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2009年06月14日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
さて、「かみぽこ政治学」です。

鳩山邦夫総務相が
遂に辞任したね。

これについては、
実は書くことないんです(笑)

私は3月の時点で、
「鳩山兄弟」が
今後の政局の焦点と書き、
その背景も説明しておいた。

これからの政局の対立構図を整理する(前編):かんぽの宿・定額給付金と鳩山兄弟。
これからの政局の対立構図を整理する(中編):小泉は去り、かんぽ♪かんぽ♪の「鳩山劇場」!?
これからの政局の対立構図を整理する(後編):役者は揃った。後は戦うのみ。

この時書いたことは、
3月以降の政局の対立構図が
どうなるかということだったけどね。

民主党に関しては、
小沢代表(当時)が
代表辞任に至った場合、
私は地道な活動を続けていた
岡田克也さんがいいと
思っていたけれども
(世間が言う、選挙に勝てるとか

実際には、後継争いは

「世代間闘争」

となって、そのキーマンは

鳩山由紀夫さん

だということを書いた。


党内の対立軸は
「世代間闘争」なのだけど、
こちらの場合もキーマンは
ベテラン世代の

鳩山邦夫さん

だということだ。

まあ、自民・民主の
どちらもベテラン世代が
強いということだけれども、
若手・中堅世代が
特に、自民党では弱いというのは
1つの理由があると思うけど
それは後で述べたい。

いずれにせよ、
鳩山(邦)総務相辞任劇は
この3月の対立構図の
枠内で起こっていることで、
特に言うことはない。

ただ、3月に書いて以降の

「鳩山劇場・第二幕」

はどんなもんだったのか、
一応整理しておきたいと思う。

まず、鳩山(由)民主党代表に
ついてだけれども、
代表就任はまさに
偶然と幸運の産物のように
思えるけれども、
いざ代表選という時に
きちんと

「数の力」

を、揃えていたということは
大事なことである。

もちろん鳩山(由)さんは、
小沢さんがスキャンダルで
倒れることを
想定していたわけではない。

ただ、小沢さんに関しては
健康問題がずっと
取りざたされていた。

代表の座、もしくは
政権交代後なら
首相の座を小沢さんから
いつか引き継ぐことも想定して
仲間を募り、面倒を見ることを
しっかりやっていた。

おそらく、鳩山(由)さんは
幹事長として
小沢さんを支えながら
遅かれ早かれ
小沢さんを引き継ぐのは
菅さんか、岡田さんか、
はたまた前原さんや野田さんか、
そして、自分なのかという
局面が来ると準備していたのだろう。

代表選が始まるやいなや、
「岡田待望論」とは裏腹に
すぐに党内の鳩山支持が
固いことが判明したのは

「小沢傀儡」

とか、そういう単純な話では
ないのだということだし、
鳩山代表誕生は
偶然と幸運の産物だとしても
それを呼び込むだけの
準備はしていたということだ。

一方、3月に引き続いて
鳩山(邦)さんの
一見デタラメにしか見えない行動が、
いかに「理にかなっているか」を
見ていきたいと
思うんだけどね。

結論からいえば、
やはり、鳩山(邦)さんは
東大法学部で
舛添要一厚労相と主席を争ったと
いうだけのことはある(苦笑)。

鳩山(邦)さんは総務相として、
日本郵政・西川善文社長の
更迭を求めて、
基本的にそれに難色の
政府与党内で
派手派手しい
立ち回りを演じて、
遂に総務相を辞任するに
至ったわけだ。

今のところ、
自民党を離党する可能性
新党結成の可能性は
ないということだが、
これについては
後で述べたい。

それにしても、
06、07、08年の
3度の自民党総裁選で
麻生さんの選挙対策本部長を務め、
派閥横断で麻生氏を支える
「太郎会」会長でもあった
麻生さんの「盟友」であったはずの
鳩山(邦)さんが
なんでこんなことに
なっちゃったんだろう。。。

鳩山(邦)さんの感情的な性格を
指摘する人も多いけれども
それよりも、3月に書いたように
この「盟友」である
2人の祖父同士の抗争と
その抗争を知る
母・安子が健在であることを
考慮すること、
そして、民主党結党時に、
兄・由紀夫さんとともに
貸し付けた金額は15億円という
事実上の民主党のオーナー(?)
であることが、
鳩山(邦)さんの行動を
よりよく説明してくれると思う。

それについては、
上に紹介したエントリーを
読んでみてくださいませ。

それでは、3月以降のことについて
書いてみたいのだけれども、
5月末の「党首討論」の後、
鳩山(邦)さんは麻生首相に

「大勝利おめでとうございます!」

と、声をかけたかと思えば、
「惨敗」と断じたはずの
兄・鳩山(由)さんに

「おれは(日本郵政と)戦うから」

と、話し、これに鳩山(由)さんが

「協力できるところはする」

と、答えるなど、
相変わらずの

「鳩山劇場」

は、続いていたわけだ。

鳩山(邦)さんは、
日本郵政・西川善文社長の
更迭に徹底的にこだわり、

(かんぽの宿売却問題に関して)
「国民共有の財産を無にする
絶対に許しがたい行為だ。
正義感を持って戦い抜く」

「正義か不正義か。
この判断基準を失った時に
政治家は存在理由を失う」
(6月2日)

と発言して、
ボルテージを上げた。

これには、「反麻生勢力」である
中川秀直元幹事長らのみならず、
首相側近の菅義偉選対副本部長、
政権を支える立場の派閥領袖である
町村信孝さん、津島雄二さんらからも
厳しい批判を浴びた。しかし、

「たった一人になっても戦い抜く」。

西川社長続投なら、
閣僚辞任も辞さない
強い姿勢を示した。

「盟友」麻生首相は
鳩山(邦)さんに

「社長交代を求めるなら、
指名委員会に向けて
きちっと対応するように」

「所管大臣なんだから
『怪しい』というだけではダメだ。
改善したり問題を決着したりする
努力をするべきじゃないか」

と、何度も忠告したが、
鳩山(邦)さんは
聞き入れなかったという。

そして、6月12日、
鳩山(邦)さんは
遂に総務相を辞任した。

「今の政治は正しいことを言っても
認められないことがある」

「正しいことをして
潔く去るんだから
自民党初代総裁
(だった祖父・鳩山一郎元首相)
もわかってくれる」

うん。。。

これらの言葉から
象徴されるように、
やはり鳩山(邦)さんは

「鳩山家の人間」

であって、

「吉田・麻生家の人間」

など、結局は守る気など
なかったということだ。

鳩山(邦)さんは
まさか入閣の時点で
内閣の内部崩壊を
狙っていたとは思わないが、
麻生首相を見限ってからは
全く迷いなく行動したんじゃ
ないだろうか。





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最終更新日  2009年06月14日 12時51分13秒


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