あんなこと、こんなもの

あんなこと、こんなもの

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2005.06.28
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 日曜日、家の近くで高く透き通った仔猫の鳴き声・・・


 何度目かに屋上で花の手入れをしていた主人も降りてきました。
 長男猫の「わさび」も気になるのか出てきました。

 「どこにいるんだろう。家のまわりも見回ったんだけど、見えないのよ。」

 すると、わさびが階段の横のゴミ箱の横においてあるブロックの後ろを覗き込んで「ここにいる・・・」と言いたそうな顔でふりむきました。

 覗きこんでみるとゴミ箱を固定するためのブロックと後ろの壁のあいだに小さな黒猫がうずくまっています。
 わさびが首をのばして顔を近づけると「フウッ~」と精一杯の威嚇をして引っかこうとします。
 わさびが思わず後しだリをすると、仔猫はブロックを飛び越えて駐車場を横切り、お隣とのすきまに逃げ込もうとしました。


 必死で追いかけてやっと捕まえました。
 仔猫は爪をだして逃げようと暴れます。
 それを「逃げなくていいんだよ。怖くないからね・・・」と言いながら抱えて家の中に入りました。

 抱いて静かになでているとようやく落ち着いて静かになりました。

 ・・・全身真っ黒。耳が大きめでピンと張っています。目はまん丸。

 「黒猫だ~」
 「0山さんのところのクロちゃんみたいに賢い福猫かもしれない。」
 「とにかく洗わないと・・・」
 シャンプーで洗うと、毛は真っ黒でつやつやになりました。

 ミルクやキャットフードを見せても興味を示しません。まだ興奮しているのでしょう。

 ダンボールに古いタオルを敷いて臨時の寝床を作って、しばらくそっとしておきました。



 それから2日・・・毎朝夕、スポイドでミルクを飲ませました。
 だいぶ慣れて呼ぶと近寄ってくるようになりました。キャットフードも食べるようになり、ためしにチーズを口元に持ってゆくと気に入ったらしくアグアグと夢中で食べました。

 名前をつけてやらなくてはいけないのですが・・・
 これまでいた黒猫の名前は
 「とんぼ」-おはぐろとんぼから

 「ねず」-ねずみみ似ていたので
 「さんくろう」-勝手に3階に住み着いていたので3階の黒猫、略してさんくろう

 さて、どんな名前をつければいいか・・・

 只今の候補・・・からす、くろまめ、くじら、ごまめ、あずき、たにし、こんぶ、わかめ、・・・

 そのうちなにか思いつくでしょう
 1匹増える、というのはたいへんなことです・・・





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Last updated  2005.06.28 20:08:43
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