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2008年09月24日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
それでは、早速始めてみよう。

(1)自民+公明で3分の2の議席確保(現状維持)

数字としては現状維持でも
事実上、自民の勝利であり、
いくつか大きな変化が起こる。

まず、野党が参院で徹底抗戦を行った
理論的根拠とでも言うべき

「直近の民意は野党」

の根拠は失われる。

当然、小沢代表は辞任。


参院の民主党支配は
なにも変わらないはずなのだが、
これまで小沢さんの下で
ギリギリの緊張感の中で

「対立軸路線」

をやってきたので、
選挙に負けて小沢さんが辞めると
一挙にガクッとくるだろう。

自民は、民主の保守系を中心に
切り崩しを行うだろう。

民主が分裂して、

「ねじれ国会」は解消する。

まさに、自民からすれば万々歳だ。
ただ残念なことに、現実的には
今度の総選挙で
こういうケースは起こりそうにない。

(2)自民過半数確保、ただし公明を入れても3分の2に達しない


このケースかもしれない。

このケースの場合、
自民が過半数を守りながらも
議席自体は減らし、
逆に民主は、議席自体は
増やすことになる。

しかし、政権交代が
起こらないということで、
小沢代表は公約通り辞任。

また、「直近の民意は野党」との
主張の根拠も失われる。

これは一見、自民にとって
状況が好転しているようだが、
一方で、参院の野党支配は
なにも変わらないわけでね。

確かに民主は「直近の民意」を
失ったんだろうけど、
しかし、例えば今年の通常国会のように
スキャンダルが起こったり
行政の失敗が明らかになったりしたら、

「悪いものは悪い」

のであって、野党は遠慮なく
これまで通り国会を止めるだろう。

また、麻生さんの失言も心配だ。。。(苦笑)

結局、野党の抵抗は
これまでと変わらないものとなり、
参院で法案審議はことごとく止まる。

そして、繰り返すが
衆院での再議決権を
自民は失っている。

政権運営は立ちいかなくなり、
自民は、民主との大連立を
模索することになる。

民主も、穏健な岡田さんあたりが
代表に就任しているだろうから、
自民との連立協議に応じるだろう。

もちろん、自民は丸ごと民主を
飲み込みたいわけではない。

麻生さんは、民主を分裂させて
思想信条が近い
前原・野田グループのみ
欲しいだろうと思うけど、
それは難しいだろう。

だから、自民は大連立なんて
かったるいことやらないで
「民主分裂工作」を
やったらいいじゃないかという
ご意見もあるだろう。

しかし、自民はそれには
慎重にならざるを得ない。

なぜなら、「民主分裂工作」などやって、
岡田さんあたりが態度を硬化させて
大連立の話がパーになったら、
すべての法案が廃案になって
それこそ内閣崩壊だからだ。

だから、自民は
まずは礼儀正しく
民主に大連立を持ちかける。
大連立ができてから、
旧社会党系の切り離しを
狙うということになるだろう。

まあ、このケースの場合、
自民は、最初は礼儀正しく
民主に近づくけれども
最終的には、自民は民主の分裂を狙い、
民主はそうはさせないと党内を引き締める、

水面下で激しい攻防が起こることになる。

しかし、ここで重要なことは
自民党が過半数を維持して、
事実上「勝利宣言」をしても尚、
民主党は何らかの形で
政権内に入ることになると
いうことだ。

(3)自民、民主共に過半数を確保できず。公明と組んだ方が政権獲得

これが、現実的には
一番可能性が高いケースと
言われているわけだ。

一見、公明がキャスティングボートを
握ってしまいそうなのだが、
事はそう単純ではない。

ここでも、野党が参院を抑えていることが
効いてくるからだ。

結論から言えば、このケースの場合
公明は民主と連立を組んだ方が
圧倒的に政治力を持てることになる。

その理由を説明する。
まず、自公連立が続いたとしよう。
確かに公明は、自民に対しては
影響力を行使できる。

しかし、例えばいくら
麻生さんをプッシュして
バラマキ政策の大盤振る舞いを
認めさせたとしても、
それが参院に回ったら、
民主党にすべて止められる。

そうなると、自民は仕方なく
民主と協議を始めることになる。

そういう状態が何度も続くと
やはり大連立という話になり、
公明は自民・民主の間で
埋没してしまうことになる。

一方、公明が民主に乗り換えた場合。
「ねじれ国会」が
あっという間に解消し、
「民公連立政権」が誕生する。
いわゆる、

「政権交代」

が起こるわけだ。

この場合、公明の離脱は
即、政権崩壊を意味するので、
公明はキャスティングボートを
しっかりと握ることになる。

つまり、衆院選の結果が
このケースとなった場合、
公明にとって民主と組む方が
明らかに得なのである。

ただ、今まで自公連立を
続けてきたのを
あっさりと民主に
乗りかえられるかという
道義的問題がある。

私は、公明が合理的に行動できるならば
選挙結果がこのケースになった場合、

「自民の議席減を理由に、
閣僚を引き揚げて
閣外協力に切り替える」

だろうと思う。

そうして、タイミングをみて、
連立を完全に離脱して
民主と一緒に

「麻生内閣不信任案」

を可決させ、
総辞職に追い込むだろうね。

一方、これに対して
自民ができることは、
なんとか公明を
連立に引き留めること。

そして、その間に
いかに自分たちが
優位な立場にあるか
理解できない
アホな民主党議員を
1人でも2人でも見つけて
(大江なにがしとか、
渡辺なにがしとかみたいな人たち。。。=苦笑)
なんとかたぶらかして、
民主分裂工作を図るしかない。

もっとも、その際でも
自民は結局、どういう形かは別にして
民主を取り込む必要があるので、
民主を完全に怒らせるわけいかない。

慎重に事を進めないといけない
難しさがあるだろうね。

(4)民主単独、あるいは野党で過半数

検討するまでもない。
政権交代が実現する。

それでは、後編へ。





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最終更新日  2008年09月24日 13時43分05秒


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