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2005.09.22
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カテゴリ: 精神世界
長いこと続き書いてませんでしたね。心理劇の続きです。
このレポートは、ちゃんと出来上がってますのでご安心を^^b

1、自分(真知子 もちろん仮名)には兄がいる

2.その兄(真一 仮名)から、いまだ許せないひどいことを受けたことがある。

3.それを父(真太郎)に告げ、「兄とぶつかってもいいか?」と聞いた

4.父からの後押しを得て、勇気を持って兄とぶつかることが出来た。


前回 は、兄と本人(ストーリーテラー)との対峙シーンでした。

そして今度は父と兄の対峙シーンです。
でも、ストーリーテラーである本人さえも、
このシーンは実際あったのかさえわからない場面です。
だから、行き当たりばったりの偶然に生み出される
リアルシーンでもあるということです。

私は、この劇では父親役。

キーマン です。
つまりこの人物によって劇がガラッと変わってしまうということです。
そしてストーリーテラーの心を癒すのもこの役だと思います。
下手な演技をすると、観客でもあるストーリーテラーを
ひどく傷つけてしまいかねません。
とても重要な役柄です。

また、ここで演じる父親像は、私の中の父親像でもあり、
また私の中の一部ともいえるでしょう。

心理劇は、別にうまく演じないといけないってことはありませんが
ただ、彼女の場合微妙な話なので・・・・・・・

・・・とこんな難しいことを考えながら演じませんでしたけどね。^^


経験は他に人に比べるとありますから
今考えると、私が父親役になったのは必然的なものだったのですね。


(兄と父との対峙シーン)

兄の部屋に入る父親・・・・・・・

父親:「コンコン 俺だ入るぞ」

兄:「・・・・・・・・・」


兄の前に座る父

父親:「・・・・・真知子から聞いた・・・・」

顔を下に向けたまま、ただ無言でいる兄



父:「なんで・・・ なんで、御前はあんなことをしたんだ!!!

父:「真知子が・・真知子が!あんなに泣いているだぞ!」



私は、心の中で感じ取った。

私は、あの時の自分の父の言葉が頭によぎった。

『俺達(両親)は、ちゃんとおまえの幸せを考えてるからな・・・・』

ストーリーテラーにとって普段から、
父親の存在が大きいと感じているぐらいだから
彼女の父親も・・・・考えてるはずだ・・・・

子供達の幸せを・・・・・・



   おれ・・は・・俺は、なぜもっと早く
    あいつの苦しみを・・・わかってやらなかったのだろうう・・・・・


そして、泣いて苦しんでいる娘を見た父親の心情は


真知子が・・真知子が・・あんなに・・・泣いている・・・・・

    俺はもっと早くあいつ悲しみを気づいてやれば・・よかった・・・」


父親にとって、娘というのは
自分を盾にしてまでも守ってあげたいものじゃないのかな?

でも、私が演じているお父さんは
娘を泣かしたのが他人だったら、ぶったたいているところだろうけど・・・・
だけど、兄も同じ自分の子供なのだ。

普段から子供に愛情いっぱいのお父さんだったとしたら・・・

兄を責めるのとは、ちょっと違う気がする

このお父さんは、兄にそうさせてしまったのは、
自分の責任でもあると
自分を責めているのではないだろうか・・・・・・・

そして、兄妹が憎しみあってるのを見るのは
父親として苦しいのではないか、辛いのではないだろうか・・・・・


「・・・あいつの苦しみを・・はや・・・く・・わか・・・」

「・・・おま・・・え(兄)もいろいろあったのだろうなぁ・・・・・・
そうさせてしまった・・・俺にも責任がある・・・・すまんかった・・・・・・・・・・」


これは、目の前の兄役に向かって言っている台詞ではない

私は、この劇を現在観ているストーリーテラーに向かって話していた。

例え、すごいオーバーな台詞ではあっても、
これは彼女の父親が心の中で考えていることでもあり
そして彼女が父親に言ってほしい言葉だと思ったからだ。

それで彼女の苦しみが少しでも軽くなればいいと思う・・・・

それは、間違ってはいなかったようだ。それはなぜか

彼女が泣いていたからだ。わんわん泣いていた。声を出して泣いていた。

今までは、自分の苦しみ、悲しみだけをスポットに当てていた。
だから余計に、苦しみ、悲しみ、憎しみが増幅していたのだ。
だけど、この劇で、初めて父と兄の気持ちを考えることが出来たのだ。

実はなんとこの劇で兄役の人も泣いていたのだよなぁ~^^;

兄役をしていたCさんは劇後にこう話した。

「私、真知子の対峙シーンでは、頷くしか出来なかったけど
父親との対峙シーンで、本当にすごく悪いことをしてしまった気になってしまったわ。
もうキラちゃん、すごく説得力あるんだもの・・・。・゚・(ノ∀`)・゚・。
引き込まれちゃったわよ・・・・・・」


し、しまった本気(マジ)モードになってたわ
ワタスまた役に、はまりすぎてしまいました。(;・∀・)


「それにね、すごく孤独になった・・・・妹に責められ、
そして父親にも見放された気がしてね・・・・・
すご・・く疎外感を感じたの・・・・・・・・;;」


ストーリーテラーは、またもや泣き出した。

兄の気持ちを考えるなんて、
彼女にとって思ってみなかったことだろう。

彼女にとっても思わず大きな収穫になったはずだ。

彼女は最初、しきりに 「ヘビーな話だから最後にして」 と言っていた
でも、私は 「この順番が決まったことはきっと必然的なことだよ」 と話した。

それも間違っていなかったようだ・・・・・・

これからの劇もグーンと真実味を帯びた。
私たちのグループは、親密度が増したからだ。

不思議な連帯感が生まれた瞬間だった。


「家族の肖像 」 終劇   ちゃんちゃん





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最終更新日  2005.10.10 22:07:09
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