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2ケ月後、センター試験当日である・・・。 今年の受験生は、とにかく危機感が無く、悪い意味での楽天家が多い・・・。 この仕事を始めて15年以上になるが、何が原因なのか考えない日は無かった。 今年の春に感じた予感は、自分だけの思い込みと胸に秘めていたが、 各高校の、進路担当の先生からも不安の声が聞こえ始めた。 今年の受験生は、まさに"ゆとり教育"世代・・・・・。 イベント大好きで、受験勉強よりも文化祭や体育祭などに全力投球。 もちろん、打ち上げにも参加・・・。 青春を謳歌する事は決して悪い事ではないのだが、その情熱を勉強に向けたら、 どんなに成績がアップすることかと、何度もため息がこぼれた。 そんな格闘の日々から、やっと開放されたのが11月。 いよいよ後が無いと、目の色が変わってきた。 例年の受験生より、だいぶ遅れた追い込みスタートだが、何とかゴールを踏ませたい。 それに反して、高2生が粒ぞろいで、どちらが受験生かと言うほど頑張っている。 これは、"隔年現象"なのだろう・・・。 インフルエンザの予防接種も受け終わり、勉強も朝型にシフト出来てきた。 さあ、全速力で駆け抜けよう! 老体に鞭打って、全力であなた達を守り、応援し、大学生になってもらいますからね♪
2008年11月16日
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本日、東大の前期入試の合格発表日。 祈りながら連絡を待つ。 "合格しました!!!!!"本郷キャンパスから電話が入った。 "おめでとう。本当に頑張ったね!やっと、この日が来たね。夢が叶ったね・・・。" 涙が溢れた・・・。 彼は、高1の秋に私のところに来た。 志望校を聞とくと、某国立大学と答えた。 彼は、一見寡黙だが、知性が光るいい顔をしていた。 そこで私は、「君なら、東大に受かる気がするから頑張ってみて♪」と、 志望校を東大に引き上げた。 それから彼は、本当に頑張った。 ぐんぐんと成績が上がり、周りの友達から☆神様☆と呼ばれるようになった。 常に謙虚な彼の存在は、全員の意識を高く高く、持ち上げてくれた。 そして今日、☆神様☆は、みんなの祝福を受けてはにかんでいた。
2008年03月10日
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本日、某有名国立大学の推薦入試の合格発表があり、見事、"桜、咲く"の吉報が届いた。この生徒は、高校1年生の秋に、私の元にやってきた。お母さんは、学校の先生で「出来の悪い息子を助けてください・・・。」と、まだ、中学生に見える素朴な彼を私に預けた。小学生から続けていた野球部に入部し、連日の厳しい練習の中で、勉強との両立が難しくなり部活を辞めたとの事で、勉強もすっかり遅れてしまって自信を無くしていた。 しかし、彼は、とても素直で努力家だった。片道40分の道のりを、毎日毎日、自転車で通い続けてくれた。徐々に成績が上がり、私は、彼に、高めの志望校を設定し、一緒に頑張ろうと励まし続けた。まるで、我が子のように可愛く、彼の存在は、自分の責任を再認識させてくれる私の支えであった。ご両親とも、進路については、私に一任してくださったのである。あれから、2年が経ち、今日、最高の喜びと、責任を果たせた達成感で涙が溢れた。本当に彼の頑張りは、周りの生徒にも良い影響を与え続けてくれた。卒業した先輩達にも、可愛がられていたので、きっと合格を喜んでくれるだろう。お母さんも、こんな嬉しい日が来るなんて信じられないと、懐かしそうに私に息子を預けた2年前を思い出して、涙を流された。本当に、本当に、おめでとう。私は、あなたの担任になれた事を誇りに思っています。心よりありがとう。
2007年12月01日
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気がつけば、今年も今日で半分が終ろうとしている。 明日からは、7月。いよいよ来年のセンター試験まで、数日で200日をきる。 本当に、あっと言う間に前半戦が過ぎ、これからの後半戦で"たくましい受験生"に育て上げなければならない。 しっかりと目標を持ち、志望校に向けて、着実に努力を続けている生徒もいれば、まだまだ、浮き足立ち、何とかなるだろうと歩み出せない生徒もいる。 今年の受験生は、とっても仲が良く、性格の良い子が集まっている。 しかし、受験で勝ち抜くには、もっと強く、自分の夢の為に貪欲にならなければいけない。 "夏を制す者は、受験を制す"と、言われる通り、夏期講習を全力で駆け抜け、9月には、全員が"本物の受験生の顔"になっていて欲しい。 その為には、まず、先頭に立つ私の顔を、きりりとさせなくては・・・。 さあ、いよいよ、後半戦に突入である。
2007年06月30日
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この春大学を卒業し、新社会人になった卒業生が、ゴールデンウィークの為帰郷し、予備校に揃って顔を見せに来てくれた。 私の仕事が終るまで近況報告をし合い、後輩達にエールを送りながら待ってくれた。 23時に全ての生徒を帰宅させ、卒業生達から飲みに行きましょうと誘われる。 店に着くと、仕事の悩みや今後の展望、思い出話に花が咲き、あっという間に時間が過ぎた。 この代の生徒達は、とても優秀で、思い出深い生徒達である。 ついこの間、高校生だった生徒達が、今では立派な社会人となり、感無量である。 何より、この子達は、初任給でこんな私にご馳走してくれようと集まったと聞き、涙が溢れて止まらなくなった。 こんなに美味しいお酒を飲めたのは、本当に何年ぶりだろう。 この仕事を頑張ってきて、卒業生から何より素敵なサプライズプレゼントを頂きました♪ ほんとに、ほんとにありがとう。
2007年05月02日
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今日から4月。 満開の桜の下を、真新しいスーツを着て、満面の笑みで入学式に臨んでいるであろう。 この日を迎えるために、厳しい受験戦争を勝ち抜き大学生になった君達・・・。 希望に満ちて、大人への一歩を歩み始める。 君達を巣立たせた寂しさと、安堵感が入り混じるこの季節。 どうぞ、一生懸命に頑張った自分に自信を持って、夢に向かって邁進して下さい。 大学生になった、みんなの顔が見れる日を楽しみにしています♪
2007年04月01日
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私立大学の合格発表も残すところ、最難関のW大学とK大学となった。 今年は、文系の生徒が苦戦を強いられている。理系は、まずまずの結果である。 文系の生徒の中には、私立の後期試験を受ける事となり、ぎりぎりの出願をした生徒もいる。 連日の発表と、私立大学の後期試験や国立大学の対策で、まだまだ、気が抜けない日が続く。 私立大学の第一志望に合格した生徒の中には、大検で難関大学を現役合格した生徒がおり、彼と戦ったこの1年8ヶ月が走馬灯のように巡る。合格の一報を聞いて、彼のお母さんと3人で号泣してしまった。辛い経験をばねにして、本当に、良く頑張った。 いよいよ、国立大学の前期試験が日曜日に実施される。 どうか、全力で戦えますように・・・・・ そして、新高3生(現2年生)の、第1回センタープレ入試も日曜日に実施となる。 そう、次の受験が、もう、スタートしているのである。 新高3生は、粒ぞろいで、全国的にもかなりレベルが高く、素晴らしい学年だと前評判が高い。 私も、この学年の頑張る姿に、日々感心させられている。 現受験生にとっても、新受験生にとっても”決戦は、日曜日”である。
2007年02月23日
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国立大学の二次試験の出願も終わり、いよいよ私立大学の入試が本番を迎えた。 今まで、受験生で一杯だった教室に空席が出来る。 空席の生徒が、大学で懸命に戦っているのである。 試験を終えると、必ず教室に戻ってきて、「出来なかった・・・」や「手ごたえあり!」 との、生徒の報告の声が響きわたる。 今日の試験の事は、終わった事だから、結果は考えず 次の試験の準備をしようと頭の中を切り替えさせる。 風邪気味の生徒には薬を飲ませ、緊張で落ち着かない生徒には、ギャグで笑わせる。 とにかく生徒の体調とモチベーションの管理を徹底する毎日である。 真剣に戦っている受験生達を、後輩の2年生達が一年後の自分と重ねて応援する。 卒業生達も、ぞくぞくと激励に訪れてくれる。 本当に、あたたかく素敵な伝統である。 激励してもらった受験生が、「来年は、必ず先輩達のようにカッコいい大学生で 激励に来ますよ!」と、力強く誓う。 そう、その意気込みで合格を勝ち取ってね♪ そして、来年必ず応援に来てね♪
2007年02月03日
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いよいよ、本日、センター試験本番を迎える。 試験に備えて早めに帰宅を促し、一人一人に応援グッズを手渡した。 不安で、帰りたくないと言う生徒に、「自分を信じて、落ち着いて頑張って来い!!!!!」と、 肩をたたいて送り出す。 毎年の事だけど、涙がこみ上げてくる。今日まで、本当に頑張ってきたものね。 私が、一番知っているから・・・・・ どうか、全力を出して、私の元に、笑顔で帰って来て下さい。君達を信じて待っていますよ☆
2007年01月20日
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いよいよ、2007年がスタートした。 穏やかに明けた新年も、受験生の君達は、必死に頑張っている。 これからが、正念場!!!!! 「 最後は、気力と体力だよ。 」 そう声を掛けて、一緒にゴールを目指す。 こんなに頑張った君達に、 桜よ・・・・・咲いて、、、、、満開に☆☆☆☆☆
2007年01月01日
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22日の冬至を超えた。 冬の寒さは、これからが本番だけど、今日から、日、一日と昼の時間が長くなる。そう、春は、すぐそこ・・・第一志望を突破して、満開の桜の下を、真新しいスーツを着て、颯爽と歩く君達。今日は、最後の模擬試験。クリスマスイブの日から冬期講習。受験生には、クリスマスもお正月も無い。でもね、今年頑張れば、来年は、きっと、大好きな恋人や、楽しい仲間と、とっても素敵なクリスマスが過ごせるから♪だから、もう少し、一緒に頑張ろう。ここまで、頑張ってこれたんだから大丈夫。もう、春は、すぐそこ・・・
2006年12月23日
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25日、私の生徒だったTが某有名国立大学の法科大学院を受験する。Tは、弁護士を目指しW大学を卒業後、必死に勉強してきた。1次試験は、見事にパスし、いよいよ、本番である。 Tは、とっても努力家だが、個性が強く、かなり、私を困らせた。大学受験の時は、毎日が戦いだった。結果、W大学の2学部に合格する事ができた。大学生になっても、よく、顔を見せにきてくれ、アルバイトで私を、サポートしてくれるほどに成長した。そして、大学三年生になった夏に、弁護士を目指す決意を聞かされた。 あれから、2年。いよいよ弁護士になる為の、扉を開くその時がきた。 きっと、大丈夫。君に憧れて、大学受験に向けて頑張っている後輩達も応援しているから。 君の成功を、心から、祈っているから☆ 落ち着いて頑張って来い!!!!!
2006年11月23日
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