あんなこと、こんなもの

あんなこと、こんなもの

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2024.08.10
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気温37℃という酷暑の毎日
お昼前、吉祥天は近所のスーパーに出かけました
そこまでは歩いて10分、散歩にはちょうどよい距離です

、左手に買い物バッグを持って1本奥の住宅やマンションの並ぶ道路を歩いて行きます​

「え?」と振り返ると、帽子をかぶって自転車に乗った、70代後半くらいの女性「暑いよ、こんな時に歩いて・・・」と言われたので
「ありがとう、すぐそこまでだから、大丈夫です」と答えると
「暑いからね」と言ってゆっくりと自転車をこいで通り過ぎました

ふと見ると周囲誰もいない、庭にもベランダにも人無し
そういえば暑いな、早く買い物済まそう、と歩くとさっきの自転車の女性が向こうから来た同年配の顔見知りらしい女性に声を掛けられて自転車を止めたところ
 横をそっと通りながら聞こえたのが
「あんた、どないしたの、こんな暑い時に外に出たらあかんよ」と向こうから来た女性
「うん、そう思うけど**の食パン(このあたりのパン屋)買おうと思って」とさっきの女性
「近くの店にしときよ、熱中症になったら大変や」・・・という会話が聞こえました

それから5分ほど歩いてスーパーに着いた吉祥天
にわかに熱中症が怖くなり、
どうしよう、誰も通ってない通りで食料品抱えて倒れたりしたら・・・見つけてくれて救急車なんか来たら・・・近所に大学病院や大病院があるので、、このあたりはよく救急車が走っています・・・食べ物に執着の強い吉祥天、朦朧としながらも食品の入った袋だけはしっかり抱えて放さなかった・・・などというところを救急隊員の人に見られたら

ここで、よし帰りはタクシー頼もう、と決心
それならばあれもこれも、かさばるもの、重いもの、買っておこう、と
生もの、瓶物、箱入り、洗剤、虫よけスプレー、キャットフードも何種類か

大袋3つにまとめたところでタクシーを呼ぶと、顔見知りの運転手さんが迎えに来てくれました
 「買い物が多いから持ちきれなくてお願いしたんだけど、近くでごめんね」と言うと
 「何言ってんです、こんなの抱えて歩いたら倒れますよ」

家に着いたら駐車場まで入れてくれました
「大丈夫ですか、玄関まで運びましょうか」
「ここまで来たら大丈夫、ありがとう」と答えて家に運び込みました

全部運び込んでふと思い出した
一昨日も、その前も、あそこ迄歩いて行って、買い物して帰ってきたじゃないか、大汗かいたけど、どうもなかった、
 今日は心配されて声かけられてにわかに怖くなってしまった・・・

 高校球児ほどじゃないけど存外、強いんじゃないか、と密かに自信を持った吉祥天でした













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Last updated  2024.08.10 10:20:06
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