね。

うひょひょ。。。

それでは、中編から
それを書いてみたいと思います。






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最終更新日  2007年09月13日 12時55分06秒


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