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ミニバラたちがだいぶ葉を出し始めましたので、今年こそ黒点病の発生を抑えようと、バラ栽培をしている方のブログを参考にしてベストガード粒剤というのを昨日散布しました。 粒剤なので撒くのは簡単。これで1か月は予防効果があるというので、それに期待します。次に撒くのは4月になります。黒点病の発生は気温が高くなるのと雨が多い梅雨時ですが、今から予防しておけば、発生しなくなるはずです。 これまで病気の予防には葉に薬液をかけると思っていたのですが、ある時、黒点病菌は土の中にいて、雨で跳ね返って葉にあたりそこからバラに侵入すると聞きかじったので、土の表面に撒くのは効果的かなと思いました。 バラの栽培でいちばん困るのはうどん粉病と黒点病で、うどん粉病は抑える方法はわかったのですが、黒点病だけはどうにも抑えられず、それで葉が落ちて株が弱ります。この病気さえ発生しなければ元気に育てられると思いますので、今年はそちらに重点を置きました。そういえば植え替えもしませんでしたが、春の花はどうなるかなー。まあ、様子見です。(参考までに写真はないかなと探したのですが、ベストガード粒剤と検索すると殺虫剤しか出てきません。私が散布したのは赤い包装で殺虫と殺菌に効果があると書いてありました。出てくるのは包装の色も違います。どこか違うのかな?) 画像ありました。ベニカXベストガード粒剤でした。
2023.03.16
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いよいよ3月。バラの様子を見に行ったら芽が動き始めていました。今日は晴れで風もないので急いで黒点病対策としてイオウフロアブルを散布しました。 普通なら1月か2月中に石灰硫黄合材を散布するのでしょうが、あの温泉のような臭いを住宅街でまき散らすのははばかられます。それで、私はイオウフロアブルを使用することにしてかなり以前に購入ていました。1年1回、寒い時期にしか使用しないので、使用量が少なく何年ももってしまいます。 これまでは株本体に散布していたのですが、あるブログかなにかで、黒点病の菌は土の表面から雨で跳ね返って葉に罹患するとあったので、今回は土の表面にもまんべんなく散布してみました。 例年ならもうミニバラは植え替えが終わっているのですが、今年は風の強い日が多くて植え替えのタイミングを逸しました。まだやろうと思えばできるのですが、今年は消毒をしっかりして、黒点病の発生を抑えることに重点を置いて栽培してみたいと思っています。 土の表面に撒いて置くだけで病気の予防になるという、園芸農薬ベニカX粒剤も入手しましたので、それにも期待をしています。勝負は6月以降。その時期まで予防をしっかっりやろうと思います。
2023.03.01
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今日は小雨が少し降ったりやんだりしています。 ミニバラの様子を見に行ったら、黒点病が蔓延していました。新葉にも病徴が現れて、このままでは株が枯れてしまいかねません。 春からずーっと農薬は散布していなかったのですが、そのつけが出てきたようです。品種の保存を図るためには、このまま放置はできませんので、黒星病に効果があるサルバトーレMEを散布しました。 雨なので散布しても流れてしまうかもしれませんが、また晴れたときに再度散布して、蔓延を止めなようと思っています。バラの栽培はこうした病気との戦いなのですよね。 最近は公共のバラ園が増えいて、その成長の様子をごくたまに見に行くことがあるのですが、そこでは黒点病の発生も兆しも見えません。よく手入れされています。いったいどれだけの頻度で予防薬を散布しているのでしょうか。
2022.10.24
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今日は快晴で風もない日。でも気温が低くて見た目より寒かったです。 もうじき2月も終わるので、少しでもミニバラの植え替えを進めておこうと準備に入ったのですが、植え替えした残土の処理や、新しい土の準備などで時間を割かれ、結局2鉢しか植え替えられませんでした。 しかもそのうちの一鉢、ボルトウスカレフォーエバーの鉢が、見事に癌腫に罹患していて、癌腫のこぶがたくさん出来ていました。がっかりです。 どんな花かを参考に載せようと、過去の記事を検索していたら、前にも癌腫に罹患して、その時は諦めて廃棄し、数年後に新しい鉢を入手していたのでした。この鉢が新しかったとは・・。 ミニバラ栽培を始めて10年を過ぎ、いつまでこうした病気にかからず続けられるかと思っていたのですが、どうやら避けようがないみたいです。仕方がないので、このまま枯れるまで栽培を続けていこうと思っています。ボルトウスカレ2015.5.15 ボルトウス咲き始め2019.5.23 ボルトウス2018.5.6 ボルトウスは、満開に開ききってもオシベの様子が美しい数少ないミニバラ品種ですので、枯れるまでは置いておきます。 長いシュートが出来たときは、挿し木をして品種の温存を図ってみることもいいかもしれませんね。成功率は低いのですが・・・。前だったら接ぎ木して品種の温存を図っていたのですが、今は台木もありませんし、それだけの熱意もなくなりました。
2022.02.22
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今日は昨日と違って良い天気で風もなく暖かい日でした。昨日は午後から一日中台風並みの強い風が吹き荒れ、どうなることやらと部屋の中で心配していました。 どうやら無事に済んで、植物の手入れをしました。テレビでゼラニウムの挿し木を紹介していましたので、そうだ我が家もやっておいて世代交代させようと早速挿し木。こんなので根を出すかなあ? 多肉のハオルチアの2種も増えすぎて一部は盛り上がり枯れ始めていましたので、その部分を切り取って別の鉢に植え付けました。できれば増やしたくないのですが、捨てるのもかわいそうなので、根付いて見栄えするようになったらご自由にどうぞと出すつもりです。 棚のミニバラも調子が良いのですが、よく見ると黒星病が一部に発生していました。病斑が出ている葉を全部摘み取って、急いでサルバトーレで消毒をしました。せめて第一弾の花が咲くまでは、蔓延しないでほしいです。
2019.04.06
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朝のうち降っていた小雨もあがり、曇りで風もありませんでしたので、気になっていたイオウフロアブルを散布しました。 普通のバラ栽培の本では、冬には石灰硫黄合剤を散布するように書かれています。そのほうがいろいろな病気を予防できるようです。私も昔2回ほど使用しましたが、撒布すると撒布あとの匂いが強くて近所迷惑になりそうでしたので止めました。温泉場の硫黄泉のような匂いが当たり一面漂うのです。それも一日では終わりませんので、気になって仕方がありませんでした。 しばらく冬の消毒はやめていたのですが、それですとハダニの発生が少し早い気がしていました。そんなときイオウがあるとハダニが出ないという情報を見つけるとともに、イオウのフロアブル剤があることを知りました。取り寄せて臭いを確認した所、イオウなのに臭いがしませんでした。これなら使えそう。 それ以来、冬に1回だけ散布することにしたのです。イオウフロアブル剤は小瓶では売っていませんし、使用する量も500倍で使用しますので、ほとんど減りません。500cc入りのビンは20年以上使ってもまだ残りそうです。それでも単にイオウを細かく液状にしたのもですので、効果に変化はないでしょう。 これで今年も春のミニバラは支障なく咲かせることができると思っています。
2018.02.23
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今日でミニバラの植替えをほぼ終了しました。ミニバラの栽培本数を減らそうと思って何鉢か所分しました。ジョリー、ローマ、ポエトリーを減らしました。 このほかガンシュに罹患している鉢が合計3鉢ありましたので、これも接木で品種の保存を行わないで処分しました。 どんな花が咲く品種だったか記録しておく為に過去の写真から掲載しておきます。まず処分した品種3品種です。最初はジョリーパレスジョリーパレス 次はローマフォーエバーローマフォーエバー2017.5.7 次はポエトリーコルダナポエトリーコルダナ2014.5.22 次はガンシュに罹患した品種でマンダリナ マンダリナ2017.5.21 同じく罹患したモンテシステラフォーエバーモンテシステラ2017.5.7 同じく罹患カタルーニヤカタルーニヤ2014.5.28 どの花も魅力的は花でしたが、振り返るとどの品種も香りが弱かったかほとんどありませんでした。それと微妙に変化する色合いが好きな私としては、色合いが単調だったので簡単に諦めた気がします。良い点もあったのです。結構丈夫で黒点病などの病気には強かったのですがね。 何はともあれ、ミニバラの植替えはなんとか終わりました。あとは、大きな鉢バラの土替えが残っています。こちらは鉢から抜くことなく、表面の土だけ替えて終わりにしようと思っています。去年、鉢の表面に施していた遮光ネットをサボった為、雑草がかなり出て困りました。今回は鉢を減らすと共に、遮光ネットを欠かさずセットしようと思っています。 鉢バラの方はすでにミスターリンカーン、イブ№4を処分しました。ダマスク香の強いはずのパパメイアンはまだ残しています。昨年咲かせたのですが、思ったほど香りが強くありませんでした。今年の春咲かせてみて、思うほどでなければ、黒点病に弱いこともありますので、処分して栽培数を減らそうと思っています。
2018.01.14
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今日は曇り。昨日より寒いです。棚の様子を見に行ったら、ミニバラの新芽が光り始めていました。 体調はまだ戻っていませんが、イオウフロアブルを撒布することにしました。バラに硫黄分が残っていると、その間のハダニの発生が防げるのです。 イオウの農薬というと石灰硫黄合剤が有名ですが、これを撒布するとあたり一面温泉のような硫黄のにおいで充満してしまいます。これでは街中で撒布することが出来ませんので、かなり前からイオウフロアブルに替えています。 このイオウフロアブルはほとんど臭いがしませんので、安心して撒布できます。効果がどれほど残るのかはわかりませんが、春先の開花までは期待できるでしょう。 葉が展開する前に一度でも撒布できましたので一安心です。
2017.02.05
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我が家のミニバラが枝枯れ病?に罹患し、次々と枯れています。 枝から出ていた新芽が急に萎れてしまったので水切れでも起こしたかなと思ったのですが、そうではありませんでした。普通の水切れなら水をたっぷりやれば、夕方には回復するのですが、今回は回復せず萎れがどんどん進み、茎も枝元が褐黒変してきたのです。 最初はストックホルム一鉢の複数出ているシュートの半分の枝だけだったのですが、数日経つとその株全体に広がりました。この一鉢だけがおかしくなったのなら仕方ないと思っていたのですが、それから数日後、ほかの鉢も同じような新芽の萎れが見られるようになり、ある鉢は一気に萎れて全部が枯れてしまったのです。 鉢受け水皿の撤去が遅くて、過湿で疫病の菌が繁殖してしまったのでしょうか。それともこの冬にはミニバラの栽培数を減らそうと思っているのを感じとって、自ら引退を始めたのでしょうか。 いまのところ何の消毒もしないで、事態の推移を見守っています。このまま全滅してしまうのか、どこかでまん延が止まって、少しは残るのか。全く予測がつきません。 今日現在で枯れたミニバラの品種は6種類です。 ストックホルム、マグノリア、アテネ、エッコ、試験品種、愛安絞り 様子のおかしい鉢 パニル オックスフォード エルパソ セルビニア バラの栽培は黒点病や、うどん粉病など厄介な病気で悩まされ続けます。それに加えて今回の枝枯れ病が加わりこれ以上蔓延するようなら、ミニバラの栽培はきっぱりと止めようと思います。そのときはこのブログのタイトルも変えなければいけませんね。
2015.10.08
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今日も良い天気です。昨日の夕方、定期消毒をしておきました。うどん粉病が新葉に出ていますので、気になって仕方がありません。見つけ次第、摘み取っているのですが、効果のある農薬は無いかなと思っています。昨日は少し古くなっていますがポリオキシンを混ぜて撒布しました。これでおさまればいいのですが。マラガ2015.5.24 マラガ2015.5.23 香りが良く大輪に咲くマラガフォーエバーです。例年だとジャンジャン咲くのですが、今年は咲くのが少し遅めでそれほど大輪ではありません。それでも花径10cmですから、文句は言えません。香りももちろんしっかりと香っています。 これから気温が上ってきますので、写真を撮った後は、どんどん切り取って、部屋に飾ることにしました。そのほうがスリップスの影響を少しでも減らすことが出来ますし、花も外よりは長く楽しめます。
2015.05.26
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屋上栽培のバラに黒点病が大発生してしまいました。これまでにないくらい、ほとんどの葉に黒点病が出ています。先日、うどん粉病の治療薬を撒いたときは、黒点病の兆候は無かったのですが、それからわずか数日、これなら、あの時黒点病の治療薬も混ぜておけばよかったです。 先日はダニも発生していましたのでコロマイトや普通の殺虫薬も混ぜていましたので、あまり混ぜるのは好ましくないかなと、躊躇してしまったのです。それがこの結果を招いてしまいました。今年のミニバラはこれでは期待できません。 台風が去ったあとは、気温が下がって、過ごしやすくなるのですが、害虫や病気にとっても発生しやすくなるのですね。来年は早めに黒点病対策の農薬を散布するようにしたいと思います。ミニバラ栽培の気力が失われてしまいました。それでも放置するわけにはいきませんので、今日は色々な農薬を混合して散布しました。これでしばらく様子見です。 本物のミニバラがダメなら、気分を造花作りに切り替えて、せっせとつくりますか。
2014.10.21
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史上最大級とうたわれた台風も、上陸してからは急速に勢力が衰え、太平洋側を通ったこともあってか、東京は強風もほとんどありませんでした。台風は時速40~50キロで進むそうです。これを秒速に直すと11~14メートル。台風の暴風域がが風速25メートルだった場合、進行方向と風向が打ち消しあうと仮に暴風圏に入っても風速が14~11メートルになりますね。少し離れれば普通の強風程度と言うことになるのでしょう。こういう考え方でいいのですかね、昨日ほとんど強風が吹かなかったのは・・・。 台風一過で、真っ青な空からは強烈な日差しが降り注ぎました。棚に戻したバラは日中には新芽がうなだれていました。その時間は出かけていましたので、2時ころ帰宅してあわてて水やりをしました。棚に戻した鉢と水受け皿との組み合わせが違っていたのが原因のようです。2~3日、日中の様子を見てその組み合わせを元に戻さなければいけません。 強風と雨にたたかれて葉が傷ついたと思われますので、夕方消毒をしておきました。これまであまり消毒液を大量には使わなかったのですが、今回からハンドスプレーの容量一杯に作ってしっかり散布することにしました。それでも4リットルですが。消毒は葉にさっとかかる程度で良いと少量散布に努めていたのですが、病気予防にはそれではいけないようで、しっかりと葉が濡れて滴るくらいでなければいけないようです。ハンドスプレーの噴射口がこれまで一つだった物が故障して、新しく買い換えた機種はたまたま口が二つだったのですが、それを使うと液の使用量が全く違いました。この方がしっかりバラの葉に農薬がかかるようです。 夕方、消毒をしようと思ったとたん雨が降って葉が再び濡れてしまったのですが、すぐにやみましたので少し乾いたころを見計らって黒点病が発現する前にと急いで消毒したのです。ついでにハダニと尺取虫やコガネムシ対策の薬剤も混ぜました。しばらく雨は降らないでしょうから、この消毒で当分は効果が持続するだろうと期待しているところです。 消毒をしておくとコガネムシが転がっていたりしますので効果があるのでしょうね。それに玄関咲きの地植えにしてあるツルバラに接いだゴールデンセレブレーションの新芽が小さな尺取虫に齧られていたのです、それをつまんで退治して安心していたら夜にはなんとナメクジが取り付いて齧っていました。高い位置なのにここまで登ってきたのです。よほど美味しいのでしょうか。そんなことも原因で殺虫剤まで混ぜることになった次第です。これからいよいよ夏?あれっ、まだ梅雨は明けていないんでしたっけ?
2014.07.11
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雨が降る前にと朝方、サンヨールとトクチオンを散布しました。散布し終わったら雨がぱらつき始めてしまいました。少し止んだときもあったのでそれで乾いてくれていればいいのですが。 現在の我が家の棚の様子です。チャック付き袋がかぶせてあるのはもう少し蕾が膨らんだら切り花にします。6月初めの棚の状況 ちょっとでも黒点病の兆候が見られる葉は、見つけ次第摘み取っています。この葉ももちろん摘み取り。これだけ注意しているのに、毎日どこかで見かけるのです。でも前よりは少なくなってきた気もします。黒点が出たらすぐに摘む 花の終わったあとの枝の切り方ですが、3枚葉の上で切り取ってそのままにしておくとすぐに蕾が着いてしまうのですね。いつもは5枚葉の上で切り取っているのですが、たまにこういうところが出てしまいます。棚を見渡して、3枚葉が残っていないか改めて点検し、カットしなおしました。3枚葉で摘むとすぐに蕾が いよいよ梅雨に入るのでしょうか。今春のミニバラの栽培で反省点が一つあります。最近のミニバラは花持ちがとてもよくなったので、いい気になって長い間咲かせ続けていたのですが、それが株に負担を与えたようです。永く花をつけていた株ほど、次の芽がなかなか動かないのです。残った葉もなんとなく元気がありません。いくら花が長持ちするといっても、株に付けておかず早めに切り取って、あとは花瓶で楽しんだほうが、株のためには良さそうだなと反省しているところです。勢いが弱った株はしばらく花を咲かせないで元気回復に専念させるようにします。
2014.06.05
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例年の春に悩まされるうどん粉病が今年は比較的早期に終息させることができました。その証拠の画像が次です。このミニバラは我が家の実生で、赤い花が咲くのですがうどん粉病に弱く、どんなに消毒してもすべての葉にうどん粉病が発生してしまうのです。しつこいうどん粉病2014.5.18 それで取り寄せたのが展着剤の「まくぴか」。この対策はバラの栽培家のホームページに記載されていました。この記載を参考に早速まくぴかを取り寄せたのです。ついでにトリフミン乳剤も。別途送料もかかりましたがこれで永い間悩ませられていたうどん粉病と決着が付けられると思えば支払えない金額ではありません。 参照 村田バラ園うどん粉病の防除新しい葉にはうどん粉が出ていない 散布した4日後の22日にはもううどん粉病は止まり、新しい葉がしっかりと展開していました。うどん粉病の対策にはバイレトンとかトリフミンが良いとは聞いていたのでかなり前に取り寄せてはいたのですが、それを撒くと体調が悪くなるのでこれまでは使用していませんでした。家内がステンドグラスの半田付けの際に使うつもりで購入した防毒マスクが届いたのを期に、トリフミンを新たに取り寄せた展着剤のまくぴかと混ぜて散布したのです。その結果が見事にうどん粉病が止まったのです。新葉さえ伸びればミニバラは順調に生育します。(追伸 この農薬でうどん粉病は止まると言う事がわかりましたので、このあと罹患した枝を切り払い、新鮮な新芽だけが伸びるようにしました。罹患した葉をそのまま付けておいても変形した葉は治りませんし、ことによるとそこで生き残ってこの薬に耐性を持った菌が再び増殖を始め、蔓延しないとも限りませんから。うどん粉病の初期の対策は病葉の切り取りが第一です。私がミニバラの栽培を始めたときに、うどん粉病で悩んでいたときにどなたかが書き込んで教えてくださったことでした。) うどん粉病に悩まされていらっしゃるバラ栽培の方にはこの展着剤をお勧めします。とても気分が楽になりますよ。まくぴかは新芽にも薬剤を付着させます。いろんな展着剤を試しましたが、バラの新芽はすべての農薬をはじいてしまいどんな農薬も効果が無かったです。と言っても、これで一切出ないかと言うと。この薬剤を撒いた後、あまり薬剤がかかっていなかった新葉に極まれに発生することがあります。その場合は葉ごと摘み取ってしまえばその方が楽です。おそらく今後は我が家のうどん粉病はこの方法で押さえ込むことができると思っています。もっともこれからは黒点病対策の時期ですね。それにはサルバトーレMEが不可欠です。少量でも値段が高いのですよね。普通は20ミリリットル入りしかありません。私は100ミリリットル入りが見つかったのでそれを買いました。それについてはまた別の機会に・・。 今日は真夏のような日差しです。でもまだ6月前、これから湿気の多い季節がやってきます。雨が降り始めるとなかなか庭仕事が出来ませんので、今日は晴れているうちに出来ることをやっておきました。まずはバラが咲いたお礼肥え。2番花を咲かせるためにもしっかりと追い肥を与えておきました。いままでは遅効性の化成肥料はあまり使わなかったのですが、鉢の表面に黒いシートをかけたので、その下に施せば目立たないのでたっぷり与えました。合計で2.5Kgほどです。やりすぎかなと思いましたがバラは肥料を思いのほか吸収するのですよね。まくぴか 100ml展着剤トリフミン乳剤 100ml 殺菌剤 治療剤
2014.05.30
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今日はあまり風がありませんでしたので、かねてから気になっていたうどん粉病と黒点病対策の農薬を散布しました。 本来なら日中を避けるべきなのでしょうが、夕方になると風が強くなることが多いので、日が当たっていましたが強行しました。数年前までは病気の予防に良いといわれるダコニールを散布していたのですが、その薬を撒いた後、日に当たると必ず葉に薬害が出て、葉にボツボツと茶色い斑点が出るので、何年か使用したあとはもう使わないことにしています。 今回使用したのは、うどん粉病用にポリオキシン、黒点病用にサルバトーレME、それにオレートを使用しました。これで薬害が出なければいいのですが。 うどん粉病は最近入手した品種を中心に3種(インフィニティ、マースランド、?)ほどに発生。同じ管理をしているのですが、棚に馴れていないからなのでしょうか。栽培を続けて病気に罹りやすい傾向があれば、処分してしまうしかないかもしれません。 黒点病は、春先に展開した小さな葉に病兆が出ています。現在展開中の葉にはまったく出ていないのですが、いつ蔓延するか判りませんので、病葉を摘み取って薬剤散布をしておきました。サルバトーレは予防と治療の両方の役目をするといわれていますので、期待しています。 先日行った植物園で普段あまり見られない花の写真を撮ることが出来ましたので、ご紹介しておきます。 最初はマルメロ、確か実がなるのですよね。マルメロの花 次はカラタチ。カラタチの花が咲いたよーという歌でカラタチの木は良く知っているのですが、花が咲いているときに見かけたことがありませんでした。歌では白い白い花だよーと言っていますが、純白で目立つという存在ではありませんでした。カラタチの花 次はウラシマソウ。長く伸びた花柱を浦島太郎の釣竿に見立てて、この名が付いたそうです。珍しいので鉢植えにされて売られていることがありますね。でもこれを植えるなら私はきっと同じ仲間のユキモチソウを植えるでしょう。ウラシマソウ 園内にはニリンソウがたくさん咲いていましたが、私はその中で黄色く目立って咲いていたヤマブキソウに目が行きました。いつもこの花の咲いている時期を逸しているので珍しいと思ったからです。確かにヤマブキの花に似ていました。ヤマブキソウ ヤマブキソウ群落
2014.04.17
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ここ2日ほど暖かくなりホッと一息つけますね。 かねて気になっていたミニバラの冬季消毒をやっと今日行いました。ちょっと嫌なことがありましてやる気を失っていたのですが、いつまでも尾をひいているわけにも行かず、気を取り直して進むことにしました。 ミニバラの冬季消毒はイオウフロアブル、普通は石灰硫黄合剤を使うのでしょうが、あの臭いが気になりますので、同じ効果があるだろうとイオウフロアブルを使いました。こちらはそれほど臭いが気になりません。 イオウ剤を散布しておくと、病気の予防のほか、ハダニを寄せ付けない効果があるそうです。定期的に散布すれば効果は高いのでしょうが、とりあえず散布できるときにしておきました。 人形作りも時間がかかっています。2体同時に行っているのですが、どちらも違うドレスを着せて、考えながら進めています。1体は人形作りの本に載っている通りに作ってみようと進めているのですが、その手の混んでいること。作り始めてみて改めてその大変さに気がついているところです。 なにせ着けた粘土がある程度乾かないと次に進めませんので日数がかかります。本ではいとも簡単に進めている感じなのですが・・・。 途中経過の写真を載せるともう少しわかるかもしれませんね。クレイ人形ドレスのドレープ途中まで 先日ご紹介した裾をつけた人形のほうに、さらにドレープをつけてきたものです。裾をつけたら華やかになりました このあと、ドレープの継目にリボンを着けます。ドレープをつけるだけでも3日に分けて乾かしながら行っています。慣れればもっと簡単なのかもしれませんが、粘土を横に寝かしながらつけたほうが作業が楽なものですから・・。乾かさないと下になる部分の粘土が乾かないとつぶれてしまうのです。 全体の造形が出来上がったら、接ぎは色付けするのですが何色にするか今から困っています。本に掲載されている人形は深紅の色合いで色付けをしているのですが、家族は淡い色の方が良いというのです。水色とか紫とか・・・。まあそうやって話題にしてくれるだけ期待されていると考えてよいのでしょう。 近所に住んでいる長女がインフルエンザに罹患し、伝染しないように孫娘を預かっているのですが、今日とうとう熱を出してしまいました。医者に連れて行ったのですが、インフルエンザの検査をしてまだ陽性反応が出ないと普通の風邪薬を処方されて帰ってきました。これからどうなりますことやら。
2014.02.26
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奇跡のリンゴに影響を受けて、月曜早朝に、米酢を農薬の代わりに散布しました。屋上で誰も見ていませんので、パジャマ姿での散布です。 農薬と違って薬害は出ないとたかをくくっていたのがそもそもの間違いでした。 散布し終わった後、20分位して、右足と右腕、右の首筋がとてもかゆくなったのです。きっと散布した米酢の噴霧が右側から身体にかかったのでしょう。いそいで風呂場に行って石鹸を使って洗い流し、風呂に浸かって流し、着替えたらかゆみはおさまりました。 米酢がそんなに強かったのかなとラベルで濃度を確認したら4.5%と普通の濃度です。これを2リトルの水に4ミリリットル入れたので、倍率は500倍。木村さんが使う醸造酢は15%でそれを200倍から800倍にして散布するとしていますので、それほど濃かったわけではありません。(でも今、本を見てその散布している写真を見ますと、雨合羽と手袋で完全防備していました。) これで終われば問題なかったのですが、今朝、痒さで目が覚めてしまったのです。今度は両足と右手がかゆいのです、首筋も少し。急いで風呂場に行きまた洗いました。 どうやらその原因は昨日のパジャマをそのまま着て寝たからのようです。洗ったばかりのパジャマですし、酢は体にいいし、半日もおいておけば成分は飛んでしまうだろうと勝手に思ったのがいけませんでした。 身体を洗って、かゆみ止めローションを塗り今のところかなりおさまっては来ています。パジャマはすぐに洗濯しました。 昨日の夕食に、娘に太巻き寿司を買ってきてもらったのですが、その酢の匂いがいつもよりとても強く感じました。家族に聞いたら普段と同じだと言うので、きっと私の酢に対する感受性が強くなっていたのだと思います。 身体に良いと言う酢も、散布するとこんな事が起こるのだなと、ビックリしています。これで先行き酢への過敏症が高まってしまうのか、経過を見ないと判りませんが、無農薬栽培にも注意すべき事があると判りました。 昔、木酢液を使った時はこんなことは無かったのですが。米酢が問題なのでしょうか。醸造酢だったら良かったのでしょうか。しばらくは様子見です。
2013.07.09
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曇ったり晴れ間が出たり、突然雨がぱらついたり、湿気と気温上昇の黒点病発生の好条件です。 病気予防には随分気を付けていたつもりですが、今年もまた発生してしまいました。 今日は午前中から風もない曇りですので、ジマンダイセンを散布しました。前回葉を落としてしまうまでにイオウフロアブルを撒いたのは6月5日でした。ついこの前と思っていたのですが、もう20日も経ってしまっていたのですね。 他のバラ栽培をされている方のブログを拝見すると、葉が生き生きとしています。もちろん病気なんか見えません。あれくらいに育てなければいけないですね。毎週、病気予防をしようと心がけていたつもりなのですが、強風が吹いたり雨が降ったり、出かけたりと繰り返しているうちに間があいて、病気が発生してしまったのです。 これからは、もう少し頻繁に散布して生き生きした葉作りにチャレンジしたいと思います。
2013.06.25
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25日に散布したサルバトーレの効果でしょう。うどん粉病と黒点病の拡大が止まりました。 うどん粉病の蔓延に困り果て、こういうときのためにと保存しておいた、とっておきのミラネシンを2回使ったのですが、おさまらなかったのです。 銀猫さんのブログにうどん粉病にはサルバトーレが効くと書いてありましたので、早速購入して25日の朝に散布したものです。 黒点病も発生し始め、下葉にどんどん広がっていたのですが、これも止まって、拡大が防げているようです。罹患した葉の症状は治りませんので、どんどん摘んで、新しい葉だけにしています。 サルバトーレを近所のホームセンターや園芸店で探したのですが、ありませんでした。仕方なくネットで検索したのですが、少量で高いですね。メール便対応サルバトーレME 20ml バラの黒星病 うどんこ病に/ メール便対応 【あす楽対応_関東】 たった20ミリリットルでこの値段。これでは何回散布できるのでしょうか。送料も含めると考えてしまいます。 もっと多い容器入りもあるのですがこちらは500ミリリットル。これでは3000倍に使ったら我が家の栽培規模では10年以上使いきれないでしょう。 農薬 殺虫剤 サルバトーレME 500ml ネットで検索して、100ミリリットル入りのサルバトーレを見つけました。1180円。それに送料が700円かかりますがそれでも20ミリリットル入りを買うより安いです。使用期限も2015年10月までと十分ありました。農家の店おてんとさんというお店です。 バラの栽培でうどん粉病や黒点病にお困りの方には、お勧めの農薬です。 風がおさまったらもう一回、散布してしっかり病気を治めるつもりです。そうすればあとは通常の予防薬のローテーションに戻せますから。
2013.04.30
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昨日は無風でしたので、久しぶりに消毒しました。 使用薬品はフルピカフロアブル、サプロール、それにトクチオン。黒点病は古い葉に出ていますが、新しく出てきている葉には今のところ出ていません。先日散布したジマンダイセンとサプロールの効果が出ているのかもしれません。 気温が低くなったので新芽が元気良く伸び始めています。この枝を11月まで元気良く育てるために今朝また水肥を追い肥しました。 まだまだ良い花は咲いていません。先日アップしたアテナが満開になり、その花の中にゴミが付いていたので取ろうと思ったら、ツルツルしていてもぐりこんでしまいます。どうやらコガネムシかカナブンの仲間のようでした。 夕方になり雨が降り始めました。暫くは天気が悪いようです。この間にどのように育つのでしょうか。 写真は撮っていませんが、自分で蒔いたミニバラの花が大輪で形良く咲きました。ブランコとヘルメスの交配実生なので、香りを期待したのですが、残念ながら香りは無いようです。でも姿は高芯剣弁咲きに見えるので将来がとても楽しみです。
2012.10.17
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今日もひたすら暑いですね。午前中は用事で出かけたのですが、午後に家に帰ってからはもう冷房を効かせて部屋にこもりっぱなしです。先日取り替えた古いエアコンではこんな暑い日には機械がダウンして止まってしまっていたのですが、室外機の置き場所を替えたせいもあるのでしょうが、良く働いています。さすが新品です。 仕事をしていれば、職場で涼しかったのですが、退職してからは家にいることが多くなり、余計に空調の性能が気になるようになりました。最近のエアコンは効率がアップしているのでしょうね。冷房効果は高いのに電気代は大分少なくて済みそうです。 昨日の夕方は風が穏やかでしたので、久しぶりにミニバラの病気予防に農薬を散布しました。黒点病対策として初めてオーソサイドを選びました。 これまでの栽培では無農薬を目指して、発病が少なくなる夏場には納豆菌やイースト菌の混合液を散布していました。しかし、秋になると黒点病が大発生していたのです。夏場は菌の活動が静かになっていただけで居なくならないのですね。かといって夏場に散布しても薬害の出ない農薬が見つかりませんでした。 黒点病予防に教科書には必ず出てくるダコニールはどんなに薄くして撒いても、薬害が出て、葉をまだらに黄色く汚ごして落葉させていました。今年は春先からこれまで病気予防にジマンダイセンを使って薬害を出さないで済みました。少しづつ黒点病も発生はしていますが、それほどひどい広がりを見せていません。 秋の黒点病の大被害を避けるため、夏場でも薬害が少ないというオーソサイドを試してみたものです。これでこの強烈な日光と暑さの中で薬害が出なければ、8月中にあと1~2回散布して、秋の黒点病の発生が抑えられるか、様子を見たいと思っています。 それにしても暑いですね。夕方になるまで買い物に出かけることもままならないです。オーソサイド水和剤80 50g 園芸 農薬農薬 殺虫剤 オーソサイド水和剤80 500g
2012.08.01
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今日は明るい曇り。とても蒸し暑いです。昨日の夜から寝苦しく体温管理が出来ません。やはり歳ですかね。今は扇風機に当たり通しでなんとか保っています。 スリップスの影響を少しでも減らせないかと、イオウフロアブルを試験的に散布してみました。イオウのあるところにはハダニは寄りつかないと言うので、スリップスにも効果があるのではないかと思ったからです。 その前にこの暑い時期にイオウフロアブルを撒くと、薬害が出る可能性もありますから、葉と花に試験的に散布してみたのです。昨日午前中に散布して、日中のあの熱い直射日光を受けたあと、今日の様子を見ても薬害は出ていないようです。しかしスリップスが減っているかどうかは定かではありませんでした。 取り合えずこれなら使えるかなと、昨日ハンドスプレーに調合して残した薬液を嗅いだところ、強い薬品臭を感じました。これでは臭いがきつくて散布出来ません。昨日はそれほど感じなかったのに、一日たつと何かが変わるのでしょうか。イオウフロアブル自体はこれで数日後にも葉に変化がなければ今の時期でも病気予防として散布出来そうです。 今日咲いているミニバラをまた順不同でご紹介します。ベラベラ ベラオプティマです。袋を掛けておいたらピンクが乗らなかったのですが、一日たって弁端にピンクが出てきました。ハニームーン ハニームーン ハニームーンはゆっくりゆっくり開きます。デュエットコルダナ ホーカスポーカス ダニエラ ダニエラ ストックホルム ステラ カイヤエビアン アンティーケコルダナ新スパイシー ここまでの花は順調だったのですが、マラガの花弁が今朝は傷んでいました。昨日の夕方までは無事だったのですがね。スリップスの影響でしょうか。それともイオウフロアブルの影響でしょうか。分かりません。傷んだマラガ4
2012.07.05
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我が家のバラには殺菌剤は散布しますが、殺虫剤は殆ど散布しません。殺虫剤としてはオルトランを鉢に撒いて根から吸収させていることが殆どです。 そのせいでしょうか、いろいろな虫が飛んできます。最近良く見かけるのは黄色いテントウムシ。 何をしに来ているのでしょうか。オルトランの効果で、バラにアブラムシはいません。黄色いテントウムシはとても特徴があるので、調べるとキイロテントウというそうです。黄色いテントウムシキイロテントウ このキイロテントウはうどん粉病菌を食べるのだそうです。そういえば我が家ではなかなかうどん粉病がしっかりと治まりません。それで食べに来てくれているのでしょうか。それにしてはうどん粉病が発生する新葉付近にはいないで古葉の一度罹患して治ったところをうろうろしています。まだうどん粉病菌がいるのでしょうか。 今年は黒点病予防ということで、ジマンダイセンを連続して散布していますが、この薬はうどん粉病には効果が無いそうです。それで調べたところ、銅剤であるサンヨールはうどん粉病の予防に効果があるとか。昨年まではサンヨールを多用していたのですが、あまりしっかり効きませんでした。どうやら散布の間隔があきすぎていたようです。 サンヨールは5日から7日の間隔で散布とか。それで昨日1000倍で散布しました。普通は500倍ということですが、それでは夏場は薬害が出たというブログの記載がありましたので、薄めにしてその代わりたっぷりと散布しました。今日は雨というので昨日散布したのですが、まだ雨は降っていません。急ぐことは無かったですかね。
2012.06.28
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天気予報では明日から1週間は雨模様だそうです。幸い今日は曇りでしたので、黒点病予防のため先週に引き続きジマンダイセン1000倍で散布しました。展着剤はワックス系のペタンVを500倍、それにトクチオン1000倍にしました。探したらラリーもありましたので3000倍程度。展着剤のアプローチB1も買ってありましたので、ほんの少し混ぜました。 たっぷり濡れるように散布したのですが、新葉が濡れているかどうかはやはり疑問です。とりあえずかけ残しが無いように満遍なく散布。これで黒点病が発生せず、薬害が出なければいいのですが。ダコニールにはいつも薬害で悩まされました。それが展着剤のせいかどうかこれではっきりわかると思います。 今年は春先の気温不順で、いくつかのバラが蕾はたくさん出来たのですが、しっかり開かないことが多かったです。特にスイートムーンはすべてのつぼみが開かず、葉が全部落ちてしまいました。 いつまで経っても花が開かないので、すべて切花にしてバケツに漬けておいたら開いてきたのです。株に水を吸い上げる力が足りなかったのですね。葉が全部落ちたときは枯れてしまうのかなと思ったのですが、いまやっと弱弱しく新しい芽が出てきました。今度花を着けたら、全部は咲かせないようにします。スイートムーン スイートムーン 同じように蕾が開かなかったミニバラのオックスフォードです。こちらは切花にして、バケツに漬けておいても結局開きませんでした。どこが違うのでしょうね。オックスフォード 明日から雨とのこと、開き始めているバラは切花にして部屋に飾りました。2番花も混じり結構色とりどりです。バラの花は切花でもじっくり楽しめるのでいいですね。ついつい手をかけてしまいます。不思議なものです。
2012.06.15
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今日は朝から雨。降り続きそうです。昨日、夕方風が少しありましたが、届いたばかりのジマンダイセンとトクチオンを散布しておきました。降り続く雨の前に、散布できて良かったです。 昨日、家の近所を自転車で回って、よその家のバラの状況を見てきたのですが、どの家も黒点病がひどい状態でした。この被害状況からすると、我が家のバラは数枚に出ている程度で殆ど無いというに等しいと感じました。 かなり前にイオウフロアブル、そして6月6日の雨上がりにフルピカフロアブルを散布していますのでその効果が出ているのかもしれません。今年は黒点病ゼロを目指してがんばりたいと思います。先日mwk子さんのブログで神代植物公園でミニバラの路地植えでも立派に育っている写真を拝見しましたので、露天でもなんとか出来るはずと思い直しています。 今日は雨で写真を撮れないと思っていましたが、エレンがきれいに咲いていましたので、ついカメラを向けてしまいました。ところが・・・。エレンとスリップス スリップスだらけです。普段は花に着いていてもこんなに花弁の表面に出て来ないのですが、雨だからでしょうか、随分出てきています。早速、ゴキジェットで遠くから一吹き。かかったスリップスはすぐに動かなくなりましたが、奥から又出てきました。かおりを確認しようと思ったら、ゴキジェットの臭いで確認できませんでした。 退治できたスリップスを水で洗い流した後です。エレン 退治後 スリップスがいない状態ならこんなにきれいなのですが・・・。この写真を撮った後も奥からちょろちょろ出てきます。退治しきれないのですね。そこで思い出しました。甘い誘惑作戦です。ハンドスプレーにブドウ糖とりんごジュースを1%程度の濃さにし、そこにモスピランを入れて散布するのです。 数年前、農業雑誌で効果があると紹介された手法です。そのとき早速試したのですが、乾くと葉が混ぜた糖分でテカテカに光って見苦しくなり、止めた手法です。あれは乾いたからいけないので、こういう雨の日に開花している花に絞ってかけたら効果があるかもしれない。そう思って試してみました。どうせだめもとですから。 エレンの花の写真を、まだスリップスが活動していないときに撮ったものがありましたので掲載しておきます。やはりきれいですね。エレン
2012.06.09
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ご近所に大輪のミニバラが咲いていました。随分立派なミニバラだなとよく見たら我が家から差し上げたマグノリアコルダナでした。自分の家では立派に咲かないのに、よそのお宅にだすと立派に育つと言う事がこれまで何回かありましたが、このマグノリアもそんな思いでした。マグノリア マグノリア マグノリアの蕾 マグノリアの葉 早くから咲き始め、ころころの蕾で期待していたのですが、開花時期の強風や雨、スリップスの襲来で、ここから先は花弁が傷んで写真を撮れるような状態ではありませんでした。 花径7cmくらいに咲き、存在感がありますが、花弁数が多いだけにしっかり開くのには今年の春先の気候は痛手でした。ご近所のマグノリアもおそらく近寄って見ると花弁が傷んでいsると思うのですが、遠目には立派に咲いて羨ましくも見えてしまいます。不思議なものです。 次は大輪に咲くと言うコモフォーエバーです。コモ コモ コモは平咲き コモの葉 確かに大輪ではありますが平咲きなんですよね。しかも香りがない。もっともっと大輪に咲かせるには、どうすればいいのでしょうかね。この花は普通のサイズに咲いたらまったく魅力がない花ですから。 鉢バラを見まわっていたら、ラブの土の表面に変な固まりが見えました。まさかと思ったら根頭ガンシュ病の大きな固まり。手で揺さぶってみたらポロっと取れました。直径6cmくらいあります。ラブ ラブの花はあちこちのバラ園を見て、病気にもかからず丈夫に育っているので選んだ品種なのですが、まさかガンシュ病に罹患するとは。きっと昨年購入していた時から罹患していたのでしょうね。株はいたって元気なので、この冬まで保たせて、接ぎ木して世代の交代を行おうと思います。ポロっと取れたところは根が出ていましたので、木酢液を薄めてたっぷり潅水しておきました。 今日は朝から良い天気。屋上の防水手直しも終了しました。あとは乾燥を待つのみ。たった今注文していた農薬が届きました。ジマンダイセンフロアブルとトクチオン乳剤です。 ジマンダイセン水和剤とは成分濃度が違うようですが、私は液体になっているフロアブル剤の方が調合する時、粉末を吸い込まないで済むのでこちらを選びました。今晩、日が落ちたら早速混合して散布してみようと思います。かぶれる恐れもあると書いてありますので、散布したらすぐに風呂ですね。 それとご近所の椿の木に毛虫が大発生していました。おそらくドクガでしょう。かなり大きくなっています。家内も一緒になんとかしてと言うので、脚立に乗ってゴキジェットを直接噴霧しました。普通のハエ取りスプレー剤はほとんど効きませんが、ゴキジェットなら面白いように落ちます。あのスリップスでさえ死にますので今のところの効果は一番のようです。
2012.06.08
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普通の大きなバラには全くと言っていいほど発病しないのですが、ミニバラ栽培をしていると必ず出てくるのが花首につくうどん粉病です。 このうどん粉病を放置していると花首は曲がり、しっかりと咲きません。そこで我が家では毎年次のような処置をしています。蕾の首のうどん粉病 オレート液剤を20~30倍(通常使用濃度は100倍)ほどに薄めた液に、カリグリーンを適当に混ぜて、小さなジャムの空き瓶に常備して置き、それを指で患部に撫でつけます。どちらもうどん病対策の農薬で、アルカリ性ですので混ぜても問題は無いようです。小さなジャムの空き瓶に薬を常備 うどん粉病に罹患した所は白くなっていますが、液を撫でつけると即座に赤茶色~赤紫色に変色します。罹患した部分が変色するだけで正常な部分は変色することは無く、塗った後はうどん粉病が再発することはほとんどありません。写真は半分だけ液を塗り付けたところです。左半分が変色していますね。蕾の首に薬を半分付けたところ 毎日見まわって、花首にうどん粉病が発生しているのを見つけ次第、この液を指に付けて塗りつけています。農薬は調合したらすぐに使い切るようにと書いてありますが、このオレートは糊のようなものなので、1カ月以上保存が効いてます。毎日使うのでこの方法が便利です。 指に付けた感触は、濃いせっけん液の感じで、アルカリ性が濃いのでしょう、ヌルヌルしています。私は一通り見まわって塗りつけた後はすぐに水道水で洗い落としています。それで手が荒れる事は今のところありません。肌が弱い方は筆で塗る方がいいでしょうね。 この方法は数年前にご紹介していますが、花首対策には抜群の効果を持っていますので、ミニバラ栽培でお悩みの方は試してみてください。葉にうどん粉が出たてのころにも塗りつけていますが、多少の効果はあるようですが、変形した葉の形は戻りませんので、罹患の様子を見て切り取ってしまう事が多いです。
2012.05.22
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天気予報で大雨注意でしたので、今日のバスツアーはキャンセルしました。孫娘連れのつもりですので無理して行って雨に閉じ込められるのはつらいです。それにバス事故や車の事故が相次いでいますので、こんな天気の時に高速道路を走るのは怖いです。 ミニバラ栽培の履歴表の続きを作成しながら、今日の天気を見て気が付きました。 黒点病の発生を今から予防しなければいけないと。 黒点病は雨で葉が長時間濡れていると病菌が発芽して広がります。日にちを決めて定期的に消毒するより雨上がりで、たとえ葉がまだ濡れている時でも、予防薬を葉の表面に散布して発芽を抑える事が効果的だったと思っています。 これから本格的開花時期を迎えるのですが、それと同時に黒点病の時期を迎えます。まだ花が咲いていないこの時期にしっかり予防消毒して、6月の黒点病発生を抑えようと思います。 これまでの失敗からダコニールだけは使わないようにします。さて何を使うかな。(追伸 今日はアミスターフロアブル アドマイヤーフロアブルを使用しました。今年初めての農薬散布です。これまで無農薬栽培を目指して、病気が発生しないとアグリチンキやイースト菌・納豆菌エキスを散布し、手に負えなくなると農薬を散布していました。今年は減農薬でどれだけできるか効果的な使い方を模索していくつもりです。) うどん粉病も病葉を切り取ってから、新たな発生もなく治まったようです。 バラたちの蕾がぐんぐん大きくなっています。 特に普通の鉢バラの蕾の数がすごいです。去年春に新苗を購入して今年初めて咲かせる品種が多いのでどんな花が咲くのかとても楽しみです。 品種はポールセザンヌ、薫乃、カザンリク、スイートムーン。スイートムーンと薫乃は一度咲かせていますが、それ以外は今年初めてです。 カザンリクはダマスク香の代表と言えるほど香りが強いということですので、どんな香りなのかわくわくします。実は薫乃は香りが良いと言う事で購入したのですが、香りが強い事は強いのですが、あまり好きな香りでは無かったのです。カザンリクは果たしでどうかなのかなあ、心配です。
2012.05.03
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今日明日は大雨だそうです。明日の朝から、花を見るバスツアーに参加するのですが、一日中雨かな。そうしたらどのように時間を過ごすのか困ります。丈夫な傘を持つとともに、寒く無いように準備しなければいけませんね。 今日から、過去の自分のブログを時系列で見直して、バラの病害虫の発生と薬剤散布の履歴表を作成し始めました。 どんな病害虫がいつごろ発生して、それにどのような対応をしたのか。毎年、同じようなことをしていて、対策が後手に回っているのではないか。 発生時期は大体判るはずですが、それにどんな農薬を使用したか、その効き目や薬害はどうだったか、覚えているようで忘れてしまっているものです。 履歴表を作成しながら、早くもそうだったかと思い出すことも出ています。しっかり覚えているのは、スリップス対策に農薬は効果が無く、ポリ袋かけが有効ということくらいです。こんな時期に芋虫がでていたなど、忘れているのです。 毎年悩まされている黒点病もうどん粉病も未だ効果的方法を見つけていません。ハダニ対策は今年はしっかり出来るのではないかと思います。アブラムシはオルトランDXで完全に対応できていますので、これから工夫するのは散布方法の改善だけです。 履歴表が出来たらミニバラ栽培にどのように役立って何が変わるか、自分でも楽しみというか、もう少し楽にミニバラ栽培できないかと思うのです。
2012.05.02
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今日は一日曇り。暖かかったです。ミニバラの元気な生育にはもっと日照が欲しいのですが。 今年のうどん粉病はしつこい気がします。例年ならオレートと薬剤の混用で落ち着いていたのですが、塗っても塗っても再発してきます。棚全体にはサンヨールや金の黒汁を散布して予防したのですが発生は抑えられませんでした。3日ほど前からうどん粉病に本格的に対応するつもりでカリグリーンを散布し、発病したところにはこれまでのやり方を替えて、硫黄フロアブルと粘着くんの混用を試してみました。 それでも再発してくるようです。それとも治っているのか良くわかりません。それで今年はうどん粉病に罹患して変形した葉は、全部切り取って、新しい無病の葉を出させる事にしました。うどん粉病にかかった葉は1 切り捨てる1 うどん粉病にかかった葉は2 切り捨てる2 変形した葉や怪しい葉を取り去れば、うどん粉病がまだ再発しているのかどうかわかります。そのためにもこれから出る葉に病気が出ないようにしっかり薬剤散布をします。 それでも問題がありました。全部病気の葉を切り取ったと思って、鉢の向きを変えたら、そこにまた新たに見つかりました。随分入念に見ているつもりでも、鉢の向きを変えないとわからないものです。鉢の向きを変えたら見つかったうどん粉病 今日は久し振りに園芸店回りをしてきました。今年の我が家のミニバラは蕾が少ない感じなので、園芸店で咲いていたミニバラを見つけた時はつい買ってしまいました。もう少し待てば咲くはずとは思いつつ、今咲いている花の誘惑には敵わないです。まあ、今日はなにか買うぞと買う気満々だったのですけれどね。
2012.04.30
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今朝は、粉雪が少しですが舞っていました。最初はホコリが舞っているのかなと思うくらいわずかで、雪の結晶の形もしていませんでした。それだけ冷えていたのでしょうね。 今日の天気予報は冬型の気圧配置に戻り、関東は晴れると言う予報でした。太陽が当ってくれれば嬉しいなと思っていました。午前中、用事があって家内の運転で車で出かけ、用事が終わってから現地で昼食をとり、2時ころには帰宅しました。 車で移動しているときは行く先のはるかかなたに青空が少し見えていました。しかし帰宅するころには曇ってしまい、日が射す光景には出会いませんでした。東京には少しでも日が射したのでしょうか。 今日は一日風が無いようですので、昨日計画していた硫黄系の農薬を散布しました。硫黄系のバラの農薬と言えば石灰硫黄合剤が有名ですね。私もはるか以前使った事があるのですが、あるを散布するとその臭いが身体や衣服について、風呂に入ってもしばらく臭いました。まあ風呂に入っているときは温泉気分でいいのですが、基本的には好きではありません。 そこで今日使用したのはイオウフロアブルという、硫黄の微粉末を水に混ぜやすくしたものです。イオウフロアブル ある研究では ダニの仲間は世界中いたるところに居て、南極でもダニの仲間はいるそうです。それほど強靭な生活力を持つダニが唯一居ないところがあるそうです。それは火山、正確には硫黄ガスを噴出している火山の周辺だそうです。ダニは硫黄が苦手なのですね。 それを応用して硫黄を超微粉末にしたものがあります。しかし微粉末そのものをそのまま素人の我々に散布することはできません。散布しやすいように液体に混ぜ込んだもの(フロアブルといいます)がありますので、それを入手したものです。 散布した感じではまったく臭いはしませんでした。石灰硫黄合剤とは全く違います。今回は噴霧器で散布しましたが、鉢数が少なければ筆で塗ってもいいかもしれませんね。 イオウフロアブルと一緒に写っているのは先日近くの園芸店で購入してきたウサギのファニチャーです。本物そっくりのファニチャーもいたのですが、私はこちらの方が気に入りましたので連れて帰ってきました。これから少しづつこういうものが増えるかも知れません。
2012.02.08
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植え替えがかなり進んでやっと昨日の段階で残り35鉢くらいになっていました。 昼から日が当って気温も上がってきたので植えかえを開始、最初の内はガンシュ病も発見されず順調に進んでいました。これもセーフ、これもセーフとウキウキしていたのです。 ところが一つ見つかってからは、次々と出てきました。全部で何鉢植え替えたのでしょう。そのうち6鉢がガンシュでした。しかも大事に育てていた鉢が軒並みでした。 その共通点は、前年の生育が順調で植えかえていなかったやや大きめの鉢です。こうなると大きめの鉢を植え替えるときはドキドキです。大きめの鉢すべてが罹患しているわけでないのですが、植えなおすときは鉢の大きさを考えなければなりません。 今回の植えかえでガンシュに罹患が判明した品種は次の6種。 スカーレットオベーション、マルサラ、モーニングブルー、カタリーナ、ベルモンテ、カラメラ。 この品種の中にはマルサラやベルモンテのように エッ お前もかと思う品種が混じっていました。こうなると緊急事態です。お気に入りでも、もう2度と入手できないので、なんとか接ぎ木や芽接ぎで品種保存を計っておかなければなりません。 かなり病状がひどい状態の株もあるのですが、なんとか6月まで持たせて、新芽の芽接ぎをするつもりです。その前に台木が入手できれば今月中にでも接ぎ木しておこうと思おいます。 今回も、以前接ぎ木したミニバラの株アンティーケを植えかえたのですが、そちらは何でもありませんでした。台木にガンシュ病に対する抵抗性があるのでしょうね。 あと植え替えが10鉢ほど残っています。これがどれくらい罹患しているか、明日には終えるつもりです。名前だけではどんな花か分かりませんね。写真を掲載しておきます。スカーレットオベーションマルサラフォーエバー モーニングブルーオプティマ カタリーナ ベルモンテフォーエバーカラメラコルダナ どれも美しいです。でもガンシュが発見された時、その株をどうするか写真を確認する暇は無いのです。即座に捨てるか助けるか判断しなけらばいけないです。あとで写真を確認して、捨ててしまったことを後悔している品種もあります。
2012.01.19
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今日は日曜日、日曜日は寝て曜日・・・と言うわけにはいきませんね。 暖かくなったのでミニバラの植え替え開始。4鉢5鉢と何事もなく植えかえが進みました。比較的新しく入手した品種なので、土は毎年変えている鉢です。 これからは古くから栽培している品種の鉢の植えかえです。できればガンシュのなさそうな鉢の植えかえから済ませたいと、大事に育てていたグラウンブルーの植えかえをしました。 6号鉢で順調に育っていましたので大丈夫だろうと植えかえたのですが、なにか大きなジャガイモが混じっています。んんん。これは・・・・。でっかいガンシュでした。慌てて切り離しました。写真を撮っておけばよかった。 こんなこともあろうかと2鉢に分けて栽培しています。もう片方が無事なら安心です。大きなガンシュが見つかった鉢をなんとか処理して、祈りながら2鉢目を植えかえ。当たり―。こちらも立派なガンシュ病が出来ていました。 ここまでくるともう冷静です。せっかくだからガンシュの見本の写真を撮ろうと、しっかり洗って様子が分かるようにしました。ミニバラにガンシュ病発生 ジャガイモ見たいなガンシュ病 立派なガンシュが5個も出来ています。ガンシュを上から見ると 上から見るとバランスよく発生しています。 写真を撮り終えてさてこれからどうしますか。安全措置で2鉢に分けていた双方とも罹患していては手の打ちようがありません。まだグラウンブルーは販売されていますので、駄目な時は購入するとして、延命措置だけして、新芽を今年の夏に張り芽接ぎしてみようと思います。 新芽さえ育ってくれれば良いので、思い切って根を切り詰め、木酢液を薄めたものに漬けました。しばらく放置してから植えこむ予定です。 これからまだまだガンシュが出てくるのでしょうね。我が家でガンシュが大発生した原因は、バラ栽培していた土を再生利用して何度も使っていた時期があったためです。そのときは米ぬかやカニガラを入れているから大丈夫と過信していたのです。 バラ栽培の土だけは気をつけた方がよいですね。今回植えかえの時に使った軍手はそのまま廃棄処分し、ハサミや鉄棒などはガスバーナーの炎にあぶって消毒しました。
2012.01.15
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今日は昼ころになり、とても暖かくなりました。早速植え替え開始。最初のうちは心配していたガンシュは見つからなかったのですが、またまた見つかってしまいました。 植え替えていて、ん、この根の感触はと思うと必ずガンシュになっていました。乾燥気味の鉢なら古い株でもガンシュになっていないなと安心して根の裏側中心を確認したら、ガンシュでした。 今日、ガンシュで捨てたのはコルフ、パロミーナです。名前不明ですが2本のうち1本がガンシュを発病していた株がありました。香りがよいので何とか残したいと思っています。ことによるとレッドモンテローザかもしれませんが、育ち方が違う気もするのです。 今日植えかえたのは約10鉢、そのうちガンシュに罹患していたのが3鉢ですから罹患率は3割。6割に近い日もあります。 罹患していてもどうしても残したい品種は、完全に隔離してこの夏まで育て、夏に緑枝挿し接ぎを実施しようと思います。 植えかえていて気がついたのですが、ノイバラ台木に接いだミニバラは古い株でも罹患していないのです。きっとガンシュへの耐性が強いのでしょうね。コルフ5 パロミーナ
2012.01.13
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今日も良い天気。午前中用事があったので、午後からミニバラの植えかえを開始しました。 昨日ミルクとポテさんからいろいろ貴重なご意見・情報をいただいたので、今年の栽培方針が決定できました。 まず、すべてのミニバラを植えかえて、罹患している鉢と罹患していない鉢をしっかり見分ける。 罹患している株は原則的に捨てる。罹患している品種が再入手できない場合で自分でも好きな品種であったら、出来るだけ患部を切除して、木酢液原液を塗り付け、健全な鉢とは別の棚に隔離して栽培。先端部分の芽を夏に芽接ぎして品種の保全をする。 芽接ぎが着いた事が確認できればその株は廃棄する。ハニームーンやアンドロメダはそうやって保存したのですが、いまのところ発症していません。 健全な株と思われる鉢は、人工芝を敷いている棚をハイターで消毒し、そこに置いて育てる。どうやらガンシュ病は水によっても広がるようです。ということで急きょ、ハイター液をバケツに作り、棚にジョウロで撒いて一晩置く事にしました。ハイターが不足したので、急遽買い足ししました。鉢やハサミもハイター液につけています。 どうしても無くしたくない品種は、夏に耐病性のある台木に接ぎ木して、少しでも安全性を高めておこうと思います。ガンシュ病に唯一有効と言われるバクテローズは3か月しか使用期間が無いとのことですので、購入できるとしてもいつ頃購入するか慎重に考えたいと思います。 ガンシュ病は多湿を好むようですので、今年は少し乾燥気味にミニバラを育てようと思います。鉢が乾燥しているとついつい水をやりたくなってしまうのですが。ハニームーン アンドロメダパティオ
2012.01.11
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今日も良い天気ですので、植えかえを少しでも進めるため11時ころから始めました。 ところが今日は最初に植えかえはじめたものにガンシュ病が見つかったのです。 最初からガンシュが見つかるとは嫌な予感がしたのですが、次の鉢にも次の鉢にもと連続してガンシュ病です。 昨年植えかえなかった鉢もありますが、中には去年植え替えた良い土の状態の鉢もあります。 これら、ガンシュが連続して見つかった鉢の共通点は、我が家で栽培歴の古い品種ばかりでした。 ハイデルベルク、モンテクリスト、モンテシステラ。捨てるのに惜しい品種はまだ病徴の見られないところまで切り込んで、木酢液原液を振りかけて植えこんでみました。 ガンシュ病が見つかるごとにその土が飛び散らないように袋に入れて、鉢や切ったハサミも消毒する作業の繰り返しで、嫌気がさしてしまいました。今日は植えかえ作業は止め。 似たような生育具合の旧コペンハーゲンも処分しました。 ミニバラ栽培をこれからも長く続けるには、どうすればいいのでしょう。もし、株が古くなると劣化してガンシュに罹患しやすくなるのでしょうか。もしそうだとしたら、毎年挿し木をし直して新しい苗を作るべきなのでしょうか。 普通の鉢バラと同じように、ノイバラに接ぎ木して、丈夫な株に切り替えるべきなのでしょうか。それとも、今ある株は全部処分して、棚を全部消毒し直して、一からやり直すべきなのでしょうか。 今日はなにか疲れてしまって何も考えられません。まあ明日には復活しているでしょう。
2012.01.10
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昨日の植え替えの続きを行いました。 今日は7種類の鉢を植えかえたのですが、そのうち2種類に病気発見。 マンダリナコルダナを抜いたら変な瘤が見つかりました。はっきりとした根頭癌腫病です。 一鉢に3本入っていて、入手した時に鉢増ししただけで、根をいじっていませんので、おそらく生産者が挿し木した時点ですでに罹患していたのでしょう。 病気の写真を何枚も撮っても仕方がありませんので、根頭癌腫の典型的事例を乗せておきます。根元が瘤々になる病気です。株元に傷があるとそこから菌が入って、根の細胞を異常増殖させて瘤々になります。これで枯れる事は無いのですが、だんだん弱ってきますし、他のバラにも移りますので、土ごと処分しました。 それときれいに咲いていた時のマンダリナの写真を掲載しておきます。この品種は再度入手するつもりはありませんので、登場は今回が最後になります。挿し木苗にもガンシュ病 マンダリナコルダナ2輪 カボサンビトを抜いたときは、根の先端に異常を感じました。小さく膨らんでいますし、何となく根がごつごつしています。ネコブセンチュウ、ネマトーダです。 これもそれが原因ですぐに枯れる事は無いのですが、他の株に伝染するので、これも土ごと処分しました。カボサンビトも同様に写真を掲載しますが、再入手するつもりはありませんので、これも掲載は今回限りにします。ネマトーダの罹患根 カボサンビト これから植え替えが進むにつれて、まだまだガンシュやネコブセンチュウうに罹患したミニバラが出てくるのだろうなと思います。 ハニームーンやアンドロメダ、ベラなどお気に入りでしかも生産終了の品種は、接ぎ木して品種の保存をしています。 今年はあまり台木の養成をしていないので、厳選して接ぎ木をしようと思っています。まあ、あまり罹患していてほしくは無いのですが、こればかりは植えかえてみないと判りません。
2012.01.05
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昔買ったピシャッと効かせる農薬選び便利帳と言う本で、展着剤について調べました。 展着剤は5系統に分かれるそうです。 非イオン界面活性剤 エーテル型 アグラー、アルソープほか40種以上 エステル型 アプローチBIほか5種 陰イオン+非イオン界面活性剤 ダイン グラミン クミテン 陽イオン界面活性剤 ニーズ サットカット パラフィン系展着剤 アビオンE ペタンV ラビコート 私たちが良く耳にするダインやグラミンは陰イオンと非イオン界面活性剤と言う分類で展着剤と言いながら薬剤の凝集を防ぎ微粒子を水に分散させる効力があるものでした。乳剤、水和剤には成分として混合されているので可用する必要はないとされていました。(はっきり言ってしまうと 葉に薬剤を付着させる手助けではなく、薬剤のキメを細かくするだけと言うことです。それでは菌糸にはじかれて薬剤が効果的になるはずがありませんね。) 私が欲しいものは非イオン界面活性剤で被膜面を広げ、濡れの悪い作物に使用するもののようです。濃度が高いと薬害を出す恐れがあるので一般に売られていないのでしょうね。キャベツやネギなどにも使用されるということですからこれならバラの新葉に付着するでしょう。 試しにこの分野の展着剤を取り寄せて使ってみることにします。種類が40種以上もあるということは農業分野では一般的に使用されているのでしょうね。結果はまたご報告します。 ついでに殺虫剤に多く見られる乳剤には、こうした展着剤は入っているので、展着剤をむやみに入れると葉のクチクラ層を溶かしてしまうので添加しないほうが良いそうです。
2011.06.21
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バラに農薬を散布する際、展着剤を添加してくださいと各種解説本に書いてあります。 最近、うどん粉病がおさまらず、農薬が本当に新葉に付着しているのか疑問に思えてきました。そこで展着剤だけを薄めて散布してみて、その効果を確かめてみました。 まずは水だけを霧状に散布しました。噴霧水のみ 案の定、新芽にはほとんど水は付着せず、古葉にも玉になって着いているだけです。 次に展着剤の定番、ダインをごく薄く入れて散布してみました。きっとすべての葉に付着するはずです。噴霧ダイン ハンドスプレーで5回も同じところに掛けてしまいました。それでも新芽にはほとんど付着しません。古葉には水がたまってしまいました。これはある程度予想していました。本当は効果がないのではないかと。 次に洗剤が展着剤の代わりになり、うどん粉病にも効果があるよと聞いていたので、為いした見ました。これは少し濃い目にしました。ハンドスプレーをかき混ぜるために振ったら泡がたってしまいました。噴霧洗剤 それでも、新葉には付着しませんでした。これでは農薬を一緒に混ぜても葉の表面に付着して防護することなど期待できません。 次は期待したパラフィン系のペタンVを使用してみました。パラフィン系ですので葉の表面と親和性があると思うのです。噴霧ペタンV 案に相違してこれも他の展着剤とさして状況は変わりませんでした。 思いついて粘着君が展着剤の代わりになるのではないかと試してみました。噴霧粘着君 残念ながらこれも同じでした。といっても粘着君の規定量を溶かしたわけではありません。展着剤代わりになるかなと300ccに1ccくらいを入れた薄さです。 いずれにしても展着剤の効果がもっとあるのだと思い込んでいました。 うどん粉病は新葉に発生します。新葉に薬剤がつかなければ効果がないですよね。いくら予防薬を散布してもうどん粉病が発生するわけです。新葉にも張りつく展着剤はなにがあるのでしょうか。それともうどん粉病の予防薬はこの程度に散布するだけで効果があるのですかね?判らないことだらけです。
2011.06.20
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ミニバラ栽培をしていると必ずうどん粉病が発生しますね。この弱さは庭植えのバラの比ではありません。どんなに消毒をしても一般家庭ではミニバラにはうどん粉病は発生するものとあきらめてその上で対策を考えたほうが良いと思うようになりました。 そこで我が家のうどん粉病対策についてご紹介します。 まず大発生を防ぐ対策ですが、それには春先から10日に一度くらい一般のうどん粉病予防薬を全体に散布します。具体的にはサンヨールを主として他の予防薬を散布しています。これで大発生は防げています。 問題はその薬剤がかからなかった場所とか、薬剤散布後に伸びてきた葉にうどん粉病が発生することです。外気にはうどん粉病の胞子がたくさん飛んでいるので、一般家庭では完全に防ぐことはできません。 そこで出番になるのが次の写真です。オレート液剤 我が家では基本的にはオレート液剤を使っています。ここで注目していただきたいのは、瓶の横に置いてある薬剤容器キャップです。 普通薬剤散布と言うと、噴霧器で全体に散布することを考えますが、私は、この小さな容器にオレートの5倍液を作り、親指と人差し指を中に入れて指に着け、その指でうどん粉の出た葉の表裏をこすって液を塗りつけるのです。 たったそれだけですから、薬液を使う量は実に僅かです。このオレートは普通の農薬と違って糊みたいなもので、乾いてうどん粉病菌を取り囲んで窒息させるという作用ですから、人体に浸透して害があるということはありません。 以前はこの液にカリグリーンや他のうどん病対策の農薬を少し混ぜていたのですが、今回から同じ糊の効果を発揮するダニ用の粘着君を混ぜて見ています。今の時期粘着君はさらさらなのでそれにオレートを混ぜて等量の水を加えました。ですからとても濃いものになるはずですが、ほとんど水の感じです。 ここで作った液剤は水が蒸発しなければいつまでも使えます。私は毎日棚を見まわって、うどん粉が出ている葉を見つけるとこの液剤を指で塗りつけています。それでほとんど大発生はありません。花首に発生するうどん粉病にも効果がありますよ。 中には見落として新芽がうどん粉で真っ白になっていることがありますが、その場合はその部分だけ切り取って100円の着火ライターで焼いてから捨てています。あとで補足写真を掲載します。 うどん粉病に家庭用のアルコール消毒剤が効果があると言うことをお聞きしましたので試した見ました。80%の消毒用エタノールです。 うどん粉病がはっきりわかる葉にびっしょり濡れるようにスプレーしました。アルコールはすぐに乾燥し始めました。かける前の写真を撮り忘れてしまったのですが、あまり変化は見られませんでした。 引き続いて2回目のアルコールを吹きつけましたが、菌糸は残っているようです。死滅しているのかもしれませんが、これですとうどん粉に罹患しているのかしていないのか判別が困難です。アルコール1回吹きつけ後 アルコール2回吹きつけ後 我が家で続けているオレートを塗りつけて見ました。この塗りつけることで菌糸も取れてしまうのかもしれませんが、葉はきれいになりました。しばらくはオレートを基本に使い続けることになりそうです。ちなみにこのオレートは3年使っても使いきれていません。1本あって無駄にはならないと思います。それに良い香りなのが気に入っています。 (一度、このオレートに木酢液を少し混ぜたことがあります。そのあと使うたびにあの特有の臭いがして閉口しました。木酢液は混ぜないほうが良いです。)オレート塗りつけ後
2011.06.16
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ダコニールでの薬害に懲りて、薬害の出ない農薬を探しました。バラの家さんのコメントでオーソサイドなら良いということでした。そこで早速昨日夕方散布しました。オーソサイドの薬点 オーソサイドの薬点 今日の葉の様子です。薬害は今のところ全く見られませんでした。いろいろ見まわって、葉の上に一番白い点が目立つ葉の写真を撮っておきました。 それ以外はほとんど目立ちません。これくらいの白点がついていても薬を撒いたからと思えばまったく問題ありません。 これで黒点病の予防が出来るなら、ダコニールなど使わないほうが良かったです。一度出た薬害は痛々しく葉に残っています。落葉を始めた株さえあります。 確かオーソサイドは黒点病の予防薬でうどん粉病の予防薬ではありません。昨日届いたバラの家さんの付属書には、うどん粉病予防薬としてサンヨール、パンチョ、トリフミン、サルバトーレ、カリグリーンが記載されていました。 それで思い出して今夕、サンヨールを散布しておきました。これで毎日少しずつ出ているうどん粉病がでなけなれば良いのですが。
2011.06.13
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今日は朝からよい天気で暖かいです。 まだ害虫が跋扈する前にオルトランDXを鉢に撒いて、すぐに水をやり鉢の中に浸みこませました。オルトランは撒いたままですとそのまま固まってしまいますので、私は散布した後2度水やりをして、鉢に上に粒が残らないようしています。 昨日買った1キログラム入りのオルトランDXの袋のほぼ大半を使ってしまいました。これで開花まではしのげるでしょう。ここのところ小さな虫が飛んでいるので気になっていたのです。おそらく羽の生えたアブラムシで卵をうみつけるところを探しているのでしょう。 この作業の後は、夕刻にうどんこ病対策としてオレートとポリオキシンの混合液を散布する予定です。今でもちらほらと出ていてその都度薬を塗りつけているのですが、完治までは至りません。ここで一度全部に農薬をかけてしっかり抑え込もうと思います。 うどんこ病が出ているのはすべてミニバラです。昨年新入りの普通のバラにはまったくり患の様子が見えません。ミニバラでも前からあるのはほとんど出ないのですが、昨年秋以降の新入りのミニバラすべてに出始めそれからうつりはじめています。屋根の下で黒点病はかなり防げるようになったのですが、うどんこ病は防げません。こういうところはミニバラは病気にかかりやすいなと思うのです。でも狭い場所にたくさん置けるミニバラをやめる気はありませんが。 日中はこれまで手入れのできなかった庭に降り積もった落ち葉を集め、さらに模様替えをし始めました。我が家の空調機の外部機器が庭側に出ていて、昨年の夏は風通しが悪く、冷えなくなってしまったのです。今年の夏は節電や計画停電も予定されており、狭い庭ですが少しでも風通しを良くして、冷やす効率を良くしておこうと思いました。 これが予想以上に大変な作業で、あと何日かかるかわかりません。毎日時間がありますので少しづつ手をかけていく予定です。それにしても落ち葉ってずいぶん溜まるものなのですね。
2011.04.06
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今日は風が少しありますが日中は暖かく晴天でしたので、久しぶりにミニバラの棚をじっくり見まわりました。どの鉢もミニバラの新芽がぐんぐんと伸びて元気いっぱいです。 そのなかの一鉢にうどんこ病が発生しているのを見つけました。人が快適になってくると病気も元気になってくるのですね。 しっかりと目立ったのはバーミューダでした。葉がいち早く茂って込み合っているところに発病したようです。 薬剤を散布しようかと思ったのですが、今日は風が強いので、り患した葉を新芽ごと摘み取り火であぶって捨てました。うどんこ病 うどんこ病 昨年入れた新苗なので、り患しやすいようです。新芽もいち早く出て込み合っていたからなのでしょう。思い切って下のほうに出ている新芽をどんどん欠いて、風通しを良くしました。 同じように込み合っているものはないか、これから込み合いそうな株はないかと見回して、株もとに新芽が出ているものを見つけては芽かきをしました。 バーミューダだけでなく、昨年購入したまだ茎の細い株に少しですがうどんこ病が出ていました。我が家で年数を経ている株はまだそれほど葉が展開していないのですが、そろそろなにか予防薬など消毒を考えなければいけないようです。 ダコニールにするかそれともアグリチンキにするか思案中です。まだ治療薬を使うのは早いでしょうね。もっともアグリチンキはもう使用期限をすぎていますので効果はないかもしれません。
2011.03.09
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今日も日中に少し植え替えをしました。去年頻発して心配していたガンシュ病がまったく見られず安心していたのですが、今日の植え替えでは2鉢に見つかりそこでその対策をとるため植え替えをストップしました。 ガンシュ病が見つかったのはアンドレアパレードと旧アラスカフォーエバーです。どちらも去年は花の咲く回数が少ないなと思っていたのですが、これが原因だったのですね。 旧アラスカは再度入手できるか疑問ですが、思い切って処分しました。植わっていた土は他に行かないようにスーパーのゴミ袋に隔離して入れて捨てました。鉢やはさみ、土を触った手袋、土を広げるために下に敷いている敷物などを全部消毒しました。 ガンシュ病の消毒はハイターです。塩素殺菌剤で普通に売っています。キッチンハイターは洗剤が入っているので安い方の単なるハイターでないといけないようです。(追記 ハイタ―は器具や鉢などの周辺の消毒剤です。ガンシュそのものを治すものではありません。健常な苗にかけると枯れる恐れがありますのでくれぐれも注意してください。水泳プールの塩素殺菌と同じ性質です。) 昨年の植え替えのときに、古い土を再生して使い続けていたために頻発したガンシュ病とネコブセンチュウで、今年も同じように発生したらミニバラ栽培はあきらめるところでした。すべて新しい土にした効果があったのでしょうか、今のところネコブセンチュウは皆無です。もちろん病気のところは切除して治りそうもない株は処分した結果です。 参考までに昨年のガンシュ病の写真と、ネコブセンチュウの写真を再掲しておきます。ガンシュ病は挿し木したものに発生したもので、消毒が大切なことがよくわかります。挿し木苗にもガンシュ病 ネコブセンチュウは根のところどころに小さなこぶができるものです。根にセンチュウが入り込み養分を吸ってしまうので、バラの生育が悪くなります。これも放っておくと移動して広がりますので、見つけたら処置しなければなりません。 確か罹患した部分を切り取って新しい土に植えたと思います。効果があるというネビジンという薬剤を混和して植えたこともありましたが、それは枯れてしまいました。ネマトーダの罹患根 ガンシュ病に罹患しても簡単に廃棄できない品種もあります。私の場合はハニームーンです。昨年ガンシュ病に罹患し、どうにもならなかったのですが、どうしても保存したくてわずかに根が出ていた枝を分離して残し、そこから生育した枝の芽を芽接ぎして品種を確保しました。その元株を治っていればいいがと植え替えましたが、残念ながら治っていませんでした。かといってすぐに捨てるわけにも行きませんので、削って削り口に木酢液原液を塗り植えつけました。この夏にはそこからも芽を確保して複数本の芽接ぎ苗を作ろうと思っています。貴重品種の品種保存には気を使います。 ところでこういう記事は皆さんのお役に立つのでしょうか?それともきれいな花の写真の方がよいのですかね?率直なご意見を伺えればうれしいです。 このブログが役に立ったら次をポチッと押してみてください。 おかげさまでだいぶ順位が上がってきました。現在5位です。ここまでくると興味を持って見に来てくださる方がいらっしゃるようです。今しばらくご協力ください。にほんブログ村
2011.01.12
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栽培場に波板で屋根をかけてから、黒星病はほとんど出なくなりました。これだけ連日雨が降っているのですから、黒星病が発生して当たり前のなのですが、まったく見かけません。 うどん粉病もほとんど出なくなりましたが、まだ少し出ています。特に罹患しやすいのがモンテローザです。これはいくらアグリチンキをかけても発生します。 雨に当たっている普通のバラには古い葉全部に黒星病が発生し、今は新葉のみとなっています。その新葉にうどん粉病が出ていましたので、先日アグリチンキの原液を指に付けてしっかり拭っておきました。バラの葉が傷んで縮れるかなと思ったのですが、まったく問題ありませんでした。 それでうどん粉病は出なくなっています。同じように傷んでも構わないとモンテローザ他のミニバラで葉数枚に出ているうどん粉病に、アグリチンキ原液を親指と人差し指の腹に直接付けて、葉をはさんで塗り付けたのですが、モンテローザだけは、今朝もまたうどん粉が吹いていました。モンテローザはうどん粉病に弱いですね。 これでアグリチンキ原液を新葉に直接つけても薬害は出ないことが分かりました。以前薬害が出たのは、ノースキトンの影響のようです。酸性が強いのか何かの成分が強いのでしょう。今度濃厚液を展開中の若葉に直接付けてみて、どのような影響が出るか試してみようと思います。 アグリチンキの原液でも治らないうどん粉病については、オレート液剤にポリオキシンかカリグリーンをわずかに加えた液を塗布して直すことにしました。患部に塗布するだけなら使用する量はごくわずかで、すぐに出来ます。 全体の予防にはヨーグルト液、イースト菌液をかなり濃いめにしてそこにアグリチンキが1000倍になるようにして散布しています。雨に当たらなければこれでかなり予防できることが分かりました。 ただ気になるのは、葉の色が薄いことと今出ている蕾が昨年に比べてとても小さい気がします。紫外線が足りないのでしょうか。肥料をもう少し与えるともっと黒々としてくれるかなと思案中です。
2010.06.19
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今日は久しぶりに朝からしとしと雨です。梅雨に入ったような降り方です。 ミニバラを屋根の下に入れてから約1月。黒星病は激減しました。百数十鉢ある中で黒星が出ているのは3鉢位。それも下のほうの小さな葉に数枚。おそらく取り込む前に罹患していたものだと思います。 病気にかからず育っている様子を見るのは、こんなに気持ちがよいものなのですね。雨に当たる場所に置いてある、ピエールドロンサール、シャンテロゼミサト、シャリファアスマ、ジャストジョイなどは、黒星病で下葉をすべて落としているか、いま発症中です。雨の影響がこれほど強いのですね。 この様子なら、無農薬栽培に戻せるかなと、昨日の夕方、アグリチンキ、ノースキトン、月桃エキスの混合液を散布しました。 今朝、様子を見に行きましたら、一鉢にうどん粉病が発生していました。棚の角に置いてある風通しの良いところです。モンテローザがうどん粉病に弱いのかわかりませんが、すぐに切り取って、処理しました。 これから湿度が高くなる季節。うどん粉病が猛威をふるうはずです。屋根下のミニバラにアグリチンキだけで対応できるのか、しばらく頻繁に散布して様子をみてみます。
2010.06.09
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今日は朝から曇りで、雨も降りそうにありませんでしたから、久し振りに農薬を散布しました。 屋根の下に入れたので、黒点病が出ないと安心していたのですが、そうは問屋がおろさない。黒点病が散見されるようになったのです。 屋根をかけても雨が多少かかる所もあります。そこだけに出るのなら分かりますが、雨がほとんどあたらない所に置いたものにも部分的に出ています。 まだ屋根の下に入れる前に罹患していたものとも考えられますが、そうとも言い切れない葉もあります。艶の有る葉は出にくく、艶の無い葉に出やすいのかなと思われます。 全く出ていない株もあります。前に比べれば3分の1には減った気がします。ここで屋根を過信しないで、しっかりと黒点病とうどん粉病退治をしておこうとポリオキシンと古典的なサプロールを使用しました。ついでにスリップス対策としてベストガードとアファームを混ぜました。 ベストガードはスリップスに効果があると書いてあったのですが、いまのところまだ花に息をかけると奥から出てきます。簡単に効果が出ないのか。それとも効かないのか。どちらかですね。 ハダニも出てきているようですので、これから粘着くんを散布するつもりです。(ミニバラ 鉢植え 育て方 品種 種類 うどんこ病 黒星病 黒点病)
2010.05.30
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今日は朝から良い天気で風も無く、爽やかな一日でした。 屋上のミニバラの様子を見ると、黒点病が多発しているところと、まったく発生していないところの2つに分かれています。 黒点病が出ないように、気をつけて薬剤散布を続けていたのですが、この違いは何なのでしょうか。原因は簡単です。 病気の葉が無いのは、すべて新しく作ったベランダの屋根の下においてあるミニバラだったのです。雨が当たらないというだけでこんなに違うのでしょうか。 強風の影響で壊れた屋上の雨避け屋根をこれまでの薄透明なものから透明なものに代え、日よけをかねたラティスを取り払ったことでとても屋根下が明るくなったのです。これまでは万年青や富貴蘭を栽培するために日よけをしていたのですが、明るくしたおかげでどこでもミニバラの栽培ができそうです。 黒点病がこれほど出ないのなら、これを利用しないては無いと、棚の総入れ替えを一日かかって行いました。家内も付き合ってくれて、レイアウトまで替えて私の想定以上に替えてしまいました。その結果、ミニバラの大半が屋根の下に入ることになりました。 これまで屋根の下で栽培されていた植物は雨の当たるところの少しでも日陰になるところに引っ越しました。 今日はそんなことをやっていたのでとてもくたびれました。でもこれからは黒点病の影響をそれほど受けないで済むのではないかと期待しているところです。
2010.05.16
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雨が降り続くので黒点病の抑え込みを優先するあまり、薬剤の選定を間違えました。 雨が降り続くと、黒点病の菌が発芽し、葉に侵入します。雨が降り続いている中でもなんとか薬剤を撒布して、発芽した菌を抑え込みたいと思いました。 すぐに雨が降りますので、普通の農薬を使ってもすぐに流れてしまって環境汚染を引き起こすだけですから使用できません。そのために効果がありそうな酸性水もどきを作って撒布したのですが、書かれていたような変化が出ませんでしたので、効果が出ない可能性があります。 また表面の有用菌まで殺菌してしまった可能性もありますので、小降りになった時を狙って効果があるかどうかわかりませんが、先日作ったヨーグルト菌とアグリチンキを選びました。その際、ふと思い出して、以前購入していた月桃エキスも混ぜて見ました。 ちょっと臭いがきついかなと思ったのですが、そのまま撒布しました。これが失敗でした。これからバラの花が咲き、良い香りを楽しもうというときに、ハーブのにおいの強いものを撒き散らしてしまったのです。あたり一面ハーブ系の強い匂いが漂いバラの香りを打ち消しています。 菌に有効かどうかは判りませんが、花の時期に香りの強い薬品を撒布してはいけないと今頃になってわかりました。雨で流れて、何とか早めに匂いが消えてくれないかと願うだけです。いつもなにか失敗する今日この頃です。
2010.05.11
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雨が止みましたので、この合間に「酸性水もどき」を作って、散布してみました。 作り方はハイター2ccにクエン酸水3.5cc。これをいリットルの水に入れるだけ。2リットルを作って散布したのですが、どうも様子が違います。散布した噴霧が皆はじかれてしまいます。これでは表面に留まりませんし、たまたま発生しているうどん粉の所でもはじかれています。 改めてその中に展着剤のダインを入れて散布しました。少しは良いようですが、それでもはじかれています。期待したのはうどん粉病が見る見る溶けていくこと。そのように書いてあるので、期待したのですがまったくその様子が見えません。量が足りないかと集中的にかけても色すら変わる気配はありません。 作り方が悪かったのでしょうか。器具が悪いのでしょうか。ネットで見つけた無農薬の「酸性水もどき」は私の所では、少なくともうどん粉病は溶けてなくなりませんでした。これでは黒点病の病菌を殺す効果も期待できません。でもあたり一面はイターの匂いが充満しましたので少しは殺菌にはなったでしょう。しかしミニバラに影響は出ないでしょうね。そちらが心配になりました。電解水の記事引用 うどん粉病 電解酸性水の散布で、菌糸は溶けるように流れてしまい、治癒する。新規の感染と思われる場合を除き、治癒した部位での、それ以上の菌糸の発達は見られない。菌糸があたかも溶解したように流れる現象は、20倍希釈の木酢液でも、時として見られることがあるが、電解水の場合は、一層明瞭かつ例外がない。
2010.05.11
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