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コメント新着
2008年12月24日
カテゴリ： カテゴリ未分類
松山千春氏の楽曲を全く音楽理論的根拠のない、
人生と恋愛を考える（？）このコーナー。
ということで、今日はこの曲。
「我家」
まずはいつものように曲の世界から。
夕暮れの街 駅前通り
我家は そこを 右に曲れば
見上げた星は 光りきれない
この先この僕に 何が出来るのだろう
いくつもの不安を かかえたまま今日も
終りを告げてく さよならと
夕暮れの街 駅前通り
役場の 横に 灯りし我家
貧しさというのは 愛を知らないだけ
空しさというのは 夢を持たないだけ
生命よ輝け 満天に
貧しさというのは 愛を知らないだけ
空しさというのは 夢を持たないだけ
夕暮れの街 駅前通り
役場の 横に 灯りし我家
灯りし我家
（JASRAC許諾第J080315365号）
この曲は、松山千春さんの自伝映画
2008年11月04日
「足寄より」
の主題歌として、
今年発売された新曲です。
「松山千春」
「めざせ！人間カラオケマシーン！！」
のシリーズでは、
毎年12月24日に、
「クリスマス・イヴ」
にふさわしい（？）曲を
紹介してきた。
今年は、この曲で行きたいわけだ。
今日の朝、ワイドショーを観ていると
「今年のクリスマス・イヴはどう過ごすか？」
みたいな調査を紹介していて、
「家で過ごす」
というのが多かったようだ。
年配の方ならわからんでもないけど、
これが若者のカップルに聞いても
家で過ごすという回答が
多かったというんだから、
まあ、現在の景気の悪さってのは
相当なもんなんだなと思う。
ただ、物は考えようであって、
我々が忙しい日々の中で
ついつい忘れがちな
「我家」
のよさってのを振り返る
いい機会でも
あるかもしれないね。
この「我家」って曲で
印象深いのは、なんといっても
「貧しさというのは 愛を知らないだけ
空しさというのは 夢を持たないだけ」
この部分ですね。
これは千春さんのファンならば
おなじみと思うけれども、
「昔は貧しかったけど、人間の心は豊かだった。
今は物質的に満たされたけど、人間の心は貧しい」
こういう意味のことを、
千春さんはよく言う。
つまり、貧しさとか豊かさというのは
必ずしも物質的な貧富で
決まるもんじゃないと
いうことだけどね。
この、千春さんがよく言っていることを
端的に表現したのがこのフレーズ。
私も同感ですね。
今、ＴＶの報道とかを見ると、
世の中では子供に
いろんな問題が起きていて
「心のケア」
が必要とか
なんとか言うんだけど、
思い出して見てほしい。
昔は、親なんて
子供のそばにいませんでしたよ。
高度成長期で、働け、働けでね、
私の両親だって共働きで
いつも私の傍にいて
ケアなんてしてくれたわけじゃない。
ほってけぼりだったわけだ。
でも、
「子供は親の背中を見て育つ」
じゃないけど、
両親が非常にまじめに
生きているのはわかったし、
それを見ているだけで、
いろんなことを
教えてもらったと思う。
今の子供は、親が
非常によく面倒を見ていて
欲しいものはなんでも与えていてね。
また、「心のケアが必要」
なんて言う評論家が、
マニュアル本みたいなものを
たくさん出しているので、
それを熱心に読んだ親が
「こんなことを子供に言ってはいけない」
「こんなことを子供にしてはいけない」
とか考えすぎて、
頭でっかちになって
子供に対して
腫れものに触るように
接してしまっている。
そして、それなのに、
なぜか「心のケア」が必要な
子供は増える一方だ。
「貧しさというのは 愛を知らないだけ
空しさというのは 夢を持たないだけ」
ちょっと話が脱線したけど（苦笑）
豊かさというのは
物質的なものに
あるんじゃないということに
そろそろ我々は気づかないと
いけないのかもしれないね。
「今年のクリスマスは、とてもよかったね」
という「我家」が
多くなることを願います。
それでは、またね。
シングル「我家」 2008年5月21日発売
アルバム「旅立ち～足寄より」収録 2008年10月1日発売
「松山千春」バックナンバーは こちら。
人生と恋愛を考える（？）このコーナー。
ということで、今日はこの曲。
「我家」
まずはいつものように曲の世界から。
夕暮れの街 駅前通り
我家は そこを 右に曲れば
見上げた星は 光りきれない
この先この僕に 何が出来るのだろう
いくつもの不安を かかえたまま今日も
終りを告げてく さよならと
夕暮れの街 駅前通り
役場の 横に 灯りし我家
貧しさというのは 愛を知らないだけ
空しさというのは 夢を持たないだけ
生命よ輝け 満天に
貧しさというのは 愛を知らないだけ
空しさというのは 夢を持たないだけ
夕暮れの街 駅前通り
役場の 横に 灯りし我家
灯りし我家
（JASRAC許諾第J080315365号）
この曲は、松山千春さんの自伝映画
2008年11月04日
「足寄より」
の主題歌として、
今年発売された新曲です。
「松山千春」
「めざせ！人間カラオケマシーン！！」
のシリーズでは、
毎年12月24日に、
「クリスマス・イヴ」
にふさわしい（？）曲を
紹介してきた。
今年は、この曲で行きたいわけだ。
今日の朝、ワイドショーを観ていると
「今年のクリスマス・イヴはどう過ごすか？」
みたいな調査を紹介していて、
「家で過ごす」
というのが多かったようだ。
年配の方ならわからんでもないけど、
これが若者のカップルに聞いても
家で過ごすという回答が
多かったというんだから、
まあ、現在の景気の悪さってのは
相当なもんなんだなと思う。
ただ、物は考えようであって、
我々が忙しい日々の中で
ついつい忘れがちな
「我家」
のよさってのを振り返る
いい機会でも
あるかもしれないね。
この「我家」って曲で
印象深いのは、なんといっても
「貧しさというのは 愛を知らないだけ
空しさというのは 夢を持たないだけ」
この部分ですね。
これは千春さんのファンならば
おなじみと思うけれども、
「昔は貧しかったけど、人間の心は豊かだった。
今は物質的に満たされたけど、人間の心は貧しい」
こういう意味のことを、
千春さんはよく言う。
つまり、貧しさとか豊かさというのは
必ずしも物質的な貧富で
決まるもんじゃないと
いうことだけどね。
この、千春さんがよく言っていることを
端的に表現したのがこのフレーズ。
私も同感ですね。
今、ＴＶの報道とかを見ると、
世の中では子供に
いろんな問題が起きていて
「心のケア」
が必要とか
なんとか言うんだけど、
思い出して見てほしい。
昔は、親なんて
子供のそばにいませんでしたよ。
高度成長期で、働け、働けでね、
私の両親だって共働きで
いつも私の傍にいて
ケアなんてしてくれたわけじゃない。
ほってけぼりだったわけだ。
でも、
「子供は親の背中を見て育つ」
じゃないけど、
両親が非常にまじめに
生きているのはわかったし、
それを見ているだけで、
いろんなことを
教えてもらったと思う。
今の子供は、親が
非常によく面倒を見ていて
欲しいものはなんでも与えていてね。
また、「心のケアが必要」
なんて言う評論家が、
マニュアル本みたいなものを
たくさん出しているので、
それを熱心に読んだ親が
「こんなことを子供に言ってはいけない」
「こんなことを子供にしてはいけない」
とか考えすぎて、
頭でっかちになって
子供に対して
腫れものに触るように
接してしまっている。
そして、それなのに、
なぜか「心のケア」が必要な
子供は増える一方だ。
「貧しさというのは 愛を知らないだけ
空しさというのは 夢を持たないだけ」
ちょっと話が脱線したけど（苦笑）
豊かさというのは
物質的なものに
あるんじゃないということに
そろそろ我々は気づかないと
いけないのかもしれないね。
「今年のクリスマスは、とてもよかったね」
という「我家」が
多くなることを願います。
それでは、またね。
シングル「我家」 2008年5月21日発売
アルバム「旅立ち～足寄より」収録 2008年10月1日発売
「松山千春」バックナンバーは こちら。
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最終更新日
2008年12月24日 13時33分37秒
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