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2009年10月23日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
さて、「かみぽこ政治学」です。

御無沙汰してしまってます。
「行政刷新会議」が始まった理
「斎藤次郎」なんていう
なんとも懐かしい名前が
出てきたりしてるけど、
今日は、自民党のことで
いきたいと思う。

先日、政治のことなど

実に重い一言を
ビシッと言うことで
知られる(苦笑)
うちのおふくろと
電話で話したのだけど、
自民党総裁選について

「ゾンビが次々生き返ってきて、
滅びかかっとる。。。」

と、バッサリと
切り捨てとりました。。。(苦笑)

まあ、もちろん玄人的には

おふくろがビシッと
言ったことはね、
いまの庶民感覚を的確に
表現していると
思うんだよね。


なかなかわかりにくい
本当の感覚をね。

まあ、それはそれとして、
鳩山政権がスタートし、
補正予算約3兆円分の執行停止、
八ツ場ダムなど
止まらない公共事業の停止、
来年度予算の概算要求の
白紙見直しなど、

「脱官僚支配」

の具体策を次々と
打ち出しているわけだ。

また、亀井郵政金融相などの言動も、
よくも悪くも注目を集めている(苦笑)。

一方、野党・自民党では
総裁選が行われたが、

「派閥(谷垣さん)」「世襲(河野さん)」
「官僚(西村さん)」

の争いということで、
いわば

「自民党をダメにした3つの悪の争い」

みたいなもんだった。

いや、そりゃ玄人的に見ればね、
候補者の思想信条や
政治家としての経歴、
能力や見識をいろいろと
比較することはできる。

しかし、庶民からすれば

「3つの悪が総裁の座を争っている」

という感覚だろう。

これは、ある意味
とほほ。。。な話なんだけれども
庶民感覚を無視できないというのも
「政治」だからね。

今回の総裁選、
自民党が本気で
変わろうと思うならば、
「3つの悪」以外から
総裁候補が出なければ
ならなかった。つまり

「無派閥(少なくとも立候補時に派閥離脱)」
「非世襲」「党人派」

この3つを兼ね備えた候補が
たとえ総裁にはなれなくても
せめて出馬くらい
してほしかった。

荒唐無稽な話とか
現実的じゃないとか
思うかもしれないが、
自民党が喫した
大敗北というのは
これくらいのことがないと
乗り越えられない。

自民党が置かれた状況は
甘くはないのだ。

実際、谷垣禎一新総裁が誕生したが、
谷垣さん自身の新鮮味のなさに加え、
党役員人事をやっていくにつれて、
おふくろが言ったように

「ゾンビが次々蘇ってくる」

感じになっちゃった。

結果、「鳩山劇場」の陰に
谷垣自民党は埋没して
しまっているようだ。

しかし、今後

「政権交代のある民主主義」

が成熟していくには
自民党の再生が不可欠だ。

そこで今回は、
今後自民党が進むべき方向が
何かを論じてみたい。

最初に、こだわるようだけど(苦笑)

「ゾンビの復活」

に関係あるところから
始めたいのだけどね。

安倍晋三元首相などから、
自民党は

「結党の精神」

に戻るべきだという
意見が聞こえてくる。

そもそも自民党とは、
1955年の社会党統一に対抗して
自由党、民主党など
保守政党が合併したものだ
(「保守合同」)。

つまり自民党の
「結党の精神」とは、
東西冷戦が激化した時代に、
共産主義に政権を
渡さないということを
決意するという
ものだったと言える。

その自民党が今、
「結党の精神」を
強調しているわけだ。

それがなにを意味するかというと、
新たな政権政党となった民主党を、
東西冷戦期の

「革新政党」

のような、政権を渡すには
危険な政党だとみなして
戦おうということだ。

実際、故・中川昭一氏のHPには、
民主党政権の誕生で

「日本が危ない」

という意味のことが
掲載されていたわけでね。

しかし、「結党の精神」への
回帰というのは、

「政権交代ある民主主義」実現

という時代の潮流に対する
認識を完全に誤っていると
思うんだよね。

まあ確かに鳩山政権が、
外交・安全保障政策などで
安定感に欠けている面は
あるかもいしれんよね。

しかし日本は別に危なくない。

なぜなら、国民が

「失政を犯した政権を選挙で交代させる」

ことを知ったからだ。

鳩山政権が安定感を欠いたまま
国際社会で信頼を失い
国民生活を不安に陥れたなら、
次の総選挙で
国民によって政権の座から
引きずり降ろされるだろうね。

かつてのように自民党が
どんなに失政や汚職を繰り返しても
下野させることができなかったのは、
実は「危ない時代」だった。

しかし、そんな時代は
もう去ったのだ。

自民党は総選挙の結果について、

「自民党に対するお仕置き」
「民主党が支持されたわけではない」
「自民党の政策は支持されている」

などと考えているようだ。

政権交代は一時的なものと
軽視しているようだし、
民主党が失敗すれば
すぐに政権の座に
戻れると思っている。

しかし、その認識はあまりにも甘く、
そもそも、民主主義に対する
理解を欠いていると
思うんだよね。

なぜなら、政権に対する
国民の「お仕置き」は
軽く考えるべきものでは
ないからだ。

「失政を犯せば政権の座から降ろされる」

と、政治が国民に対して
ある種の緊張感を
持たなければならないことは、
政治の質を向上させる

「民主主義の真髄」

だからだ。

世界的にみても、政権交代とは
国民によって政策が
詳細に検証された
結果というよりも、
国民の政権に対する
「お仕置き」として
起こることが多い。

それは民主政治の健全性を
保たせるために
有効に機能してきたのだ。

今後は日本でも、
たとえ自民党が
次の参院選で
あっという間に
政権復帰したとしても、
国民からの「お仕置き」に
緊張し続けなければならない

「政権交代ある民主主義における
二大政党の一角」

にすぎなくなるのだ。

革新に政権を渡さないことを
大義名分として、
少々の失政やスキャンダルは
許してもらえるという
時代に戻ろうというのは、
幻想にすぎないことを
自民党はすぐに
自覚させられることになる。

私が政権交代直後に

「今後は民主党を血祭りに」

と書いて、いろんな反応があったけど、
そう書いた意味の1つは
たとえ最短で自民党が政権復帰しても
「政権交代ある民主主義」は
完成し、後戻りはしないと
確信していると
いうことなんだよね。

別に、民主党にこだわる必要はない。
むしろ是々非々でいくのが
民主主義のためだということだ。

それでは、後編へ。





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最終更新日  2009年10月23日 06時59分57秒


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